紀伊半島一周06日目(熊野古道04日目 三野瀬〜尾鷲)

2025年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 21.7km
• 登り: 508m
• 下り: 516m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 0:18
• 合計: 8:21

距離 21.7km 登り 508m 下り 516m

6:10 三野瀬駅
6:28 始神さくら広場
7:13 7:18 始神峠
8:03 馬瀬バス停
8:27 トロッコ道跡
10:10 10:11 相賀神社
10:16 愛宕さん
10:58 11:01 馬越峠海山登り口
11:56 12:04 馬越峠
12:34 馬越公園
12:57 12:58 北川橋
13:24 やのはま道
14:31 ゴール地点

ゴールを八鬼山入口のバス停「向井西」とした。

八鬼山はこれまでの峠とは違い、ちゃんとした「山」のため、
遅い時間からのチャレンジは下山中に日没後のリスクがある為危険と判断した。
実際、翌日の山行では山を抜けるのに4時間を費やした。

向井西バス停からは尾鷲駅との間を毎日3~4往復しているので
尾鷲駅前の宿との連絡に使うことができて助かった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

START:JR三野瀬駅
GOAL:向井西バス停

【通過した宿場】
尾鷲

宿泊:ビジネスホテル胡蝶舘

コース状況／危険箇所等

2つの峠越えがあった。

1つ目の峠は三野瀬駅を出発するとすぐに林道が始まる。
峠入り口にはトイレ・自販機あり。ほぼまっすぐな道。
前半はゆったりとした登りで後半はやや山道に近い雰囲気だった。
40分ほどで頂上へ。峠を降りると船津あたりにコンビニがあった。

銚子川を越えて2つ目の馬越峠へ。
こちらはやや観光地化されていて登りは綺麗な石畳がどこまでも続いていて
とても風情があった。坂道はたいしてきつくない。頂上には広場・ベンチあり。
尾鷲市街が一望できる。

下りも特にテクニカルな箇所はなく、一気に降りてくることができた。
上りに比べて半分くらいの時間で登山口についてしまったが、これは
尾鷲川の登り口の標高が高いため。登山口から市街地中心までは住宅の間をガンガン下っていく。

尾鷲市街は紀勢本線を渡った先に「やのはま道」という
住宅の間をすごく入り組んだ道を進む箇所がある。迷わないように注意。

やのはま道を抜けると八鬼山入口に到達する。

その他周辺情報

[奇跡の清流 銚子川]
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018092947SA000/

NHKで見た感動した銚子川。
素晴らしい透明度の川で感動した。
こんなきれいな川は見たことがない・・。
いつか訪れてみたいと思っていたので今回少しでも川に触れることができてよかった。

[さんき茶屋]
尾鷲にあるロードサイドの大きな飲食店。
レストランとうどん屋があった。
さんま寿司が名物のようです。
https://owasekankou.com/buy/sankichaya/

写真

1/2 6:07

おはようございます。午前6時。三瀬谷にやってきました。

1/2 6:09

うっすら陽が昇って来たでしょうか。
まだまだ暗いですがSTARTします。

1/2 6:14

紀勢本線を渡ります。

1/2 6:25

水平線も赤く染まってきた。

1/2 6:27

公園っぽい場所に来ました。
トイレと裏に自販機があります。

1/2 6:30

う〜ん、まだ暗いか。始祖峠が始まります。

1/2 6:37

照明＆熊鈴全開で進みます。熊が怖い。

1/2 6:46

この傾いている橋が怖かった。
道自体は危なくないです。

1/2 6:59

段々道が荒くなってきた。

1/2 7:14

登り始めて40分。峠に到着しました。

1/2 7:15

早速第一の難所突破。よいペースです。

1/2 7:15

峠入り口前にあったトイレが峠からも良く見えます。

1/2 7:19

切通しっぽい道を進みます。

1/2 7:22

ここにも明治道・江戸道がありました。

1/2 7:29

すぐに合流してしまいました。ゆったりとした下りを降りていきます。

1/2 7:37

下山完了。

1/2 7:43

道に貼られている案内が親切です。
ここから暫くは平地歩きのはず。

1/2 8:44

とある熊野古道日記で高評価だった海鮮屋さん。
まだ開店前でした。

1/2 8:52

今日も快晴です。
ただ風があって寒い・・。

1/2 9:41

コンビニ発見。
この先、コンビニは熊野古道沿いだと45Km先の花の窟神社前までありません。(ちょっと寄り道するなら尾鷲・熊野市にあり。)
補充には十分気を付けてください。

