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Yamareco

記録ID: 76159
全員に公開
沢登り
大雪山

大雪山黒岳・白水川遡行

2010年08月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:05
距離
6.2km
登り
1,106m
下り
449m

コースタイム

7:45入渓-10:25白水沢大滝10:35-13:40黒岳石室14:40-15:00黒岳15:05-層雲峡16:30
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
層雲峡手前の白水橋近くの退避帯に駐車
林道を一時間歩いたのち入渓
帰りは黒岳7合目からリフト・ロープウェイでラクチン♪
コース状況/
危険箇所等
白水橋からメロンの滝までの林道は、鍵が開いていれば
RV車なら問題なく走れますね。
沢のグレードは初級だそうですが、今回は水量が多く
なかなか必死。上級者もそれなりに楽しそうでしたよ。
沢から登って黒岳経由で下山した時も、7合目リフト乗り場で
登山届(下山届?)を記入するように言われました。
国道横から白水橋へ
国道横から白水橋へ
ゲートから一時間弱で、支流から流れるメロンの滝。山ちゃんは登れると言ってました!(7:33)
1
ゲートから一時間弱で、支流から流れるメロンの滝。山ちゃんは登れると言ってました!(7:33)
メロンの滝の横の橋から奥に見えるのは川上岳か。崩壊地点の先から入渓。(7:34)
メロンの滝の横の橋から奥に見えるのは川上岳か。崩壊地点の先から入渓。(7:34)
明るい岩の色(7:49)
明るい岩の色(7:49)
時間が入ってないのは、撮ってもらった写真
時間が入ってないのは、撮ってもらった写真
頑張ってへつってます(8:18)
頑張ってへつってます(8:18)
巻き道にはエゾオヤマノリンドウが花盛りでした。奥の稜線が大雪らしい(8:18)
巻き道にはエゾオヤマノリンドウが花盛りでした。奥の稜線が大雪らしい(8:18)
河原に湯気が!(8:36)
河原に湯気が!(8:36)
明るい気持ちのいい沢(8:42)
明るい気持ちのいい沢(8:42)
流れる水は白水川の名そのものです(8:58)
流れる水は白水川の名そのものです(8:58)
渡渉中。
登ってます!楽しい
登ってます!楽しい
山ちゃんが心配そうに見てる
山ちゃんが心配そうに見てる
iwaさんと談笑中かな
iwaさんと談笑中かな
iwaさんのサポートでP級長も頑張ってる(9:03)
iwaさんのサポートでP級長も頑張ってる(9:03)
楽しいのか恐いのか(9:15)
2010年08月29日 16:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/29 16:47
楽しいのか恐いのか(9:15)
楽しいね(9:15)
なかなかな渓相(9:22)
なかなかな渓相(9:22)
力強い流れです(10:14)
力強い流れです(10:14)
雪渓が残っていました(10:20)
雪渓が残っていました(10:20)
大きな岩をまたいだり(10:21)
大きな岩をまたいだり(10:21)
オーーー!出ました30m大滝(10:25)
オーーー!出ました30m大滝(10:25)
山ちゃんパーティは7人のはずだけど(10:27)
2010年08月29日 16:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/29 16:51
山ちゃんパーティは7人のはずだけど(10:27)
虹をバックに七人の侍(10:36)
虹をバックに七人の侍(10:36)
大滝横の登りが、ちと微妙でした。
大滝横の登りが、ちと微妙でした。
右の藪から滝の落ち口の上に出ました(10:52)
右の藪から滝の落ち口の上に出ました(10:52)
一休み(10:53)
右は陵雲岳から、左へ登ります(11:36)
右は陵雲岳から、左へ登ります(11:36)
この巨岩帯の登りが長かった(11:38)
この巨岩帯の登りが長かった(11:38)
岩が大きく大変(+_+)(12:03)
岩が大きく大変(+_+)(12:03)
やっと流れが細くなってきた(12:07)
やっと流れが細くなってきた(12:07)
お花畑で一休み(12:55)
お花畑で一休み(12:55)
このロックガーデンは、ナキウサギの住処(12:55)
このロックガーデンは、ナキウサギの住処(12:55)
このふかふか絨毯で大休憩(13:09)
このふかふか絨毯で大休憩(13:09)
最後の頑張り。大雪山らしい眺めが素晴らしい(13:18)
最後の頑張り。大雪山らしい眺めが素晴らしい(13:18)
白水川源頭は雪渓の下(13:20)
白水川源頭は雪渓の下(13:20)
素晴らしい景色(13:20)
素晴らしい景色(13:20)
エゾコザクラが花盛り(13:21)
エゾコザクラが花盛り(13:21)
オッ、ここはヒグマのベッドかな(13:26)
オッ、ここはヒグマのベッドかな(13:26)
テン場まで、あと一息
テン場まで、あと一息
後ろは陵雲岳(13:33)
後ろは陵雲岳(13:33)
雲が流れてきた
テン場に到着。やったね(13:35)
テン場に到着。やったね(13:35)
黒岳石室前で一時間大休憩
ビールも売ってますよ!(14:40)
黒岳石室前で一時間大休憩
ビールも売ってますよ!(14:40)
テン場を後ろに黒岳へ(14:52)
テン場を後ろに黒岳へ(14:52)
ほんのちょっとの登りがつらい(14:57)
ほんのちょっとの登りがつらい(14:57)
黒岳からの下り。リフトとロープウェイが待ってるよ(15:07)
黒岳からの下り。リフトとロープウェイが待ってるよ(15:07)

