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Yamareco

記録ID: 7328671
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

三ツ石山の紅葉(東北遠征3)

2024年10月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
京極堂 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:51
距離
11.2km
登り
652m
下り
659m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
1:22
合計
7:45
距離 11.2km 登り 652m 下り 659m
天候 小雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八幡平マウンテンホテルから車で約15分ほどで、松川登山口駐車場へ着きます。綺麗なトイレもありますが、25台ほどしか駐車できません。この時期は大変混雑するようです。わたしたちが登った日は、平日の小雨だったで余裕で駐めれましたが・・・。
https://www.town.shizukuishi.iwate.jp/docs/2024091300014/
コース状況/
危険箇所等
三ツ石山山荘までは、きつい勾配でもなく、そこから山頂まではガレ場となっていますので、ガレ場が苦手な人はしんどいかもしれません。ただ、それよりも何よりも泥濘がひどくて、登山靴は泥だらけ、ゲーターも泥だらけで、ゲーター上のズボンまで泥がつく始末。そのため、下山時には滑ってしまって、ズボン、ザック、上着が汚れてしまい、車の中に入ることができなくなりますので、着替えと泥だらけの登山靴を入れるビニール袋が必須です。
その他周辺情報 森のイタリアン La mia mammaラ ミア マンマ
岩手県県民の森森林ふれあい学習館(無料見学できて、八幡平の木のことが学べます。雨でも子どもたちが遊べる場所もあり、いい場所です)
焼走り熔岩流(近くではないけれど、雨の中でも景観が別世界)
駐車場から少し下りてから、橋を渡ったところにあります。今、工事車両が頻繁に通ります。
2024年10月03日 08:50撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 8:50
駐車場から少し下りてから、橋を渡ったところにあります。今、工事車両が頻繁に通ります。
この辺りまでは小雨が降っていましたが、樹林帯のため、さほど気になりませんでした。
2024年10月03日 09:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
3
10/3 9:08
この辺りまでは小雨が降っていましたが、樹林帯のため、さほど気になりませんでした。
雨が止むと、暑くなり、上着を脱ぎました。
2024年10月03日 09:27撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 9:27
雨が止むと、暑くなり、上着を脱ぎました。
雨に濡れて、赤が映えていました。
2024年10月03日 09:45撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 9:45
雨に濡れて、赤が映えていました。
登り始めから硫黄の臭いがするのだけれど、この標高1,100m辺りだけは、その臭いが無く、空気がとても美味しい。
2024年10月03日 09:51撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 9:51
登り始めから硫黄の臭いがするのだけれど、この標高1,100m辺りだけは、その臭いが無く、空気がとても美味しい。
もう、この辺りの登山道は泥濘んでおり、悪戦苦闘しています。
2024年10月03日 10:57撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 10:57
もう、この辺りの登山道は泥濘んでおり、悪戦苦闘しています。
それでもリンドウが咲いていました。
2024年10月03日 11:25撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 11:25
それでもリンドウが咲いていました。
三ツ石山荘はガスガスです。
2024年10月03日 11:30撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 11:30
三ツ石山荘はガスガスです。
紅葉し始めていました。
2024年10月03日 11:30撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 11:30
紅葉し始めていました。
「三ツ石山」と読めるステンドグラス(三ツ石山のファンの方が寄贈されたそうです)
2024年10月03日 12:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:01
「三ツ石山」と読めるステンドグラス(三ツ石山のファンの方が寄贈されたそうです)
ガスガスだった山頂付近で、ガスが・・・
2024年10月03日 12:46撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:46
ガスガスだった山頂付近で、ガスが・・・
その赤の絨毯が目の前に現れ・・・
2024年10月03日 12:46撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:46
その赤の絨毯が目の前に現れ・・・
なんとも言えない美しさ・・・
2024年10月03日 12:47撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:47
なんとも言えない美しさ・・・
再びガスが上がって来ないうちに・・・
2024年10月03日 12:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:48
再びガスが上がって来ないうちに・・・
ガスが・・・・
2024年10月03日 12:50撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:50
ガスが・・・・
再び見えなくなる前に・・・
2024年10月03日 12:54撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 12:54
再び見えなくなる前に・・・
ガスで覆い尽くされようとも、その瞬間を・・・
2024年10月03日 13:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:01
ガスで覆い尽くされようとも、その瞬間を・・・
嗚呼、また見えなくなる・・・
2024年10月03日 13:03撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:03
嗚呼、また見えなくなる・・・
「三ツ石山」山頂です。
2024年10月03日 13:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:06
「三ツ石山」山頂です。
再びガスで見えなくなっていきます。
2024年10月03日 13:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:08
再びガスで見えなくなっていきます。
ガズが・・・
2024年10月03日 13:10撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:10
ガズが・・・
ガスで閉じる前に・・・
2024年10月03日 13:11撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:11
ガスで閉じる前に・・・
本当の美しさは、あっという間に消えていく。
2024年10月03日 13:12撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
5
10/3 13:12
本当の美しさは、あっという間に消えていく。
ガスガスの中を下山していくと
2024年10月03日 13:50撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 13:50
ガスガスの中を下山していくと
三石山荘は、ガスが消えていて
2024年10月03日 14:04撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 14:04
三石山荘は、ガスが消えていて
草紅葉も映えて
2024年10月03日 14:04撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 14:04
草紅葉も映えて
山荘前の池塘?沼?も見え
2024年10月03日 14:06撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 14:06
山荘前の池塘?沼?も見え
黄葉が確認できました。
2024年10月03日 14:09撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 14:09
黄葉が確認できました。
ツリバナ?
2024年10月03日 14:29撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 14:29
ツリバナ?
ほんの僅かでも美しい絨毯が見えて・・・それにしてもこの泥濘は試練だった。
2024年10月03日 15:29撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/3 15:29
ほんの僅かでも美しい絨毯が見えて・・・それにしてもこの泥濘は試練だった。
「森のイタリアン La mia mammaラ ミア マンマ」のランチ(前菜)
2024年10月04日 11:18撮影 by  moto g53j 5G, motorola
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10/4 11:18
「森のイタリアン La mia mammaラ ミア マンマ」のランチ(前菜)
カミさんは限定パスタ、自分は舞茸のピザ
2024年10月04日 11:26撮影 by  moto g53j 5G, motorola
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10/4 11:26
カミさんは限定パスタ、自分は舞茸のピザ
コーヒーとデザートも付いてAセットランチ1,580円。
2024年10月04日 11:48撮影 by  moto g53j 5G, motorola
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10/4 11:48
コーヒーとデザートも付いてAセットランチ1,580円。
焼走り熔岩流
2024年10月04日 12:51撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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10/4 12:51
焼走り熔岩流

