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Yamareco

記録ID: 768805
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

晩秋の裏妙義 丁須の頭と密やかな紅葉でした。

2015年11月23日(月) [日帰り]
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GPS
07:27
距離
11.4km
登り
857m
下り
865m

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
1:45
合計
7:26
10:17
10:18
50
11:08
12:50
86
14:16
14:18
62
15:20
15:20
15
15:35
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麻苧の滝 登山口無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
御岳コース
 麻苧の滝から鼻曲、御岳まで、地味ですが、
 濡れた涸れ沢は 落ち葉の下の薄い表土、露出した岩など
 なかなかハードです。
 下る場合は、最後まで気が抜けないでしょう。

丁須の頭
 空中の垂れ下がっている鎖を頼ると腕力勝負の世界です。
 中段まで鎖の左側を上がってから右上に上がると、ガバです。
 自分は、15mほどの高低差ありますので、鎖にセルフ取りながらです。

国民宿舎コース
 堆積した落ち葉の下に転石、岩、木の根など隠れているので
 下りは注意が必要です。

表妙義 22日に滑落事故
22日に表妙義金洞山で滑落事故があったようです。この日、午前中 ヘリが 何度も飛来、 安中でのヘリ墜落関連かな?と思っていました。
下山中に男女ペアの方から、登山道からザックなど見かけなかったか? 尋ねられ、
何かあったと感じました。
ニュースによると、亡くなったのは、29才男性。

→ 11/22の事故は無かったようです。
  kirakirakira様が調べてくださり、前年の事故の情報と取り違えているとの事で
  訂正いたします。

前日は今日よりも滑り易い状況だったようです。妙義の凝灰角礫岩は濡れて無くても滑り易いので、要注意です。
その他周辺情報 碓氷峠旧道入り口付近の ”関所食堂” 昔ながらのラーメンとチャーハン
麻苧の滝登山口からスタート
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麻苧の滝登山口からスタート
麻苧の滝
登山道の取付き、水の流れがある鎖からです。
登山道の取付き、水の流れがある鎖からです。
今日の北斜面、ルンゼはウエット状態です。
今日の北斜面、ルンゼはウエット状態です。
出だしの急登は表以上です。
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出だしの急登は表以上です。
鼻曲から横川駅と鉄道博物館。ミニチュアのようです。
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鼻曲から横川駅と鉄道博物館。ミニチュアのようです。
緩くて広い尾根部も少しはあります。
緩くて広い尾根部も少しはあります。
鼻曲方面見返し。
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鼻曲方面見返し。
落ち葉の堆積で、濡れた土、岩滑り疲れます。
落ち葉の堆積で、濡れた土、岩滑り疲れます。
どこでも行けそうですが、外すと厄介になります。
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どこでも行けそうですが、外すと厄介になります。
ここは迂回部が崩落してるので直です。
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ここは迂回部が崩落してるので直です。
御岳手前の鎖場。
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御岳手前の鎖場。
大きな横穴に測量用三脚が、ずっとデポされたままです。
大きな横穴に測量用三脚が、ずっとデポされたままです。
2年前、強引に直登した場所だ、多分。
2年前、強引に直登した場所だ、多分。
ルートは右に迂回しています。
ルートは右に迂回しています。
御岳手前のピークの祠。
御岳手前のピークの祠。
前方が御岳。
小さいアップダウンを何度かして、
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小さいアップダウンを何度かして、
御岳山頂。
ここから、丁須の頭が見えます。まだ先です。
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ここから、丁須の頭が見えます。まだ先です。
稜線から見下ろすと、妙義らしい岩肌がそそり立っています。
稜線から見下ろすと、妙義らしい岩肌がそそり立っています。
鎖場が続きます。
鎖場が続きます。
今日は濡れてるので、素直に掴みます。
今日は濡れてるので、素直に掴みます。
このコース、下りに使うとかなり疲れると思います。
このコース、下りに使うとかなり疲れると思います。
アップダウンしながら徐々に高度を上げていきます。
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アップダウンしながら徐々に高度を上げていきます。
見下ろすと妙義湖が後ろになっている。
見下ろすと妙義湖が後ろになっている。
振り返って、御岳山頂。
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振り返って、御岳山頂。
気を使う部分が多いのも表と同じ。
気を使う部分が多いのも表と同じ。
3週間ぶりのせい?でキツイです。
3週間ぶりのせい?でキツイです。
そろそろです。
丁須の頭へは裏から回り込みます。
丁須の頭へは裏から回り込みます。
裏側はいつも濡れています。
裏側はいつも濡れています。
15分ほど休憩後、ロープ仕様に換装してから行きます。
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15分ほど休憩後、ロープ仕様に換装してから行きます。
頭に上がって、西大星。
頭に上がって、西大星。
赤岩、烏帽子岩方面。
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赤岩、烏帽子岩方面。
頭の上では、確保してます。
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頭の上では、確保してます。
肩に置いてある自分のザック。
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肩に置いてある自分のザック。
懸垂の準備します。
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懸垂の準備します。
ロープ張ってしばし一人で上り下り。
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ロープ張ってしばし一人で上り下り。
対面からの丁須の頭。
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対面からの丁須の頭。
裏側、所々崩落してます。
裏側、所々崩落してます。
国民宿舎側ルート上部のルンゼは、落ち葉の滑り台に成りかねないので注意です。
国民宿舎側ルート上部のルンゼは、落ち葉の滑り台に成りかねないので注意です。
楽ではないです。
楽ではないです。
中腹から下部は、峡谷状に迫った岩と紅葉の対比が美しかったです。
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中腹から下部は、峡谷状に迫った岩と紅葉の対比が美しかったです。
車道に出て、妙義湖。
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車道に出て、妙義湖。
国道18号バイパス沿いの趣のある食堂。
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国道18号バイパス沿いの趣のある食堂。
帰ってきました。
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帰ってきました。