感想

土曜日早朝、iwa隊長の下7名は,札幌待ち合わせ場所4時に2台で出発です。
途中。江別で一名を拾い、高速道路無料化実験の恩恵を受け、
層雲峡温泉手前2.5kmほどの所の待避帯に駐車。準備をしていると、
同じHYML会員の山ちゃんパーティ7名がやって来た!
なんでも、狙っていた沢が林道がどうのこうので、こちらに転戦とか。
2グループ総勢15名の沢登りとなりました!
石狩川に架かる「白水橋」を渡ります。足下の石狩川は、
先日来の豪雨の跡始末か、ダムからの放流で濁流状態です(+_+)
白水川はどうなのようと、初心者はドキドキしながら立派な林道を進みます。

白水橋から4km弱で「白水川4号橋」に到着。ここから見る「メロンの滝」は
名前の由来がわかりますね。このメロンの滝を見て200mほどで最後の砂防ダムがあり
7:45頃、その少し先、co900mぐらいから入渓です。標高差1000m近くを沢登りで
大雪山の黒岳を目指します!沢登りで大雪山の中に入っていくなんて、格好いい!!
赤茶けた石に、白水川の由来がわかる白く泡立った水が流れています。
去年の秋に遡行したiwaさんによると今回は水量多めで楽しい!だそうです。
初心者の私には、きつそうだぜ(+_+)
しばらくは巻き道もあったりして、エゾオヤマノリンドウ花盛りの中を歩いたり
渡渉したり、へつったり(^_^;) 30分ほどで、前方に大雪山の稜線が
青空の下にバッチリです。あの稜線近くまで登るんですね!
河原に湯気が見えます。さすが層雲峡温泉のご近所です。
そして白水川だわ。川筋が泡立って真っ白です。それだけ流れに勢いがあると言うことです。
初級の沢ということですが、結構必死に頑張って歩いてますよ。
岩と岩の間の水流は、ぼんやり足を置くと、持って行かれそうになります。
滝らしい滝はないのかなと思っていたら、オーー、なかなかな5mほどの滝が
でてきましたわ。岩の色のせいか、明るい開放的な沢です。2グループ、15名と
いう人数で登っているせいもあるのか、とっても賑やかで楽しいです。

iwaさんが、そろそろ大滝が出てくるよと教えてくれました。
co1370の大滝のことです。ワクワクしながら、ヘロヘロ頑張ります。
まず水煙が見える! そして、すごい!すごい!すごすぎ!(ボキャブラリー貧困)
私が間近に見る滝では、初めての大きさ高さです。すごい迫力ですね。
しばし圧倒されて茫然としてしまいました。水飛沫もすごいのですが、暑くて
ヘロヘロだったので、このひんやりした空気に生き返りました。
右岸の急斜面を慎重に登ります。虹が綺麗♪
ザレッぽく、濡れているので緊張しましたが、ロープを出すことなくクリア。
上に上がると藪です。ほんの少し藪をあるいて沢身に降ります。
沢の傾斜が穏やかになって、少しほっとしましたが、ここから巨岩帯というか
頑張りどころの始まりです。登っても登っても、水流は減らないし
岩もゴロゴロと足の置き場や手の置き場に神経を使います。手足の長い
男性陣にはそれほど難しくはないみたいですが、手足も短い力も弱い女性陣には
辛い所です。なんど手を差し伸べてもらい、お尻を押してもらったことか(^_-)

巨岩帯の登りに一時間ほど費やしました。稜線が広がり緑が広がり
お花畑到着。右手に陵雲岳、左手に桂月岳。しばしこのロケイションを楽しみましょう。
ここから先は、穏やかな広がりのある大雪山のただ中という感じですね。
一休みで先へ進みます。岩や高山植物の間を頑張ると、また昼寝所という感じの
場所到着。せっかくなので、またお休み♪ふかふかの絨毯の上は最高。
何時までも休んでいられないので、重たい腰を上げて進みます。白水川の
源頭は雪渓の下です。雪渓の消えた横には、エゾコザクラやチングルマが咲き
早くに消えた場所には、ミヤマリンドウが可愛く咲き、この場所に
ずーーっと居たい!そんなところを通り過ぎると、黒岳石室のキャンプ地です。
入渓してから6時間が経っていました。長かったような短かったような。
緊張と興奮と楽しさとでヘロヘロでしたわ。

小屋前のベンチで大休止。小屋番さんはサーファーのいでたちで、
沢からですねとニコニコしてました。あとから分かったのですが、一度
お目にかかりたいと思っていた、HYMLメンバーでもあるU-canさんでした。
その時に分かれば、ワン連れ山の話とかしたかったです。
14:40小屋前を出発、黒岳頂上経由で7合目リフトとロープウェイで下山。
リフトとロープウェイのありがたさを噛みしめた下山でしたわ。

いつもは「黒岳の湯」なのですが、湯元銀泉閣の「日帰り入浴」の看板に
フラフラと引き寄せられました(^_-) 丁度夕食時で、お風呂は貸切状態でした。
さっぱりしてから、コンビニで夕食のビールを仕入れ、今夜のキャンプ地
大函の駐車場へ。2グループ15名と、急遽北見から宴会参加の1名を加え
16名で沢の話題やなんやらで、メッチャ楽しい宴会キャンプでした。

iwaリーダーは夜の焼き肉キャンプの素晴らしいリーダーでもありました!

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