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記録ID: 7473855
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山北尾根(国見峠から御座峰の先まで)

2008年04月29日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
GPS
07:00
距離
11.2km
登り
999m
下り
999m

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:35
合計
7:00
6:15
50
7:05
7:10
45
7:55
25
8:20
8:25
70
9:35
9:50
75
11:05
40
11:45
40
12:25
12:35
40
13:15
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国見峠に駐車しました。
国見峠からは遠くに伊吹山が見えた。南或いは北側から眺める伊吹山は広大な山頂を有するボリューム感ある山容をしている。
国見峠からは遠くに伊吹山が見えた。南或いは北側から眺める伊吹山は広大な山頂を有するボリューム感ある山容をしている。
定番の朝食をとって6時15分に登山道に入る。
定番の朝食をとって6時15分に登山道に入る。
杉林の中を15分ほど登ると鉈ヶ岩屋の分岐に着く。関ヶ原の合戦のころに本願寺の教如上人が難を逃れたところらしい。鈴鹿の杉峠を越える千種街道にも蓮如上人が難を逃れたところがある。
”鉈ヶ岩、苦難の歴史の語り種”
今回は寄らずに先を進む。
杉林の中を15分ほど登ると鉈ヶ岩屋の分岐に着く。関ヶ原の合戦のころに本願寺の教如上人が難を逃れたところらしい。鈴鹿の杉峠を越える千種街道にも蓮如上人が難を逃れたところがある。
”鉈ヶ岩、苦難の歴史の語り種”
今回は寄らずに先を進む。
鉈ヶ岩屋への分岐を過ぎて尾根を登って行くと、折からの朝日を受けて新緑が輝いていた。
鉈ヶ岩屋への分岐を過ぎて尾根を登って行くと、折からの朝日を受けて新緑が輝いていた。
国見岳までの道にはイワウチワの群落が続く。しかし稜線に出てからはこの花は見られなかった。
国見岳までの道にはイワウチワの群落が続く。しかし稜線に出てからはこの花は見られなかった。
ロープも設けられた急登を終えて辿り着いたところは明るく開けた草地だった。
ロープも設けられた急登を終えて辿り着いたところは明るく開けた草地だった。
山頂にしては標識がなく、不思議に思いながら更に樹林の中を進んで行くとほどなくして小広い空間に出る。そこが国見岳の頂上で標識も立ててあった。7時5分着。
山頂にしては標識がなく、不思議に思いながら更に樹林の中を進んで行くとほどなくして小広い空間に出る。そこが国見岳の頂上で標識も立ててあった。7時5分着。
山頂からは遙かに伊吹山まで続く稜線が眺められた。しかし全体に春霞が濃く、遠くの山は勿論のこと、近くの金糞岳や貝月山も見分けがつかなかった。
山頂からは遙かに伊吹山まで続く稜線が眺められた。しかし全体に春霞が濃く、遠くの山は勿論のこと、近くの金糞岳や貝月山も見分けがつかなかった。
二番目のピーク大禿山を目指す。
国見岳からは小ピークを経て大禿山に至る。登山道の脇には、小さな花々が所々に群落を為して咲き競っている。大禿山に近づくと待望のカタクリも現れ始めたが、まだ朝も早く完全に開ききっていないものが多かった。
二番目のピーク大禿山を目指す。
国見岳からは小ピークを経て大禿山に至る。登山道の脇には、小さな花々が所々に群落を為して咲き競っている。大禿山に近づくと待望のカタクリも現れ始めたが、まだ朝も早く完全に開ききっていないものが多かった。
登山道脇の花(ミヤマカタバミ)
登山道脇の花(ミヤマカタバミ)
登山道脇の花(ヒトリシズカ)
登山道脇の花(ヒトリシズカ)
登山道脇の花(イブキハタザオ)
登山道脇の花(イブキハタザオ)
7時55分に大禿山着。頂上は南北に細長く眺めもよい。
7時55分に大禿山着。頂上は南北に細長く眺めもよい。
大禿山から国見岳を振り返る。
大禿山から国見岳を振り返る。
大禿山の次は御座峰。その間の稜線は平坦な眺めのよい道だった。
大禿山の次は御座峰。その間の稜線は平坦な眺めのよい道だった。
8時20分に御座峰に着く。山頂は灌木に囲まれていて眺めはよくない。
