記録ID: 7343797
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
紀泉高原
葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】宿山・三国山・神野・文蔵の滝
2016年06月26日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:55
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 809m
- 下り
- 754m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 6:03
距離 11.8km
登り 809m
下り 754m
10:40
4分
スタート地点・父鬼
10:44
4分
10:44 父滝不動尊
10:48
10:58
10分
10:48 役行者 休憩■10:58
11:08
1分
11:08 宮ノ谷林道分岐
11:09
23分
11:09 大岩谷への林道分岐
11:32
4分
11:32 車止め、橋
11:36
11:56
8分
11:36 登山口 休憩■11:56
12:04
12:10
12分
12:04 十八丁石、地蔵 12:10
12:22
19分
12:22 屈曲点
12:41
19分
12:41 小さな尾根乗越
13:00
13:32
26分
13:00 主尾根合流 昼食休憩■13:32
13:58
10分
13:58 七越峠
14:08
14:17
4分
14:08 宿山うろうろ14:17
14:21
5分
14:21 ヘリポート、三国山看板
14:26
14:00
32分
14:26 P885三国山うろうろ 14:32
14:32
0分
14:31 ベンチ休憩■14:38
14:32
14:38
5分
14:31 ベンチ 休憩■14:38
14:43
14:50
15分
14:43 三国山 14:50
15:05
8分
15:05 林道合流
15:13
7分
15:13 神野分岐
15:20
12分
15:20 旧道分岐
15:32
23分
15:32 神野
15:55
15分
15:55 大久保別れ
16:10
16:17
0分
16:10 文蔵の滝 16:17
10:27
ゴール地点:16:27 東谷バス停
前回、2016年2月19日、高座石訪問のあと父鬼で足が不調になって撤退してしまった。今思えば、「病気」の始まりだった。4月になって病気がはっきりして治療に入り、今では足は絶好調と言えるだろう。少なくとも5月以降は、多少負荷も与えるコースにしているが、まったく問題はない。
そこで、暑くはなったが、父鬼から七越峠越のリベンジをやろうと思う。父鬼から今の父鬼街道−鍋谷峠ではなく、旧道を通って直接七越峠にいたり、宿山、三国山のピークを踏み、修験ゆかりの里である神野を訪れようと思う。時間があれば神野から登り返して、桧原越から施福寺を訪問する。施福寺も修験ゆかりのお寺のようだ。
結果は、最低限の目標はクリヤーしたが、わかったことは父鬼はとても遠くて不便ということだった。
■コースタイム
10:40 父鬼
10:44 父滝不動尊
10:48 役行者 休憩■10:58
11:03 薬師堂
11:08 宮ノ谷林道分岐
11:09 大岩谷への林道分岐
11:17 大岩谷林道・古道分岐・道標
11:32 車止め、橋
11:36 登山口 休憩■11:56
12:04 十八丁石、地蔵 12:10
12:13 トラバース道
12:22 屈曲点
12:35 小さな谷が見える
12:41 小さな尾根乗越
13:00 主尾根合流 昼食休憩■13:32
13:58 七越峠
14:08 宿山うろうろ14:17
14:21 ヘリポート、三国山看板
14:26 P885三国山うろうろ 14:32
14:31 ベンチ 休憩■14:38
14:43 三国山 14:50
-------------------------------
15:05 林道合流
15:13 神野分岐
15:20 旧道分岐
15:32 神野
15:55 大久保別れ
16:10 文蔵の滝 16:17
16:27 東谷バス停■
18:20 笠田駅
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■対応元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-305.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-306.html
