紅葉の二子山中央稜
kamehiba
体力度について
- GPS
- 05:01
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 344m
- 下り
- 347m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:00
| 天候 | 高曇り 思ったほど寒くなく、クライミング日和。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道299号線を西に走り、「民宿登人」を過ぎてすぐ右斜め後ろに曲がる。 10分ほど林道を走ると左手に登山口、右手に10台ほどの駐車スペース。 登山口にはトイレありません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
駐車場から取付きまでは迷わなければ20〜30分でたどりつきますが、少々わかりづらい。 気をつけるのは、祠エリアを過ぎたら進行方向向かって右手の岩壁への踏み跡に注意すること。 それとブログ情報とかでよくみる「赤いドラム缶」ですがこれはまさに「ドラム缶」です。「赤い一斗缶」が点在しますが取付きすぐにあるのは「一斗缶」ではない。 「気が付いたら山頂だった」とか意味不明なルートミスもあるようなのでルートOSを目指す方も取付きまでの情報は事前によく調べたほうがいいかも。 ルートは7p。 1p��+ 凹角を5mほど登ったところに終了点があるが、ここはパスしてバンドを右上すると頭上に終了点が見えるはず。 2p��- 1p終了点からまっすぐ上に伸びたふくらんだリッジ状を登る。（オリジナルはもうちょっと右の凹角）終了点はペツル2本。 抜け口が少々悪い。 3p��+ ルート全体の核心。フレークをうまく使って登る。逆Y字クラックの股の部分が核心。背が高ければガバが届くので問題ないけど・・・ 3pの終了点は大テラス。 4p��+ 抜け口がちょっとかぶってるが、左からいけば問題ない。 5p��- 1ピンから2ピン間のトラバースは慎重に。あとは凹角沿いに登る 6p�検，曚楹�段。 7p�供（發�。 プロテクションはハーケン、ペツルハンガーがほとんど。 どういうわけか、核心の3pがランアウト気味。 大きめのカムがあると安心。 二人とも20Lのアタックザックを背負って登攀し、 山頂でアプローチシューズに履き替え下山。 そのため取付きには戻らず。 戻る場合はプラス15-20分。 ですが、ここの登攀タイムや休憩テラスがあること、 下山は基本歩きなことを考えると取付きに置いていくものがあるのか？？ということになりそうです。 |
| その他周辺情報 | 前泊 道の駅・両神温泉薬師の湯 トイレ２４時間。 非常にきれいです。 食事 安田屋 http://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11003381/ 秩父名物わらじかつ 行列必至です。お昼と夜の営業の間に休憩があるので山登り後には時間が合わせ辛いかも。（秩父駅近くにも支店があり、ここは連続営業のようです） お弁当があるみたいなので下山口で電話で注文してピックアップ、やったことないので出来るかわからないですが。。 温泉 前泊の道の駅に薬師の湯があります。 今回はわらじかつを優先させたため行っていません。 |
写真
100岩には「素直なルートが多く、弓状に行く前にストレッチとウォームアップをここでするのはかなりの二子通。」
とあります。
26あるルートのうち、5つだけ5.10台であとはそれ以上・・・
異常だ・・・
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「素直なルートが多く、弓状に行く前にストレッチとウォームアップをここでするのはかなりの二子通。」
とあります。
26あるルートのうち、5つだけ5.10台であとはそれ以上・・・
異常だ・・・
祠エリアを通り過ぎて少々登ったところから右斜め後ろの踏み跡に入る写真が分岐点ですが、ご覧のとおり何も目印がないので、祠エリアを過ぎたら要注意
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写真が分岐点ですが、ご覧のとおり何も目印がないので、祠エリアを過ぎたら要注意
抜け口が悪かったが、なんとか突破した模様この後えらく時間がかかっているので、心配して声をかけると、まさかの「3p目繋げちゃった〜」との返事。なに〜！！
