釈迦ケ岳〜孔雀岳 そして太古の辻へ
- GPS
- 07:29
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,355m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
峠の登山口・旭(太尾登山口)駐車場:無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜釈迦ケ岳山頂 見晴らしのいい快適な登山道で危険箇所はありません ■釈迦ケ岳山頂〜孔雀岳 釈迦ケ岳〜孔雀ノ覗の間は足場の狭い岩場や滑落するとどこまで落下するか分からないような危険箇所があります。 孔雀岳の山頂へは孔雀ノ覗から10分程度で行けます。 ■釈迦ケ岳〜大日岳〜太古ノ辻 深仙宿までは笹道の下りになります。 大日岳(行場)はこの日はパスしました。 太古ノ辻で大峯南奥駈道と出合います。 ■深仙宿〜千丈平 山頂方向に対して左側をトラバース気味に進みます。比較的緩い登りになってます。 |
写真
装備
個人装備 |
笛
熊除けの鈴
筆記具
保険証
飲料
応急セット
iフォン
登山用GPS
カメラ
おにぎり(2個)
|
---|
感想
この春から大峯奥駈道の北半分を繋ぐことを目標にしてきましたが、遂にやり遂げることができました。
実は釈迦ケ岳へは2年程前に一度行こうとしたのですが、登山口へクルマで向う道中で舗装もされていないダムを建設する際に資材運搬用に断崖絶壁を削って無理クリ作ったようなとんでもない道に入ってしまい、道の右は岩がせり出していて左は崖で道には落石だらけ。道幅はクルマの左右数ミリしか余裕なしww
こんな恐ろしい所は進めないとなり、引き帰して行き先を変更して熊野本宮大社へ向いました。
ところが、この日おなじように通ったつもりの道は最後まで舗装された道が続き断崖絶壁の脇を通ることもありませんでした。前回は私が道を間違ってとんでもない所(道路だとも思えないような所でした)を進んでいたようですww
弥山登山口へ向う309号線よりもむしろ道幅は広いくらいだったので、これなら釈迦ケ岳はこれからは気軽に来れそうです。(やっぱり私は方向音痴でしたww)
余計な前置きが長くなりましたが、話しを釈迦ケ岳に戻します。
登山口の駐車場からして結構山の上にあるのでクルマを降りると寒く、ビーニーを耳当てにして手袋をはめて出発。
釈迦ケ岳山頂までの快適な登山道は日が高くなるにつれて寒さが和らぎましたが、それでも風が吹くと少し寒かったです。
この日も快晴で山頂からの眺望も素晴らしかったです。
釈迦ケ岳山頂からは先日までに繋いで来た孔雀ノ覗へ向うべく弥山方面への取り付から下って行き、問題の痩せ尾根の岩場にさしかかると足がガクガク震えました。
ここを渡らないと奥駈道を繋ぐことができないので意を決して渡りましたが、その後しばらくは足の振えがとまりませんでした。
孔雀ノ覗まで来てせっかくなので孔雀岳の山頂にも立ち寄ってから釈迦ケ岳へ戻り、次は最終目的地の太古ノ辻を目指して山頂を後にしました。
大日岳の行場はまたの機会に行ってみることにして、その先の太古ノ辻へ。
太古ノ辻まで来て「これより大峯南奥駈道」の案内板を見て長かった道のりもこれでいったん終了かと思うと感無量でした。
もちろん、大峯奥駈道はまだまだ先があり、南奥駈道はこれまで歩いた道程よりも厳しいことが予想されます。
こちらは来年以降に期限は設定せずに少しづつ歩いていつの日か大峯奥駈道を全て歩き繋げたいと思っています。
最後に、この度の目標達成にあたってはヤマレコの諸先輩方のレコを多数参考にさせて頂きました。アドバイス頂いた方々にもこの場をおかりして御礼申し上げます。
コメント
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yamaotocoさん こんばんは〜
大峯奥駈道の北部制覇おめでとうございます!
すごい! ついに達成! やったね
さすがに、どの山もそう簡単ではないですね。
わが夫婦も、少しずつ何年かかるかわからないけど
頑張ろうと思います! また相談の乗ってくださいね!
とにかくゆっくり休んでちょ!
chasseさん、奥様、こんばんは〜
大峯奥駈道はまだ半分ではありますがひとつの区切りとして北半分を踏破することができました。奥駈道は自然のあるがままの修験道の修行の道なのでかなりてこずりました。
大峯は一度行くとその魅力に取り付かれてしまいますよね!
ぜひご夫婦で楽しみながら駆け回ってくださいね
私に何かお役に立てることがあれば何なりとお申し付けください
yamaotocoさん こんばんわ
この春から年内達成計画を連載ドラマのように楽しく拝見させていただいてましたです。
単独での達成感、分かります 。おめでとうです。
昨日は寒波到来前の秋晴れで良かったですね。 yamaotocoさんの迫力に押されながら私も先日やっと南奥駈の残り部分を達成できたことに感謝です。
こんど怖かったところとか、感動したところなどお話聞かせてください。
テント泊など・・・いずれいかがです?
cicsさん、ありがとうございます!