峠の案内板には、峠から伊吹山まで3時間と書かれてあったが、まだ中間点にも達していないここまで2時間かかっていたのでは伊吹山まで行くのは少し無理かも知れないと思い始めた。
8時20分に御座峰に着く。山頂は灌木に囲まれていて眺めはよくない。
峠の案内板には、峠から伊吹山まで3時間と書かれてあったが、まだ中間点にも達していないここまで2時間かかっていたのでは伊吹山まで行くのは少し無理かも知れないと思い始めた。
御座峰から少し行くと正面に伊吹山まで続く山並みの眺めが広がる。まだまだ先は長そう。
御座峰から少し行くと正面に伊吹山まで続く山並みの眺めが広がる。まだまだ先は長そう。
御座峰から続く小ピーク手前で見た北尾根。伊吹山の手前の丸いピークは1149m峰。時間的に今日はあそこまでかなぁ。
御座峰から続く小ピーク手前で見た北尾根。伊吹山の手前の丸いピークは1149m峰。時間的に今日はあそこまでかなぁ。
御座峰と1149m峰との間の道。
御座峰と1149m峰との間の道。
御座峰から小ピークを経て1149m峰との鞍部付近に来ると、そのあたりにも沢山のカタクリが見られるようになる。中には登山道の真ん中に咲いているものもあった。
御座峰から小ピークを経て1149m峰との鞍部付近に来ると、そのあたりにも沢山のカタクリが見られるようになる。中には登山道の真ん中に咲いているものもあった。
カタクリの群落
カタクリは大禿山の前後と1149m峰手前の鞍部付近に沢山咲いていた。
カタクリは大禿山の前後と1149m峰手前の鞍部付近に沢山咲いていた。
鞍部からはこの縦走中で最もきつい登りが始まる。樹林帯を抜けて振り返ると遙かな国見峠からここまで延々と続く北尾根が眺められた。しかしまたあそこまで還らなければ、と思うと少し気が重くなるのだった。
(左端は国見峠、その右の三角形のピークが国見岳、手前に大禿山、御座峰が続く)
鞍部からはこの縦走中で最もきつい登りが始まる。樹林帯を抜けて振り返ると遙かな国見峠からここまで延々と続く北尾根が眺められた。しかしまたあそこまで還らなければ、と思うと少し気が重くなるのだった。
(左端は国見峠、その右の三角形のピークが国見岳、手前に大禿山、御座峰が続く)
1149m峰には標識も何もなく、今日の縦走のゴール地点としては少々物足りなかったが、目の前の伊吹山を切り刻むドライブウェイを見ては、ここから先に進む気もしないので、山頂の一角でしばらく休んでから国見峠目指して帰途につくことにした。
1149m峰には標識も何もなく、今日の縦走のゴール地点としては少々物足りなかったが、目の前の伊吹山を切り刻むドライブウェイを見ては、ここから先に進む気もしないので、山頂の一角でしばらく休んでから国見峠目指して帰途につくことにした。
帰途は鞍部までは道端のカタクリなどを見ながら坦々と進んで行ったが、鞍部付近からどうも足が重くなり、眠気がして仕方なくなってきた。
途中で休み休みしながら戻っていったが、最後の国見岳の登りを終えて広い草地に着くと、たまらなくなって大の字になって寝てしまった。ほんの少しの時間だったがそれで少しは体も軽くなり、爽やかな風が吹き抜ける杉林の中を下って国見峠には13時15分に戻ることが出来た。
帰途は鞍部までは道端のカタクリなどを見ながら坦々と進んで行ったが、鞍部付近からどうも足が重くなり、眠気がして仕方なくなってきた。
途中で休み休みしながら戻っていったが、最後の国見岳の登りを終えて広い草地に着くと、たまらなくなって大の字になって寝てしまった。ほんの少しの時間だったがそれで少しは体も軽くなり、爽やかな風が吹き抜ける杉林の中を下って国見峠には13時15分に戻ることが出来た。
帰途、滋賀県側の林道から国見岳を見る。
帰途、滋賀県側の林道から国見岳を見る。
林道から伊吹山とその左手前に1149m峰を見る。
林道から伊吹山とその左手前に1149m峰を見る。
林道からの御座峰
林道からの御座峰
大禿山(左)と御座峰。その間に平坦な稜線が見える。
大禿山(左)と御座峰。その間に平坦な稜線が見える。

感想

好天の休日を利用して春たけなわの伊吹山北尾根に行く。目的は奥美濃の山々の広闊な展望と稜線に咲く花々、そして伊吹山までの縦走だった。
結果的に伊吹山まで行けなかったのは心残りだったが、期待どおりカタクリやイワウチワを始めとする花々に出会うことができたのは何よりだった。

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