巻機山
新潟県
yamatomo
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,372m
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| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
コースは整備されており、道標も各所に設置されていますが、私たちが登った前日に雨が降ったせいか、桜坂駐車場〜八合目までの間は所々滑りやすいところがあり、注意を要します。また、山頂付近の木道は幅が狭く、登山者同士のすれ違いの際、草むらに踏み込んでしまったり、ストックを草むらに差し込んだりしてしまいがちなのでご注意を。 登山ポストは桜坂駐車場一番奥の登山道入口のところにあります。 |
| その他周辺情報 | 越後湯沢周辺には多くの立ち寄り湯がありますが、私たちは越後湯沢駅近くの「駒子の湯」を利用しました。駐車場あり、入浴料は500円です。 |
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感想
シルバーウィークを利用して、上越国境に位置する巻機山に登ってきました。巻機山へは3年前の7月末に登りに行きましたが、参加メンバーの一人が途中で体調を崩し、参加者全員で下山しました。今回はその時のやり直し企画です。
東京発14時半過ぎの新幹線に乗った私たちは16時前に越後湯沢に到着。駅前でレンタカーを借りました。レンタカー屋の人の話では今日は終日雨の予報だったが午後から晴れてきて良かったですねと言われました。巻機山に登りに来たこと、今日は石打のホテルに素泊まりすること、を伝えると、シルバーウィークで混雑しており、外食だと1時間以上待たされるので、スーパーでお弁当を買った方がよいと言われ、スーパーの場所を教えてくれたばかりか、ナビにスーパー、宿、登山口を行先として登録までしてくれました。あっという間に準備が出来て出発です。
まずは駅近くのスーパーで今日の夕食と明日の朝食を購入。お弁当はボリューム満点でコンビニ弁当よりも安くて美味しそう。それから宿に向かい、17時頃にチェックイン。
じゃらんネットで見つけたホテルは、ペットと同伴できる宿ですが、予約したのはペット同伴不可のプランでツイン1泊5千円弱とリーズナブル。しかも、隣のホテルの立寄り湯の割引券を貰えたので、狭いユニットバスではなく大きな湯船でゆっくりと入浴を楽しめました。入浴後は部屋で夕食を取り、明日の朝は早いので21時頃に寝ました。ただ、枕が私には合わず、夜中に2回ほど起きてしまいました。
翌日は4時過ぎに起床、朝食を取って5時過ぎに出発。気温が下がったせいか濃い霧に覆われていて車の運転がし辛かったですが、登山口に近づくと標高が上がって霧がなくなり辺りが良く見えるようになりました。登山口の桜坂駐車場には5時半過ぎの到着です。駐車場には既に多くの車が止まっていましたが、まだ空きがあり、私たちは登山道入り口に近いところに止めることが出来ました。
身支度を整え、登山届に必要事項を記入してポストに投函していよいよ出発です。まずは標高1100mほどにある五合目を目指します。前日の雨のせいか粘土質の登山道は滑りやすくなっており、井戸の壁と呼ばれる急傾斜の登りを慎重にこなし、五合目には1時間ほどで到着。五合目からは右側の展望が開け、大きな滝が望めます。
5分ほどの休憩を取って出発。少し傾斜が緩やかになってブナ林の中を登っていくと、六合目に着きます。ここからは左側の展望が得られ、割引岳や前巻機、天狗岩、ヌクビ沢が良く見えます。
六合目からは滑りやすい道を登っていくとやがて辺りが開け、七合目に到着。台地状となっており、大勢の登山者が休憩しています。周囲のナナカマドが赤い実をつけ、葉も赤くなっていて秋の訪れを感じさせます。眼前には前巻機が迫ってきて、これから登るコースが見渡せます。
七合目から先は笹の中急坂をジグザグに登っていきます。展望が開けて回りの山々や麓の町なども望めますが、西から絶え間なく雲が流れてきて、曇ったり日が当たったりを繰り返します。八合目から先は植生復元中のエリアで木の階段が設置されていますが、この登りも結構きついです。
やがて前巻機の手前の尾根に出ると、正面には割引岳、右側に巻機山本峰の稜線が見えるようになり、ニセ巻機の異名を持つ前巻機の山頂に到着。日が当たってきて紅葉したナナカマドの葉が陽光に映えています。
前巻機からは一旦下り、避難小屋からまた登り返します。途中、織姫ノ池と呼ばれる池塘の脇を通って最後の坂を登りきると「巻機山」の看板のある広場に出ます。周りにはベンチもあり、登山客が休んでいますが、ここはガイドブックに御機屋と載っているところで、最高地点はもう少し先です。
巻機山本峰(最高地点)は御機屋の広場から10分ほど歩いたところで、ケルンがあるだけで巻機山の看板はありません。人もおらず寂しい感じです。私たちは三角点のある牛ヶ岳まで行ってみようと先に進みましたが、朝日岳方面分岐まで行って牛ヶ岳を見ると、まだ大分先なので、行くのは止めて引き返しました。なお、山頂周辺にはあちこちに雲が出ていて、大展望と言える状態ではありませんでした。
御機屋まで戻って水と食料を補給、越後湯沢16：39発の新幹線に乗りたいので急いで下り、桜坂駐車場には13時半頃に到着。レンタ
カーで越後湯沢へ戻って「駒子の湯」という立ち寄り湯で汗を流して余裕で駅へ到着。帰りの新幹線の指定は七合目で携帯が繋がったので「えきねっと」で取ったので予定どおり16：39発の新幹線で帰りました。漸く巻機山に登れてめでたし、めでたし。
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