11月に入ってしまうと冬の足音が聞こえてくるので10月中に終えられて良かったです。
cicsさんのように南奥駈道も踏破するには何年かかるかわかりませんが、熊野本宮大社までこの峰道を歩き通したいと思います
テント泊は来年か再来年には始めないと一生しないかも知れないので、来年の夏頃をメドに考えてみようと思います。 テントはどのようなものがいいか、他にも必要な装備など相談に乗って頂きたく思います。
12日、残念会にならずに済んでホッとしてます
釈迦ヶ岳&奥駈道、おつかれさまでした。
怖がりkatatumuriには奥駈道を踏破するなど絶対にムリですが、
釈迦ヶ岳だけはテン泊に行ってみたいと思いながらとうとう晩秋に
なってしまいました。もう寒いです
いつか千丈平でテン泊を
12日、武勇伝を楽しみにしてます
katatumuriさん、こんばんは!
僕も結構ビビリなので奥駈道を繋ぐという目標がなかったら釈迦ケ岳直下のあの天空の痩せた岩場は引き返してたかも知れません。ホントに震え上がりました
釈迦ヶ岳は晴れていてももう結構寒かったです。
テン泊はもう厳しそうですね
12日、こちらこそkatatumuriさんのテン泊や山料理などの山の楽しみ方を伺うのを楽しみにしています
yamaotocoさん、こんばんは!
着実に踏破しておりますねー!
いいお天気で気持ち良さそうです!また、とっても楽しそうなところですね!
でもガスでたらめっちゃ怖そう・・・ブルル・・・
大日の岩は絶対チャレンジしておきたいところですね!こんな良いお天気の日に行ってみたいな!
akirasさん、こんばんは!
何とか北半分を繋げることができました。
釈迦ケ岳はおっちょこちょいな私が林道からの道を誤って認識していたのでずっと遠い存在でしたが、正しい道は恐怖を感じる程のものではなかったので来年からはちょくちょく来てみたいと思います
大日岳の行場にも行ってみたいと思います。私の場合、立ち寄るだけで「よし、今日はこのくらいにしといたらぁ」と叫んでるかも知れませんが
yamaotocoさん、こんばんは。
大峯奥駈道北側、無事完歩おめでとうございます!
yamaotocoさんでも足が震えるぐらい、恐ろしく険しい
道だったんだなとレコを拝見して思いました。
私も先日、初めて大峯奥駈道のほんの一部を歩いたのですが
私などでは体力・技術もまだまだだと痛感いたしました。
ともかくお疲れ様でした。今はゆっくりと余韻に浸って下さい。
shi9056さん、ありがとうございます!
私は実際ビビリでございまして危なそうな所では身体が自動ブレーキを作動させてフリーズしてしまうことがちょくちょくあります。今回は再起動できましたが
大峯からは山の厳しさをいっぱい教えてもらいました。
自分の身の丈を越える山歩きになってしまっていますので、今一度安全登山の原点に立ち返ろうと思っています
おめでとうございます!yamaotocoさん。
自分のことのように嬉しく感じてます。
TVの「日本百名山の大峰山の回」で見たあの強烈に細く高い崖っぷちを
やっぱり歩かないと繋がらないんですか・・・・
どこか回り道があるかと微かな期待をしてましたが。
私は北奥駆道、あと3箇所あります。
yamaotocoさんをはじめ皆さんのレコを参考に
繋げていくのがとても楽しみでありま〜す。
Yanyan7さん、ありがとうございます!
私も同じ目標をお持ちのYanyan7さんの大峯のレコを拝見する度に嬉しくなります
TVの「日本百名山の大峰山の回」は見逃してしまってましたが、見てなくて良かったかもです
知ってたらこんな目標を立てなかったかも知れません
あいにくあの崖っぷちを迂回するルートはありませんww
あそこしかないんです
年内は柳の渡し〜蔵王堂間ですね。紅葉の吉野山を満喫して来てくださいね!
Yanyan7さんが北奥駈道を繋げられるのを楽しみにしていま〜す
yamaotocoさん、北奥駈道踏破、おめでとうございます!
無事釈迦ヶ岳に行けましたね
釈迦ヶ岳〜孔雀ヶ岳間は危険箇所も多いので、いいお天気で本当によかったですね
私も来年中には踏破したいと思ってはいるのですが…行けるんやろか?
そのときはいろいろ教えてくださいね
Hacchyさん、こんばんは!
太尾登山口までの林道はHacchyさんの「それほど危険ではない」というコメントを読んで何かおかしいなとは思ってたんですけど、前回は私がドジって良からぬ道もどきに入って行ってしまってただけだったようです
他の方のレコを見ても背の高いミニバンが駐車場に止まっていて、どう考えてもあの岩のせり出し具合では通れるはずがないのになぁと不思議に思ってました
ほんと、恥ずかしい限りです
Hacchyさんもやっぱり奥駈道を繋ごうとお考えなんですね!
