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Yamareco

記録ID: 7314238
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

【但馬】蘇武岳〜加藤文太郎と植村直己が愛した山

2024年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
14.9km
登り
1,155m
下り
1,043m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:38
合計
4:36
距離 14.9km 登り 1,155m 下り 1,043m
10:50
2
スタート地点
10:56
10:57
36
12:12
12:15
14
12:29
12:43
35
13:18
13:31
65
14:36
14:37
36
15:13
15:17
8
15:25
15:26
0
15:26
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
6:15 芦屋駅〜7:29 姫路駅(JR東海道・山陽本線 快速 網干行, 22 駅)
7:33 姫路駅〜8:21 寺前駅(JR播但線 各停 寺前行, 11 駅)
8:28 寺前駅〜9:17 和田山駅(JR播但線 各停 和田山行, 6 駅)
9:35 和田山駅〜9:46 八鹿駅(JR山陰本線 各停 豊岡行, 2 駅)
10:00 八鹿駅バス停〜10:47 大糠バス停(全但バス 八鹿村岡湯村線 殿町行, 42 駅)

【復路】
復路
15:47 神鍋温泉ゆとろぎ前バス停〜16:16 江原本町バス停(バス神鍋高原線 江原駅行, 27 駅)
コース状況/
危険箇所等
歩いた正規ルートは、標識、ピンテが多く、また良く整備されている。
大杉山9合目付近からアガリコブナへの支尾根はバリルート。標識は皆無、ピンテも少ない。落ち葉でズルズルの急坂、痩せ尾根などが連続し、滑落に注意が必要。
自宅から5時間かけて蘇武岳登山口付近に到着。
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自宅から5時間かけて蘇武岳登山口付近に到着。
村岡ファームガーデンで山行準備。
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村岡ファームガーデンで山行準備。
酒好き故に、お世話になっている。
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酒好き故に、お世話になっている。
大糠神社で山行の無事を祈願。
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大糠神社で山行の無事を祈願。
クマかと思った!クマの出没地域なので、気が引き締まる。
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クマかと思った!クマの出没地域なので、気が引き締まる。
作業道に出会し、気が抜けた。
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作業道に出会し、気が抜けた。
良く整備された山。
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良く整備された山。
イワカガミが咲く季節は最高だろう。
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イワカガミが咲く季節は最高だろう。
七号目で展望が開ける。
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七号目で展望が開ける。
七号目からの馬の背。景観に見惚れて、滑落の可能性あり。
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七号目からの馬の背。景観に見惚れて、滑落の可能性あり。
気持ち悪いのに美しい。
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気持ち悪いのに美しい。
よそ見してると、踏んづけた栗からしっかり指導が入る。
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よそ見してると、踏んづけた栗からしっかり指導が入る。
急に開けた所に出たと思ったら...
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急に開けた所に出たと思ったら...
展望台があった。氷ノ山は雲隠れ。鉢伏山のスキー場が見える。
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展望台があった。氷ノ山は雲隠れ。鉢伏山のスキー場が見える。
いよいよ山頂^_^
蘇武岳山頂(そぶがたけ、1074.17m) 。頂上は一面芝生で、360度の眺望が広がる。
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蘇武岳山頂(そぶがたけ、1074.17m) 。頂上は一面芝生で、360度の眺望が広がる。
北東の豊岡市方面。左手遠くに日本海。明日行く山も見えた。
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北東の豊岡市方面。左手遠くに日本海。明日行く山も見えた。
南西の香美町方面。鉢伏山は判ったが、兵庫県最高峰の氷ノ山は判らじ。
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南西の香美町方面。鉢伏山は判ったが、兵庫県最高峰の氷ノ山は判らじ。
金山(一ツ山、 997m)。眺望なし。この後、二ツ山(959m)、三ツ山(972m)、四ツ山(990m)とアップダウンが続く。
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金山(一ツ山、 997m)。眺望なし。この後、二ツ山(959m)、三ツ山(972m)、四ツ山(990m)とアップダウンが続く。
大杉山(1,007m)。北の眺望が開ける。
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大杉山(1,007m)。北の眺望が開ける。
大杉山9合目付近から、左手のバリルートへ。
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大杉山9合目付近から、左手のバリルートへ。
ビバークできそうな樹。
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ビバークできそうな樹。
落ち葉フカフカの激下り。
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落ち葉フカフカの激下り。
細尾根を慎重に進む。
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細尾根を慎重に進む。
ブナの樹が多くなってきた。
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ブナの樹が多くなってきた。
天を仰いで祈っているよう。
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天を仰いで祈っているよう。
これは指揮者のよう。
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これは指揮者のよう。
キング登場。
朽ちてもなお、魅せてくれる。
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朽ちてもなお、魅せてくれる。
アガリコブナと呼ばれるコブコブのブナが増えてきた。
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アガリコブナと呼ばれるコブコブのブナが増えてきた。
炭焼きの為に切られた枝の痕がこぶとなったらしい。
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炭焼きの為に切られた枝の痕がこぶとなったらしい。
沢に降り立つ。
雨後の沢沿い、グチャグチャの山道。幸いヒルはいない模様。
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雨後の沢沿い、グチャグチャの山道。幸いヒルはいない模様。
茅(かや)の薮を越えると、
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茅(かや)の薮を越えると、
そこはスキー場だった。
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そこはスキー場だった。
萌える。
スキーシーズンには、忙しいだろうなぁ。
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スキーシーズンには、忙しいだろうなぁ。
神鍋山麓の風穴(ふうけつ)。外に立っても涼しく感じる。中は年間平均気温が約8℃、以前は地元の人が天然の冷蔵庫として使用していたらしい。