1/2 10:07

相賀駅近くまでやってきました。
この先に楽しみにしていた銚子川がある。

1/2 10:14

着いた。ここが銚子川かな。

1/2 10:17

すげー。めっちゃ透明。

1/2 10:17

魚が空中に浮いている。

1/2 10:17

風もおさまり、水面が揺らいでおらずとてもきれいです。

1/2 10:37

川沿いをしばし歩きます。

1/2 10:38

こちらで川を渡りました。

1/2 10:39

丁度河原に下りられそうなので寄っていきます。

1/2 10:46

この辺りは川の流れがあり、魚もあまりいませんでした。
また来たいな。10分ほど川辺で休憩していきました。

1/2 10:52

紀勢本線を渡るとこの先、馬越峠です。

1/2 10:54

ここから左へ。

1/2 10:55

登り坂が始まりました。

1/2 10:58

鷲下みちという坂がありました。

1/2 10:58

なるほど、この下に石畳が眠っているのね。
どこか忘れましたがほかの街道でもコンクリートで石畳
埋めている場所がありました。

1/2 11:00

世界遺産看板あり。なんかすごく整備された峠入り口です。

1/2 11:00

市区町村で建てられた道案内に加えて地元学校の生徒たちの案内もありました。

1/2 11:04

おぉ、綺麗な石畳が現れました。

1/2 11:07

かなり長い距離石畳が続きます。

1/2 11:21

石橋も昔に作られたものだろうか。

1/2 11:32

急な登りはなく、ハイキング気分です。

1/2 11:44

40分ほど登って開けた場所に出ました。

1/2 11:44

峠まではきっともう少し。

1/2 11:45

石畳はなくなってしまった。

1/2 11:54

切通っぽいポイントを通過すると

1/2 11:56

峠到着です。

1/2 11:56

茶屋があったらしい。

1/2 11:58

尾鷲市街が見渡せえます。向こうに見える山が八鬼山だと思う。

1/2 12:04

10分ほど休憩していきました。こちらより下り始めます。

1/2 12:12

おぉ、下り面にも石畳がありました。
石畳というか石段？

1/2 12:13

ずっと一本道。よい雰囲気の道が続きます。

1/2 12:23

面白い形の石橋。

1/2 12:26

下り面は南側なので、日が当たって温かいです。

1/2 12:32

あら？まだ降り始めて30分経ってないけど出口っぽい？

1/2 12:34

誰もいないけど売店みたいな建物がある。

1/2 12:35

登山口のようです。トイレあり。

1/2 12:40

一面ピンクの綺麗な花が咲いていました。なんて花だろう。

1/2 12:44

あたりは住宅地になりましたが
市街地まではまだだいぶ高度差がありますので
どんどん下っていきます。

1/2 12:47

八鬼山が迫ってきた。今日はあの麓まで行きます。

1/2 12:55

遂に下り切ったか？平地になりました。

1/2 12:57

道標発見。読めない・・「左？？？」と書いてある。

1/2 12:58

尾鷲宿があったのはこの辺かな。

1/2 12:58

年季が入った銭湯がありました。。
もうやってない？

1/2 13:03

熊野古道案内助かる。

1/2 13:21

やのはま道に入りました。
事前の下調べで「なんでここだけこんなに複雑な経路なんだろう」と疑問に思った道です。

1/2 13:23

本当にここが熊野古道！？
でもみんなの足跡でココ通ってるし。進みます。

1/2 13:24

民家の隙間を縫うように歩きます。

1/2 13:25

おぉ、道は合ってた。地面に案内あり。

1/2 13:26

こちらは住民の方が作られた道案内かな。

1/2 13:26

灰かま？昭和辺りに作られたように見えるけど古いものなんだろうか？瓦を重ねた構造になってます。

1/2 13:27

メチャ入り組んでいてクネクネ進みます。

1/2 13:35

やのはま道を抜けて再びまっすぐな道に。この交差点で少し寄り道することにしました。

1/2 13:38

早めに着いたら寄ろうと調べていたさんき茶屋さんです。

1/2 13:48

さんまの寿司が名物ということで頂いていきました。
酸っぱい感じ。おいしかった。

1/2 13:54

肉うどん。めっちゃおなかすいてたのでおいしかったです。

1/2 14:07

東京のように店員さんに外国人の方はおらず皆地元のおばちゃんでした。ごちそうさまでした。

1/2 14:20

ごーるまではあと1kmくらいですね。
旅を再開します。

1/2 14:30

八鬼山入口看板。
明日はここから登山予定です。

1/2 14:52

近くにある向井西バス停から尾鷲駅まで帰ります。
丁度バスが来る時刻を逆算してうどん屋を出たので
ほぼ待ちなくバスに乗れました。お疲れ様でした！

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

geopon

連日長い行程で歩いてましたので、
短めの日があってもいいかなとこの日は15時前に歩き終えることにしました。

銚子川、ずっと来てみたいと思っててついに念願叶いました。
天候にも恵まれて素晴らしい景色を拝めました。夏ごろにもまた上流の方に来てみたいですね。

馬越峠の石畳の景色は風情があってよかったです。
良くテレビなどで見る熊野古道としてイメージしていた風景がありました。

明日は八鬼山越えです。ゆっくり休んで備えたいと思います。

コメント

munerin@kobe

おはようございます。

尾鷲には遠縁の親戚がおりまして、噂では三方山に囲まれており、そのアクセスの悪さから日本の秘境だとずっと聞かされてて、秘境好きの私はいつかは訪れたいと思ってました😄
近年紀勢自動車道が延伸され、劇的に交通事情が改善されましたが、まさか1年間で3度も訪れることになるとは夢にも思わなかったです（笑）
伊勢路を歩いてみて、私の尾鷲観は劇的に変わりました。それは大袈裟に言えば、
『尾鷲は都会だった』と。
私にすれば、伊勢路の中で尾鷲は砂漠に忽然と現れたラスベガスのようなイメージでしたが、全国津々浦々を歩き回られておられるgeoponさんはどうお感じになられましたか？
尾鷲、又いつか訪れたいですね👍

geopon

munerin@kobeさん
こんにちは、熊野古道歩きは伊勢を出発してから大きな街はありませんでしたので
久しぶりに賑やかな市街地にたどりつけてほっとした感がありました。
江戸時代はさらに難路だったでしょうから、尾鷲に着いた時の安堵感はそれ以上のものだったでしょうね。

馬越峠ですれ違った登山者より、象の背なるスポット目当てで正月から登山している人が
この辺りでは多いと聞きました。画像検索してみると確かに素晴らしい景色です。
尾鷲は三方山に囲まれているということで面白い山も沢山あるようですね。

いつかまた訪れることがあったら古道歩きだけではなく山登りもしてみたいです。