秋田駒ケ岳（阿弥陀池小屋泊）〜強風でガスも吹っ飛び視界良好

2015年10月10日(土) 〜 2015年10月11日(日)

• GPS: 06:01
• 距離: 12.0km
• 登り: 930m
• 下り: 704m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:53

距離 12.0km 登り 934m 下り 704m

11:12 駒ヶ岳八合目
11:38 11:39 笹森山
12:02 12:03 湯森山
12:34 12:35 宿岩
13:28 湯森山
14:24 14:25 焼森分岐
14:30 焼森
14:37 14:40 横岳
15:00 大焼砂
15:06 男岳分岐
15:17 かたがり泉水
15:29 15:34 駒池
16:09 16:13 男岳鞍部
16:21 16:39 男岳
16:56 16:58 阿弥陀池
17:05 阿弥陀池避難小屋

2日目は濃いガスのためかGPSが拾えず。

天候

10/10（土）・・・くもりのち晴れ
　　　　　　　　　日中はガス多いも、夕方に晴れる
　　　　　　　　　稜線上は強風あり
　　　　　　　　　阿弥陀池小屋外の温度計は夜中3℃
10/11（日）・・・くもり時々雨
　　　　　　　　　朝方の下山時ガスと強風で視界不良

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

都内→（秋田新幹線）→田沢湖→（バス駒ケ岳線）→八合目
AM11：00過ぎにスタート

コース状況／危険箇所等

・藪漕ぎのような箇所はルート上なし
・横岳〜大焼砂の風が尋常ではなかった
・ムーミン谷から男岳直下にいたるルートは落石注意

写真

10/10 6:11

こまち1号でビューンと

10/10 9:17

田沢湖へ。

10/10 9:36

雨あがりのくもりがち晴れといった様子

10/10 9:38

紅葉は終盤のようだ

10/10 10:56

バスで八合目まで。途中、紅葉が綺麗だった。
ガスの中湯森山方面へ。こちらのコースへ向かったのはこのとき私だけだったようだ。

10/10 10:59

草の部分に向かって行く。なんだか晴れ間も出てきた

10/10 11:01

10/10 11:09

八合目を振り返る。けっこうハイペース。

10/10 11:34

金色の草ロードがうれしい。

10/10 11:31

間違って笹森山に寄り道している内に、ガスが吹っ飛んでいった

10/10 11:46

湯森山。いいペース＆いい天気に。

10/10 11:46

笊森山方面は完全に晴れてきた。ただ駒ケ岳は未だガスに隠れている。

10/10 11:47

とりあえず、熊見平・宿岩を目指す。

10/10 11:51

ちょっとした岩の展望台から、乳頭山登場。

10/10 11:54

振り返るとまだノー駒ケ岳だ

10/10 11:54

これはいわゆる岩手山じゃないですか。
ちょっとした突起が連なってる部分気になる。

10/10 12:01

落葉上等。

10/10 12:13

10/10 12:07

ふさふさふさふさふさふさ

10/10 12:08

実際この時点で、満足していた。そういうレベルの景色とトレイル。

10/10 12:09

10/10 12:09

名前の由来が気になるが、素敵な場所、それが熊見平

10/10 12:12

10/10 12:13

大岩が近づいてきた、湯森からみたほどの距離感は感じない。

10/10 12:20

宿岩らしき大岩より。風は強いが、爽快な眺め

10/10 12:21

肌触りが高級な絨毯のようで、頬ずりしたいくらい

10/10 12:43

10/10 12:49

湯森方向にUターン。熊見平でぼーとする

10/10 12:48

細部も美しい

10/10 13:07

熊見平180度

10/10 13:23

乳頭-笊森-岩手

10/10 13:14

湯森に着くと、秋田駒がついに登場。迫力あるー

10/10 13:15

こちらは森吉山？

10/10 13:52

ゆるやかに下ります。

10/10 13:25

ミニマムな谷と尾根。結構深いので尾根上を歩きたい。

10/10 13:43

片側全部染まっていたのだろうな

10/10 13:56

たおやか

10/10 13:39

近くなってきて、ルートも目視できるように。

10/10 14:08

ルート上は徐々に砂に変わり、焼森への最後の登り

10/10 14:10

焼森。秋田駒に踏み入った

10/10 14:12

まるっとした山頂。

10/10 14:12

これが中身かー。阿弥陀池と小屋を確認

10/10 14:21

横岳。

10/10 14:22

大焼砂はガスの中かと思ってたら。

10/10 14:28

一瞬で道がひらけた。それはすなわち風が半端ないということ

10/10 14:43

右後方からの尋常ではない風に押され、一気に駆け下りる。
下がふかふかなのも手伝って、楽しすぎるひとときだった。

10/10 14:54

右手にはムーミン谷と噴気をあげる女岳。

