ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 732871
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

錫杖岳

2015年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
minori1209 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:24
距離
9.4km
登り
1,392m
下り
1,392m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:19
休憩
1:32
合計
8:51
距離 9.4km 登り 1,392m 下り 1,410m
5:46
36
スタート地点
6:22
6:27
63
7:30
7:40
35
錫杖岩屋
8:15
45
二股分岐
9:00
60
コル
10:00
11:00
45
錫杖岳南峰
11:45
105
コル
13:30
13:45
50
錫杖岩屋
14:35
14:37
0
14:37
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高の湯の手前に公共駐車場があります。5時30分時点で空き1台でした。
コース状況/
危険箇所等
○登山口〜岩屋
通常の登山道です。クリア谷の徒渉が水量が多くやや困難でした。岩屋へ降りる分岐点が非常に分かりづらく、初めての方はクライミングコースへ行ってしまうそうです。赤テープに注意してください。
○岩屋〜コル
沢の水量が多いと困難を極めます。何度もタカマキを繰り返しました。後半は笹の生い茂った涸れ沢の超急登になります。
○コル〜頂上
コルに到達しても背丈ほどの笹が生い茂っています。下山時に涸れ沢に下りる地点が全く分からなくなりました。高いところにマークしておいた方が良いでしょう。その後も、ブッシュの中を僅かな踏み跡を頼りに頂上を目指すことになります。
○ヘルメットと頑丈なグローブは必須です。ザックはなるべく枝などに引っかからない工夫が必要です。ストックが突き出ていると大変です。打ち身、擦り傷は覚悟しなければなりません。
新穂高の湯手前の無料駐車場です。
2015年10月03日 05:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 5:40
新穂高の湯手前の無料駐車場です。
蒲田トンネルを出てすぐです。
2015年10月03日 05:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 5:43
蒲田トンネルを出てすぐです。
槍見館に向かって進みます。
2015年10月03日 05:46撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 5:46
槍見館に向かって進みます。
登山口、ここで登下山届を提出します。
2015年10月03日 05:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 5:48
登山口、ここで登下山届を提出します。
笠ケ岳登山道との分岐くらいまでは整備された登山道です。
2015年10月03日 06:07撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 6:07
笠ケ岳登山道との分岐くらいまでは整備された登山道です。
クリア谷の徒渉地点です。水量が少なければ何でもないそうですが、、
2015年10月03日 06:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 6:24
クリア谷の徒渉地点です。水量が少なければ何でもないそうですが、、
靴を脱いで渡る女性二人。怖い〜って声が聞こえましたが、岩屋さんのグループでした。冗談か、
2015年10月03日 06:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 6:25
靴を脱いで渡る女性二人。怖い〜って声が聞こえましたが、岩屋さんのグループでした。冗談か、
赤いテープの地点、右が笠ケ岳登山道、左が錫杖沢になります。
2015年10月03日 06:51撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 6:51
赤いテープの地点、右が笠ケ岳登山道、左が錫杖沢になります。
錫杖沢は大変な水量でした。
2015年10月03日 07:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 7:18
錫杖沢は大変な水量でした。
月と錫杖岳
2015年10月03日 07:19撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 7:19
月と錫杖岳
岩屋へ降りる赤いテープの目印、左にヘアピンカーブして下っていますので全く道があるのに気づきません。右に向かって沢から離れていくとクライマー道になります。
2015年10月03日 07:28撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 7:28
岩屋へ降りる赤いテープの目印、左にヘアピンカーブして下っていますので全く道があるのに気づきません。右に向かって沢から離れていくとクライマー道になります。
岩屋から見上げる錫杖、肉眼では覆いかぶさってくるように見えてド迫力です。
2015年10月03日 07:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 7:31
岩屋から見上げる錫杖、肉眼では覆いかぶさってくるように見えてド迫力です。
初めて記念撮影
かなりの水量で難儀しました。
2015年10月03日 07:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 7:47
かなりの水量で難儀しました。
撮影ポイントが近すぎて分かりづらいですが、二股ポイントです。一昨年初めて来たときは右股、今回は左股を進みます。
2015年10月03日 08:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 8:16
撮影ポイントが近すぎて分かりづらいですが、二股ポイントです。一昨年初めて来たときは右股、今回は左股を進みます。
眼前に巨岩、未熟なクライミング技術で必死によじ登ります。
2015年10月03日 08:22撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 8:22
眼前に巨岩、未熟なクライミング技術で必死によじ登ります。
見下ろすと壮観!
2015年10月03日 08:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 8:23
見下ろすと壮観!
タカマキも不能で、ずぶ濡れになりながら、、
2015年10月03日 08:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
10/3 8:27
タカマキも不能で、ずぶ濡れになりながら、、
涸れ沢にでました。
2015年10月03日 08:34撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 8:34
涸れ沢にでました。
目線はこんな感じ、両手で笹の茎を掴みながら登ります。
2015年10月03日 08:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 8:50
目線はこんな感じ、両手で笹の茎を掴みながら登ります。
コルに到達、背丈ほどの笹でトンデモナイ状態です。すぐに抜け出た地点の木の幹にマーキングすべきでした。
2015年10月03日 09:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:01
コルに到達、背丈ほどの笹でトンデモナイ状態です。すぐに抜け出た地点の木の幹にマーキングすべきでした。
今回が4度目の相方、しばし呆然
2015年10月03日 09:04撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:04
今回が4度目の相方、しばし呆然
どうやらルートを思い出し先導
2015年10月03日 09:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:27
どうやらルートを思い出し先導
倒木が道をふさぎ、ルートに確証が持てず、行きつ戻りつを繰り返しました。
2015年10月03日 09:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:31
倒木が道をふさぎ、ルートに確証が持てず、行きつ戻りつを繰り返しました。
大きな岩の狭い隙間を登ります。
2015年10月03日 09:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:37
大きな岩の狭い隙間を登ります。
この巨大な岩を右に巻きます。
2015年10月03日 09:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
10/3 9:44
この巨大な岩を右に巻きます。
ザレ場を過ぎれば頂上間近です。
2015年10月03日 09:46撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
10/3 9:46
ザレ場を過ぎれば頂上間近です。
前はロープが横に張られていた気がするのですが、これじゃ全く使いようがありません。
2015年10月03日 09:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 9:47
前はロープが横に張られていた気がするのですが、これじゃ全く使いようがありません。
ついに頂上、前に無かった錫杖が刺さってる!
2015年10月03日 10:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 10:00
ついに頂上、前に無かった錫杖が刺さってる!
ピッケルピーク
2015年10月03日 10:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 10:02
ピッケルピーク
槍ヶ岳
2015年10月03日 10:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 10:41
槍ヶ岳
笠ケ岳
2015年10月03日 10:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 10:41
笠ケ岳
ピッケルピークの先にあるトンガリ岩に立つ、凄まじい高度感!さすがに両足で立つことはできなかった。
4
ピッケルピークの先にあるトンガリ岩に立つ、凄まじい高度感!さすがに両足で立つことはできなかった。
カメラ位置の手前の岩から見下ろした風景、肉眼だと吸い込まれる感じです。
2015年10月03日 10:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 10:41
カメラ位置の手前の岩から見下ろした風景、肉眼だと吸い込まれる感じです。
ヨッコラショ、処場所を相方と交代
2
ヨッコラショ、処場所を相方と交代
面白いポーズを!要求に応える相方
面白いポーズを!要求に応える相方
下山開始、垂直に近い急斜面を降りた後、ルートはこの岩で直角に左に折れる。前に下る道が続いているので全く気付かない。10数メートル下ったところで黄色いリボンがあり間違いに気づく。一昨年も同じところで間違いました。この岩の角、要注意です。

