好天に恵まれた飯豊山

2015年09月21日(月) 〜 2015年09月24日(木)

• GPS: 27:24
• 距離: 36.8km
• 登り: 2,617m
• 下り: 2,842m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:34

5:31 スタート地点
8:07 8:07 峰秀水
9:42 9:48 剣ヶ峰
9:57 10:05 剣ヶ峰の水場
10:11 11:02 三国小屋
12:37 12:38 種蒔山
13:05 切合避難小屋

2日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:27

5:33 切合避難小屋
6:22 6:23 草履塚
6:45 6:47 御秘所
7:52 8:14 飯豊山避難小屋、本山小屋、飯豊山神社
8:32 8:38 飯豊山
8:57 8:57 駒形山
9:58 9:58 御西岳
10:06 10:36 御西岳避難小屋
12:14 12:33 大日岳
14:00 御西岳避難小屋

3日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:24

5:23 御西岳避難小屋
5:32 5:32 御西岳
6:46 6:46 駒形山
7:09 7:27 飯豊山
7:45 8:01 飯豊山避難小屋、本山小屋、飯豊山神社
8:54 9:00 御秘所
9:38 9:40 草履塚
10:10 10:47 切合避難小屋
11:12 11:13 種蒔山
12:47 三国小屋

4日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:41

5:57 三国小屋
6:03 6:06 剣ヶ峰の水場
6:17 6:17 剣ヶ峰
7:27 7:27 峰秀水
9:35 9:35 川入
9:38 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川入温泉、小白布沢より入山。

コース状況／危険箇所等

小白布沢から横峯小屋跡までは点線ですが良く整備されており問題ありません。剣ヶ峰は切り立っていて鎖もあります。三国岳の北側、御秘所は鎖・ハシゴがあります。落ち着いて通過すれば問題ありません。迷いやすい所はありません。

その他周辺情報

村杉荘（https://www.yamakei-online.com/lodge/detail.php?id=238）に前泊。翌朝小白布沢登山口まで送って頂けます。登り2時間ほど短くなります。下山後は飯豊の湯（http://www.sobanosato.jp/spa/）で入浴。

写真

出発前の豪華で心のこもった朝食。朝5時前でした。

至福の喜多方ラーメン。

飛び込みではいったラーメン屋さん。地元常連客が多く大当たりでした。

出発前夜の豪華な夕食。営業最終日、宿泊客は5名でした。

9/21 5:34

ここから登山開始。昨年田中陽希さんもここから入山したそうです。本山までは速度はウサギとカメですが同じコースです！

9/21 6:53

初日はとても良いお天気でした。青空をバックにダケカンバ。

9/21 8:31

とても美味しい水場。縦走コースですが全体的に水場が豊富です。自炊が多いので助かります。

9/21 8:57

稜線に上がって三国小屋が見ててきます。

9/21 9:40

最初の鎖場。この鎖はかなり古いと見受けました。勿論不安はありません。

9/21 9:44

剣ヶ峰到着。登りはそんなに心配することはありません。

9/21 9:48

これから登るナイフエッジ。

9/21 9:53

ちょっと長い鎖場。帰りはここを下ることになります。

9/21 10:02

ここから少し下ると水場。小屋に最も近い水場ですが足元悪そうです。

9/21 10:10

三国小屋に到着。福島県、新潟県、山形県で三国ですが、もっと複雑な事情があるようです。
（http://portal.nifty.com/kiji/150826194388_1.htm）

