記録ID: 7505013
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
まほろば跋渉記#63 鈴鹿山脈 苔の庭園イブネ・クラシと山腹に眠る高昌鉱山跡
2024年11月19日(火) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:24
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:24
距離 19.1km
登り 1,308m
下り 1,311m
15:20
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
古くから近江と伊勢を結び、全国的に名を馳せた近江商人が隊列を組んで越えた千種街道。古の道は杉峠から一旦神崎川へと谷を下り、そこから根の平峠を越えて朝明川沿いに菰野町千草へと続いていました。写真右の一番高いのが御在所山、そこから左へひとつ山を越えて下り切った辺りが根の平峠です。
杉峠から千種街道を外れ、北に続く気持ちのいい尾根道を辿ると、やがて一面苔の広がる平に出ます。ここが標高1160mのイブネ山頂台地の一角で、まさに苔の庭園のような雰囲気です。以前はロープもなかったんですが、それだけ人気になったということでしょうか…。
鈴鹿の奥座敷の名にふさわしい風景が広がるイブネ・クラシですが、実はかつてはササとススキの大海原だったといいます。30年程前は背丈を越える藪漕ぎを強いられたそうですが、今の姿からはとても想像できません。
感想
鈴鹿山脈の主峰で、ロープウェイが架けられ観光地にもなっている御在所山。年間通じて賑わうその山頂から北西方向、神崎川を挟んで対峙するのがイブネとクラシで、平らな山頂台地は一面の苔で覆われ、鈴鹿の奥座敷ともいわれています。また、その周辺にはかつていくつもの鉱山があり、総称して甲津畑鉱山と呼ばれました。
今回は滋賀県側の甲津畑集落を起点に、古くから近江と伊勢を結んだ商業の道・千種街道(千草越)からイブネ・クラシ、そしてその山腹にあった甲津畑鉱山のひとつでちょっと不思議な岩塔が遺る高昌(こうしょう)鉱山跡を訪ねます。
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