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記録ID: 739200
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ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(御座石鉱泉〜鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳を2日掛けてピストン)

2015年10月10日(土) 〜 2015年10月11日(日)
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avatrade2013 その他1人
GPS
32:00
距離
11.9km
登り
1,857m
下り
1,844m

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:50
合計
6:20
10:40
160
13:20
13:40
90
15:10
15:40
50
16:30
16:30
30
17:00
宿泊地
2日目
山行
4:00
休憩
0:20
合計
4:20
6:40
0
宿泊地
6:40
6:40
70
7:50
8:10
170
11:00
11:00
0
11:00
ゴール地点
二日目は残念ながら下山直後にやっと雨があがるという状態でした。急坂をすべらないように慎重に歩くことを心掛けました。
天候 一日目晴れ、二日目雨
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿駅7:00ちょうどのスーパーあずさ1号は満席。臨時特急の7:03発のかいじに乗ることができました。韮崎駅南口にある山梨中央交通のバス停から御座石鉱泉+青木鉱泉ゆきのバスが9:45に発車。10:30に御座石鉱泉に到着しました。
コース状況/
危険箇所等
燕頭山から鳳凰小屋に向かう途中に花崗岩の風化によって登山道が崩落しかかっている箇所がありましたが、ロープで閉鎖されており、多少の上り下りで安全に回避できるようになっていました。
その他周辺情報 御座石鉱泉で日帰り入浴が可能です。スーパー銭湯のような設備があるわけではないので、一通りお風呂セットを用意しておくべきでした。
J大村智博士のノーベル医学生理学賞受賞のお祝いムード満点の、JR韮崎駅の構内。
2015年10月10日 08:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 8:53
J大村智博士のノーベル医学生理学賞受賞のお祝いムード満点の、JR韮崎駅の構内。
これは御座石鉱泉・青木鉱泉ゆきのバスの時刻表ではなく、4つの顔を持つ大村智博士が経営する美術館とスーパー銭湯ゆきのバスの時刻表です。
2015年10月10日 08:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 8:54
これは御座石鉱泉・青木鉱泉ゆきのバスの時刻表ではなく、4つの顔を持つ大村智博士が経営する美術館とスーパー銭湯ゆきのバスの時刻表です。
出来立てホヤホヤの看板を杭打ちする職人さんの姿(JR韮崎駅の北口ロータリー)
2015年10月10日 09:28撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 9:28
出来立てホヤホヤの看板を杭打ちする職人さんの姿(JR韮崎駅の北口ロータリー)
豪快な崩壊地と紅葉のコントラスト
2015年10月10日 12:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:32
豪快な崩壊地と紅葉のコントラスト
きょう最初の富士山
2015年10月10日 12:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:32
きょう最初の富士山
2015年10月10日 12:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:35
2015年10月10日 12:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:38
高所恐怖症の同伴者は膝が震えていました。
2015年10月10日 12:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:38
高所恐怖症の同伴者は膝が震えていました。
甲府盆地
2015年10月10日 12:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 12:41
甲府盆地
旭岳のピーク
2015年10月10日 12:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 12:45
旭岳のピーク
2015年10月10日 12:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 12:47
2015年10月10日 12:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
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2015年10月10日 12:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
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登り始めて2時間40分で、やっとこさ熊笹ひろがる平坦な燕頭山に到着。鳳凰小屋のお手伝いに向かわれるという3名の山男としばし雑談♫
2015年10月10日 13:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 13:17
登り始めて2時間40分で、やっとこさ熊笹ひろがる平坦な燕頭山に到着。鳳凰小屋のお手伝いに向かわれるという3名の山男としばし雑談♫
燕頭山をあとにすること15分くらいで、きょう初めての甲斐駒ケ岳が現れてくれました。
2015年10月10日 13:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 13:45
燕頭山をあとにすること15分くらいで、きょう初めての甲斐駒ケ岳が現れてくれました。
紅葉を散らばめた離山と。
2015年10月10日 13:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 13:48
紅葉を散らばめた離山と。
八ヶ岳?ポコッと見えるユニークなピークは赤岳でしょうか??
2015年10月10日 13:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 13:56
八ヶ岳?ポコッと見えるユニークなピークは赤岳でしょうか??
地蔵岳のオベリスクがはっきりと・・・
2015年10月10日 14:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 14:14
地蔵岳のオベリスクがはっきりと・・・
上り方向に向かって右手上から左手下へと花崗岩(?)の立派過ぎる一枚岩が。その彼方にはまた富士山がぼんやりと。
2015年10月10日 15:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 15:04
上り方向に向かって右手上から左手下へと花崗岩(?)の立派過ぎる一枚岩が。その彼方にはまた富士山がぼんやりと。
一枚岩の上部です。
2015年10月10日 15:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 15:04
一枚岩の上部です。
オベリスクが少し近づきました。
2015年10月10日 15:09撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 15:09
オベリスクが少し近づきました。
鳳凰小屋で諸々の手続きを終え、荷物を軽くして、地蔵岳を目指します。
2015年10月10日 15:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/10 15:44
鳳凰小屋で諸々の手続きを終え、荷物を軽くして、地蔵岳を目指します。
ここからがいよいよたいへんです(^_^;)
2015年10月10日 16:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 16:16
ここからがいよいよたいへんです(^_^;)
一歩進むごとに、半歩後退します (泣)
2015年10月10日 16:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 16:21
一歩進むごとに、半歩後退します (泣)
お地蔵さんがお出迎え 
2015年10月10日 16:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 16:24
お地蔵さんがお出迎え 
オベリスクの西側にまわりました。
2015年10月10日 16:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 16:24
オベリスクの西側にまわりました。
きょう一日の登りの(^_^;)が報われた瞬間。17:00の写真撮影に間に合うかもと思い、さっさと下山へ。
2015年10月10日 16:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/10 16:25
きょう一日の登りの(^_^;)が報われた瞬間。17:00の写真撮影に間に合うかもと思い、さっさと下山へ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル
備考 乃木坂ワイン倶楽部ヴィラージュ(Village)の名刺、耳栓