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そこで、暑くはなったが、父鬼から七越峠越のリベンジをやろうと思う。父鬼から今の父鬼街道−鍋谷峠ではなく、旧道を通って直接七越峠にいたり、宿山、三国山のピークを踏み、修験ゆかりの里である神野を訪れようと思う。時間があれば神野から登り返して、桧原越から施福寺を訪問する。施福寺も修験ゆかりのお寺のようだ。
結果は、最低限の目標はクリヤーしたが、わかったことは父鬼はとても遠くて不便ということだった。
■コースタイム
10:40 父鬼
10:44 父滝不動尊
10:48 役行者 休憩■10:58
11:03 薬師堂
11:08 宮ノ谷林道分岐
11:09 大岩谷への林道分岐
11:17 大岩谷林道・古道分岐・道標
11:32 車止め、橋
11:36 登山口 休憩■11:56
12:04 十八丁石、地蔵 12:10
12:13 トラバース道
12:22 屈曲点
12:35 小さな谷が見える
12:41 小さな尾根乗越
13:00 主尾根合流 昼食休憩■13:32
13:58 七越峠
14:08 宿山うろうろ14:17
14:21 ヘリポート、三国山看板
14:26 P885三国山うろうろ 14:32
14:31 ベンチ 休憩■14:38
14:43 三国山 14:50
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15:05 林道合流
15:13 神野分岐
15:20 旧道分岐
15:32 神野
15:55 大久保別れ
16:10 文蔵の滝 16:17
16:27 東谷バス停■
18:20 笠田駅
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
そこには、お地蔵さんも安置されているのだが、よく見ると、子地蔵さん?を抱きかかえていらっしゃる。子安地蔵尊と彫ってあった。前回も見ているのだが、気づいていなかったので・・・・2月の写真なので、カキがお供えしてある。
10:48、役行者祠のところまで来て、準備をした。10分休憩。そこを越えたところには、薬師堂というのがあって、石段を登って見たが、とりつくシマもなかった。
この辺りからは、三国山のレータードーム(標高885m)が見える。あそこまで登るのだ。父鬼が標高230mなので、約650mの登りだ。コースタイムでは乳滝から2時間20分ほどだ。
この辺りからは、三国山のレータードーム(標高885m)が見える。あそこまで登るのだ。父鬼が標高230mなので、約650mの登りだ。コースタイムでは乳滝から2時間20分ほどだ。
11:10、すぐに右折
左は宮ノ谷経由で千本杉峠。右が七越峠。大岩谷出合いまで尾根の先を回りこむようになっている。ちょうどR480鍋谷峠道路の工事現場になっている。今日は日曜なので休み。平日は遠慮したほうが良いだろう。
左は宮ノ谷経由で千本杉峠。右が七越峠。大岩谷出合いまで尾根の先を回りこむようになっている。ちょうどR480鍋谷峠道路の工事現場になっている。今日は日曜なので休み。平日は遠慮したほうが良いだろう。
少し登ったクスノキの大木の根本に道標が転がっていた。
左 かうや ほりこし
右 ・・・・・・
右、読めない。こういうのを地元の郷土史家か好事家が調べていないのか、探しては見たのだが、さっぱり見つからないのだ。どうもこういうのに関心がないらしい。左側の転がっている石はよく分からなかった。
いずれにしても、左は堀越癪観音、遠くは高野山への巡礼古道だろう。いや、それ以前に、前回父鬼で見た案内板によると、父鬼のルーツは宿山で、そこには「七大龍王」の石の宝殿があり、七堂伽藍(金堂、塔、講堂、鐘桜、経蔵、食堂、僧坊)があったのだが、天正10年(1582)、織田信長の高野攻めの際に焼失した、とあったので、父鬼発祥の地を巡る重要な道であったのだろう。
http://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-280.html
右がわからないが、鍋谷峠越の旧道だろうか。しかし、このまま沢筋を登って行くとは考えにくいので、途中から経塚山への直登尾根にでも取り付いたのだろうか? さらに、鍋谷峠からは、下津川に降りるか、そのまま尾根通しに天ノ河を通り、二宮に降りて名手に出て行ったか。いろいろ古道のルートが考えられ、ウォークのテーマには事欠かない。忙しいね!
