錦秋の富士南面 水ヶ塚〜御殿庭〜宝永山〜御殿場口
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:35
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
富士登山シーズンは御殿場口新五合目&水ヶ塚行きが充実していますが、それ以外の4月末〜10月末の土日祝日に運転されるハイキングバスは、御殿場駅発の時間が非常に遅いため、今回はタクシーを利用しています。御殿場駅から水ヶ塚駐車場まで6170円でしたので、4人で乗ればバス代とほとんど変わらないことになります。 *復路……御殿場口新五合目から富士急バスで御殿場駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*危険なところはありません。 *森林限界から上では、濃霧時にロープを越えたりして道に迷わないよう。また吹きっさらしの稜線では風が強いことがあり、余り端の方を歩くと転落しやすいかも知れませんので注意。 *森林限界から上の細かくザレザレな火山礫歩きは、思いのほか面倒。登りは普通の登山道の数倍のエネルギーを吸い取られる感覚がします。大砂走りの下りは、靴の中に砂利が入るのを防ぐため、スパッツがあると吉。 |
写真
感想
紅や黄色に染まった山の絶景がおびただしくヤマレコにアップされる今日この頃。とりわけ10月20日前後に行ってみたいなぁ……と思っていたのが、富士山の黄金の落葉松シーンです。そこで訪れてみたのが、御殿庭と宝永山をめぐるルート! 今年は富士山に登頂したい!と思いつつも、何のかの言って今年の夏の天候不順もあって結局登らず、その代わりにせめて中腹の宝永山まで、ということもあるのですが、もう一つの狙いとして、須山口登山道の区切り打ちを兼ねています。
そこでまずは、小田急線と御殿場線を乗り継いで御殿場へ! 座間から厚木にかけての丹沢の眺めはドヨ〜ンの一言で、早朝5時台から車内を埋める登山者は何となくアチャーという表情でしたが、愛甲石田の手前で遠くにモルゲンロート富士! 秦野では塔ノ岳から西が快晴!ということで、早くも鬼の首をとった気分となりました♪ そして往路の御殿場線からも冠雪した富士山の表情が実に見事! 完璧すぎる秋富士への賛嘆は、水ヶ塚駐車場からの眺めで極まったのでした……。
しかし、秋の空模様は誠に気まぐれ過ぎ……。雨のあとの暖かい晴天 (とゆーか、森林限界を越えて風の洗礼を受けるまでマジで暑く、シャツ1枚で登っていました) ということで、時間が経つとガスが下から猛然と上がって来てしまうのではないか……と恐れていたところ、本当にその通りになってしまいました……(号泣)。宝永山から下界に広がる丹沢・箱根・伊豆の大パノラマは、今後改めて、須山口登山道区切り打ちの最終回として富士山頂を目指すまでお預けです (それもまた、見える保証はないのですが)。
それでも、須山口登山道を歩いているときは、たまにガスとなりながらも晴れてくれて本当に良かったです! 低いところの広葉樹の紅葉といい、御殿庭の超ドンピシャのカラマツ黄葉といい、宝永火口周辺の上だけ抜けるような青空となったことといい、須山浅間神社からの区切り打ちにチャレンジした私への「須山口の神」からのご褒美だと思ったのでした♪
以上、ご覧頂き誠にありがとうございました!
コメント
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bobandouさんこんばんは
先週金曜日の山行ですが、村山古道を上がるか須山道を上がるか悩んだ末、村山古道を選択しました。須山道もすばらしいですね。
でも宝永山近辺で雨に降られなくて良かったですね。私は風速15m位の風の中、横殴りの雨を喰らってしまいました。村山古道はずっといい天気でしたので天気の豹変にびっくりしました。富士山恐るべしです。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
かねてからこのエリアは、須山口登山道歩きの続きとカラマツ黄葉見物を兼ねて狙っていたのですが、先日アップされていたレコを拝見して「結構良い感じになりつつある・・・」と判断し決行しました 。ご近所からの定期レポート、本当に有り難い限りです!
この一帯のいにしえの登山道は、歩く人の少なさと自然の素晴らしさが組み合わさって、本当に印象深かったです 村山道や幕岩の方など、ルートを変えて何度でも歩いてみたいですね!
しかし宝永山は……下界が見えず、さりとて山頂も見えず、大砂走りの下りは手がかじかむ真っ暗ガスガスで、かなりトホホでした。横殴りの雨というお話をうかがうにつけ、大風に吹かれなかっただけ有り難いと思うべきなのかも知れません 。朝はあれだけスッキリ!と晴れていたのに……○○ナ心と独立峰・富士の空は激しく変わりやすいと、心してかからなければ、という感じでしょうか?!
まぁ、帰宅した後も目を閉じれば怒濤の黄葉……そんな気分に浸りながら黄金のビール を味わいましたので、山行全体としては本当に良かったです♪
bobandouさん、こん○×は(^o^)/
いつもながらの素敵な写真、堪能させていただきました
バックの蒼い空と黄葉&紅葉で信号のような景色。もう歩くことを忘れてただ眺めているだけでも気持ちよかったんじゃないでしょうか
我が家としてはは眺めるお山と割り切っていますので、この秋・冬に近めの所から絶景を臨みに行こうかと思いますが、このような抜ける空に出会えるか…
mamepapa
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
この日の他の山域のレコをいろいろと拝見していますと、富士山の北面から北は終日良い天気、宝永山あたりも夕方には晴れ……ということで、私が展望の良いところにいるときに限ってガスっていたという事実に少々ふてくされ気味なのですが 、少なくとも水ヶ塚から御殿庭上まで登っているあいだは、急な登りが全く苦でも何でもないほどノリノリであったことは間違いないです 。
信号……そういえば緑のままの針葉樹(コメツガ?)もありますので、確かにそうですねこれは! 黄色メインですと、登山らしく「注意」の連続でしょうか? (笑
それはさておき、今月の『山と渓谷』に載っているヤマテン社長氏へのインタビューによりますと、丹沢・箱根・富士あたりというのは、日本の山岳でも最も予報が難しいエリアなのだそうです。南・北だけでなく、北東からの気流の影響が非常に大きく、海の影響もモロに受け、気流のぶつかり具合が複雑極まりないのだとか。というわけで、神奈川県低山ハイクというのは、日本全国で最もギャンブル性が強いものなのかも知れませんが 、そこを是非お互い、大展望を当てに行きたいものですね! (うまく当たれば良いですけど…… )
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