記録ID: 74170
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
劔岳早月尾根〜劔沢〜室堂
2010年08月13日(金) 〜
2010年08月15日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
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- GPS
- 168:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,803m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
実際のタイムを記録していた紙が、
雨に濡れてインクがにじみまくり、読めなくなりました(><)
1日目
馬場島〜早月小屋(CT 4:40)
多分、7:30馬場島〜14:30ごろ早月小屋
ゆっくり休みながら。
2日目
早月小屋〜劔岳〜劔沢キャンプ場(CT 6:10)
多分、6:30早月小屋〜16:00ごろ劔沢小屋
雨とペースダウンでゆっくり。
3日目
劔沢キャンプ場〜室堂
多分、7:00劔沢小屋〜7:30劔沢キャンプ場〜13:00ごろ室堂
予約した交通機関の時間までたっぷりあるので
まったり山行、途中入浴したり。
<帰り>
室堂→富山駅(バス)
14:00→16:30着
富山駅→大阪(サンダーバード)
19:56〜23:12着
合計11,690円
雨に濡れてインクがにじみまくり、読めなくなりました(><)
1日目
馬場島〜早月小屋(CT 4:40)
多分、7:30馬場島〜14:30ごろ早月小屋
ゆっくり休みながら。
2日目
早月小屋〜劔岳〜劔沢キャンプ場(CT 6:10)
多分、6:30早月小屋〜16:00ごろ劔沢小屋
雨とペースダウンでゆっくり。
3日目
劔沢キャンプ場〜室堂
多分、7:00劔沢小屋〜7:30劔沢キャンプ場〜13:00ごろ室堂
予約した交通機関の時間までたっぷりあるので
まったり山行、途中入浴したり。
<帰り>
室堂→富山駅(バス)
14:00→16:30着
富山駅→大阪(サンダーバード)
19:56〜23:12着
合計11,690円
天候 | 一日目 曇りのち雨 二日目 雨時々曇り 三日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
天気予報が悪かったので不安に思いながらも決行。 登山口での前夜のみ満点の星空に恵まれ、ペルセウス流星群を見れました。 <一日目> 馬場島から早月小屋までの道はとてもよく整備されていて、 急勾配ではありますが、歩きやすい登山道です。 途中、樹齢千年以上はありそうな立派な大木(杉?)が 5本以上はありました。 ゆっくり着実に登れば大丈夫です。 とはいっても、 手を使う必要のある急な箇所はいくつもあります。 早月小屋手前の最後の方の登りは ちょっと危険な急な斜面(岩場)があり、 登るのに一苦労するかもしれません。 早月小屋のテント場はそんなに広くはありませんが、 10張以上は張れそうです。 濃霧で景色はあまり見れませんでした。 水が少ないため小屋でペットボトルで購入するしかないのですが 2Lで800円、500mlで400円です。 空いたペットボトルは小屋で回収してくれます。 個人的に小屋でホットミルクが飲みたかったのですが、 早月小屋を含め、今回立ち寄った小屋にはありませんでした・・・。 夕食のあたりから小雨が降りだし、夜中もずっと降っていました。 テント場は水はけは良い方なようです。 携帯は、Docomo がかろうじて時々繋がりました。 (天候が悪かったせいもあるかも) <二日目> 朝も小雨が降り続き、時々やむ程度だけど あまり風は強くなかったので 劔を越えるか、停滞するか、下山するかで話し合い。 行きたいというメンバーの声と、 車の回収や帰りの交通機関の予約などの都合もあり、 出来れば劔を今日越えたいということで 「状況により撤退もあり」とのことでテントを撤収して進む。 早月小屋から先は、ストックが邪魔になるような 危険箇所や岩場が多くあります。 池ノ谷側へ巻くことが多いのですが 何カ所か、気を抜けば落ちそうな箇所があり、 それでなくても左側はスパッと切れ落ちているようです。 (ガスであまりよく分からなかった) 山頂に近づくほど、クライミング的な岩場が連続し、 気を抜けない箇所が続きます。 小雨が降り続き、やがて稜線に出ると強風が吹きますが ここまで来るともう前に進み続けます。 濡れた岩場は多少滑りやすくなっているようですが ザラザラとしているのでものすごく滑りやすいというほどではありません。 けれどやはり雨風の中、さらに危険度は高まっているので 慎重にゆっくりと進みます。 どこが獅子頭なのかよく見えないまま、 剣岳山頂に到着。 ちょっと記念撮影するとすぐさま劔沢方面へ下ります。 (メンバーのうち他の3名は北方稜線へ向かう予定だったが この悪天候でコース変更) カニのヨコバイの、よく言われる「最初の一歩目」ですが 進行方向側に下りようと足場を探すよりも 鎖を持ってすぐ真下あたり(多分、普通予想するよりもっと右側)に 足先がきちんと入るようなへこみのある足場があります。 私はつい左足をその足場に置きましたが 次の一歩を考えると、出来る事なら 右足をその足場に置いた方が下りやすいかと思います。 カニのヨコバイの後も、一服劔あたりまで ずっと難所の連続ですので気を抜かずしっかり足場を確かめ、 三点確保で進んで下さい。 (カニのヨコバイよりもむしろその後に事故が多いそうです) 鎖もハシゴも新しく、しっかりしています。 垂直のハシゴも怖いと聞いていたので、濡れてすべるのでは、と怖かったけれど 最初にハシゴに乗るまでがちょっと怖いだけで、 しっかりしているしハシゴの足場も手でつかみやすい「くの字型」になっているので しっかり持っていれば、まず滑ることなく降りれると思います。 時間が過ぎるほど雨が激しくなって、 レインスーツもスパッツも防水手袋もしていましたが いろんなところから浸水してきてびちょびちょでした。 (行動して3時間くらいまでは手袋以外は浸水していなかったのですが・・・) 劔山荘から劔沢小屋までの間には3カ所の雪渓がまだ残っており、 一部凍っていてなかなか滑りやすかったです。 けれど気をつければ大丈夫だし、落ちて死ぬような傾斜ではないと思います。 服が濡れたこともあり、テント泊はあきらめて 劔沢小屋に素泊まりすることにしました。(\6,000) 劔沢小屋は小屋泊者には無料でシャワーを使わせてくれたり(石鹸は極力使用ひかえる) 持込みのゴミも捨てさせてくれたり、食堂を自炊に使わせてくれたり、 何より立て替えられたばかりでとてもキレイな小屋でした。 小屋の方もみなさん気さくで、とても優しく対応してくださいました。 どうもありがとうございます(^ ^) <三日目> 雨は止んでいたが、相変わらずガスで景色はほとんど見えない。 計画では立山三山巡りをしたかったが 室堂へ下りてゆっくりすることに。 ゆっくり7:00頃に小屋を出て、テント場の仲間の一人と合流。 劔御前小屋であたたかいおしるこを食べながら身体を暖め、 雷鳥沢へと向かう。 ロッジ立山連峰で入浴。(¥500) ここにお風呂があるのがあまり知られていないようで 貸し切り状態。 石鹸やシャンプーも使えます。 (シャワーもドライヤーも1個ずつしかありませんが) ゆっくり室堂へ向かい、白エビかき揚げ丼(\1,600)を食べて 富山駅への直通バス(\3,000)に乗る。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
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