お手軽木曾三山「糸瀬山」、スリル満点「のろし岩」！

2015年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,052m
• 下り: 1,048m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 1:23
• 合計: 4:35

7:28 駐車場
7:31 7:32 登山口
8:20 8:20 丸屋の鳥屋
8:32 8:32 マムシ坂
9:31 9:35 青ナギ
9:47 10:15 糸瀬山山頂
10:20 11:10 青ナギ
12:00 12:00 登山口
12:03 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

糸瀬山駐車場　我々1台のみ　他の方は登山口林道脇に駐車

コース状況／危険箇所等

山頂までは危険箇所はありません
のろし岩は傾いたハシゴ、さび付いた車のチェーン、ナイフリッジの岩等危険満載でスリル満点！

写真

10/24 7:26

登山口から少し下った所が駐車場
10台位は駐めれそうです。ちょっとゴミが散らかっていて残念です。

10/24 7:28

駐車場から舗装の林道を少し上がったところが

10/24 7:31

糸瀬山登山口。
登山届けの箱がありました。
登って直ぐは暗い檜林です。

10/24 7:54

尾根に出ます

10/24 7:59

鉄板に穴を開けた標識がたくさんありました。

10/24 8:00

標高1000m位、紅葉はこれからですが、ほうの葉がたくさん散っていました。

10/24 8:02

登山道にはたくさんのドングリが落ちていて、今年は豊作ですね。熊も出てこないでしょう。

10/24 8:14

なだらかな尾根歩きもようやく急登が出てきました。
ここを上がった先が

10/24 8:20

丸屋の鳥屋、昔霞網で鳥を捕っていた所でしょうか？
しばらくなだらかな尾根が続きます。

10/24 8:32

まむし坂辺りが紅葉の真っ盛りでした。

10/24 8:50

まむし坂をのぼって笹の登山道を行きます。

10/24 8:51

山居の鳥屋、ここら辺から急登が続きます。

10/24 9:22

紅葉が無くなり、落葉した白樺がの中に1本目立つモミジがありました。

10/24 9:30

さらに登って、標高1800m付、右手に青ナギです

10/24 9:36

向こうに中央アルプス南部の主稜が見えました。

10/24 9:36

帰りにはこの先の見晴らしの良いところで昼食にしました。

10/24 9:41

青ナギの先は平らな山頂が続きます。

10/24 9:47

大きな石の先、出た！「のろし岩」
登山口から2時間15分で到着しました。

10/24 9:47

のろし岩の横には山頂の標識

10/24 9:49

さてのろし岩に登ってみましょう。
身軽にして登りますが、最初のアルミ梯子は傾いていてガタガタ揺れます。
その先は車の錆びたチェーンが掛かっていて心許ないですね。
看板には登るなら自己責任は負いませんと書かれてありました。

10/24 9:53

梯子からチェーンそして1本の鎖、チェーンの所で岩にしがみついて登りました。
その先はナイフリッジで谷川にはスパッと切れ落ちています。
これはビックリ！戸隠蟻の塔渡りより厳しい・・

10/24 9:53

岩の頂上はなんとか2人分のスペースだけ、鎖だけが頼りです。
岩に跨いで移動します。
かなりやばいです！

10/24 9:56

岩の上からは中央アルプスの眺望、この岩の上でしか見られない絶景です。
北側には尖った麦草岳や奥に駒ヶ岳その手前の大きな山が三ノ沢

10/24 9:56

熊沢-東沢-空木-南駒ヶ岳-仙涯嶺-越百

10/24 9:56

南駒ヶ岳から越百方面、霞んでいるのが残念

10/24 9:56

北側木曾方面、乗鞍が見えるのかな？

10/24 9:56

座っているのろし岩の下、滑りそう。

10/24 9:56

伊奈川の谷、あんまり覗くと落ちてしまいそう・・
眺望を楽しんだら後ろ向きで下りました。
下りの方が怖くなかった。

10/24 11:11

昼飯後下ります。
再びモミジ、強い日差しで輝いていました。

10/24 12:00

下りやすい道で1時間ほどで下りてきました。
暑くて汗びっしょりでした。
登山口には行き会った方の車がありました。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

y-urano

紅葉見がてらお手軽な登山をと思い、木曾の里山で木曾三山のなかで空いていそうな糸瀬山に行ってきました。

この日は途中で会った方は全部で5人、静かな山行でした。
紅葉が始まりだした登り口付近から、紅葉が真っ盛り、落葉した白樺林から広葉樹がなくなり針葉樹林帯と様々な様子が楽しめました。
また尾根歩きが中心ですので歩きやすく、乾いた登山道に落ち葉や木の実が積もってふかふかだったりごろごろしていたりしていました。

ここはなんと言っても「のろし岩」につきます。
山頂まで行ってもこの岩に登らない方も多く、いったいどんな岩なんだろうと興味津々でした。
そうはいっても戸隠ほどではあるまいとすこし高をくくっていましたが・・・、
登ってビックリ、岩の上がナイフリッジで鎖が1本先まであるだけ。
これでは跨いだまま進むしかありません、本当に狭くて落ちないよう命がけです。こんな里山にこんな危険なスリル満点の岩があるなんて・・、

登ってみる眺望は最高でした、登って十分なご褒美でした。
しかし途中のチェーンといい、揺れる傾いたアルミ梯子といい、十分安全を確認した上で登りましょう、時間がたつと強度やチェーンの接合部分など不安が高まります。

山自体はそれほどではありませんでしたが「のろし岩」のおかげで十分満足な山行になりました。