真昼岳・兎平まで(善知鳥ルート)
- GPS
- 04:02
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 655m
- 下り
- 655m
コースタイム
兎平 11:40
向沢出合 12:45
善知鳥登山口 13:35
天候 | ギリギリセーフ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
☆真昼岳の定番コースといえば赤倉や沢内などであり、このコースは人気がありません。 ☆向沢の出会まで約2Kmにわたり沢沿いを延々と徒渉しながら進むことになります。 ローカットシューズだとあっという間に浸水事件勃発です。 ☆冬は危ないのであまりおススメできません。 ☆春は雪解け大増水でやはりおススメできません。 ☆夏は虻にたかられに行くようなものなので全くおススメできません。 もう悪い虫もつかないとお嘆きの方にはおススメします。 ☆トイレ・避難小屋的なものは一切ありません。沢の水でよろしければ飲み放題です。 ☆人に会いません。 ☆基本川沿いの一本道ですが、見づらい赤ペンキがあちこちに点在していますので見落さないよう注意が必要と思われます。 ☆山菜・キノコ採りのお好きな方にはおススメします(特に長靴)。 |
写真
感想
思い出の真昼岳・善知鳥口である。
丹沢の寄沢で初めて徒渉を知ったばかりの自分は、
GWの大増水時にここに連れて来られ大変な目にあった。
父が厳冬用の愛靴でどんどん歩いていく間に、
私の愛靴は寒中水泳状態でたらふく雪解け水を飲んだ。
尾根上に上がった時にはもう爪先の感覚がなく、滝見台から下山。
今日も今日とて兎平から下山。
これはもう「山頂には冬に来い」と真昼さんが言っているとしか思えない思い込みに浸っている。
「なんでよりによってこの天候、この時期にあのルートで行きたがるかね…」
という言葉の意味は行ってから理解できた。
春先とは違った意味で荒れ放題だったし、虻の量は尋常ではなかった。
しかし、有頂天だった。
道中は「鉄砲水が起きるまで」や「分水嶺を把握する事の重要性」と講義が続く。
植物やキノコの種類も教えてもらったがあっという間に忘れてしまったし、
人が見ていて怖くなるほどのへっぴり下山は今日も矯正できなかった。
こればかりは父の手にも余るようで、今日も最後は匙を投げられた。
また、なぜ朝から「行くなら早く行くぞ!」と急かされたのかもよく分かった。
気象担当だった頃の観天望気は未だ健在で、天候を読む重要性も教えられた。
山では大先輩と尊敬してやまない父であるが、
下界ではただのぐーたら股引親父である。
今頃はぐーすか高いびきであろう。
しかし、メニエルの発症から10年というブランクをもって山に登り、
娘に様々な事を注ぎ込もうとしてくれる大師匠こと父。
感謝しつつ次の講習に挑みたいと思う。
やっと分かったぞ愛靴兄。
気が重いんじゃなくておまえが重かったんだ。
おまえが痩せちゃうのと、私が痩せれるのとどっちが早いかね(..)?
コメント
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ふるさとの山、師匠と一緒に歩けて幸せもんだなあ。蚊の猛襲もなんのその?笑。蝉の亡骸が窓の下に。そろそろ夏も終わりの気配かも。どんなに小さな登山でも、生命に刻む旅には違いないのです。大事にしましょう。
順子さん宵っ張りでらっしゃいますね^^
私もこんな遅くまで起きていられる生活もあとわずかで…
雨が続きそうなので丹沢に帰ろうか否か思案中です。
まあ何しに帰ってきやがったと非難の嵐を呼びそうですが。
しっかり、生命に刻みました。
虻にたかられながら(笑
関東、ひやっとする冷気に包まれています。昨日は涼しかった。今日は炎暑になりそう。iMacの操作環境を整えるのに三日かかりました。自分と山の神仕様の使いやすい道具にするために奮闘してました。写真と音楽データの右から左へのネットを通じた移管作業、アプリケーションの選択と理解を深めるなどなど。ようやく整いましたので、これからは使い倒します。ブログは毎日のように書いていますので、まあ適当に読んでやってください。ヤマレコへの日記投稿のスタンスは前に書いたとおり。私自身の登山記録の充実と登山記録への投稿レスという形にシフトさせます。掲示板は苦手なのです。笑。ま、まったく書かないというわけではありませんけど(書け書けという声もありますしね〜 笑)
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