エベレスト街道 ゴーキョ・リ5360m

2015年10月27日(火) 〜 2015年11月08日(日)

• GPS: 61:45
• 距離: 91.6km
• 登り: 8,254m
• 下り: 8,307m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

9:57 宿泊地

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:22

6:23 スタート地点
4:59 宿泊地
11:21 ナムチェバザール

3日目

• 山行: 0:02
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:02

12:26 ナムチェバザール
12:28 宿泊地

4日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:02
• 合計: 4:44

4:41 宿泊地
7:56 7:58 ホテル エベレストビュー
9:24 9:24 ナムチェバザール
9:25 宿泊地

5日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

10:57 宿泊地

6日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:32

5:14 宿泊地
8:46 宿泊地

7日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:41

6:44 宿泊地
12:25 宿泊地

8日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:26

6:05 宿泊地
10:31 宿泊地

9日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:07

5:39 宿泊地
10:46 宿泊地

10日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:08

10:16 宿泊地
3:51 宿泊地
7:07 7:07 Gokyo Peak
8:59 宿泊地

11日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

11:50 宿泊地

12日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:11

6:37 宿泊地
5:00 宿泊地
12:11 ナムチェバザール

13日目

• 山行: 9:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:12

5:27 ナムチェバザール
14:37 14:37 ルクラ空港
14:39 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

飛行機

成田からバンコク経由でカトマンズまでタイ航空
カトマンズから国内線でルクラまでイェティ航空
ルクラからカトマンズまでイエティ航空を払い戻してSimrik Airを購入
＊ネパール国内線は予約変更可／返金可のチケットがほとんどです

コース状況／危険箇所等

非常に良く整備されている
重登山靴でなくトレッキングシューズで十分
＊自分は峠越えの計画だったので重登山靴で行きました

その他周辺情報

登山道沿いにロッジがあり、宿泊、水、食事はそこでとる
ロッジは１泊２００ルピー（２００円ちょっと）ぐらい
食事は泊まるロッジで食べるルールとなっている

ルクラとナムチェバザールでは登山用品を買える

ルクラには銀行があり両替ができる
ナムチェバザールにはATMがありキャッシングができる

下山後に日本食が食べたくなったらカトマンズの日本料理屋『こてつ』がおススメ
タメルの日本食モドキとは全く違う本物の日本食が食べれます
また、モンベル会員の優待もありますので会員証を見せてください

写真

10/27 8:19

カトマンズからルクラまで国内線で移動
ルクラ空港は山の中にあり滑走路は空母のようになっている

10/27 9:19

ルクラの街中

10/27 10:32

ナムチェバザールまでは村の中を通り抜けて歩きます

10/28 7:01

1泊目のパクディン

10/28 12:34

動物とすれ違いながら歩きます
動物を避ける時は山側に避けます

10/28 12:35

川にはつり橋がかかっています

10/29 15:00

テンジンの銅像

10/30 7:21

コンデ・リ／Kongde Ri　6,187m
ナムチェバザールから見た朝焼け

10/30 9:22

エベレストビューホテル

エベレストビューホテルの先から見たアマダブラムとタムセルク

10/30 10:58

クムジュンの村

10/30 11:45

アマダブラムとタムセルク

10/30 11:48

コンデ・リ／Kongde Ri　6,187m

10/31 8:33

ナムチェバザールとコンデ・リ／Kongde Ri　6,187m

ナムチェバザール

10/31 9:13

エベレスト街道を進みます

10/31 10:36

エベレスト街道を進みます

10/31 12:07

モン・ラという峠

11/1 8:07

ポルツェテンガのロッジ

11/2 9:45

ドーレ（Dhole）の村
4000mを超えて朝晩の冷え込みが厳しい

11/2 10:27

Dholeから見たPhuletate, 5.597m

11/2 15:19

タムセルク／Thamserku　6,623m

11/3 9:51

ゴーキョへ向けてガイドポーターと共に歩く

11/4 7:19

ゴーキョは湖畔にある小さな村

11/4 14:16

ゴーキョのロッジ
ここは特に寒くて朝起きると部屋の中に置いていた水が凍ってました

11/4 14:19

ゴーキョ周辺の地図

11/4 16:44

ゴーキョのロッジにあるストーブ
燃料は乾燥したヤクの糞

11/5 7:00

ゴーキョ・リ／Gokyo Ri　5,357m
標高差500mちょっとの登り
日本だと1時間半ぐらいのコースタイムですが、空気が薄いので3時間ぐらいかかります

11/5 7:05

ゴーキョ・リ／Gokyo Ri　5,357m　の登山口

11/5 10:07

ゴーキョ・リ／Gokyo Ri　5,357m

11/5 8:04

チョ・オユー 世界第6位の山／Cho Oyu, the sixth highest mountain in the world at 8,201m

11/5 10:19

ギャチュン・カン／ Gyachung Kang, the fifteenth highest peak in the world at 7,922m
沢木耕太郎『凍』で山野井さんが登った山
世界15番目の山ですが8000mにちょっとだけ足りないためにあまり知られていない