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この後えらく時間がかかっているので、心配して声をかけると、まさかの「3p目繋げちゃった〜」との返事。なに〜！！
hibaがリードするはずだったんだけど・・・
ロープ足りてよかったなあ
フレークをうまく使いながらレイバックしたり足ジャムしたりすると安定します
でもちっちゃくって誰だかわからない？って思ったけど手の長さが間違いなくhiba。
1番乗りで登れてヨカッタ
言い換えると、無駄なあがき。
1時間半以上並んだけど、安くて美味い！
装備を衣替え〜
革手を新調。もちろんホームセンターで購入。
こだわりは細引きようのハトメです。
装備
| 個人装備 |
標準登山装備
標準岩登り装備
行動食＆飲みもの（ホット・コールド）
アプローチシューズ
２０Lアタックザック
|
|---|---|
| 共同装備 |
ダブルロープｘ2
カム各種
|
| 備考 | 防寒 個人差があると思いますがこの時期のマルチピッチは寒さ対策も大事。 前週登攀されたdejavuさんのレコを参考に（ありがとうございました）, クライミングパンツの下にロングタイツ, 化繊インサレーション, カイロ, テルモスのホットドリンクを装備しました。 快適でした。 |
感想
今年の目標の一つ、二子山中央稜に行ってきました！
石灰岩の岩場で当日のお天気もさることながら前日までのお天気も気になるルートです。
いつものように平日落ち着かない天気予報とにらめっこしながら気温は低くなりそうですが秋晴れ予報の土曜日に決定。
待たず、焦らず登れるように登山口近くの道の駅（といっても30分かかります）で車中泊。
予想よりも雲の多い夜空とちょっと強めの風が気になるところです。
朝5時起床。
やっぱり雲多め。でも風はほとんどないです。
登山口には一番乗り。ひよっこ隊にはここ大事です。
ここから取付きまでは約20分。ほぼ登山道歩きで最後のほんの2〜3分だけ登山道を離れます。
取付き探しに小川山でイタイ目にあっているので今回はhibaが非常に慎重に行動したので迷わず到着。
装備を整え、1P目はhibaリードでスタート。
安定した登りで余裕があるのか途中の岩下に蜂の巣を見つけて「こえぇ〜」って言ったり、後ろ振り返って「うぉぉ超いい眺めぇ」って言いながらロープを伸ばしていきます。
フォローkame。「石灰岩でガバいっぱい、でも足がちょい滑りやすい」とよく聞きましたがまさにそのままの感想です。
2P目はkameリード。
最近はすっかりトップローバーよろしくフォローばかりでしたが重い腰を上げてリードします。
スタートから思ったより悪くて独り言いいまくり。
hiba曰く「リード慣れしてないからルートがわかりづらい。慣れれば見えてくるから大丈夫」ほんとかいな。
ペツルが打ってある通りに行こうと思うが行き詰まり、左手に見えるおっきな口のあいたようなところに一先ず逃げる。でもこの逃げる時の横移動がまた怖い。
ここからまた少しずつ右目に登り狭いバンドに乗っこす一手が少しコワイ。
リードに必死だったのかこの狭いバンドがトポ2P目の半分のところと勘違い。
一応hibaに「ロープまだある？」と聞くと「まだまだ」とのことで目の前の凹角に取り付く。
最初のうちは傾斜もさほどでなく手足も支点もあったのでよかったが中間手前でずいぶん先まで支点がないことに気が付く。
そして手足が悪くなりレイバックしたり、足をクラックに突っ込んだりして「カム欲しいなぁ」と思いながらランナウト気味に登りながら、ひ・ら・め・い・た！
「hiba、ごめーん。2，3ピッチつなげて登っちゃってるみたい！」
「えぇぇぇ〜」
だって今わたしが思っていることって全部「核心3P」についてどっかで読んだことばっか。
どうにかペツルにランナーとって一安心。
この次の一手、ガバが頭上に見えて「あ〜あれ取ったら安心だよね〜」と思ったがちょっと遠い。
ここまできてAOは残念だけどそれでなくても大ポカしているのでこれ以上リスクは負えないのであっさりシュリンゲを掴んでAO。
下のhibaが「ロープあと5Mだよ〜」と叫んだけど、あとは緩やかな階段を2〜3Mでピッチを切れそうなのでロープを伸ばす。
乗っこしてみれば、そこは3P目終了点の大テラスとしてよく見る景色が。。
やっぱり3P目も登ってしまった。
フォローのhibaは見逃す方がおかしいらしい2p目終了点やランナウト気味の支点の取り方を怒りながら登ってくる。
