記録ID: 7269799
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
朝日岳東南稜フリーソロ
2024年09月23日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:54
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:51
距離 16.5km
登り 1,088m
下り 1,085m
天候 | 曇一時雨時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳東南稜は,高い登攀スキルこそ必要ないものの,ザレ場が多く浮き石やポロリする岩も多いので,ルートの適切な見極めと登攀の慎重さは求められます。 東南稜の核心でもある門のギャップは,ある程度の登攀スキルがあればクライムダウンは可能ですが,小柄な女性だと足が届かなくて苦戦するかもしれません。 前日に結構な降雨があったせいで,姥ヶ平〜沼原間は泥濘箇所多数ありも,枯れ沢は枯れたままでした。なお,濡れた沼ッ原湿原の木道は笑えるほど滑りますので要注意です。 |
写真
朝日岳のカッチョ良さ👍️
このあたりから一般登山道北側を流れる(っていうか枯沢だけど)沢に向かって降りていきます。
一般道を大勢の登山者が歩いているので,ロープを跨ぐのはちと緊張する^^;
このあたりから一般登山道北側を流れる(っていうか枯沢だけど)沢に向かって降りていきます。
一般道を大勢の登山者が歩いているので,ロープを跨ぐのはちと緊張する^^;
一般登山道から見えてた堰堤の上は歩かず,その堰堤の下の藪を対岸へ突っ切り,ザレた支尾根に乗ると更に北側の沢にもう一丁堰堤が出てくるのがこの写真です。
この堰堤を渡ったら左に踏み跡があるのでそれを辿っていくと岩稜帯に出れます。
この堰堤を渡ったら左に踏み跡があるのでそれを辿っていくと岩稜帯に出れます。
最後の核心
正面突破は,取り付きが少しハングしてるのと,最後はほぼ垂壁でホールドも小さめ。ハーケンやボルトは適度に埋まってるので,ロープ出せば難なく行けるレベルだが,フリーソロは少々リスクが…💦
取り付いたら霧雨が降り出したので,下のハングを乗越して,垂壁下のバンドを左に逃げました。基部から左に回り込めば取り付きから容易に登れます。
正面突破は,取り付きが少しハングしてるのと,最後はほぼ垂壁でホールドも小さめ。ハーケンやボルトは適度に埋まってるので,ロープ出せば難なく行けるレベルだが,フリーソロは少々リスクが…💦
取り付いたら霧雨が降り出したので,下のハングを乗越して,垂壁下のバンドを左に逃げました。基部から左に回り込めば取り付きから容易に登れます。
峰の茶屋の軒下で休んでいたら本降りに…
上下ともレインを着込んで出発。
牛ヶ首で手前で雨は上がり日差しも出ましたが,姥ヶ平でレイン脱いで休んでたらまた霧雨…
仕方なく沼原まで黙々と歩きました。日の出平の分岐手前で雨脚強まり,再び上だけレインを着る。途中写真なし💦
上下ともレインを着込んで出発。
牛ヶ首で手前で雨は上がり日差しも出ましたが,姥ヶ平でレイン脱いで休んでたらまた霧雨…
仕方なく沼原まで黙々と歩きました。日の出平の分岐手前で雨脚強まり,再び上だけレインを着る。途中写真なし💦
装備
個人装備 |
ロープ25mダブル
スリングx2
下降器(いずれも使用せず)
|
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感想
お天気都合で3連休の北アの予定が流れてしまったものの,この日はお天気回復に予報が変わったこともあり,晴れの日を有効活用すべくどっか山へ行こうと色々検討した結果,那須朝日岳東南稜へ行くことにした。
那須朝日岳の東南稜へは2022年11月に5人で登って以来。冬季アルパインの入門コースとして人気ルートのようではあるものの,積雪期以外に登る人はあまりいない。難しいルートではないが故に,ただ単に登るだけではあまり意味がないと思い,
・浮き石の踏み抜きとホールドのポロリをゼロに
・ザレ場で落石や岩雪崩を起こさない
という課題を課すことにした。
フリーソロという緊張感もあっていつも以上に慎重になったせいか,上記課題は達成できて実りある一日とすることが出来た。
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