皇海山再訪

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 5.8km
• 登り: 785m
• 下り: 786m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:27

8:46 皇海橋
10:27 10:27 不動沢のコル
11:14 11:14 皇海山
12:41 12:47 不動沢のコル
14:13 14:13 皇海橋
14:13 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

皇海山の核心部は栗原川林道だと言われています。
集落を抜けしばらくは舗装されていますが、次第に狭く荒れた道になり素掘りトンネル（中間地点）を過ぎると一段と荒れた道になります。
今回は軽自動車（日産モコ・FF）に4人乗りましたが問題なし、でした。
対向車とのすれ違いが課題になるので小さいことは重要です。
皇海橋付近の駐車スペースは案外広いので30台くらいは駐車できそうです。

コース状況／危険箇所等

沢沿いのコースなので足元ばかり見てしまいますが、ピンクテープを常に意識しないとミスコースすることになります。
急に踏み跡が薄くなったときは少し引き返してピンクテープを探しましょう。

その他周辺情報

「吹き割れの滝」は水量が多くて見事でした。

写真

10/3 8:19

栗原川林道の途中〜ススキと皇海山

10/3 8:43

今回の主役は日産モコ。栗原川林道は軽自動車がおすすめです。

10/3 8:48

砂防堰堤工事道路？を少しだけ進んでいく。

10/3 8:55

最初の渡渉は水量が少なかったので難易度ゼロ。

10/3 9:16

しばらくは歩きやすい登山道だが・・・

10/3 9:23

この岩は乗り越えずに水面ぎりぎりのスタンスを使ってへつると楽です。

10/3 9:46

桂の黄葉。カラメルのような匂いの落ち葉は見つからず。（すこし古い落ち葉が匂いを出す）

10/3 9:48

桂の葉っぱはハート型。

10/3 9:54

岩質のせいか濡れていても滑らないので歩きやすい。

10/3 10:04

標高1,766mあたりから急登になる。

10/3 10:05

こんな感じ。

10/3 10:16

稜線に出ると鋸山の紅葉が見事だった。

10/3 10:17

ノコギリのポーズ。水平に出した腕で柄を表現した心算。

10/3 10:19

昨日もマツタケが採れました。（simaのヤマレコ日記「今年はマツタケが豊作です」をご覧ください）

10/3 10:30

MTBで老神温泉から来たという鉄人。

10/3 10:41

10/3 10:43

10/3 10:45

10/3 10:53

珍しく紅葉を見つけた。皇海山はシラビソばかりで、眺望もない。

10/3 10:53

袈裟丸方面を望む。

10/3 11:08

命名「苔山雅治」

10/3 11:08

10/3 11:13

青銅製の剣。皇海山の東側には足尾銅山があり、江戸時代から採掘されていた。

10/3 11:16

kinuさんは95座目（深田百名山）

10/3 11:17

10/3 11:39

思い出の稜線を見たいと思ったが眺望なし。
（山桜に木登りして錫ケ岳方面がようやく見えた）

10/3 11:41

これは燧ケ岳。

10/3 12:12

10/3 13:47

ウダイカンバ（真樺）を初めて見た。

10/3 14:12

無事下山。

10/3 18:48

小千谷のキノコ博士から分けてもらったムキタケ。

撮影機器：

IXY 210F CANON

PowerShot G15 CANON

感想

sima

42年前、大学4年の秋に前白根から庚申山まで単独縦走したことがあります。三俣山から皇海山の間は笹が深くて倒木が見えず苦労しました。その国境稜線を見て随分無茶な山行をしたものだと思った次第です。
皇海山は2度行く価値はないというコメントが多いのですが、例えば善光寺に参拝するときに門前町や山門を通らず、裏手の駐車場から近道で行った人が言っているようなものではないかと思います。
庚申山から鋸山を経て皇海山に登れば日本屈指の山深さを感じ取れるはずです。

今回の出会い：新潟きのこ同好会のN博士
不動のコルで「マツタケ」を連発していたのがきっかけでしょうか。
ベニテング、ハエトリシメジ（毒キノコ）を新潟県の一部地域では食べるという貴重なお話を聞けました。
林道でN博士の車が止まったので対向車か？と思ったら降りて道路わきの倒木からムキタケを採取し、分けてもらいました。有難うございました。

kinu

とにかく皇海山登山口に到着するまでが、ドキドキもの林道は狭く、すれ違いがとにかく大変、我々は行も帰りも1台ずつ行き会いましたが幸いにすれ違いが可能な場所でした。新潟のキノコおじさんは100Mバックしたと話してました。駐車場に着いて思わず拍手ものでした。・・・最初は沢を渡渉しながら少しずつ標高を稼ぎますが上部に行くと一気に急登となり頂上を目指します。景色の楽しめる箇所もあり八ヶ岳、富士山（見落としました）を眺め、色づき始めた近くの山々を見ることができ、秋に来る事お薦めです。頂上からは木々の合間から燧ケ岳、日光白根山は良く見えました。林道が良ければ、登山道はバリエーションに富んでいたのでシャクナゲの時期にまた来てもいいかなと思いました。

naonao

skyblue〜皇海ブル〜の秋空の下、楽しい山行でした。
日陰の沢の急登を登りしばらく行くと不動沢のコル。ここは日向ぼっこできる場所で多くの人が一休み。一様に和やかな雰囲気。鋸岳が眺められ、所々真赤に色ついた紅葉がきれいでした。（鋸岳からの眺めは遮ぎるものなく素晴らしいそうです）山頂では、木々が葉を落としていたので、燧岳や日光白根山が見えました。私は見逃してしまいましたが、途中富士山も見えます。　
最後になりましたが、今回の功労賞モコちゃんありがとう。