11/5 10:21

ゴーキョ・リからのパノラマ
チョ・オユー、ギャチュン・カン、エベレスト、ローツェ、マカルーが見える

11/5 11:17

エベレスト 世界第一位の標高／Everest, the highest mountain in the world at 8,850m
ローツェ　世界第四位の標高／Lhotse, the fourth highest mountain in the world at 8,516m

11/5 11:17

エベレスト 世界第一位の標高／Everest, the highest mountain in the world at 8,850m

11/5 11:28

マカルー 世界第5位／Makalu, the fifth highest peak in the world at 8,463m

11/6 9:49

ゴーキョ
湖の脇にある風光明美な村

11/6 9:49

ゴーキョのロッジと向こう側に見えるチョ・オユー

11/6 10:04

ただひたすら歩いて下ります

11/7 8:12

途中の村にあった湯沸かし器

11/7 8:17

ただひたすら歩いて下ります

アマ・ダブラム／Ama Dablam　6,812m
下山途中にモン・ラの先から綺麗に見えました

11/8 11:31

ルクラ手前の村では新しいロッジを建設中
土台の作り方は江戸時代の城壁作りと同じやり方

下山前に夕陽を浴びるヒマラヤをもう一度眺めることができた

11/8 17:37

ルクラ到着時には真っ暗

11/11 16:03

カトマンズでやることもないのでモンベルに行ってみた
品揃えは悪かった。。。

11/13 21:01

カトマンズの日本料理店『こてつ』
下山後にお世話になりました。
本当に美味しい日本食が食べれます。

11/11 14:25

カトマンズの日本料理店『こてつ』
山野井さん夫婦のサイン

11/11 14:25

カトマンズの日本料理店『こてつ』
竹内洋岳さんのサイン

11/11 14:25

カトマンズの日本料理店『こてつ』
谷口けいさんのサイン
＊後日追加アップしました

撮影機器：

PowerShot SX50 HS CANON

iPhone 5s Apple

感想

katana

ネパールのエベレスト街道を歩いてきました。
一番有名なエベレストベースキャンプではなく、ゴーキョ・リ5370mを往復です。
当初の計画では5000m前後の峠を越えてもっと歩く予定でしたが
ゴーキョ到着時に体調が悪くなり、また寒さに耐えて3泊した後に心が折れました。

ゴーキョ・リからは、チョ・オユー、エベレスト、ローツェ、マカルーという
8000m4座を眺めることができ素晴らしい景色を堪能できました。

■日程
1日目：ルクラ〜パクディン
カトマンズからルクラまで飛行機で移動
ルクラでガイド・ポーターと会いパクディンまで歩く
晴れて気温が高く半袖と短パンでちょうどいいぐらい

2日目：パクディン〜ナムチェ3440m
パクディンからナムチェまでコースタイム5時間、標高差800mを登る
この日も晴れて暑いので半袖で歩いた
登山道は乾燥して埃っぽいのでマスクしたほうがいい

3日目：ナムチェ3440m
朝からの雨が雪に変わる
午後から雪が止んだのでヒマラヤ登山の博物館などをまわる

4日目：ナムチェ3440m
エベレストビューホテル3800m往復
高度順応のためエベレストビューホテルまで登る
途中の時間は晴れて周囲の6000m峰がよく見えたがエベレストは見れず

5日目：ナムチェ3440m〜ポルツェテンガ3600m
モン・ラ3980mまで4時間歩きランチを食べる
モン・ラまでの道はエベレスト街道そのもの
モン・ラはとても眺めが良い峠
昼食後、30分でポルツェテンガまで下りる

