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記録ID: 758709
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

赤石岳(小渋川ルートから福川・百間洞を経て大聖寺平へ)

2015年10月31日(土) 〜 2015年11月01日(日)
情報量の目安: B
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.3km
登り
2,461m
下り
2,451m

コースタイム

1日目
山行
7:35
休憩
2:00
合計
9:35
5:35
40
6:15
6:35
25
渡渉準備
7:00
7:10
50
8:00
8:30
60
9:30
9:40
70
休憩点1
10:50
11:10
60
福川詰め
12:10
12:20
60
2300M
13:20
13:30
60
休憩点2
14:30
14:40
30
稜線
2日目
山行
7:55
休憩
1:50
合計
9:45
4:40
45
5:25
5:35
45
6:20
6:25
50
馬の背
7:15
7:25
5
7:30
7:40
30
赤石岳避難小屋
8:10
8:20
40
9:00
9:10
40
9:50
10:00
60
11:00
11:10
40
休憩点3
11:50
12:10
50
広河原小屋
13:00
13:15
70
アプローチ:
 冬期は通行止めとなる林道だが、この季節は湯折ゲートまで進入することができる。林道の詰まりがゲートと駐車場。車中で前泊したが、車は他に一台のみ。10月30日以前に入山した登山者であろう。

広河原小屋まで:
 林道を進み七釜橋に至る。橋を渡り小渋川の左岸に下りる。左岸を進めなくなる場所まで河原を進み渡渉準備。
 高山ノ滝を眺めながら一本。
 この季節は水量が少なく、膝程度。歩きやすい。左岸に注目しながら進めば広河原小屋の発見は容易。前回、発見できなかったことが嘘のように簡単にに標識を発見した。
 広河原小屋の周囲は綺麗になっていた。小屋の内部も綺麗だった。

福川の詰めまで:
 広河原小屋の水場に下りれば、そこが本岳沢。しばらく本岳沢を登り、左岸に流れ込む福川へ進む。広河原小屋から約2時間で二股に至る。右俣へ入る所に小さな滝がある。左側を巻けば容易に上がることができる。そこからは30分ほどで百間洞への取り付きに至る。

百間洞露営地の稜線まで:
 ネット上の記録によれば廃道があるようだが、今回は見いだせなかった。
 当初は踏み跡らしいルートを歩いていたが、徐々に斜面の東側へ寄ってしまっていた。足場が脆く、一歩毎に足下が崩れて歩きづらい。ガレ場が終わったところで急峻な岩稜帯にあたってしまった。かなり百間平の方に寄ってしまっている。そのまま越せなくもなさそうだが、トラバースして方向を修正した。
 少しの藪漕ぎ、ハイ松越えでようやく稜線に至った。
 広河原小屋から予定の倍程度の時間(約6時間)を費やしてしまった。

百間洞小屋(冬期):
 綺麗で快適な小屋で過ごす。この日の利用者は私一人だけ。広いスペースを独占できたのは良かったが、とても寒かった。

百間洞小屋から赤石岳を経て大聖寺平:
 素晴らしい眺望を楽しめる稜線歩き。すれ違った登山者は2名のみ。赤石山頂に1名。この方々は、赤石岳避難小屋に泊まられていたとのこと。

