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Yamareco

記録ID: 751970
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

【尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山】大清水〜見晴〜鳩待峠

2015年10月24日(土) 〜 2015年10月25日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.1km
登り
1,485m
下り
1,072m

コースタイム

1日目
山行
4:38
休憩
0:56
合計
5:34
9:04
48
9:52
9:52
27
10:19
10:21
27
10:48
10:48
16
11:04
11:14
27
11:41
12:24
15
12:39
12:39
35
13:14
13:15
21
13:36
13:36
0
13:36
13:36
62
2日目
山行
5:54
休憩
0:15
合計
6:09
7:25
7:25
63
8:28
8:42
136
山ノ鼻
10:58
10:59
42
11:41
11:41
32
12:13
12:13
52
13:05
天候 10月24日 晴れ → 18:00頃〜雨
10月25日 曇り → 稜線で霰・強風
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
■尾瀬第1駐車場にマイカー駐車(1000円/1日)
 関越道沼田IC〜国道120号〜国道401号 約35KM
24日 8:15頃到着時点で4割〜5割程度の駐車台数

■鳩待峠行バス連絡所〜大清水 関越交通バス(610円) 約12分。

■鳩待峠〜戸倉 乗合タクシー(930円) 約25分。
コース状況/
危険箇所等
10月24日の尾瀬沼周辺は日中帯の行動だったので、木道も濡れておらず危険個所なし。10月25日は前夜の雨(雪)の影響で断続的に木道が濡れて滑りやすい状況。森林限界上は所々表面に雪をかぶっており凍結箇所もあった。水平になっていない木段では大変滑りやすく危険を感じた。
その他周辺情報 ■宿泊山小屋
 弥四郎小屋 1泊2食弁当付 9800円/1人
 4畳半程の個室を2名で使用できた。
 http://www.84658.jp/

■登山後の温泉
尾瀬ぷらり館「戸倉の湯」入力料金500円
大清水からスタート。紅葉がイイ感じ。
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大清水からスタート。紅葉がイイ感じ。
一ノ瀬まで地味なダート歩き。グリーンシーズンは送迎車出ているようなのでそれ乗りたい。
一ノ瀬まで地味なダート歩き。グリーンシーズンは送迎車出ているようなのでそれ乗りたい。
一之瀬休憩所を過ぎるといよいよ登山道という感じに。
一之瀬休憩所を過ぎるといよいよ登山道という感じに。
岩清水。晩秋のこの時期だが水量豊富だ。
岩清水。晩秋のこの時期だが水量豊富だ。
三平峠。大清水から地味に600Mくらい登っている。
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三平峠。大清水から地味に600Mくらい登っている。
尾瀬沼山荘。既に小屋じまいしていた。
尾瀬沼山荘。既に小屋じまいしていた。
尾瀬沼畔。尾瀬沼のスケールと燧ケ岳の山体は秀逸。
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尾瀬沼畔。尾瀬沼のスケールと燧ケ岳の山体は秀逸。
別アングルで燧ケ岳。
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別アングルで燧ケ岳。
尾瀬沼脇の木道。新しく整備されているようだ。
尾瀬沼脇の木道。新しく整備されているようだ。
尾瀬沼ビジターセンター。ここにも水場(蛇口付)があった。ここで昼休憩を取った。
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尾瀬沼ビジターセンター。ここにも水場(蛇口付)があった。ここで昼休憩を取った。
尾瀬っぽい風景。秋が深まり冬がはじまろうとしているこの時期も味がある。
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尾瀬っぽい風景。秋が深まり冬がはじまろうとしているこの時期も味がある。
沼山峠との分岐。
沼山峠との分岐。
長英新道分岐。次は燧ケ岳を登りたい。
長英新道分岐。次は燧ケ岳を登りたい。
尾瀬沼を半周程周っただろうか。沼とは言えないほどの大きさだ。
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尾瀬沼を半周程周っただろうか。沼とは言えないほどの大きさだ。
燧ケ岳を背にバックショット。
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燧ケ岳を背にバックショット。
此方はbreezing氏。
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此方はbreezing氏。
沼尻付近の池塘。
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沼尻付近の池塘。
白砂峠。看板は崩壊。
白砂峠。看板は崩壊。
見晴到着。
弥四郎小屋の水場。
弥四郎小屋の水場。
今宵の宿、弥四郎小屋。
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今宵の宿、弥四郎小屋。
夕暮れ時。
至仏山脇に夕日が沈もうとしている。
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至仏山脇に夕日が沈もうとしている。
夕日とbreezing氏。
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夕日とbreezing氏。
弥四郎小屋夕食。この後外は雨となり強風。こうして1日目は終了。
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弥四郎小屋夕食。この後外は雨となり強風。こうして1日目は終了。
2日目朝、弥四郎小屋朝食。
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2日目朝、弥四郎小屋朝食。
2日目朝、期待もしていなかった朝日がのぼる。
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2日目朝、期待もしていなかった朝日がのぼる。
風は強いが晴れ間が見える。ススキも良い色合いだ。
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風は強いが晴れ間が見える。ススキも良い色合いだ。
弥四郎小屋を名残惜しげに後にする。
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弥四郎小屋を名残惜しげに後にする。
群馬県と福島県の県境。
群馬県と福島県の県境。
竜宮小屋到着、風は強い。
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竜宮小屋到着、風は強い。
雲の合間に至仏山が姿を見せた。
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雲の合間に至仏山が姿を見せた。
至仏山の全容をアップ。
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至仏山の全容をアップ。
至仏山をロックオン。
至仏山をロックオン。
山ノ鼻へ到着。breezing氏と至仏山アタック有無を最終協議。
山ノ鼻へ到着。breezing氏と至仏山アタック有無を最終協議。
協議の結果アタックする事に。
協議の結果アタックする事に。
いざ至仏山へアタック開始。
いざ至仏山へアタック開始。
あっというまに森林限界に。ここで防風装備を整える。
あっというまに森林限界に。ここで防風装備を整える。
振り返ると燧ケ岳と尾瀬ヶ原が。見たかった風景だ。
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振り返ると燧ケ岳と尾瀬ヶ原が。見たかった風景だ。
前日の予報からは期待していなかったこの風景、見れて満足。
前日の予報からは期待していなかったこの風景、見れて満足。
ここから先は、いよいよ風が強くなってくる。
ここから先は、いよいよ風が強くなってくる。
前夜の爪後もちらほらと。
前夜の爪後もちらほらと。
所々凍結した岩もある。足の置きどころに注意。
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所々凍結した岩もある。足の置きどころに注意。
岩が滑りそうなので鎖に頼りまくり突破した。
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岩が滑りそうなので鎖に頼りまくり突破した。
この辺りの斜めっている木段が非常に滑りやすく、這いつくばるようにして登ってい行った。
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この辺りの斜めっている木段が非常に滑りやすく、這いつくばるようにして登ってい行った。
強風の中、決死のアタック。時折体が持って行かれそうになる。
強風の中、決死のアタック。時折体が持って行かれそうになる。
ガスが濃くなってきた。早く山頂に着きたい。
ガスが濃くなってきた。早く山頂に着きたい。
山頂が唐突に表れた。
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山頂が唐突に表れた。
山頂で記念撮影、この時は幸いに風が少し弱まった。しかし気温が低いのでそそくさと下山開始。
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山頂で記念撮影、この時は幸いに風が少し弱まった。しかし気温が低いのでそそくさと下山開始。
小至仏山へ続く稜線。足元は凍結した箇所も多く、慎重にすすむ。視界が悪くなってくる。
小至仏山へ続く稜線。足元は凍結した箇所も多く、慎重にすすむ。視界が悪くなってくる。
小至仏山到着。強風、視界不良、低温、さっさと下山再開。
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小至仏山到着。強風、視界不良、低温、さっさと下山再開。
早く樹林帯へ逃げ込みたい。
早く樹林帯へ逃げ込みたい。
白くなった木道が続く。
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白くなった木道が続く。
ここまでくだると風も大分避けることができ一安心。
ここまでくだると風も大分避けることができ一安心。
オヤマ沢。
下りてきた道を見上げてみる。上空は真っ白だ。
下りてきた道を見上げてみる。上空は真っ白だ。
鳩待峠へ帰還。
ここからはbreezingが気に入った写真です。
「戸倉駐車場からの紅葉」
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ここからはbreezingが気に入った写真です。
「戸倉駐車場からの紅葉」
「尾瀬沼と燧ケ岳」
沼というより湖のような印象を受けた。
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「尾瀬沼と燧ケ岳」
沼というより湖のような印象を受けた。
「お昼休み」
燧ケ岳を眺めながらのおひるごはん。
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「お昼休み」
燧ケ岳を眺めながらのおひるごはん。
「晩秋」
「弥四朗小屋」
「秋の夕暮」
「尾瀬ヶ原をゆく」
「尾瀬ヶ原をゆく」
「めざせ至仏山」
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「めざせ至仏山」
「至仏山から眺める燧ケ岳」
2
「至仏山から眺める燧ケ岳」
「冷気と強風」
正直、しんどかった。
2
「冷気と強風」
正直、しんどかった。
「凍る池塘」

感想

久しぶりの1泊山行である。

当初、北アルプスを計画するも良案がまとまらず挙がったのが尾瀬の案。
燧ケ岳を検討したが、行程の長さから断念、尾瀬沼と至仏山を盛り込む事にした。
24日は小春日和の陽気で気持ちよく尾瀬沼を散策。沼と言えないほどの大きさに感嘆。

宿泊した弥四朗小屋は4畳半程の部屋を2人で個室利用できた。
風呂もあり、水も豊富で、人も少ない、ゆったりたっぷりのんびりできた。
おまけに24日、18時頃〜雨と強風。小屋の外に出る事もままならず、
夕食も済ませたのでやる事もなく早々に就寝。早朝少々寒かったが基本良く寝れた。
間違いなく、これまでで宿泊した小屋の中でベストな居心地だった。

翌25日は、冬型の気圧配置、寒気が流入、と天気予報で悪いフレーズが出ていた。
尾瀬ヶ原では予想に反して晴れ間も見えた為、至仏山へアタックする事にした。
森林限界を越えるとそこは厳冬期のような世界。前日の雪で白くそまる山肌。
時折吹きつける突風で体が持って行かれそうになる。
終始強風で、体を動かしていないと間違いなく体が冷える。
どうにかこうにか至仏山登頂を果たし余韻に浸る間もなく早々に下山。
樹林帯まで下ってきた時は安堵した。

秋と冬、両極端な季節を感じた2日間となった。
今回も成功。

この週末は1泊での登山を計画していたが、北アルプスは山小屋が軒並み前週で営業終了にて良い条件での計画が立てられず、尾瀬をめぐる山旅を実施することになった。
初日は大清水から尾瀬沼を散策して見晴の山小屋「弥四朗小屋」で一泊。尾瀬沼は想像よりはるかに大きく、燧ケ岳は雄大であった。今回は行程の長さから断念したが、季節を変えてぜひ登ってみたい山である。弥四朗小屋は個室であったため、これまでの山小屋と比べ物にならないほど良い睡眠がとれた。また利用したいと思う。

2日目は尾瀬ヶ原を横断し至仏山へ。当日は天候悪化の予報もあったが、尾瀬沼から向かう時間は良く晴れており検討の結果決行することに。森林限界を超えた場所から眺める燧ケ岳と尾瀬ヶ原はとても美しい。ぜひ季節を変えてまた登りたいと感じる。
山頂手前から吹き飛ばされそうな風と凍った足元に苦戦。もはや冬山を感じたが、無事怪我もなく下山できてよかった。

ぜひ季節を変えてまた訪れてみたい。

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