【八ヶ岳】美し森・飯盛山
山梨県
長野県
MO-85
体力度について
- GPS
- 05:49
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 968m
- 下り
- 953m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:58
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日の雨で清里一帯の車道はカチンコチンのアイスバーン状態。美し森までのトレイルや上部にある木の階段には、うっすらと雪とも霜ともつかないものが付いていましたが、あまり滑る感じでもなく、歩行に支障はありませんでした。 清里駅周辺は歩道にも凍結がありました。車道を横断するところなどはブラックアイスバーンもあり要注意です。宮司の滝へは沢沿いの道を通りますが、小さな木橋やクサリ場周辺の岩場が凍結しているところがあり神経を使いました。この季節の宮司の滝コースの利用はオススメしません。平沢峠周辺も凍結がひどいので、マイカー利用なら清里駅周辺や飯盛山登山口の駐車場の利用をオススメします。平沢峠から飯盛り山への道はほぼ雪の道です。今回はチェーンスパイクは使用しませんでしたが、軽アイゼン等の準備は必須です。下山路にはほぼ雪はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | 温泉には立ち寄らず。最寄りの温泉は甲斐大泉温泉の近くにあるパノラマの湯でしょうか。 昼食は小淵沢駅の駅そばで山賊そばと、駅弁のかつサンド＆八ヶ岳ビール |
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感想
【現地にて予定変更】
2泊3日の甲信旅行、最終日である3日目は早朝から宿を抜け出し美し森にご来光を観にいき、一度宿に戻って朝食とチェックインを済ませたあと、清里駅から周回コースで飯盛山を登ってきました。当初の予定では2日目に飯盛山に登り、3日目に美し森から天女山を巡って甲斐大泉駅まで歩くつもりだったのですが、2日目は生憎の雨で予定変更。天女山方面への行程をカットして、3日目にまとめて美し森と飯盛山に登ることにしました。
【清泉量に前泊】
2日目は実質的に移動日になったので、午前中に上田城観光、お昼に佐久海ノ口駅で途中下車して昼食と日帰り温泉を楽しみ、夕方に清里駅に到着。清泉寮まで歩いてくことにしました。春から秋には路線バスもあり、予約すれば駅からの送迎もしてくれるようですが、飯盛山に登るつもりで下山の時間が読めなかったので、予約は入れませんでした。
【清泉寮〜美し森〜清泉寮】
当日は5:20頃起床。5:40頃に宿を出発しました。車道はカチンコチンに凍結していましたが、歩道は歩く人も希なためか、あまり滑るような凍り方はしていませんでした。ヘッドライトとハンドライトの明かりを頼りにトレイルに突入。こちらもうっすらと雪が積もっているような状態ですが、凍結はなし。ずんずん進んでいくと一度車道に出て、直進すると木の階段となります。濡れた木道が大変滑りやすいのはハイカーにとって常識ですが、こちらもほとんど滑らず、拍子抜けするくらい普通に登っていけました。6:20頃、余裕をもって山頂に到着。少し下ったところで日の出を待つことにします。ジッとしていると寒いのダウンジャケットを着込み、サーモスに淹れた紅茶を飲みながらその時を待ちます。正面にはハッキリとそれとわかる富士山、その右手には雲海が拡がっています……下にあるのは甲府盆地でしょうか？ やがて富士山の左手の方にある山並みの稜線に光が拡がってきました。日の光に雲が赤く染め上げられて幻想的な光景です。やがて奥秩父の山並みの向こうから太陽がその姿を現しました。
下山には美し森駐車場方面を使うことにしました。はじめのうちは順調に下っていたのですが、森の中で分岐を間違えてしまいました。途中で気づいたので森の中を突っ切って無理やり本来のコースに戻りました。大きくUの字になっている部分です。宿に戻ってビュッフェの朝食とチェックアウトを済ませると、予約した送迎車で清里壁に向いました。
【清里駅〜宮司の滝〜平沢峠】
駅からしばらくは車道歩きです。美し森周辺と違い、こちらは歩道も凍結しているところもありました。国道を横断するところや、宮司の滝入口に向って坂道を下っていくところなどでは、ブラックアイスバーンもあり気が抜けませんでした。
大門川にかかる橋の手前で、川に沿って左に入っていく踏み跡が宮司の滝への入り口です。基本的に大門川の右岸に沿って登山道が付けられているのですが。途中いくつか小さな沢が合流するところあり、大小の橋がかけられています。飛沫がかかって凍結してそうな雰囲気でちょっと通過に神経を使いました。宮司の滝の直前には分岐があり、右に進むとクサリの付けられた岩場のトラバースがあります。普段ならクサリなんて必要なさそうなところですが、この日は前日の雨で岩場が凍結気味だったので、クサリの存在に助けられたました。クサリ場を抜けると橋があり、そこから宮司の滝が見えます。さらに滝に近づくこともできそうでしたが、凍結が怖いので前身はそこまでとしました。分岐まで戻ると、尾根に登ります。北上すると台地状の場所にでますが、この辺は踏み跡が薄く迷いやすいので赤テープやGPSで現在地を確認しながら進みましょう。大門川にかかる橋を渡ると、徐々に道はハッキリとしてきます。GPSでみると道が迂回しているように見えていたので、思い切って斜面を直登したらゴルフ場に出てしまいました（ゴメンナサイ）。グリーンには入らず森の中の斜面を登って行くと、尾根に沿ってフェンスが続いています。しばらくはフェンスに並行して歩き、フェンスに引っかかるように倒木があったところでフェンスを越えました。尾根にそって進んでいくと、やがて車道に出ます。こちらもカチンコチンに凍っていて、チェーンでもなければクルマが立ち往生していまいそうな状況でした。この辺から平沢山の尾根に直登するルートもあるようなのですが、あまり一般的な道ではなさそうだったので、しばらく車道を北上して、平沢峠から入山することにします。
山の北面はずっと雪道が続いていましたが、凍結している感じではなかったので今回はチェーンスパイクを使いませんでした。しかしながら状況は刻々変わっているので滑り止めの装備は必携だと思います。
【平沢山〜平盛山〜飯盛山〜清里駅】
稜線に出るとかなり風が強いですが、展望は素晴らしいです。山の南面はほとんど雪が無く順番に山頂を通過していきます。平沢山からの下りで抜かるんだ地面に少し滑ったくらいで、こちらも意外と歩きやすかったです。とにかく風が強かったので、休憩も取ることなく下山開始。清里駅までは特に難しいところもないので、小走りで進み、清里駅へ。途中小淵沢で途中下車して駅そばの昼食を取り、駅弁のかつサンドと八ヶ岳ビールを購入した意外は、寄り道することもなく帰路につきました。
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