【赤岳】地蔵尾根〜文三郎尾根、秋晴れの快適登山

2015年09月22日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,424m
• 下り: 1,416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:58

6:40 八ヶ岳山荘
7:17 7:18 やまのこ村
7:23 7:24 美濃戸山荘
9:16 9:30 行者小屋
10:18 10:19 地蔵の頭
10:52 11:25 赤岳
12:34 13:28 行者小屋
15:01 15:01 やまのこ村
15:38 八ヶ岳山荘

天候

晴れ、山頂付近で時折ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・美濃戸口八ヶ岳山荘駐車場へマイカー駐車(500円/1日)
　中央道諏訪南〜約10KM。
　八ヶ岳山荘で駐車券提示で珈琲1杯無料(500円相当)。

コース状況／危険箇所等

南沢ルートは道迷いが発生しやすい事で良く知られるが、迷いそうな箇所にはロープが張られていて対策がなされていたと感じた。地蔵尾根、文三郎尾根は整備が行き届いており、危険個所は感じなかった。

写真

美濃戸口から美濃戸まで退屈なダート歩きのスタート。

朝日が差し込み良い雰囲気。やまのこ村のHPにダート道が多少整備された旨記載があったが、所々タイトな凸凹がある事には変わりない。普通車は通行時ある程度覚悟が必要と思う。

美濃戸山荘で冷たい水を給水。

南沢コースから行者小屋を目指す。

北八ヶ岳さながらの苔の森である。

木漏れ日が苔を一層綺麗に映しだす。

茸の撮影に夢中なbreezing氏。

すっかり秋色。

地蔵尾根の取り付き下部。なかなかの急こう配。

地蔵尾根最初の梯子というか階段。難易度は高くない。

のっぺりした山体の硫黄岳。

ごつごつした中岳と阿弥陀岳。

階段が続く。

見た目よりは難易度は高くない。

鎖を手掛かりにしつつ登ってゆく。

途中で出てきたお地蔵さん。

地蔵尾根最上部。

地蔵の頭。地蔵尾根は渋滞ほぼ皆無で順調に突破。

稜線で少しガスが出てきた。

赤岳展望荘。縦走時に是非泊まってみたい。

赤岳展望荘から山頂を視界に捉えた。

赤岳展望荘上部の心臓破りの急登を終え、山頂が射程内に。

赤岳山頂到着。

山頂はほどほどの混雑。

ガスが晴れ八ヶ岳ブルーを拝む事ができた。

南方はガスが晴れる事はなかったが、阿弥陀岳方面は時折視界が開けた。

ガスが散った時、阿弥陀岳の山体がくっきり見える。

山頂でのんびり休憩後、文三郎尾根を下る。

文三郎尾根、個人的に地蔵尾根よりテクニカルな印象である。

阿弥陀岳への分岐点、恒例の撮影ポイントで佇む。

此方はbreezing氏。

マムート階段をくだり行者小屋を目指す。

硫黄岳と天狗岳、その奥に雲を被った蓼科山。

行者小屋へ到着し昼食。ものの数分でたいらげた。

赤く染まるナナカマドの美。

八ヶ岳山荘へ帰還。

breezing本日の一枚「きのこの森」

breezing本日の一枚「ナナカマドの色づき」

breezing本日の一枚「地蔵の頭から横岳」

breezing本日の一枚「赤岳山頂より阿弥陀岳」

breezing本日の一枚「マムート階段からの紅葉」

感想

mutsuki

シルバーウイーク終盤。

"山に行きたい病"が発症し、山仲間breezing氏と山行を画策。

北アルプスも候補に挙がったが、アクセスや混雑など様々な条件を
鑑みて、計画が立てやすい八ヶ岳山域へ照準を絞った。
中でも、八ヶ岳最高峰の赤岳を目指すこととなった。
中腹までは南アルプスのような深い森に覆われ優しい感じの側面、
一方、中腹から上部は岩壁で北アルプスのような厳しさを見せる、
赤岳は、まさに南北アルプスの二面性を持つ素晴らしい山である。

この日は快晴微風で適温、レイヤリング調整もほぼ不要で絶好の登山日和。
前日(21日)までが入山者のピークだったのか道中目立った混雑もなく快適山行。

懸念された中央道のUターン渋滞だったが、山梨界隈でゆっくり温泉へ浸かり
リフレッシュの後、下道を利用しストレスフリーで帰路についた。

すべてにおいて上手くいった一日となった。
今回も成功。

breezing

上州武尊山の登山から2日しかたっていないが、折角天気のよいシルバーウィークをこのまま見過ごすはずもなく、今回は以前より気になっていた赤岳をmutsuki氏へ要望し、今回の登山となった。
赤岳はさすが八ヶ岳の主峰だけあり、見事な山容であると感じた。八ヶ岳ならではの森の深さ、苔の多さ、そして山頂付近での岩肌などバリエーションに富んだ内容で終始飽きることなく楽しむことができた。
紅葉も始まっておりあと1週間から2週間の間で見頃を迎えると思われるが、初秋のこの時期の色が移り変わる時期の登山もいいものである。
また日を変えて、今度は縦走をしてみたいと思った。
今回も充実な登山で大満足！