歩くアルペンルート 弥陀ヶ原から立山駅へ下る

2015年10月25日(日) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 15.9km
• 登り: 191m
• 下り: 1,654m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:53

距離 15.9km 登り 191m 下り 1,660m

8:16 弥陀ヶ原ホテル
8:24 8:32 立山カルデラ展望台
8:39 弥陀ヶ原ホテル
9:55 9:56 弘法トイレ
10:08 10:11 弘法
10:27 10:58 大観台
11:36 滝見台
13:02 13:10 美女平駅
14:02 14:04 立山駅
14:09 ゴール地点

天候

晴れのち曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立山駅前の駐車場
駅の前に余裕で駐車できました

コース状況／危険箇所等

木道がとにかく危険です
うっすら雪が積もり凍った木道は滑らずに歩くことは不可能
車道が近くにあるところは車道を歩いた方が早くて安全です

写真

10/25 6:25

7時の始発ケーブルカーに乗るために6時30分前に切符売り場へ
列は全くなく余裕で始発の切符をゲットできた
始発ケーブルカーはいつもの混雑は全くなく、席が埋まってプラス数人が立つ程度

10/25 6:54

立山駅の情報モニターにて
弥陀ヶ原の気温はマイナス2.6度

10/25 6:54

室堂はなんとマイナス7.6度
しかもしっかり雪が積もっている
室堂も行きたいけど歩くには今日の装備では無理だ

10/25 7:38

美女平から弥陀ヶ原下車可能なバスに乗る
始発ケーブルカーが空いていたためバスの臨時便はなく、7:40の定刻まで30分以上待つことに
（室堂直行便は7:30頃に先発した）

10/25 8:17

弥陀ヶ原に到着
晴天だがあちこちに氷が張っていた

10/25 8:19

雪もうっすら積もっていた

10/25 8:26

立山カルデラの展望台へ寄る
浄土山と龍王岳

10/25 8:27

薬師岳も雪が積もって白くなっている
下は立山カルデラの砂防工事現場

10/25 8:31

木のベンチには雪がうっすら

10/25 8:40

弥陀ヶ原へ戻り少し散策してみよう

10/25 8:41

木道はうっすら雪が積もって滑る滑る

10/25 8:42

水たまりは凍っている

10/25 8:43

神戸の中高一貫校・六甲学院の施設
いいところに建ってるなぁ

10/25 8:47

素晴らしい景色なんだけど木道が・・・
軽アイゼンが欲しい（笑）

10/25 8:50

大日山から奥大日山

10/25 8:54

鍬崎山

10/25 8:54

木道の向こうに弥陀ヶ原ホテル

10/25 8:55

大日連山が素晴らしい
奥大日はうっすら白くなっている

10/25 8:56

ガキ田（池塘）

10/25 8:56

氷が張っている

10/25 8:58

誰も人がいない弥陀ヶ原高原
こんな景色を独り占め

10/25 9:03

何枚も同じような写真を撮りまくり

10/25 9:08

この木道は滑り止めが付いていて濡れていても歩きやすい
ヤスリのような感じなので靴のソールが減ってしまうかも

10/25 9:12

分岐を弘法へ進む

10/25 9:18

剣御前が真っ白だ

10/25 9:18

龍王岳
スイスアルプスみたいな景色だ

10/25 9:48

弥陀ヶ原から弘法へ下る

10/25 9:52

一面黄金色

10/25 9:56

弘法バス停
もちろんバスには乗らず通過

10/25 10:03

バス停の少し先にある公衆トイレ（100円）

10/25 10:04

弥陀ヶ原を振り返る

10/25 10:09

ここから八郎坂を下ると称名滝の手前へ下りる

10/25 10:20

樹林帯に入ると大きな立山杉が

10/25 10:20

上の枝も特徴的な姿

10/25 10:22

落葉でフカフカの道を進む
でも落葉の下は木道なので油断すると滑る

10/25 10:28

称名滝の上半分が見えるポイントで昼食休憩

10/25 11:21

滑り止め付きの木の階段
これは全く滑らず優れもの

10/25 11:36

高原バスで案内されるポイントからの称名滝
右側にハンノキ滝も出ている

10/25 11:42

このあたりが「悪城の壁」の上

10/25 11:42

下まで500Mもあるんだ

10/25 11:48

道はずっとこんな感じ

10/25 12:08

ブナが増えてきた

10/25 12:08

ブナの紅葉は終わり落葉中

10/25 12:09

このあたりは「根上がり」のブナが多い

10/25 12:15

立山杉もあちこちに

10/25 12:17

車道沿いに置かれた石仏
立山信仰の時代のものとか

10/25 12:25

美女平からは歩道は車道から離れて森の中を歩く

10/25 12:25

このあたりで木道がなくなり、とても歩きやすくなった（笑）

10/25 12:27

色鮮やかな葉っぱも残っていた

10/25 12:31

晩秋には葉を落としたブナが似合う

10/25 12:31

滑る心配がなくなったので上ばかり見上げて進む（笑）

10/25 12:31

道はブナの落葉でフカフカ

10/25 12:34

苔蒸した倒木

10/25 12:34

これはブナの倒木

10/25 12:36

杉の枯れ木

10/25 12:42

根上がりの立山杉

10/25 12:45

称名道路の北側の山々

10/25 12:51

火炎スギと名付けられた立山杉

10/25 13:01

美女平の駅に到着
ケーブルカーには乗らずトイレだけ借りて通過

10/25 13:11

立山駅へ下りる登山道の入り口がわからずウロウロ
右に美女平の案内看板が立っているが、そのすぐ後ろが登山道だった

10/25 13:23

材木坂の紅葉

10/25 13:24

青空に映える

10/25 13:24

雪の弥陀ヶ原から下ると秋へ逆戻りだ

10/25 13:32

材木坂はさすがに急
途中には縄梯子も

10/25 13:43

材木石（柱状節理）がゴロゴロ
ランダムな方向で転がっているので歩きにくい

10/25 13:49

真川を見下ろす

10/25 14:00

立山駅の上まで下りてきた

10/25 14:04

下りたところはアルペンルートの従業員駐車場の片隅（笑）

10/25 14:03

一応材木坂の案内看板があるが、途中案内は一切なさそうなのでここまで来ないとわからない？

10/25 14:07

駅前の踏切を横切って

10/25 14:08

駐車場にゴールイン

撮影機器：

E-M10 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 6 Apple

感想

dokubo

今週末は今年の北アの締めとして薬師岳へテント泊しようかと考えていたが、土曜の午後に寒冷前線が通過し冬型の天気となるようなので中止に。
幸い日曜は晴れ予報となったので、以前より温めていたアルペンルートを歩いて下るプランを実行してみた。
当初は室堂から歩いて下るつもりだったが、この時期は始発のケーブルカーが朝7:00と遅い。「秋の日は釣瓶落とし」なので最後の材木坂が暗くならないうちに下るとなると弥陀ヶ原出発が妥当だろう。室堂〜弥陀ヶ原は何度か歩いているのでまぁいいか・・・

という訳で当日は6:15頃に立山駅到着。駅前駐車場はガラガラで駅に一番近い一画に車を入れる。いつも見慣れた乗車券購入者の列も全くなく、難なく始発ケーブルの切符をゲットできた。改札横の案内モニターを見ると弥陀ヶ原で気温マイナス2.6度。室堂はなんとマイナス7.6度で雪が積もっている。これだけ寒いと外を歩くには冬山装備がないと厳しい。室堂スタートとしなくて正解だった。
今日は客が少ないせいか、美女平からの高原バスは臨時便がなく定刻通り。定刻は7:40発なので無駄に30分も待つこととなった。始発のケーブルに乗った意味がない（苦笑）。
しばしバスに揺られて予想通り快晴の弥陀ヶ原に到着。今日はここから立山駅までひたすら下るのみだが、せっかくなので立山カルデラ展望台に寄り、その後弥陀ヶ原を散策。ほとんど人がいなくて絶景を独り占めだったが、雪がうっすら積もった木道はとても歩きにくい。どうしても下ばかり見て歩くので、景色を見るためにいちいち立ち止まる。でものんびり景色を堪能することができて良かったかも。
追分からは下り勾配の木道が続く。慎重に歩いたつもりだったが、とうとう滑って大転倒。幸い右手首の強打で済んだが、ここからしばらくは危険そうなところは車道へ避難して歩くことに。（登山道は多くが車道に並行しています）
弘法からは樹林帯に入るが、木道はまだまだ続く。いつもはバスで通り過ぎる森は立山杉やブナが続き気持ちが良い。時折通るバスのエンジン音が耳障りだが、途中称名滝が見えるスポットもあり、マイナスイオンをいっぱいに浴びて美女平に着いた。
ここで小休止後、材木坂を下る。ケーブルカーのように一直線に斜面を下る訳ではないが、やはりそれなりに急な坂だ。下るにつれて気温が上がり汗ばむほどに。
どこへ下りるのかなと期待していたが、立山駅の裏にひっそりと着いたのには苦笑だった。

立山駅到着は午後2時過ぎ。予定よりもかなり早く着いたので雪がなければ室堂から下っても十分明るいうちに到着できそうだった。
今日擦れ違った方は称名から八郎坂を上がってきたと思われる方3名と美女平から散策中の方数名。ほとんど人に会うことない静かな山歩きだった。

コメント

okia0893

歩く人は少ないですね
dokuboさんこんにちは。

7月に私も下って来ましたが弥陀ヶ原と美女平以外では3組5名の方だけでした。
一方で滝見台近くの登山道で7〜8匹の猿に遭い人より多かったです（笑）
美女平から上部には幹回り6m以上の巨木が140本以上あるようですよ。
機会があれば登り（材木坂は省きたい）もいいかなと思っています

dokubo

Re: 歩く人は少ないですね
okiaさんコメントありがとうございます。
okiaさんが7月に歩かれた際は雨の材木坂でさぞ大変だったと思います。
弥陀ヶ原の草原もいいですが、美女平から滝見台あたりの巨木の森は素晴らしいですね。
せっかく整備されているのに歩く人が少ないのは残念に思いました。

がんちゃん

無事でなにより
dokuboさん、こんばんは。

珍しいルートですね。僕も歩きたいと思っているルートなので参考になります。
朝日岳の初対面でも話題に出ていたと思いますが「滑る木道」＝「dokuboさん」というイメージがついてしまいました（笑）
でも富山の木道って歩きやすい方ですよね。
来年当たり立山駅〜室堂〜立山周回とかやってみたいなぁ〜

dokubo

Re: 無事でなにより
Sanchanさんこんばんは。
木道には痛い目に何度も遭ってるのでちょっと煩いかも（笑）
立山の周回は称名起点の大日〜室堂〜八郎坂が一般的ですが、美女平〜弘法を外すのはもったいないと思います。立山駅からアルペンルート沿いに歩いて雷鳥沢でテン泊、翌日は立山を回って大日経由で称名に下りる（称名〜立山駅はバス）大周回とかどうですか？

fukuizinn

いあ〜ァいいですね
人の少ないカルデラをのんびりと。
私も以前から秋に歩いてみたいと思っていました。
来年はと思っていますので参考にさせていただきます。
滑らないように注意しないと。

dokubo

Re: いあ〜ァいいですね
fukuizinnさんコメントありがとうございます。
歩くアルペンルート、人が少なく静かなせいもありますが、思ったよりもとても良かったです。
半月ほど早いと美女平から上の紅葉が見頃だったと思います。
下りで歩いてラクしましたが、傾斜が緩いので立山を見上げながらの登りの方が良かったかもしれません。