愛宕山表参道〜水尾の里



- GPS
- 04:48
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 750m
- 下り
- 787m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
愛宕神社への参道のため、よく整備され道幅も広い。下山は石ガレの下り坂なので滑りに要注意。 |
その他周辺情報 | 出発点の清滝バス停及びその少し奥の駐車場近くにトイレがある。清滝バス停横には売店もある。帰りの保津峡駅は高い鉄橋上の駅で、保津峡下りの船・トロッコ列車・秋の紅葉・山陰線の列車などの撮影スポットとして人気がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
暫く雨にたたられたが、今日は快晴の上風もなく非常に暖かで、山歩きには絶好のコンディションだ。阪急嵐山線の終着・嵐山駅より京都バス・清滝行きの終点までバスに乗る。清滝のバス停留所広場で出発前のレクチャーと準備を済ませスタート。今日は登山会の例会で、参加者は総勢16名になった。
東京から来たというツアーバスの団体や、近くの駐車場にはマイカーも沢山止まりだしており、結構なにぎわいだ。愛宕神社入り口の一の鳥居から神社まではおよそ4kmで、気温の差が10℃もあるという。登山道というか愛宕神社参道というか、最初は舗装された広い道からスタート。今日のルートは最後まで広い道が続き、一般の登山とは少し様相が異なる。また、神社までの区間を40に区分し、一つ毎に標識が立っているので、ルートの進行具合がいつでも把握できるという親切な道だ。区分の仕方は分からないが約100m毎に標識が立っている勘定になる。
暫く進むと水場(お助け水)が有ったが、水質検査に合格していないという意見もあり、ここは誰も水を飲まずにパスする。(飲めないようなら飲料不可の表示があると思うので恐らく大丈夫だとは思うが・・・)
この辺りからは舗装道から石ガレの道に変わり坂の勾配も少し急になってくる。落葉も結構溜まっているが、既に茶色に変色し、紅葉の色を残している葉は見当たらない。暫くすると平地が現れるが、ここは現在清滝バス停の前で営業している「一文字屋」が営業していた茶屋があったそうだ。昔は結構賑わっていたようで、このほかにも山頂までにお茶屋や宿泊所などもあり、カワラケ投げなどを行う場所も有ったということだ。
登山道(参道)はほとんどが杉林の中を進むが、所々視界が開け、恐らく亀岡市と思われる市街地などが見渡せる。水尾別れで愛宕神社方面と水尾の里方面に分かれるが、今日の例会が体力度★一つの例会なので、山頂には向かわず水尾の里へ下る。
こちらの方の下山道は落葉にもまだ色が残っており、落葉し始めのようだ。石ガレの道が続き、少し勾配も急な所があり、参道の割には結構注意して歩く必要がある。途中平らな陽だまりを探し、正午を挟んでランチタイムを取る。風もなく、汗ばんだ体が冷えることもなく、逆に太陽でシャツが乾いたような感じもする気持ちよさだ。
水尾の里は柚子の里ともいわれており、登山道から出た途端柚子がたわわに実った畑が続いている。丁度収穫の時期でもあるようで、農家では一袋数百円の柚子が並べられている。また水尾の地を清和天皇が非常に好まれ、この辺りで過ごされたり、水尾山頂には御陵もあるらしい。また現在でも柚子風呂が有るそうで、予約制だが十数戸の家で入ることができるそうである。
水尾から保津峡駅まではコミュニティバスもあるようなので、時間が合えば乗ることができるようであるが、今回は駅まで歩くことに。一部遊歩道もあるが、ほとんどは一般の府道を歩くので、狭い所やカーブでは自動車に気をつける必要がある。暫くすると赤い鉄橋が現れるが、この保津峡橋はJR山陰本線を複線化するに当たり、JRが新線を建設し駅を現在の場所に移動したため、駅と府道を結ぶ必要から建設されたものだそうだ。
JR保津峡駅は駅の両側をトンネルに挟まれ、保津峡上の鉄橋上にある珍しい駅で、保津峡下りの船・トロッコ列車・秋の紅葉・山陰本線の列車など撮影スポットとしても人気のある駅で、カメラマンがよく下車する駅としても有名だ。
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