9/21 10:10

時々間違えて別の方向に行く人がいるそうです。

9/21 10:55

本山がやっと見えてきました。もう少し先に進みます。

9/21 11:19

唯一のハシゴ場。登っている人が登り切るまで行の人はお待ちくださるようお願いします。

9/21 11:39

だんだん草臥れるとアップダウンが応えます。

9/21 11:40

まだ少し咲残っていました。

9/21 12:42

紅葉が見事です。

9/21 12:45

これは何？

9/21 12:58

穏やかな稜線が続きます。稜線歩きを満喫中。

9/21 13:05

本日の宿泊地、切合小屋に到着しました。

9/21 17:01

夕食は明日まで。とても助かります。薪で炊いたご飯のカレーライスはとても美味しかったです。お言葉に甘えて3杯頂きました。

9/22 5:25

ご来光。本日の安全を祈念。

9/22 6:19

まさかのイワカガミ。

9/22 6:22

磐梯山が良く見えます。

9/22 6:39

姥権現の標識。

9/22 6:39

姥権現。確かにお婆さんに見えます。

9/22 7:52

飯豊連峰最高峰、大日の雄大な姿が。本日の目的地。

9/22 7:52

急登後、やっと本山小屋が見えました。

9/22 7:58

奥の建物が飯豊山神社です。安全を祈願しました。

9/22 8:01

本山小屋の前にて。

9/22 8:31

飯豊山頂到着しました。

9/22 8:33

同行者のMr.Oと。風が強くて寒かったのですが、Mr.Oは寒さに強いことが判明しました。

9/22 9:41

穏やかな稜線が続きます。

9/22 10:04

尾西小屋の向こうに大日岳。

9/22 10:53

尾西小屋に荷物を置き、身軽になって大日岳に進みます。

9/22 10:56

紅葉の回廊を通ります。

9/22 11:01

ヒナウスユキソウ。

9/22 11:04

文平ノ池の向こうに大日岳。

9/22 12:17

最高地点、大日岳まで到着しました。

9/22 12:22

新潟からお越しのとてもお元気な山ガールたち。昨日は切合小屋で豪華な夕食、今日のお昼は大日岳で豪華な昼食です。盛り上がっています。

9/22 13:09

大日岳を振り返って。

9/22 13:10

こちらから見る文平ノ池も素敵です。

9/22 13:24

福島側からガスが上がってきました。

9/22 13:28

梅花皮小屋が見えました。次回はあちらに行きたいと思います。

9/22 13:35

紅葉の向こうに本日の宿の尾西小屋が見えてきました。もう少しです。

9/22 13:37

タカネマツムシソウが咲残っていました。

9/22 14:32

尾西小屋でまさかの冷えたビール！どうしてこんなに冷えているのか不思議です。

9/22 14:38

おつまみは明治屋のコーンビーフ。軽量包装＆美味。

9/22 14:49

引き続いて本日の夕食。サタケのマジックパスタはなかなか侮れません。

9/22 15:10

製造中止になってしまった尾西の梅わかめご飯。わかめご飯は販売されているので梅干を持っていけば良いのですが。

9/22 16:11

尾西小屋をバックに尾西の五目ご飯。

9/22 17:31

今日も良いお天気で無事終了。

9/22 17:44

日が沈みます。残念ながら尾西小屋からはご来光は拝めません。

9/23 5:51

まさかのハクサンイチゲ

9/23 7:12

再度、飯豊本山

9/23 7:13

本山山頂よりパノラマその1。

9/23 7:14

その2

9/23 7:15

蔵王連峰。

9/23 7:23

朝日連峰。後ろに月山、左奥に鳥海山。ここまで見えるとは驚きました。

9/23 8:08

右に磐梯山、左に吾妻山、奥に安達太良山のそろい踏み。

9/23 8:57

御秘所の案内。帰り道に初めて表示の意味が分かりました。

9/23 9:47

チングルマ！

9/23 9:54

このリンドウはもう咲かないかもしれません。

9/23 9:56

ウサギギクかな？

9/23 10:28

切合小屋前の水場。沢の水を引いているとの事。ここから6L、4Lと水を運びました。

9/23 12:10

このダケカンバ、むちゃくちゃcoolです。風雪に負けずそびえ立っています。