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神鍋山麓の風穴(ふうけつ)。外に立っても涼しく感じる。中は年間平均気温が約8℃、以前は地元の人が天然の冷蔵庫として使用していたらしい。

神鍋山(かんなべやま、469m) 。近くには電波塔もあった。
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神鍋山(かんなべやま、469m) 。近くには電波塔もあった。
神鍋山は、噴火口が残る火山(約2万2千年前に噴火)で、火口は周囲約750m、直径250m、深さ40m。
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神鍋山は、噴火口が残る火山(約2万2千年前に噴火)で、火口は周囲約750m、直径250m、深さ40m。
スキー場を駆け下りる。
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スキー場を駆け下りる。
ココでログを止める。バスで江原駅へ。
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ココでログを止める。バスで江原駅へ。
植村直己冒険館の前をバスで通過。今年は没後40年。時間があれば寄りたかった。
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植村直己冒険館の前をバスで通過。今年は没後40年。時間があれば寄りたかった。
山行後のカロリー補給。今晩は江原駅近くのホテルに宿泊。
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山行後のカロリー補給。今晩は江原駅近くのホテルに宿泊。

感想

公共交通機関を利用した兵庫県内の遠征も、徐々に遠方へと広がってきました。今日は、未踏だった兵庫県の山「蘇武岳」(分県登山ガイド)に登ってきました。

蘇武岳は、西側から登ると比較的傾斜が緩やかで、作業道が所々にあり楽に登れました。山頂では晴れ間が広がり、360度の素晴らしい眺望が楽しめました。周囲には但馬や因幡の山々が広がり、遠くには日本海まで見渡すことができました。流石は、加藤文太郎と植村直己が愛した故郷の山です。

山頂では、京都から初めて来られたというお二人の男性とお互いに写真を撮り合い、少しお話ししました。なんと京都の山々も見えるとのことでした。

その後、大杉山を目指して、アップダウンのある尾根道を進みました。大杉山で小休憩を取った後、アガリコブナで有名な支尾根を下りました。プチバリの支尾根ルートは、ワラーチでは少し厳しい箇所もありましたが、慎重に行動し無事に下山できました。特に、ブナの巨木が立ち並ぶ幻想的な森が印象的でした。

下山後は予定通り、神鍋山にも立ち寄りました。近畿地方で最も新しく、唯一噴火口が残る火山(約2万2千年前に噴火)ということで、規模は小さいながらも美しい火口があり、一見の価値がありました。

このところ天気が不安定で、昨日まで雨が続いていました。出発前は登山を決行するか迷いましたが、幸い今日は雨に降られることなく、晴れ間も覗き、最高の一日となりました。

今日は自宅を出発してから電車を4本、バスを1本乗り継いで、片道5時間かけての遠征でした。せっかくなので、今日は一泊し、明日もう一座登ってから帰ることにします。

本日の歩行距離は14.9km、所要時間は4時間36分で無事に完徒できました。感謝です。

以下、備忘録です。
------------------------
蘇武岳(そぶがたけ、1074.17m) ◎
・ 関西百名山、ふるさと兵庫100山、日本の山岳標高1003山、兵庫県の山(分県登山ガイド)、日本の山1000、大阪周辺の山250
・兵庫県美方郡香美町と豊岡市との境界
・ 植村直己の故郷の山
・一等三角点:蘇武滝山(そぶたきやま)
・山頂からは360度の眺望
・ 展望デッキ:麓の阿瀬渓谷から氷ノ山、鉢伏山、瀞川山、陣鉢山、扇ノ山といった但馬と因幡の山々、遠く日本海まで見渡すことができる。
・ 加藤文太郎と植村直己が愛した故郷の山
・ 植村直己冒険館 今年没後40年

金山(一ツ山、 997m)
二ツ山(959m)
三ツ山(972m)
四ツ山(990m)
大杉山(1,007m)

神鍋山(かんなべやま、469m)
・ 兵庫県豊岡市日高町栗栖野
・ 近畿地方では最も新しく、唯一噴火口が残る火山(約2万2千年前に噴火)
・ 火口:周囲約750m、直径250m、深さ40m
・ 玄武岩質の溶岩流でスコリア(噴火のしぶきでできた黒っぽい砂や礫)が積み重なってできた丘。
・ 山頂標なし。
・ 電波塔あり。

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コメント

こんにちは! ここはアクトレップが主催してる世界ジオパークトレイルという大会で来たことがあります。蘇武岳と神鍋山がコースになっています。蘇武岳に登るところがすごく急登だった記憶が(アクセスルートは色々あるのかもしれません?)
公共交通機関で来るのは大変そうですよね。
2024/10/8 12:44
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yukkirateさん、こんにちは!

その大会のコース(60k)を調べてみました。神鍋山は走りやすそうな山でしたが、万場登山口から蘇武岳までは急登だったと思います。あんな場所を駆け上がるなんて信じられません。私が下山に使用したのは、アガリコブナ支尾根で、さらに急坂(崖)でした。アガリコブナの森や、今回行けなかった巨樹の森は見どころのようです。次回は大会ではなく、ゆっくり回ってみてはいかがでしょうか?

公共交通機関の制約があり、自宅から5時間ほどかかりました。山行時間の方が短くなっています。なかなか行けなかった場所ですが、やっと実現でき、さらに天候にも恵まれて感無量です。

コメントありがとうございました。
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2024/10/8 13:27
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