左 かうや ほりこし
右 ・・・・・・
右、読めない。こういうのを地元の郷土史家か好事家が調べていないのか、探しては見たのだが、さっぱり見つからないのだ。どうもこういうのに関心がないらしい。左側の転がっている石はよく分からなかった。
いずれにしても、左は堀越癪観音、遠くは高野山への巡礼古道だろう。いや、それ以前に、前回父鬼で見た案内板によると、父鬼のルーツは宿山で、そこには「七大龍王」の石の宝殿があり、七堂伽藍(金堂、塔、講堂、鐘桜、経蔵、食堂、僧坊)があったのだが、天正10年(1582)、織田信長の高野攻めの際に焼失した、とあったので、父鬼発祥の地を巡る重要な道であったのだろう。
http://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-280.html
右がわからないが、鍋谷峠越の旧道だろうか。しかし、このまま沢筋を登って行くとは考えにくいので、途中から経塚山への直登尾根にでも取り付いたのだろうか? さらに、鍋谷峠からは、下津川に降りるか、そのまま尾根通しに天ノ河を通り、二宮に降りて名手に出て行ったか。いろいろ古道のルートが考えられ、ウォークのテーマには事欠かない。忙しいね!
これから尾根登りだ。現在地は約330m、七越峠は840mほどなので、510mを登ることになる。七越峠越の古道に間違いはないのだが、坂に名前はないのだろうか?とりあえず、七越峠の地蔵さんにちなんで「地蔵の坂」または「宿山の坂」としておこう。
11:57、取り付きのブッシュで道標が隠れていた。すぐに分岐があるようだ。
11:57、取り付きのブッシュで道標が隠れていた。すぐに分岐があるようだ。
すぐに大岩谷道分岐。左は大岩谷を遡行して三国山の北、セトに登るようだ。右手は七越峠。
登り道はよく踏まれた道だ。しかし、補修も何もないので、雨水が流れて川床のようになっている。大小の石がゴロゴロして歩きにくい。
登り道はよく踏まれた道だ。しかし、補修も何もないので、雨水が流れて川床のようになっている。大小の石がゴロゴロして歩きにくい。
13:00、主尾根に登りつき、尾根道(地図の破線路)と合流。右手が登ってきた谷のトラバース道。
ここで約30分の休憩。昼食とする。涼しい風が吹いて快適なのだが、汗をかいた後なので、しばらくするとやや寒さを感じるようになった。
ここで約30分の休憩。昼食とする。涼しい風が吹いて快適なのだが、汗をかいた後なので、しばらくするとやや寒さを感じるようになった。
13:58、七越峠着。尾根に登り始めてから正味1時間30分ほど、父鬼からは2時間10分ほど。ゆったりと登れるよい峠道だった。一級品の峠道と言えるだろう。
写真だけ撮って宿山へ向かう。
写真だけ撮って宿山へ向かう。
時間も圧してきているので、槇尾、施福寺はまたの機会にして、神野の里からそのまま東谷に降りる。たしかバスが5じ過ぎにあったはずだだいぶん余裕があるので、宿山と三国山のピークハントをしておこう。
宿山の無線受信所を過ぎたところにある祠。七大金剛童子の祠という。また、七大龍王社は、道路の下にある広場にある。
宿山の無線受信所を過ぎたところにある祠。七大金剛童子の祠という。また、七大龍王社は、道路の下にある広場にある。
14:10、祠の裏辺りから適当に一番高そうなところを狙っていく。最高点はこの辺だが、山名板は見当たらなかった。少しずれているのかもしれない。実は、お地蔵さんから少し東に行ったところにちいさな「宿山」という札があったので、尾根筋を下ってみた。たしかに踏み跡が続いていた。
14:44、三角点のある三国山885.5m。標高の訂正があったみたいだ。
山名板の1枚や2枚はいいと思うけど、アルミ板を直に樹木に打ちつけるのはどうかと思うけど。山も木もおまえのもんちゃうで!
山名板の1枚や2枚はいいと思うけど、アルミ板を直に樹木に打ちつけるのはどうかと思うけど。山も木もおまえのもんちゃうで!