10/10 14:53

すごい光景。

10/10 15:10

レの字気味に折り曲がって、谷へと進む。

10/10 14:58

ムーミン谷に侵入。

10/10 14:59

これは全部チングルマ？

10/10 15:04

う、うつくしい・・・

10/10 15:19

きっとこの谷は季節ごとに表情を変える、いつだって来てみたい場所なのだろう。男岳の山容は先日みた谷川エビス大黒のそれにそっくりだ。

10/10 15:31

パノラマ取り放題

10/10 15:28

時間が遅めのため谷に人影はありません。3人程の方とすれ違っただけで、木道を贅沢に使用できる喜び。

10/10 15:29

10/10 15:32

日も傾いてきたので、谷から脱出する。

10/10 15:34

男岳直下へはなかなか険しいルート。落石注意。

10/10 15:38

しかし、目の前を覆う金色のふさふさが勇気をくれる。
エビス大黒の山肌もこんな感じなのだろうか。

10/10 15:52

ちょっと疲れたら谷を見下ろして休憩。

10/10 15:59

男岳が秋田犬みたいになってました。

10/10 16:01

かっこいい山頂is comming

10/10 16:04

ん・・・

10/10 16:04

なんかすごいみえるんですけど・・・、こんなに天気よくなってたんだ

10/10 16:06

男。

10/10 16:07

ムーミン谷

10/10 16:08

阿弥陀池

10/10 16:09

立派な尾根

10/10 16:21

独り占めではもったいない時間と場所

10/10 16:24

田沢湖

10/10 16:25

10/10 16:39

だんだんと紅が濃くなっていく夕暮れ

10/10 16:39

自分のコース取りを褒めてあげたい

10/10 16:26

男岳、西〜北のパノラマ

10/10 16:32

もう少し粘っても良かったが、寒いので降りていく。山並みが染まって綺麗だ

10/10 16:53

女岳もご機嫌

10/10 16:54

男岳、素晴らしい山頂でした

10/10 16:36

アーベントおなめ

10/10 16:57

空へ行けそうな木道

10/10 16:41

今夜の宿を発見

10/10 17:16

凄絶なほどの夕焼けと阿弥陀池

10/10 18:42

小屋は他に3人組のグループと単独の方、総勢5名で快適に過ごしました。

10/11 5:41

熟睡ののち、外はガスで真っ白。夜は星も見えたそうなのですが・・・

10/11 5:46

水場はかろうじて出ている程度

10/11 6:25

天気は悪化予報なので早々に下山へ。

10/11 6:48

なにも見えません。

10/11 6:49

なんだか先週と一緒だ。

10/11 7:21

難なく八合目着。

10/11 7:32

7時台のバスは乗客1名。

10/11 7:38

見頃なブナ林を楽しみながら

10/11 8:03

アルパこまくさで温泉入っていたら、本降りの雨になった。

10/11 11:18

田沢湖で下山祝い。

10/11 12:51

10/11 12:55

のんびり鈍行で知人のいる秋田市内へ

10/11 13:59

和賀岳かな？なかなか長大な感じだった。

10/11 17:49

お隣さん顔が真っ赤です。

10/12 14:19

帰りの新幹線はグーグルマップ片手に山見物

10/12 15:08

東京行きなら右列が楽しめる

10/12 15:13

しかし、新幹線速すぎてよくわからない。

撮影機器：

SO-02G Sony

XZ-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

避難小屋泊予定だけど念のためテント テーマ曲：「Horse Riding」the HIATUS

感想

yanchi

秋田市内にいる知人を訪ねるがてら、いやむしろ登山がてら知人を訪ねる旅。

当初の計画では、乳頭温泉ー大白森ー秋田駒とかなり詰め込んだ感じだったが、
天気予報は2日目があいにくの雨予報。ならば、1点集中型でのんびりやろうということで、秋田駒近辺をウロウロすることに。
幸い1日目の天気は上々、特に夕方は人気も去り、綺麗な夕焼けに見入った。ムーミン谷の中に一人佇むのは不思議な感じで、噴気をあげる女岳の至近にいることを忘れさせるほどの深い静けさがあった。

ムーミン谷、お花畑、広がる湿原、こんもりした山容と、イメージ的にのんびりおだやかな印象の秋田駒ケ岳だったが、半端ではない強風、立ち上る噴気、焼けた砂、瞬時に立ち込めるガスなど、やはり凜さを伴った山なのだなと実感。ムーミン谷や阿弥陀池あたりは周囲のピークを至近に見上げるかたちになるので、なんだか山の内部に入り込んでいるようで不思議な感覚であった。

初めての東北の山は、味わい深いものであったし、実際に訪れてみてその地方の風土のようなものを感じ、人の温度に触れ、今まで遠かった東北が少し親しいものになった気がする。今回初めてなのに、すでに知った気で「東北の山はいいよ」と吹聴してしまうかもしれない。