感想

初の南アルプスに鳳凰三山を選びました。二日目天気が大崩れしなければ、地蔵岳へと再度登り、観音岳、薬師岳を縦走し、夜叉神峠を目指す予定でした。夜半から強い風を伴った土砂降りは、6時過ぎにはかなり小降りになってくれたものの、好天の昨日ですら苦労した地蔵岳直下の花崗岩が風化した砂地を登るのは難しいだろうと小屋の皆さんの意見で、同じルートでの下山を選ぶこととしました。

長めの休憩をとった燕頭山では、われわれと同じく東京から鳳凰小屋の手伝いに向うとおっしゃる男性三人と出会うことが出来ました。小屋にはギターがあって宴会をするので是非参加をしてほしいと言われ、夕食が17時、消灯が19時というなかでどうやって酒盛りをするのか疑問でしたが、それはそれは楽しいひとときでした。

さて、御座石鉱泉コースの感想です。取り付きからしばらくはかなりの急登で、日帰りハイキングよりは重いものを背負った背中が体幹の弱さを擽ります。それも次第に慣れてきたころ、何故かクルマが何台か停まっている西ノ平という河原っぽい場所に一旦おります。そこからまた登り返す旭岳から燕頭山に向けては、足を踏みしめる山道の様子が明確に変わります。西ノ平まではしっとりとした黒土と、ところどころチャートがむき出しになっている様子だったのが、明らかに白っぽくなり、花崗岩が砂礫化したものが目立ちます。赤や黄色に染まった濡れ落ち葉にとっては絶好のキャンバスです。地図によると、旭岳の頂上は、韮崎市と北杜市の境目になっているようで、この尾根が交わるところはかなり痩せています。このあたりから勾配はゆるくなるものの、大きな岩が何度も現れ、両手を使ってよじ登りたくなるような箇所もあります。燕頭山以降はさらに傾斜が緩み、紅葉も進んでいて、余裕を持って深山幽谷の美しさを堪能することができるようになりました。

鳳凰小屋でザックをおろしウエストポーチだけでてっぺんをめざしました。ごたぶんにもれず、てっぺん直下の白砂にてこずります。しかし、小屋ですれ違った山ガールのおひとりが、小屋のご主人に「こんな天気でも白峰三山がはっきり見えました。感動しました」と語っていたことが思い出され、やはりわたくしも白峰三山を眺めてみたいという気持ちになり、力を振り絞ることにしました。オベリスクの東側に立った時の感動は筆舌し尽くしがたいものでした。

小屋まで下山します。年に一度の集合写真イベントにかろうじて間に合いました。燕頭山で出会ったボランティアのひとりがギターを、ひとりがオカリナを演奏する談話室に行って酒盛りしましょうよ!こたつがあって温かいですよ!というお誘いに応じたところ、アグネス・ラムとキャンディーズのポスターを発見。昭和レトロの世界はにわかに歌声喫茶になっていました。。。

日曜日の天気が悪くなりそうだというのはみんな知っているはずなのに、鳳凰小屋はぎゅうぎゅう詰めの満席。今度こそ観音岳と薬師岳をと思っています。

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