常念岳(一の沢ピストン)
- GPS
- 30:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
2日目:常念乗越(5:20)-常念岳山頂(6:05-8:10)-乗越(8:37-10:00)-一の沢(13:20)
天候 | 7/24 昼-快晴 夜-雨 7/25 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第一と第二があるが、30〜40台で満車。 但し、道中、路駐スペースが結構沢山ある為、地元ナンバー車両はそちらに停めている方が多かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一の沢から乗越まで特に眺望はありません。 沢沿いのルートを、川の爆音を聞きながら延々登ります。 胸突八丁は、滑落・落下事故が多いと聞きますが、高山植物に夢中になって、という理由が最も多いとか。 乗越までは、そこ以外に危険なところはありません。 乗越から山頂までは、岩場を登っていく事、そして、早朝は風が非常に強く、突風などに注意が必要です。 特に、偽ピークから上は、槍穂からの西からの突風に煽られ、東側へ転落する危険性もあります。 |
写真
感想
一の沢付近の無料駐車場は、公式には2箇所。
でも、箱が小さいので、40台も停めれば満車状態。
ちなみに、そこから登山口までは、20分程度緩い坂道を歩きます。
道中、沢山の待避所があり、そこに駐車されている地元ナンバーの車が沢山ありましたので、駐車場よりは、そちらに賭けても良いかも。
一の沢からヒエ平を過ぎ大滝ベンチまではすぐ通過です。
左に川を見ながら、木々の木漏れ日の中を歩きます。
が、川の爆音がうるさく、木漏れ日と鳥のさえずりなどを堪能出来ません。
(好みによりますよね)
沢を何度か渡ると、どーーーんとまっすぐ登っていく沢沿いの道に出ます。
意外に急登ですが、黙々と登っていくと、胸突八丁に出ます。
ここから階段になるのですが、後半になっての階段は結構きついですね。
それと、決して危険な道ではないのですが、花などに気を取られ、滑落される方が結構いるとの事ですので、注意は必要です。
そこから、第1ベンチ-第2ベンチ-第3ベンチと、最後の急登を登り続けると、ようやく稜線などが見えてきて、高山に来てるんだな、という実感が沸きます。
ひとしきり登ると、ようやく、常念乗越に到着です。
これまでが、眺望なかっただけに、そこから見える、槍穂連峰の圧巻さは、感動です。
どーーーん!ってな具合で突然出てきます。
一切なかった眺望が急に、です。
テン場は2箇所あり、小屋の外トイレに近い場所と、
ちょっと離れた、槍穂連峰がテントから丸見えの場所です。
もちろんここは、槍穂と対座出来る方をお奨めします。
但し、小屋の発電機が動いており、
終始ディーゼルエンジンっぽい臭さが充満しているのが、玉に瑕です。
でも、槍穂の姿は何時間見てても飽きません。
さて、乗越からは、大天井岳・横通岳、常念岳偽ピークが見えています。
常念山頂へは、岩場やガレ場を登っていきますが、意外に時間は掛かりません。
(標準往路:1時間)
ただ、下の方の為にも、落石には気をつけたいものです。
(実際、自分にも上から30cm程度の落石があり、かろうじて避けれましたが)
それと、ここは強風で有名な場所ですので、登攀中の突風に注意。
狭い常念山頂からは、これでもか、という程、日本の名山が一度に見れます。
同行したパートナーは、余りの感動に泣いていました。嬉しいですね。
遠くは、白山、立山、剣岳、白馬岳、八ヶ岳、富士山、恵那山も見えます。
ただ、常念ピストンのみよりは、時間が許せば、燕・大天井からの縦走の方が絶対に良いでしょうね。
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