感想

晩秋の裏妙義を2年ぶりに御岳コースから丁須の頭、国民宿舎側下山で周回してきました。御岳コースは冬涸れとなっていましたが、国民宿舎側の峡谷部は、岩肌を背景にした美しい紅葉がまだ残っていました。
丁須の頭を目的としていましたが、思わぬ美しい景色に、見惚れてしまいました。
ただし、この峡谷の紅葉を見るためのルートは、少々ハードです。

死亡事故の大変多い山域です。
全て滑落で、他の山域と様相が違います。
十分な注意を。

P.S.
 ヘリの飛来は、安中ヘリ墜落関連でした。
 北アなどでのシーズンでは、荷物運搬と思えますが
 この周辺では、飛来、ホバリングはほぼ事故なので
 気が重くなります。

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コメント

金洞山で事故があったのですね
23日にゆっくりスタートで登ろうと思ったけど時間も無いし天気も怪しいので退散して良かったです。
2015/11/24 7:31
Re: 金洞山で事故があったのですね
150mの滑落事故だったようですので、場所は鷹戻しか東岳付近の稜線からでしょうか。
自分はトレーニングとして、回数重ねている場所ですが、注意看板の記載通りの装備で行っています。
亡くなられた方は、お若いですがご家族もあったようです。
気が重いです。
2015/11/24 10:20
はじめまして。
22日に金洞山で死亡事故があったのですか?
私は22日、妙義富士に登ってましてヘリの音はかなりしてましたが、
こちらに近寄るヘリはありませんでした。単に気づかなかっただけかもですが。
早い時間から稜線はガスったのでヘリがよく近づけたなと思います。
ガスの中は霧雨で濡れて視界不良と条件は良くありませんでした。
150mということはまた鷹戻しですかね。東岳〜中之岳も可能性ありますね。
去年も11月22日に鷹戻しで29歳単独男性が150m滑落死されてます。
この時(翌23日)私は裏妙義に居て、早朝からヘリが捜索してましたよ。
家族も居てまったく同じ状況です・・・
2015/11/26 21:58
Re: はじめまして。
はじまして。 23日 朝から 午前中いっぱいくらい ヘリが 飛んでいて 落ち着かなかったですね。
2年前は表の 奥の院で 自分の通過 40分位後で滑落死亡事故がありました。後から知ったのですが、その時は、グループだったので事故から30分位で ヘリがきたようです。
自分もほぼ一人で行動するので、行き先は 地図ルート記したモノ家において行きますが、心配かけていると思います。
妙義富士ですか、 行きたい気持ちありますが、 落ち葉に覆われた樹林帯を 一人でルーファイ続ける気力は、冬山のガスに似た状況で なかなか出来ないです。
2015/11/28 11:46
Re[2]: はじめまして。
どうやら22日に妙義で事故は起きてないようです。内容的にも去年の11月22日(23日に発見収容)の事故のことかと。2013年に奥の院の最上部トラバースからの転落ありましたね〜。その年は秋に鷹戻しでも・・・全てトラバースからの死亡事故。今年の妙義は鷹戻しで滑落はあったものの、まだ死亡事故ゼロで喜ばしいことです!妙義富士はそれほど難しくないですが、単独ではあまりオススメしません。
2015/12/2 20:47
Re[3]: はじめまして。
返信 遅くなりすみませんでした。

ご指摘のように、事故は昨年の同日の事のようです。
当方の情報の取得の誤りがあり、レコでの記載を修正いたしました。
ご指摘ありがとうございました。
2015/12/7 15:58
Re[4]: はじめまして。
いえいえ気になさらないでください。
どうみてもあの視界では稜線にヘリは飛ばせなかったと思いましたので・・・
事故はなかったのですからむしろよかったです!
ちなみに22日は1年前の事故の慰霊登山が行われてたのですが、あの天候で中止になってます。
2015/12/7 22:38
プロフィール画像
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