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Yamareco

記録ID: 7406603
全員に公開
沢登り
朝日・出羽三山

朝日連峰 荒川支流 大石沢

2024年10月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:26
距離
8.8km
登り
918m
下り
920m

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
0:08
合計
7:26
距離 8.8km 登り 918m 下り 920m
6:53
2
6:55
6:58
3
7:01
7:05
353
12:58
42
13:40
23
14:13
14:14
4
14:18
1
14:19
ゴール地点
遡行時間は約4時間。
休憩は60分くらい。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
針生平登山口駐車場。スペースは6台程。林道を少し戻った場所にもスペースあり。
コース状況/
危険箇所等
荒川水系 大石沢
体感2級 水量少ない ラバー◯ 魚影あり 雪渓なし

■アプローチ
駐車場から大石橋を渡り、大石沢小屋の前を流れてる沢が大石沢である。小屋の脇から薄い踏み跡を辿ると堰堤があり、右岸から巻いて大石沢へ入渓。
歩き出しから入渓まで15分。

■大石沢遡行
序盤はひたすらゴーロ歩き。これが結構長い。飽きて帰りたくなる頃にようやく渓相が変わってきてミニゴルジュが出てくる。
次第に滝も続き、濡れないように直登して行くと前方に大きな滝が見えてきた。
その手前に二俣があり、見えてた大滝は左俣のようで、ここは右へ進む。
右俣へ入ってからも滝は続き、中にはシブい滝も何個かあり、お助けを出したりしながら突破して行く。

終盤に差し掛かる頃に、4段20m滝。その前後にも滝は続き、この辺りがこの沢の見所だろう。
その後もシブい滝を直登したりしながら進むと、沢は次第に源頭の雰囲気になるが、沢型はしばらく続き歩きやすい。
稜線直下で藪漕ぎに突入するが、藪は薄く、10分くらいであっさり登山道に合流。
詰め上げた場所は一ノ塔の少し上だった。

■下山
山頂には寄らずにそのまま登山道で下山。90分。

急遽予定変更で針生平へ。
大石吊橋を渡ってスタート。
2024年10月26日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 6:56
急遽予定変更で針生平へ。
大石吊橋を渡ってスタート。
堰堤を倒木から越えようとする雪華さん。
2024年10月26日 07:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 7:04
堰堤を倒木から越えようとする雪華さん。
大石沢入渓。
2024年10月26日 07:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 7:09
大石沢入渓。
長いゴーロ歩きを経てようやく沢登り開始。
2024年10月26日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 7:51
長いゴーロ歩きを経てようやく沢登り開始。
なるべく濡れたくないのでこうなる。
2024年10月26日 08:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 8:12
なるべく濡れたくないのでこうなる。
ミニゴルジュ。苔の緑がいい感じ。
2024年10月26日 08:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 8:19
ミニゴルジュ。苔の緑がいい感じ。
全力でへつりながら越えて行きます。
2024年10月26日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 8:20
全力でへつりながら越えて行きます。
滝が程よく出てきました。快適。
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滝が程よく出てきました。快適。
ラバーの効きはまぁまぁ。
ラバーの効きはまぁまぁ。
楽しむ雪華さん。
2024年10月26日 09:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:02
楽しむ雪華さん。
全力でへつる。
中盤からは滝が続いて楽しめます。
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中盤からは滝が続いて楽しめます。
この時期にしては滑りは少ない。
2024年10月26日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 9:26
この時期にしては滑りは少ない。
攀じる。
攀じる。
2024年10月26日 09:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:37
攀じる。
前方に紅葉の中に滝が見える。素晴らしい景色だ。
2024年10月26日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:42
前方に紅葉の中に滝が見える。素晴らしい景色だ。
その滝は左俣にあるっぽい。進むのは右俣。
2024年10月26日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 9:44
その滝は左俣にあるっぽい。進むのは右俣。
右俣に入っても滝は続く。
2024年10月26日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:46
右俣に入っても滝は続く。
後から写真を見返して、こんなに滝あったんだと思うパターン。
2024年10月26日 09:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:47
後から写真を見返して、こんなに滝あったんだと思うパターン。
シャワーは遠慮します。
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シャワーは遠慮します。
ご機嫌の雪華さん。
2024年10月26日 09:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 9:56
ご機嫌の雪華さん。
足だけなら寒くない。
足だけなら寒くない。
いい渓相は続きます。
2024年10月26日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:01
いい渓相は続きます。
こんな枝沢でもやっぱり朝日らしい。
2024年10月26日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:02
こんな枝沢でもやっぱり朝日らしい。
開けた二俣。
2024年10月26日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:05
開けた二俣。
滝が続く左へ進みます。
2024年10月26日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:06
滝が続く左へ進みます。
おお!なんだこの素晴らしい空間は!
2024年10月26日 10:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:10
おお!なんだこの素晴らしい空間は!
フリーで快適。
2024年10月26日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:11
フリーで快適。
上部は紅葉が見頃だ。
2024年10月26日 10:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:46
上部は紅葉が見頃だ。
快適。
2024年10月26日 10:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:52
快適。
二俣は左へ。
2024年10月26日 10:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:55
二俣は左へ。
滝は続く。
2024年10月26日 10:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 10:56
滝は続く。
振り返ると素晴らしい景色。
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振り返ると素晴らしい景色。
この二俣は滝になってる左へ。
2024年10月26日 10:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:59
この二俣は滝になってる左へ。
この滝が一番難しかった。雪華さんは左岸巻き。
2024年10月26日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 11:15
この滝が一番難しかった。雪華さんは左岸巻き。
フリー登攀。
上の滝と合わせて2段10mくらいで4級くらいある。左岸巻きはラクだったみたい。
2
フリー登攀。
上の滝と合わせて2段10mくらいで4級くらいある。左岸巻きはラクだったみたい。
もうすぐ稜線。
2024年10月26日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 11:27
もうすぐ稜線。
登山道合流。紅葉が綺麗。
2024年10月26日 12:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 12:10
登山道合流。紅葉が綺麗。
朝日主稜線。
2024年10月26日 12:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 12:10
朝日主稜線。
祝瓶山山頂は明日に取っておきます。
2024年10月26日 12:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 12:58
祝瓶山山頂は明日に取っておきます。
下山完了。いい沢でした。お疲れ様!
2024年10月26日 14:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 14:18
下山完了。いい沢でした。お疲れ様!
夜は焚火して明日に備えます。
2024年10月26日 18:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 18:35
夜は焚火して明日に備えます。
撮影機器:

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

この週末は、祝瓶山の東面の沢を日帰り2本立てで遡行する計画だった。

1日目の土曜日、木地山ダムが月曜から土曜まで工事で通行止めなのは知っていたが、工事時間の9時〜16時以外の時間は通れるだろうと目論んでいた。
前夜に先に現地に着いた雪華さんから送られてきた写真には、木地山ダムの細い道に通せんぼされてるトラックの写真。

ダムから祝瓶山荘まで歩く事も考えたが、色々考慮して止めた。
これで土曜日に予定していた東面の沢はなくなったが、すぐに頭に浮かんだのは、祝瓶山の西面を流れる荒川支流の大石沢の存在だ。

記録は少なくあまり知られていない沢だが、以前福島登高会のトラ山さんの記録を読んで、祝瓶山の沢にはこんな沢もあるのかと覚えていた。

予定してた沢に入れず若干テンションが下がり気味だった私だが、雪華さんは初めての朝日の沢と言う事で元気いっぱいだ。
序盤の長いゴーロ歩きで私のテンションはさらに下がったが、中盤から続く連瀑帯とシブい滝の登攀、そして見事な紅葉と朝日らしい渓相に、気付けば夢中で楽しむ自分がいた。

鮮やか紅葉の登山道に飛び出してゆっくり大休止。
祝瓶山の山頂までは30分くらいだが、山頂は明日に取って置くと理由を付けてのんびり下山した。

あまり遡行者もいないようなマイナーな大石沢であるが、それでもやはり朝日の沢らしい片鱗があり、終わってみればここを選んで良かったと心から思えた。
滝の直登には若干シブい部分もあるが、直登にこだわらなければ小さく巻ける滝も多く、祝瓶山の入門沢には丁度いいくらいだと思う。

下山後はまた木地山ダムに向かい、翌日の日曜日はトラックで塞がれず通行可能な事と、悪路で有名な祝瓶山荘までの林道を確認してとりあえず一安心。
美味い酒とメシに舌鼓を打ちながら、翌日の東面遡行に備える事となった。

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