大聖寺平から広河原小屋:
 目印、踏み跡ともに明瞭。倒木や垂れ下がった枝が多い。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯折ゲートに駐車
その他周辺情報 小渋温泉(赤石荘)日帰り入浴 500円
湯折ゲート案内板
4
湯折ゲート案内板
湯折ゲートから約30分の林道歩きで七釜橋へ。
ここから河原に下りて左岸の旧工事道を進む。
しばら進んで流れにあたった場所で沢装備に。
湯折ゲートから約30分の林道歩きで七釜橋へ。
ここから河原に下りて左岸の旧工事道を進む。
しばら進んで流れにあたった場所で沢装備に。
高山ノ滝で一本
広河原小屋への案内
左岸沿い進めば容易に見つけられる。
前回は川の中央部を歩き、この目印が見つけられず20分程度余計に遡上してしまった。
1
広河原小屋への案内
左岸沿い進めば容易に見つけられる。
前回は川の中央部を歩き、この目印が見つけられず20分程度余計に遡上してしまった。
周囲が綺麗に手入れされていた。
2
周囲が綺麗に手入れされていた。
福川の流れ
石の表面、小枝には氷が張り付いている。
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石の表面、小枝には氷が張り付いている。
百間洞稜線
百間洞への目印
難儀してようやく稜線に
6
難儀してようやく稜線に
小渋川を振り返り
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小渋川を振り返り
今夜の宿
冬期小屋は階段を上がって二階へ。
窓は板が打ち付けられており、内部は昼間も暗いが、スペースは十分で綺麗。
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冬期小屋は階段を上がって二階へ。
窓は板が打ち付けられており、内部は昼間も暗いが、スペースは十分で綺麗。
二日目はヘッデンでスタートし百間平へ。
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二日目はヘッデンでスタートし百間平へ。
新しい標識
百間平での夜明け
7
百間平での夜明け
聖岳の夜明け
赤石岳へ50分の標識
1
赤石岳へ50分の標識
聖が近くにはっきりと
3
聖が近くにはっきりと
赤石山頂で富士山がお出迎え
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赤石山頂で富士山がお出迎え
セルフタイマー・・・逆光
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セルフタイマー・・・逆光
中盛丸山方面
聖岳方向
荒川三山方向
赤石避難小屋
富士山をアップで
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富士山をアップで
中央アルプス
北アルプスは稜線雪景色
2
北アルプスは稜線雪景色
赤石岳を振り返り
10
赤石岳を振り返り
荒川小屋
綺麗な青空と荒川三山
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綺麗な青空と荒川三山
大聖寺平標識
広河原小屋は小渋の方向へ
1
広河原小屋は小渋の方向へ
舟窪の標識
500m毎に表示があります。
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500m毎に表示があります。
広河原小屋まで帰りました。
広河原小屋まで帰りました。
紅葉の高山ノ滝で一本
7
紅葉の高山ノ滝で一本
紅葉の七釜橋
無事に湯折ゲートへ
5
無事に湯折ゲートへ
おしまい

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

予てより計画を練っていた小渋・福川から百間洞を経て赤石岳の山行。
季節は少し遅くなったが、どうにか雪が積もる前に山行することができた。

全般的には概ね計画どおりだったが、福川から稜線に上がるところで想定以上に手こずった。調子が良ければ赤石岳避難小屋まで足を伸ばそうと思っていたが、体力も消耗していたので、予定していた百間洞小屋で宿泊した。
翌日はヘッデンでスタートし、百間平で夜明けの聖岳を楽しんだ。
赤石岳山頂からの眺望も素晴らしいものだった。

クラッシックルートから静かな山域を存分に楽しむことができた。





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コメント

静寂な南アルプス
こんばんは。
小渋川ルートお好きなようで…。
私には沢を遡上するような装備も技術も度胸も無いので縁がない話ですが…。

谷川連峰の新潟県側のエリア、斜面は雪が付いていて冬間近でしたが南アルプスは結構遅い時期まで歩けるんですね。
森林限界超えた山域に雪が付いた聖岳に登りたいと思っていたのですが今年は便ヶ島への林道が崩落してしまったため諦めました。
私は先月、鳥倉から荒川中岳のピストンを考えたのですが天候に恵まれず断念、その憂さを晴らすため、塩見岳、甲斐駒と歩いたので南ア核心部はもうおしまいです。
行っても鳳凰三山くらいでしょうか…。

いつかはシーズンオフ、ちょうど今くらいの時期の赤石歩いてみたいと思っているのですがアクセスが大変で二の足踏んでしまいます。
とても静かな南ア核心部歩かれて羨ましく思います。
2015/11/5 23:18
Re: 静寂な南アルプス
tomhigさん

コメントありがとうございます。
小渋川は季節を選べばスニーカー+ネオプレーンソックスで十分に遡行できます。
機会を見て是非m(_ _)mオススメです。

谷川岳は未踏のエリアで興味深くレコを拝見しました。なかなかハードな山行ですね(汗)

いよいよ雪山シーズ到来!今はとってもワクワクです
2015/11/7 0:08
プロフィール画像
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