うげ〜鬼軍曹が登ってくるよ。でも自分が明らかに悪いから仕方ない。しょぼん。。
大テラスでホットドリンクとチョコでお説教。すみません。
お詫びに4，5，6ピッチは全てhibaリード。
でも登って思った。ここは下部にお楽しみがあるルート。
5ピッチ目でカム使うとこがあってよかった。
歩きレベルの7P目はこれまだお詫びにkameリード。
終了点はこれまた真新しい支点です。ここは獅子岩同様本当によく整備されたルートでした。
でもこのルートは岩の感じからオールナチュプロとかもできそうなので高みを目指す人にも入門コースながら楽しめるルートになりそうです。
そうそう、その上を目指す人はここでアイゼントレするらしいっす。コワイ。
装備解除して、月餅にホットドリンクで無事登攀終了をお互いに感謝。
空身で歩いて西岳山頂まで。
取付きから山頂まで3時間くらいでつきました。でもそれって2，3つなげたから？って気もします。
今回はkameの久しぶりの初見ルートのリードもあり、後続も6P目くらいまで来なかったのでhibaもあまり時短に厳しくなかったです。
きちんとつるべで進めればもう少しはやく登れるかも。
山頂からの眺めは快晴ではないながら紅葉の周囲の山々が見えていい感じでした。
下山は上級コースを降りました。
写真の通り鎖はありません。（支点はふんだんにありました。）
ツルッとした一枚岩の急斜面ではなく、段差の大きい非常に急な階段のような登りなので個人的には登りだったら鎖はなくともいいと感じました。
ここは登りで使うことがほとんどのようでキケン箇所終了した辺りですれ違った方に「ここ降りてきたの？！」と言われました。
駐車場に降りてみると7〜8台停められる駐車場は満車で路肩にも10台くらい駐車されていました。
快晴だったらもっと多いのかなぁ。
kameの大チョンボがあり、無事の登攀も両手を上げて喜ぶまでとはいきませんでしたが二人で目標達成できてよかったです。
kameは弱気にならずもう少し積極的にリードをしないと、と反省。
今回AOをしたけれど核心をリードできたのは実は水曜日のインドアでのリードトレで褒め上手のアンちゃんに褒めてもらって少し自信を持てたからが大きいです。
やっぱり根拠のある自信をつけるには練習あるのみですね。
hibaはここ最近は石鎚北壁や涸沢4峰など辛いけど充実したリードが多かったので核心をリードそびれたのでちょっと不完全燃焼だったかも。申し訳ないことしました。
次は今回よりよい登攀ができるように頑張ろう。
下山後は美味しいわらじかつと温泉を天秤にかけ、わらじかつが圧勝！
行列待ちなんと1時間でしたが美味しくって大満足でした。
温泉我慢のお陰で渋滞もほとんどなく陽の高いうちに帰宅できたので、
装備を片付けて、家の掃除をして、近くの銭湯でゆっくりお風呂に浸かりました。
晩ご飯の祝杯のビールが美味しかったこと！
あ〜幸せってこういうことだなぁ。
コメント
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お2人の息がぴったりですね。
kameさん、もしかして確信犯？
kiha58さん、これを息があっているというのかは。。(笑）
kameの大チョンボもありますし、お見事とはほど遠いですが
反面教師として読んでいただくのが正しい活用法のレコです
確信犯だったらいいですけどね〜
なにせ残置で登る気満々でカム持っていってないですから〜
はぁ〜情けない〜
kamehibaさんこんばんは(^-^)/
小鹿野の二子山には去年の年末に友達と西岳の上級者ルートと東岳を登りましたが、慣れない岩場で大変でした。
西岳の祠がある場所では、クライミングをしている人も多かったですが、こんな場所からも登れるんですね。
kamehiba隊もどんどんレベルアップ中ですね。
o(^▽^)o
私たちも帰りは小鹿野のわらじかつと思っていたのですが、なぜか寄るのを忘れて帰って来てしまいましたσ(^_^;)
Chilicaさん、こんばんは！
確かChilicaさん達が歩かれた時は雪が残っていて怖かったんですよね〜
いや〜今回なにも考えずに上級コースおりましたが雪が残ってたら絶対無理
わらじかつ、思ったよりあっさりしたお味で美味しかったですよ
次にこの辺りに来られる時は是非トライしてくださ〜い
ひょええ かっこいい！
やったことないから、何が難しいのかどこがポイントなのか、全く判らないながらも
凄い所にいることだけはよくわかります。