装備

個人装備
速乾性長袖シャツ 中厚手ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 レジャーシート GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス 手ぬぐい ツェルト 雨具 ソフトシェルの上着 ゲーター

感想

八幡平の静かな山々に別れを告げ、僕たちは車中泊をした後、「八幡平マウンテンホテル」へ向かった。このホテルは少し贅沢だったが、三ツ石山の登山口までたったの15分で行けるという利便性には抗えなかった。年齢を重ねるにつれ、連泊の車中泊は少し体に堪えるようになってきたし、素泊まりでも温泉に浸かれるのは、本当に助かる。

天気は木曜日も金曜日も思わしくなく、空とにらめっこしながらの滞在が続いた。木曜日、少し雨が止む気配が見えたので、ホテルを出て駐車場に向かった。他県ナンバーの車が何台か停まっていたが、まだ小雨がパラついていた。それでも雨が止むことを信じて登り始める。樹林帯に入ると、雨はあまり気にならず、しばらくすると不思議なことに、あれほど強かった硫黄の匂いが消えて、代わりに澄んだ美味しい空気が広がっていた。

登山道はなだらかではあったものの、至る所が粘土質でぬかるんでいて、滑らないように慎重に歩を進めた。その分、神経がすり減ったけれど、なんとか三ツ石山荘にたどり着いた。周りはガスで包まれ、気温は11℃。上着を着込んで、ランチにご当地のシライシパン「マーガリンサンド」と福田パンの「あんバター」を食べたが、寒さが体に沁みていたので、締めのカップヌードルが一層美味しく感じた。山荘は驚くほど混み合っていた。

休憩の後、山頂を目指す。ここからはガレ場が続き、慎重に一歩一歩を踏みしめながら進んだ。やがてガスが少しずつ薄くなり、三ツ石山の美しい紅葉がその姿を現し始めた。「どうか、このガスよ、覆わないでくれ」と心の中で祈りながら、山頂へと歩みを進めた。紅葉は曇り空の下でも鮮やかな赤色を放ち、広がる景色はまさに錦繍の絨毯だった。短い間だけど、その美しさは忘れられない。

翌日、チェックアウトの後、小雨の中「岩手県県民の森森林ふれあい学習館」に立ち寄った。泥だらけになった登山靴を洗いたいとスタッフにお願いしてみたところ、外の洗い場を使っていいとのことだったので、ホテルで使った歯ブラシで靴をゴシゴシと洗うことができた。お礼に岩手山のバッジを700円で買った。

その後、学習館で案内されていた「ラ ミア マンマ 森のイタリアン」でランチを取ることにした。ひき肉とチーズがたっぷり入ったパスタや、舞茸をトッピングしたピザは、トマトソースが滴るほどたっぷりで、とても美味しかった。しかも量も多く、この価格で提供されていることに驚いた。こじんまりとした店内で、経営する夫婦の優しい雰囲気に包まれ、居心地も良かったが、昼近くになるとすぐに満席になるほどの人気ぶりだった。

八幡平市には計4日間滞在し、ローカルフードではなく、洒落たラムステーキやイタリアンを青森に近いこの場所で楽しんでいる自分たちに、どこか不思議な感覚があった。それでも、夜の静けさとともに広がる漆黒の闇の中、まるで座敷わらしでもいるかのような不思議な空間で味わう料理には、旅の醍醐味が詰まっていた。

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