9/23 12:13

タテヤマウツボグサ？

9/23 13:20

本日は早々と三国小屋にチェックイン。
これから帰ると渋滞に巻き込まれるという絶好の理由がありました。

寝袋とダウン上下を干しています。

9/23 13:31

コーンビーフを入れてからお湯を入れ、かき混ぜると絶品です。

9/23 17:24

ビールはありませんが、お酒をゲット。夕日に赤く燃えています。

9/24 5:27

翌日のご来光。最後までの無事を祈念します。

9/24 6:15

朝かなり風が強いなか、剣ヶ峰のナイフエッジを無事通過出来ました。

9/24 8:04

そろそろ登山道も終わり。キノコが沢山ついたダケカンバが印象的でした。

9/24 8:48

色が出ていませんがヤマカガシ？　かなり小さかったです。

9/24 8:54

無事下山しました。

9/24 9:48

村杉荘営業終了。

9/24 10:10

飯豊の湯で入浴、さっぱりしました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

hiroyukikj

いつかは飯豊と長年思っていましたが、やっと実現できました。

今年のシルバーウィークは並びがよく、24日、25日も無事に休暇が取れました。仕事の都合で20日スタートになりましたが、結果的にこれが好天のタイミングとピッタリ合いました。さらに切合小屋も尾西小屋も前日は空前の大混雑だったとか。一日後ろにずれると三日目の午後から雨になったと思います。前泊の村杉荘の営業最終日出会ったことも現地で伺いました。これ以上の幸運はありません。

シーズンから石転び沢からの入山は無理、川入からの往復となりました。人生最大のピストンコースになりました。村杉荘に前泊しました。雰囲気があり食事も美味しく素敵な民宿です。翌朝小白布沢の登山口まで送って頂きました。登りが2時間弱短縮されます。昨年田中陽希さんもここから入山されたとか。正式な登山道でないとの事ですがよく整備されています。舗装道路を歩くハンデを考えましたが、下山路にも選択しました。

初日は切合小屋、食事は22日までとの事。美味しいカレーをいただけました。水は豊富とは言え、2人のスタッフと狭い台所で夕食、朝食、お弁当の提供はとてもありがたい事です。小屋の前に沢から水を引いてあり潤沢に水を使えます。往復とも翌日に備えて6L、4L水を補給しました。

二日目は尾西小屋に早めに到着、大日岳を往復出来ました。翌日からの行程にかなり余裕が出来ました。川入まで下山するには疲れた体で難所を超えないといけませんし、連休最終日の渋滞を考えて三日目は三国小屋まで。行程を改めて見直すと初日から三日目までバランスが取れたスケジュールでした。

通過した本山小屋を含め、小屋の管理の方々あら暖かい心遣いを頂きました。途中ご一緒した新潟県の山ガールの皆さんにも元気を頂きました。

コメント

hira0917

おつかれさまでした
素敵な飯豊の景色をありがとうございます。
全ての条件が絶妙だったようで、羨ましい限りです。

なぜか自分のレコよりも本レコを楽しみにしている自分いまして・・・
いつになるかは分かりませんが、ぜひ私も行ってみたいと思いました

hiroyukikj

Re: おつかれさまでした
こんばんは

登山口までかなり遠く、飯豊山はそこからさらに奥にあります。長い行程、エスケープルートもなくプレッシャーがかかります。3泊4日の間、雨に降られなくてとても幸運でした。　

標高こそ2000mそこそこですが、雄大な山並の存在感は半端ありません。ぜひともお出かけください。

miki122

お天気に恵まれましたね
コジマさん、こんばんは。
いいですね〜、四日間ともよい天気に恵まれて
私は本山には、まだ2回しか登頂していませんが、
これほど良い眺望は得られませんでした
御西も大日岳も未踏なので、いずれ行きたいと思っています

20、21日と私も休みで、飯豊山も候補に挙がっていたんです。
行っていたら、お会いしたかもしれませんね。

hiroyukikj

Re: お天気に恵まれましたね
miki122さん、こんばんは。　メッセージありがとうございました。
四日間通じて雨具を出さずに済みました。（除強風時）
次回は（無謀にも）石転び沢を上がりたいと思っています 。

SWは苗場に行かれたとの事、私も10月早々に苗場行きを企んでいます。