ここまで、宿山・七大金剛童子祠や七大龍王社以外は修験行所はなかったが、この登り道自体が行者さんの道らしい。行者さんは和泉葛城山・第九番経塚・峰の龍王からいったん牛滝に降りて、父鬼に移動し、今日登ってきた道を七越峠−宿山−経塚山−東ノ燈明岳・・・・と巡行していたのだ。これでめでたく順路が繋がったということで、第1の目標達成。
結構時間を取ってしまった。これから神野の里に急ぐ。
結構時間を取ってしまった。これから神野の里に急ぐ。
もう3時近い。これから神野に降りる。何があるのか分からないのだが、神野は宿山にあった七大龍王社を祭祀している修験の里である。もっとも、秋〜冬は串柿の里としてのほうが有名なのだが。
14:51、三国岳三角点から車道に降り立ったあたりに林道分岐がある。ショートカットのためここを降りてみよう。
14:51、三国岳三角点から車道に降り立ったあたりに林道分岐がある。ショートカットのためここを降りてみよう。
15:13、神野分岐。左手は遊歩道になっていて、尾根筋をトラバースして堀越観音に至る。なお、遊歩道は車両通行禁止、・・・のはずだが、通せんぼのロープの横が開いてるということで、バイクで通るヤツがおる。右は車道だ。
15:32、威風堂々!何かと思ったらお寺だった。
このお堂を神野にある正楽寺と思いこんでしまい、この上にある正楽寺へお参りするのを忘れた。ま、しかし、お堂があるだけだけど。これは阿弥陀堂。
このお堂を神野にある正楽寺と思いこんでしまい、この上にある正楽寺へお参りするのを忘れた。ま、しかし、お堂があるだけだけど。これは阿弥陀堂。
神野ブラブラ。
見晴らしは抜群だ。冬の寒さや、夏の嵐の状況は分からないのだが、住む環境としては、好きな人にはたまらない場所になるだろう。しかし、都市の快適さを求める人には無理だろう。
見晴らしは抜群だ。冬の寒さや、夏の嵐の状況は分からないのだが、住む環境としては、好きな人にはたまらない場所になるだろう。しかし、都市の快適さを求める人には無理だろう。
地図を見ていると、ゆるやかな斜面はあるけれど、なんでこんな高いところに住居を構えるのか?不思議でならない。最初は「奥山の畑」扱いで、数日泊程度の通いで耕作していたが、それでははシンドイので泊るようになり、しまいに集落ができてしまったとか?いずれにせよエライもんだと思う。
なお、中野榮治本「葛城の峰と修験の道」では、弘法井戸の建屋があると書いてあったが、道端には見つからなかった。湧き水の会所らしい所はあったのだが・・・
なお、中野榮治本「葛城の峰と修験の道」では、弘法井戸の建屋があると書いてあったが、道端には見つからなかった。湧き水の会所らしい所はあったのだが・・・
文蔵の滝は、宿山、三国山を水源とする堂川の谷にできていて、文覚上人が滝行をした場所という。
いろいろ検索していると、滝行の写真やレポは当然ながらあるが、だいぶチャライ写真もあった。明らかに行場なのにこんなことようやるわ?
いろいろ検索していると、滝行の写真やレポは当然ながらあるが、だいぶチャライ写真もあった。明らかに行場なのにこんなことようやるわ?
東谷のバス停には予定通り16:27に着いたのだが・・・・・バスの時間を確認すると、5時台は5時台だが、5時55分!
5時半ころと記憶していたのだが、おおかた6時やないか!
しかたなく着替えたり、パンを食べたりグダグダして東方を見る。
鉄塔の向うの山は、第13番経塚 鎌の多輪のある山だ。
5時半ころと記憶していたのだが、おおかた6時やないか!
しかたなく着替えたり、パンを食べたりグダグダして東方を見る。
鉄塔の向うの山は、第13番経塚 鎌の多輪のある山だ。
近くに西方寺というのがあったので寄ってみた。手水に水道がきていて水は分けていただけると思う。古い墓石が整理して建てられていた。全部見た訳ではないが、○○童女とか、○○童子の墓石が目につく。
バスは時間通りに来た。予想通り乗客は一人だけ。前回は真っ暗ななかで笠田の駅まで乗ったが、今日は明るい。道は歩いても楽しそうなものだった。いつか近い将来、粉河から槙尾山まで歩こうと思っているのだ。
笠田には18:20着、次の五條行き電車まで20分ほどあった。
笠田には18:20着、次の五條行き電車まで20分ほどあった。
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