岩木山・百沢スキー場トップ~焼止りヒュッテ~南東尾根:ややパックパウダー温存→モナカに苦戦



- GPS
- 03:22
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 366m
- 下り
- 783m
コースタイム
天候 | 晴れベースで気温は高めで風弱し、焼止りヒュッテから上部は雲が湧いたり、ガスで視界不良となることがあった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
百沢スキー場の積雪は168cmで、前2日間は降雪なし。 スキー場トップの新雪エリアは表面が軽度のモナカ状態、下地は締まってきており、ストックは20~25cm沈む。 標高を上げブナの美林ではモナカにはなっておらず、やや重パウダーが温存されていた。 焼止りヒュッテあたりのすぐ上までハイクアップし左側に、トラバースし広い南東尾根から百沢スキーボトムに向かう登山道ルートに沿って滑走することにした。 序盤はほぼ無木立の広い尾根で、ややパックされているが気持ち良いパウダー滑走を暫く楽しめた。 その後、徐々にモナカ状態となり、ターンは難しく手強い状態となった。林間に入ってもモナカ状態が暫く続いていたが(沢地形を下にした東向き斜面はモナカ形成がなく、側面斜面を、トラバース気味に滑走するとモナカの影響は避けられた)、終盤近くになりモナカは解消、気温上昇により重いパウダーの凹凸のある林間を慎重に滑走した。 フィニッシュ間近で急斜面を少し横滑りで下り、沢地形を渡り、ツボ足でゲレンデ脇まで登り上げた。 |
写真
感想
・岩木山BCは23年ほど前のGWに会の仲間と八甲田と組み合わせて、岩木山をバスを利用して1日に山頂から鯵ヶ沢スキー場に滑りこむ長平コースと百沢コースの2本実施したことがあり懐かしく思い出される。
・小生がBC(山スキー)を始めた27年ほど前は厳冬期の独立峰の岩木山や羊蹄山の山スキーは盛んではなかったと思われます。スノーボードやファットスキーの全盛期になるにつれ、厳冬期の厳しいパウダーエリアでの滑走記録が見られるようになってきたが、標高を上げ過ぎ雪崩危険の条件での入山により、これらの独立峰での雪崩事故が時々報告されてきた。
・今回は厳冬期に百沢スキー場トップから標高1100m弱の避難小屋あたりまでハイクアップして南東尾根を百沢スキー場まで滑り込むルートであり、雪崩危険エリアの上部危険斜面には踏み込まない計画であった。前2日間は降雪がなく今回のルートでの雪崩危険性はなかったが、前日の気温上昇によるモナカ形成は、BCでは最も忌み嫌う現象であり、致し方ないが、怪我をしないよう慎重な滑走が要求される。
・標高差350mほどのハイクアップで滑走は標高差780mは魅力的であり、パウダーの条件が整えば、あと2週間で76才の後期高齢者にも十分楽しめるルートであると実感した。
・僅か350mのシール登高では殆ど疲労しなかったが、モナカエリアでの滑走でかなり大腿への負担があったようで、高速道路でのPAで車を降りた直後から、大腿の裏側に強い疲労感が襲ってきて、今にも痙攣しそうな感じであり、芍薬甘草湯を服用し、負担のかからないような体勢で、なだめすかしたら大丈夫で、その後小生が運転した。
トレーニングは続けているが、やはり体力の衰えを感じる毎日である。
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