こちらこそ色々と教えて頂ければと思っていますのでどうぞよろしくお願いします
大峯奥駈道(北部)踏破達成おめでとうございます!!
ヤマオトコさん、こんにちは!
やりましたね〜
「凄い!」としか言いようがないです!
私も嬉しくなりました〜(*´▽`*)
感動です!!
今地図を広げて「大峯奥駈道」を見てみましたが長いですね
一部歩けないところはありますが…(-_-;)
でも憧れです
私もいつかこんな山歩きができたらいいな〜って思います。
夢のまた夢ですが…
釈迦ヶ岳は、行ってみたい!!
南部の方は、またいつか歩かれるのでしょうか?
楽しみですね〜
とにかくお疲れさまでした!
またお会いした時は、お話聞かせて下さいね(*´▽`*)
フルフルさん、ありがとうございます♪
喜びを分かち合って頂けて嬉しいです
大峯奥駈道はやっぱり長いです。
公共交通機関があれば片道だけ歩けば半分の距離で済みますが、出発地に戻って来ないと行けないので実質倍の距離を歩くことになってしまってます。
かといって避難小屋に泊まりつつ数日かけて縦走するというのも勇気が要りますし
(天候がどうなるかが一番心配です)
釈迦ケ岳は孔雀岳方面へ向わなければわりとのんびりと歩けて見晴らしも良く、普通にハイキングできるお山です。ただ、熊が出没する地域なのでそれだけが心配ですが。。。
南奥駈道は来年以降に少しづつ繋げて行けたらいいなと思っています。
また、お会いできる日を楽しみにしています
yamaotocoさん、こんにちは。
登山口へのアクセス、あっさり不安も解消され、これからは・・、きっと何度も足を運びたいお山になったのでは?釈迦ヶ岳は、。(でも、ちょっと遠いよなぁ。)
釈迦から孔雀への奥駈道はハードですので進むには「気持ち(気分?気合?)」が必要ですが、5月後半にはオオミネコザクラやヒカゲツツジなとが楽しめます・・。
南奥駈道は嫌でもピークを取りに行くコースなので気持ちがヤラレます。きっと、南奥駈道の半分は(整備・管理頂いている)新宮山彦ぐるーぷさんで出来ていて、残りの半分は新宮山彦ぐるーぷさんの厳しさで出来てるものと思います。いずれ、歩けば分ります、、、。
DCTさん、こんばんは。
登山口へのアクセスは完全に自分の認識間違いでございました
釈迦ケ岳は孔雀岳へと続く奥駈道にさえ進まなければいたって普通に歩けて距離も長くはなく、それでいて眺望は最高級でしたのでまた足を運びたいと思ってます。
自宅からはちょっと遠いですが。。
オオミネコザクラはイワザクラなのでやっぱりああいう所に咲くんですね
それから、椽ノ鼻というのがどこなのかが分かりませんでした
南奥駈道は相当キツイようですね
ややこしそうですし。。。
椽ノ鼻は写真76あたりで、釈迦から孔雀覗の中間ぐらいです。1m強の岩をクサリでよじ登り四角い大岩を時計回りに回り込む場所です。
足元に60cmほどの蔵王権現像(不動明王に似ている)が八経ヶ岳をにらみ付けてるのですが・・。もし無くなってたら大事件かと・・。
椽ノ鼻は全く気が付きませんでしたww
オオミネコザクラが咲く頃に探しに行ってみようと思います。
ありがとうございました
yamaotokoさん、こんばんは。
大峯奥駈道北コース繋がりましたね。おめでとうございます、お疲れ様でした。
吉野山から太古の辻の間で、印象に残ったエリアは何処ら辺りだったでしょうか。
南奥駈道は歩く人も少なく、静かでとても素敵なコースですよ。(私感ですが)
運が良ければ?黒い大型哺乳類にも出会えますし。
今後の南コースの踏破プランを練るのもまた楽しいものですね。
wingletさん、はじめまして!
コメント、ありがとうございます♪
どこも印象に残っているんですけど特にしなの木出合〜行者環避難小屋にかけての気持ちのいい稜線と、やはり五鈷峰付近の荒々しい風景が印象に残っています。
南奥駈道はまだ憧れよりも恐れの方が気持ちの中では強いです。
でも、少しづつでも歩き繋げたいと思っています。
黒い大型哺乳類は一昨年の秋に山上ケ岳からの下山時に大峯大橋のすぐ上の植林地帯で出会ってしまいました
もう、二度と会いたくないと思ってます。見たらやっぱり怖いです
おめでとうございます!
北半分繋がりましたね
17枚目はお釈迦様のよう
ご自分の夢に一心で取り組まれてるってとても素敵です
dejavuさん、ありがとうございます
やっと北半分が繋がりました
まだまだお釈迦様のように悟りを開くことはできませんが
お膝元に行けてよかったです
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