2015年10月03日 11:36撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 11:36
下山開始、垂直に近い急斜面を降りた後、ルートはこの岩で直角に左に折れる。前に下る道が続いているので全く気付かない。10数メートル下ったところで黄色いリボンがあり間違いに気づく。一昨年も同じところで間違いました。この岩の角、要注意です。

コルに到達しましたが笹薮の下りの入口が全く分かりません。途方に暮れてコルの笹薮を右往左往。10数分後、奇跡的に足元に10センチくらいの笹薮の隙間を見つけました。
2015年10月03日 12:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 12:03
コルに到達しましたが笹薮の下りの入口が全く分かりません。途方に暮れてコルの笹薮を右往左往。10数分後、奇跡的に足元に10センチくらいの笹薮の隙間を見つけました。
これでも、ちゃんと立って下っているのです。
1
これでも、ちゃんと立って下っているのです。
正面のもっこりしたところの手前を左に折れて、右股に向かいます。
2015年10月03日 12:11撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 12:11
正面のもっこりしたところの手前を左に折れて、右股に向かいます。
右股の笹薮は超急斜面です。
2015年10月03日 12:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 12:25
右股の笹薮は超急斜面です。
やっと沢に到達です。笹薮との斜面が崖になっているので、降り口を探すのに一苦労でした。
2015年10月03日 12:49撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 12:49
やっと沢に到達です。笹薮との斜面が崖になっているので、降り口を探すのに一苦労でした。
右股の沢は左股よりは容易といわれますが、やはり怖い
2015年10月03日 12:52撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
10/3 12:52
右股の沢は左股よりは容易といわれますが、やはり怖い
岩屋にたどり着きホット一息
2015年10月03日 13:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 13:35
岩屋にたどり着きホット一息
午後、逆光気味になった錫杖は不気味さを増します。
2015年10月03日 13:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
10/3 13:44
午後、逆光気味になった錫杖は不気味さを増します。
撮影機器:

感想

快晴予想の3日土曜日、当初、未登の毛勝山を予定していましたが、相方が錫杖岳の紅葉を見に行くと言うので乗っかりました。一昨年初めて相方に誘われ登頂しましたが、異様な景色や凄まじい高度感の印象と、下山時の膝の激痛が深く記憶に残っています。その後、槍ヶ岳、剱岳、黒部五郎岳等かなりキツイワンデイをこなし体力には自信があったのですが、打ち身、擦り傷だらけ、翌日は全身筋肉痛に襲われました。今回は沢の水量が多く、ブッシュの伸び方も一昨年より酷かったように感じました。4度目の相方もさすがにルーファイに苦労していました。整備された登山道の倍は疲れます。しかし、来年もまた行くんだろうな〜。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:872人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら