毛無山_十二ヶ岳_金山_鬼ヶ岳縦走(トモサンといっしょ)

2024年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,097m
• 下り: 1,113m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:26

距離 9.3km 登り 1,097m 下り 1,113m

6:46 旧公民館駐車場
8:21 8:26 毛無山
8:31 一ヶ岳
8:51 四ヶ岳
9:30 9:39 十一ヶ岳
9:51 10:03 十二ヶ岳吊橋
10:39 10:45 十二ヶ岳
11:18 11:19 大石下降点
11:26 金山
12:00 12:01 鬼ヶ岳
12:28 12:34 雪頭ヶ岳
13:56 13:59 東入川砂防堤
14:02 東入川砂防堤公園
14:18 西湖根場浜駐車場

天候

晴れ☀️だがめっちゃ強風🌀

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路、東北道久喜IC→東富士五湖道河口湖IC 3460円
復路、圏央道相模原IC→東北道久喜IC 2600円

西湖周遊バス🚌魚眠荘前→毛無山登山口390円
＊正しい登山者用駐車場最寄りのバス停は西湖東口です😭
＊土日祝は周辺道路の混雑状況次第でかなり遅延する模様😅結局魚眠荘前バス停毎時12分着発は20分ほどの遅延でした🚌

コース状況／危険箇所等

とにかく風が強く、気温以上に体感寒くて痺れました🥶
北斜面や日陰には霜が立ち、日当たりの良い場所ではそれらが溶けて一部泥濘もありますので足元ご注意⚠️

何よりも垂れてるロープ類は経年劣化著しく、極太の綱引きロープは硬化していて、ものによっては石擦れによる破断のカウントダウン開始中😱

＊旧公民館登山者用駐車場🅿️→毛無山
駐車場入口を出て山側に向かい、最初のT字を左折して進むと使われていないっぽいゴミステーションがあり、そこを鋭角に右折し民家に挟まれた小径を進むと墓石が点在
やがて大きな忠魂碑が出てきて文化洞トンネル側の登山道と合流し、山へ入って行きます

ゆるゆると樹林帯を登り、中腹に出ると視界が開け、トラバース気味に詰めるとまもなく毛無山山頂

＊毛無山→十二ヶ岳
十まではたびたびロープの垂れた短い岩場が点在する程度で、正直物足りないくらい🤔

十から先が長丁場、十一から吊り橋への下降が長い鎖場で、吊り橋以降、十二手前の分岐までもロープと鎖の垂れた長い急登になるため耐えどころ

桑留尾分岐は広いが平たくはない斜面
分岐から十二ヶ岳までは100㍍ほどなので、十二ヶ岳を踏んで分岐に戻り下山する登山者が多い模様
十二ヶ岳はとても狭いところに祠が二基もあるので更に手狭😵

＊十二ヶ岳→金山
細尾根をてくてく
山頂手前に大石峠への分岐があり一旦下って登り返します
山頂は広い樹林帯で基本展望ないのだけど、富士山側だけ伐採されており一望出来ます
山頂自体が十二ヶ岳、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳への三叉路分岐になっています

＊金山→鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳
スーパーマリオ的ボーナスステージ
富士山を横目に尾根筋をてくてく
鬼ヶ岳山頂には巨岩がいくつか鎮座しており、特に禁止されてないようでしたので中央のいちばん大きな岩に登ってみました
360度展望ありますが、巨石のせいでスペースはそんなに広くはないです

雪頭ヶ岳へは岩場伝いの細い登山道を少し歩くとほどなくとうちゃこ

＊雪頭ヶ岳→魚眠荘前バス停
ひたすら下るだけですが、メギに囲まれた広い展望スペースがあり今日イチのフジヤマ眺望ができました😆

展望スペースからひたすら激下り、ブナ林、カラマツ林、スギ林を経て枯れ沢のゴロ岩場に出て、砂防堤や階段などの人工物を辿りまもなく林道、ひたすら真っ直ぐ進んで湖北ビューラインこと県道21号に突き当たり、十二ヶ岳登山口の標識を左折するとすぐ魚眠荘前バス停となります

写真

おはようございまーす
休出予定だったトモサンが急遽休みになったとかで、珍しく今月2回目のバディ山行はトモサンのリクエストで十二ヶ岳縦走

毛無山登山口の登山者用駐車場から、たいがい手前のトンネル歩いた先の登山口から入るのが多いようですが、実は駐車場から山側に向かって左折し、このゴミステーションから入るショートカット道があるそうで

11/23 6:56

民家の小径を潜るように進むと墓地がちらほら
そしてひときわ目立つ忠魂碑
陸軍大将、一戸兵衛書とあります

この方の揮毫した忠魂碑、実は全国に結構あるのですが、曰く「日露戦争前には記念碑、招魂碑と呼ばれるものが建てられたが、忠魂碑として日本全国に普及していくのは日露戦争以後のことで、大正･今上天皇の即位記念事業として市町村の在郷軍人分会が献金を募集し、小学校の一角に建立したものが多い。碑文題号の揮毫者は帝国在郷軍人会会長の一戸兵衛や鈴木荘六の例が多く…」とあるので、日露戦争で名を挙げ、のちの明治神宮宮司となった一戸兵衛氏の揮毫したものが多いのは納得🙄

11/23 7:09

忠魂碑の先にまもなく分岐指標らしきものが登場

さてよいよ山に入りまする
思いの外、風が強くて寒いのなんの🥶
尻尾が風でブンブン振られます

11/23 7:37

え？ここピークなの？というところ
駐車場で隣り合わせたトレランの方が、今日取り付けたばかりのもの
毛無山へピストンされて早々に下山してました
めっちゃ薄着だったし、風強くて寒いからかな🤣

樹林帯、葉はだいぶ落ちて隙間から富士山チラ見えしてたんですが、ようやく一望出来る場所がありました

11/23 8:16

冬近くなると富士山見たくなるのはなんでだべか😆

ちょっと視界が開けると富士山撮りまくるトモサン

11/23 8:26

毛無山とうちゃこ
とにかく風が強くて寒い！😣
あまりの寒さにこのままピストン下山して下界で遊ぶのもアリだね、と弱気なトモサンでしたが

11/23 8:30

とりあえず進退は

11/23 8:37

十二ヶ岳まで行ってからにしよう、と

11/23 8:40

粛々と先へ進みます

11/23 8:46

四ヶ岳は

11/23 8:46

眺望がとても素晴らしい👍

11/23 23:29

冨嶽三十六景
甲州富士眺望伏拝死

11/23 8:51

少しずつ岩岩してきますが、基本頼りないロープが垂れており

岩場鎖場鍛錬と気合いを入れてきたものの、想像とちょっと違う感じに戸惑いつつ

せめて色褪せたトラロープやボロボロで固い綱引きロープを、クライミングロープに変えて頂けないものかなどと思ったり🙄

11/23 8:54

ねえ？五ヶ岳

11/23 9:02

六ヶ岳はちょっとかわいそう😅

11/23 9:04

と、思ったら七ヶ岳の方が悲惨でした😖

11/23 9:11

八ヶ岳には治療痕が(笑)

11/23 9:14

登れない九ヶ岳
トラバース道に標識だけぶら下がってます
ピークはこの尾根上ですかね🙄

細いトラバース
確か去年の今頃でしたかね
滑落したのは…😅

風も強くて体振られるので、慎重に

11/23 9:18

トラバース先に十ヶ岳の標識
これも登れない尾根上
ピーク踏めないのは九と十のようです

十から先がアスレチック

11/23 9:23

十二ヶ岳まで、急登昇降を繰り返します

11/23 9:30

十一ヶ岳とうちゃこ

そしてながーい鎖場降下

11/23 9:46

ここから十二ヶ岳までが核心部

こちら十二ヶ岳への架け橋

風のせいでみゅんみゅん揺れました
ギャーギャー騒ぐアラフィフ女子

で、渡った先が壁なので攀じ登りましたが、実は写真右側に細い巻道がありました🤣

なおも登坂は続いて

11/23 9:59

ここだけ真新しい鎖がありましたが、基本鎖らしい鎖、吊り橋前後だけのような…😅

11/23 10:04

トラロープよりありがたいクライミングロープ

最悪なのは綱引きロープ

11/23 10:04

破断へカウントダウン中
マジで綱引きロープは危険⚠️

11/23 10:12

やっとこ尾根筋上がりきって分岐広場
十二ヶ岳山頂は激狭とのことで、手前のここでブランチ休憩

たいがいの方々は先に十二ヶ岳を踏んでこちらの分岐に戻り、休憩後ここから桑留尾を下山してました

11/23 10:30

ブランチのち十二ヶ岳とうちゃこ
あまりの強風🌀にこの先の縦走止めて下山するかと再度相談

進退どうしようか、の前に

11/23 22:29

冨嶽三十六景
甲州十二ヶ岳パンツ破けた死
(破けたとは言ってない)

11/23 10:40

強風🌀だけどお互い明日も休みだし、核心部抜けてCTも順調だから縦走がんばろう！となり

11/23 10:51

次の金山へ向けて進軍

なんか鎖よりもロープが多いね本当に🙄

11/23 10:54

このグレーチングなんか錆び錆びで留め金が外れてたし😅

11/23 10:59

とうとうトモサン疲れちゃった
言い出しっぺなんだからしゃんとしなし😤

11/23 11:05

でも時々開ける視界に富士山が入るのでキャッキャウフフ🥰

11/23 11:25

金山とうちゃこ
十二ヶ岳、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳との三叉路分岐になりますぬ

11/23 11:25

山頂の一部、富士山側だけ展望とるために伐採されたのかな

11/23 11:55

さらに進んで鬼ヶ岳とうちゃこ

馬鹿と煙とたわしは高いところがすき🥰

11/23 11:56

岩の上から望む富士山🗻

11/23 11:57

南アルプス方面は雲が乗ってました

最後の雪頭ヶ岳へGO

11/23 12:04

十二ヶ岳と金山の間にあったグレーチングもこれにして欲しいな

11/23 12:10

雪頭ヶ岳とうちゃこ
こちらも狭いです

11/23 12:27

ピーク縦走はここまで
少し行動食ブレイクして下山開始ィ

11/23 12:31

雪頭ヶ岳の先にこんな展望所があるなんて知らず、歓喜😆
日当たりも良く、北からの風も防げて気持ちいいのなんの🤩

冨嶽三十六景
甲州富士西湖スケキヨ死

満足したので帰りましょう

11/23 12:49

そうそう、雪頭ヶ岳からしばらくはメギの殺意にご用心⚠️

11/23 13:04

どんどこ下りると中腹はブナ森なのですが

やがてカラマツ林になり

まもなくスギ林で鬱蒼
写真は光度ありますが、実際は16時くらいの薄暗さです

こっち側から登られる方も結構おりましたが、この退屈な急登を3時間もよく登ろうと思いますぬ…😅

11/23 13:54

さらに下りると急に指標が出てくる枯れ沢沿い

11/23 13:56

人工物も出てくるとまもなく下界だなァと感じますぬ😄

11/23 13:57

殺意に溢れる砂防堤
ここ以外にも3か所ありましたが、ここまで防御力高いものはありませんでした😅

11/23 13:59

段差の低い優しい階段を下りると

東屋前にとうちゃこ
大紅葉が見事でして

11/23 14:02

山の木々はすっかり落ち葉で初冬ですが、里はようやく秋ですぬ🥰

11/23 14:03

毛無山登山口に比べると立派な指標が適宜に置かれていて親切

しばし林道てくてく

11/23 14:19

魚眠荘前まで無事ゲザーン！

1時間に1本しかないバスは出たばかりだし、なんせ膀胱タンクが限界でしたのでバス停前にある西湖根場浜駐車場にあるトイレへ駆け込み

すっきりしてバス停に戻ると1時間前から並んでるニキに、定刻より遅れてるんでたぶんそろそろ来ますよ、なんて言われたらマジでタイミングよく来たバスに搭乗出来た

11/23 14:41

ところがトモサンが下車駅をよく調べてなくて、どこで降りるのか聞いたらば
「んとね、確か10分くらい乗って、390円で降りる駅🤗」
とか、漫画に出てくる外国人みたいなこと言うので
「ハァァァー⁉︎⁉︎⁉︎ 『10分乗って390円で降りる駅』なんて名前の駅があるかよォォォ⁇⁉︎⁇︎😵」
となり、調べ直したら毛無山登山口だとかいうんで下りたら全然駐車場遠くて、実はバス1時間待ってたニキが下りた、一駅手前のここが正しい降車駅でした！！😵‍💫

11/23 14:43

まったく、駐車場まで無駄なトンネル歩きとかしてなんかフジヤマも何もかも全部ぶっ飛んだわ！www🤣
※不運は感想に続く

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

たわし

実は来週、変死体登山部で毛無山から十二ヶ岳までの周回で岩場鎖場鍛錬に行く予定でしたが、予定日の天気が悪く別な低山へ変更したこともあり、ならばいずれ変死体登山部で行くにしても先行偵察しとくか、と凸撃。

トモサンとは基本、月イチ山行ですが、いつもたわしのシフトが出ると何日か適当に空き日程を報告して、その中でトモサンが休めたり都合つく日を決めるという流れになっていて、たまたま渡した空き日程の祝日、本来なら休出だったトモサンの予定が休みに変更になり、2日前に連絡が来て今回の山行となりました。

下山後、どうしてもさわやかハンバーグが食べたいと言うトモサンの希望で御殿場に移動したものの、さすが祝日、御殿場IC店は15時半、アウトレット店は午前中で整理券配布終了しており、現地まで行ったものの入店すら出来ず撤退😭

休日割引あるけど高速は事故渋滞で真っ赤っかだったので信号も何もない道志みちとぼとぼ、ようやく辿り着いた相模原の松屋に滑り込んで十勝豚丼食べて帰りました🤣ブヒブヒ