本能で登るだけの人間には、支点作りとか、ややこしそうな技術は知恵熱が＠＠；
kameさんhibaさん、やっぱすごい人だニャー！
ノムさん、よく判らないことを書いてかっこいいふりしているだけかもしれません。
だまされてはいけません
岩場は凄いですけどね〜kamehiba隊はすごくないですよ
うちはノムさんみたいに身体能力が高くないので物でカバーってことですよ。
にゃーさんのネコの穴に修行にでれば『「ややこしい技術」もちゃんと覚えなきゃだめなんだにゃー。そもそもややこしくないんだなにゃー』ってきっと言われますよ
楽しみだにゃー
わらじかつ丼は発祥のお店に行かれたのですね
夏に営業日の関係で西武秩父駅に近い日野田店に行ってきました。
圧倒的なボリュームと味にやはり大満足の秩父行脚でした
naveさん、kamehiba隊の本質を的確にとらえたコメントありがとうございます
naveさんは秩父駅の方へいかれましたか。
この紅葉の時期はそちらも混みそうですねぇ。
うちも温泉よりこちらを選んで大満足でした
両神山の北側にも、楽しそうな山が
たくさんあるんですね。
奥秩父は、やっぱり好きです。
ワラジカツ丼、デカいです。
僕には、しょうゆの薄味で
大好きなメニューです。
komakiさん、この二子山や両神山辺りは東京から近そうで遠いですが低いながら面白いお山があるみたいです。
実は私達はあまり歩いたことがないのですが。。
岩場がお好きでしたらこの二子山東岳、西岳とコンパクトに周れるので下山後の
わらじかつ、hibaも「最初は薄味で物足りないと思ったけど食べていくと丁度いいね〜」って言ってました。
例えば矢部とんなんかに慣れている方には「タレかかってないやん」って思われそうですが
かめちゃん リードお疲れさまでした〜
ロープ60mあれば2ピッチ行けちゃいますよね うしし
ほんとリードは慣れですよね〜
うげ〜鬼軍曹が… 笑えたです
私はもっと褒めちゃいますよー
腕も強いし、ムーブもキレイ！
そして A0の判断もグッ！
おつかれさまー
アンちゃん、こんばんは〜
皆は「優しそう」ってだまされるけど、kameと二人だとhibaはまさに鬼軍曹ですよ
立ち木でセカンドビレイしてると「なんでこの終了点を見逃すわけ？」「ここランアウトしすぎでしょ」「なんでここのハーケン間引くかな」って声が段々近づいてくるの！
ぎゃーアンちゃん、それは褒めすぎだにゃー。
でもそうなれるように練習するんだにゃー。
ありがと〜
わらじかつ丼の丼振り美しいですねー。
安田屋に行かれたんですね。１時間半以上並んだというのが、凄い。
私なら、迷わず帰ります。
安田屋には行ったことないので是非とも行きたくなりました。
この辺りは、名物が多々あるので、どこに行くか何を食べるか、実に頭が痛いです。
moglessさん、こんばんは！
安田屋さん、美味しかったです！
お風呂を諦めたし時間があったので待ちました。
山の後だったのでいろいろと反省会してたのであまり気になりませんでしたが普段は我々も待つくらいだったら違うお店に行く派です。
moglessさんのアナゴ丼もすんごく美味しそうですね〜
お互いに食いしん坊ですね！
クライミングの事は全くわからんのですが、
随所に散りばめられた楽しいお写真にクスッと笑っちゃいました。
ドヤ顔のいえいや、どうやっても小さく見える残念な感じとか、
1時間半も並んだのにあっという間に平らげた空のどんぶりとか、
ベランダでアイゼン磨いてる所とか…。
おもろ〜〜〜い
クライミング、これからも気をつけて下さいね。
keroさん、こんばんは〜
ドヤ顔は怒られる前のやけくそな感じなんですよ〜
うちのレコは食べ物とお笑いが基本なのでそこで笑っていただければ幸いです
安田屋のわらじかつ、keroさんのツボだと思うのでオススメです
はい、安全第一でクライミング修行いたします！
二子山は、二度ほど、登山で行きました。東岳、西岳直登して、ローソク岩まで、直登しました
次は、クライミングで行きたいですね。核心は、相棒任せで
にゃー隊長、こんばんは〜
ローソク岩、hibaは登攀途中で気がついたみたいですがkameは全く気がつきませんでした。
余裕がない証拠ですね
アンカーはいたるところにありましたよ。
西岳山頂にも。
でも二子のフリーは私達にはまだちょっとしょっぱいです
核心リードしなきゃだめなんだにゃー
「相棒任せ」はにゃー隊長の辞書にはないんだにゃー
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