6日目：ポルツェテンガ3600m〜ドーレ4084m
ドーレまで400mの登り
体調は非常に好調
この日からチョ・オユーを正面に見ながら登る

7日目：ドーレ〜マッチェルマ4410m
400m登りマッチェルマまで登る
体調は非常に好調
ロッジに荷物を置いたあとは高度順応のために4570mを往復

8日目：マッチェルマ〜ゴーキョ4800m
朝から体が重く遅い歩み
日本人雪崩被害者の追悼碑を見る
昼飯、晩飯共にあまり食べれず
夜からダイアモックスを服用

9日目：ゴーキョ4800m
ゴーキョで1日休養日にする
午後に裏の丘に登り氷河を上から眺める
体調が回復してきたので翌日のゴーキョ・リへの登山を決める

10日目：ゴーキョ4800m〜ゴーキョピーク5360m
朝7時からl登山開始
5000mを越える登山は一歩二歩登るとすぐに息が切れる
山頂からは、チョオユー、エベレスト、ローツェ、マカルーの8000m峰と氷河を眺める

11日目：ゴーキョ4800m〜ドーレ4084m
ルクラまでの下山を開始
朝から風が強くてとても寒い
標高を下げると歩くのがだいぶ楽になる

12日目：ドーレ4084m〜ナムチェバザール3440m
下山二日目
この日も朝から風が強くとても寒く、冬用グローブを装着して歩くほど
途中に300mほどの登り返しがあるが非常に辛くかなり時間をかけて登る
天候は良くアマダブラムなどが良く見えた

13日目：ナムチェバザール3440m〜ルクラ
下山三日目
途中で一泊するか歩き出してから決めることにして歩き出す
3000mを下回ると登り返しも楽に登ることができる
いつもの登山と同じように歩けるようになりホッとした
途中で一泊することなくルクラまで下山する

■メモ
・ガイドポーターはカトマンズで手配して一日25ドル
　ガイドとポーターは通常別に雇う必要があるが
　ガイドポーターならガイドして荷物も持ってくれる
　カトマンズ在住のガイドだと飛行機代をこちらで負担の必要がある
　自分のガイドはルクラ周辺に在住のため飛行機代の負担はなし
　カトマンズ在住のガイドは高所に弱い場合があり
　山に住んでいるガイドのほうが高所に強いと言われている
・ネパールの国内線はオンラインで予約が可能
　代理店に依頼すると30ドル〜50ドルぐらいは手数料を取られる
　ルクラまでのフライトは天候によりキャンセルされることが多いので
　その時の対応を代理店に頼めるので手数料を払う価値がないわけではない
・ロッジは1泊200ルピー（200円）ぐらい
　宿泊費が安い代わりに食事などはそのロッジで取るルール
　ベッドの布団では足りないので寝袋を持参する必要がある
　標高が上がるとかなり寒いので夜はナルゲンボトルにお湯を入れて
　湯たんぽにして寝た
・標高が上がるとミネラルウオーターと充電費用が高くなり
　ミネラルウォーター1リットルが300〜400ルピー
　充電1時間が300〜400ルピーぐらいになる
　自分は水の浄化フィルターとソーラーパネルで対応
・歩いていると動物（牛、馬、ヤクなど）とすれ違う
　横に避ける場合には接触時の転倒回避のために山側に避ける
　砂や乾燥した糞など埃っぽいのでバンダナなどで口を覆うと良い
・高山病への対応はネットなどで良く調べていって
　カトマンズかルクラでダイヤモックスを買っておいたほうがいい
・山は午前中晴れて午後からガスるのは日本の山と同じ
　乾季でもたまに雪などが降るために純分な装備は必要
　3000m以下だと晴れて暑くてTシャツでOKな日もあれば
　4000m以上でガスると冬用のグローブが必要な時もあった
　自分が4000mを超える前に5000m付近では膝下までの
　積雪のあった日があり、装備のない登山者は下山してきていた
・登山用品についてはナムチェバザールで買うことができる
　荷物はポーターが背負ってくれるので、事前に用意し忘れた物は
　少々値段が高いが買ってしまったほうがいい
　自分は積雪の情報を聞いてチェーンアイゼンを追加購入
　結局雪は溶けていたために使用せず
・食事に関してはどこで食べても同じようなメニューが多い
　ネパール料理、シェルパ族の料理などの味は安定しているが
　欧米の料理となるとロッジによって味が違うことが多い
　欧米の料理についてはどこでもイマイチという部分は共通
・トレッキング開始後は風呂に入ることはほぼできない
　ロッジにはシャワーのあるところもあるので
　どうしても浴びたい人はそこで浴びるのがいい
・洗濯はロッジにより有料でやってくれるところがある
　乾かす時間を考えると高度順応のための停滞日にする必要がある
　自分は1回だけ洗濯したが高所は乾燥しているため
　匂いが気にならないので後半10日間は洗濯なしで歩いた
　メリノウールは匂いがあまりしないのでおススメ
・旅の言語は基本的には英語
　宿で会う登山者、宿のスタッフとの会話は英語となる
　ガイドは日本語対応だと値段が高くなる