朝日連峰 荒川支流 大石沢


- GPS
- 07:26
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 918m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒川水系 大石沢 体感2級 水量少ない ラバー◯ 魚影あり 雪渓なし ■アプローチ 駐車場から大石橋を渡り、大石沢小屋の前を流れてる沢が大石沢である。小屋の脇から薄い踏み跡を辿ると堰堤があり、右岸から巻いて大石沢へ入渓。 歩き出しから入渓まで15分。 ■大石沢遡行 序盤はひたすらゴーロ歩き。これが結構長い。飽きて帰りたくなる頃にようやく渓相が変わってきてミニゴルジュが出てくる。 次第に滝も続き、濡れないように直登して行くと前方に大きな滝が見えてきた。 その手前に二俣があり、見えてた大滝は左俣のようで、ここは右へ進む。 右俣へ入ってからも滝は続き、中にはシブい滝も何個かあり、お助けを出したりしながら突破して行く。 終盤に差し掛かる頃に、4段20m滝。その前後にも滝は続き、この辺りがこの沢の見所だろう。 その後もシブい滝を直登したりしながら進むと、沢は次第に源頭の雰囲気になるが、沢型はしばらく続き歩きやすい。 稜線直下で藪漕ぎに突入するが、藪は薄く、10分くらいであっさり登山道に合流。 詰め上げた場所は一ノ塔の少し上だった。 ■下山 山頂には寄らずにそのまま登山道で下山。90分。 |
写真
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
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感想
この週末は、祝瓶山の東面の沢を日帰り2本立てで遡行する計画だった。
1日目の土曜日、木地山ダムが月曜から土曜まで工事で通行止めなのは知っていたが、工事時間の9時〜16時以外の時間は通れるだろうと目論んでいた。
前夜に先に現地に着いた雪華さんから送られてきた写真には、木地山ダムの細い道に通せんぼされてるトラックの写真。
ダムから祝瓶山荘まで歩く事も考えたが、色々考慮して止めた。
これで土曜日に予定していた東面の沢はなくなったが、すぐに頭に浮かんだのは、祝瓶山の西面を流れる荒川支流の大石沢の存在だ。
記録は少なくあまり知られていない沢だが、以前福島登高会のトラ山さんの記録を読んで、祝瓶山の沢にはこんな沢もあるのかと覚えていた。
予定してた沢に入れず若干テンションが下がり気味だった私だが、雪華さんは初めての朝日の沢と言う事で元気いっぱいだ。
序盤の長いゴーロ歩きで私のテンションはさらに下がったが、中盤から続く連瀑帯とシブい滝の登攀、そして見事な紅葉と朝日らしい渓相に、気付けば夢中で楽しむ自分がいた。
鮮やか紅葉の登山道に飛び出してゆっくり大休止。
祝瓶山の山頂までは30分くらいだが、山頂は明日に取って置くと理由を付けてのんびり下山した。
あまり遡行者もいないようなマイナーな大石沢であるが、それでもやはり朝日の沢らしい片鱗があり、終わってみればここを選んで良かったと心から思えた。
滝の直登には若干シブい部分もあるが、直登にこだわらなければ小さく巻ける滝も多く、祝瓶山の入門沢には丁度いいくらいだと思う。
下山後はまた木地山ダムに向かい、翌日の日曜日はトラックで塞がれず通行可能な事と、悪路で有名な祝瓶山荘までの林道を確認してとりあえず一安心。
美味い酒とメシに舌鼓を打ちながら、翌日の東面遡行に備える事となった。
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