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Yamareco

記録ID: 771933
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ハイキング
奥多摩・高尾

サオラ峠から丹波天平へ(お祭、三条の湯小屋泊まり、サオラ峠、丹波天平、親川)

2015年11月28日(土) 〜 2015年11月29日(日)
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GPS
32:00
距離
20.4km
登り
1,256m
下り
1,246m

コースタイム

1日目
山行
3:00
休憩
0:00
合計
3:00
9:20
180
お祭BS
12:20
2日目
山行
3:40
休憩
0:10
合計
3:50
6:45
120
9:25
9:25
40
10:05
10:05
30
10:35
親川BS
ところどころで小休憩とデジカメを撮影しました。
天候 両日共:晴れ(気温:最低2度くらい、最高10度くらい)
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿駅〜奥多摩駅:新宿から奥多摩1号で奥多摩駅へ
奥多摩駅〜お祭:丹波行きのバスに乗りました。(乗車状況は満員でしたが途中で降りる人多数なので、一番後ろに座っていましたが、お祭で問題なく降りることができました。)
親川〜奥多摩駅:親川12時16分のバスを使いました。親川まで無人でした。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:お祭BSには無いので、入れたい場合には、奥多摩駅で入れること。

お祭〜三条の湯:バス停から国道を丹波方面へ100mほど国道を歩くと三条の湯の看板があり、そこを入っていく。林道っぽい砂利道です。横が岩の壁で落石多発地帯であると思う。ある程度、対策はされているけれど、落石は頻発していると思われる。
最後1キロ程は山道です。Z型に登っていきます。

三条の湯〜サオラ峠:小屋を出て左の方に三叉路がありそこをサオラ峠方面に進んでいく。ゆるやかに登ったり、下ったりしながら進んでいきます。道幅は狭く、左が結構な斜面の林です。しかし、落ちているところには梯子がかかっている。メンテナンスはされているように思う。交通量もそれなりにあると思われるので、間違えるところはないと思う。部分的に作業用道路が出てくるが作業用の看板があるので、そちらに向かわないこと。

サオラ峠:この時期、葉っぱがないので、見晴らしが素晴らしい。林の間から南に富士山や、山梨の山々、北には、雲取山、飛龍山などが一望できる。

サオラ峠〜丹波天平:広い尾根筋を進んでいきます。広葉樹の森なのでこの時期には落ち葉だらけです。この部分は交通量もあるのか?踏み跡がしっかりしています。

丹波天平〜親川:親川方面に入ると一気に通行量が少ない感じで一気に踏み跡がわかりにくくなります。この時期、落ち葉がものすごく多く、かつ踏まれていないのか?通る人がいろんなルートを通ってしまうためか?ルートをリボン(ビニールの紐)を頼りに進んでいくしかありません。いろいろ注意点を書きましたが、このルートは本当に楽しいです。落ち葉を踏んで尾根を進んでいくのが本当に楽しいです。集落跡を過ぎるあたりから道幅が狭いし、簡単に落石も起こる状況があります。ここからは注意しましょう。車の音が聞こえてくると、15分ほどで国道に降りられます。親川のバス停にはトイレなどありません。またバスの本数は丹波からくる本数と同じです。ダイヤをよく注意しておりましょう。
その他周辺情報 三条の湯:小屋自体は普通の山小屋です。薪ストーブがあり部屋が暖かいです。消灯時にも薪を追加してくれたり、朝イチにも薪ストーブを点火したり、寒さは感じることなく熟睡できました。布団は上下と毛布、枕が各一つづつあります。それでも、それなりに防寒着を着て寝ました。温泉はアルカリ系なので肌がツルツルです。この日は混雑していることもあり、男女別々でした。このお湯も薪で沸かしているそうです。(火山ではないので、お湯は10度で出てきているということでした)シャンプー、石鹸は使えません。売店にはバッジ、ビール、ソフトドリンク、タオルなどが発売されています。
お祭BSから丹波へ100mほど進むと、この看板があります。ここを入っていきます。
お祭BSから丹波へ100mほど進むと、この看板があります。ここを入っていきます。
こんな感じの砂利道を進みます。なだらかに進むので自転車の方が追い抜いて行かれました。
こんな感じの砂利道を進みます。なだらかに進むので自転車の方が追い抜いて行かれました。
このゲートまで車で入れるようです。少し手前に広いところがあるようですが、車は7台くらいが限界でしょうか?
このゲートまで車で入れるようです。少し手前に広いところがあるようですが、車は7台くらいが限界でしょうか?
こんな感じの小さい滝が何個も見えます。
こんな感じの小さい滝が何個も見えます。
砂防ダムが作られています。
砂防ダムが作られています。
落石用の網が破れているところも多いです。
落石用の網が破れているところも多いです。
東京都水道局がものすごくお金かけてるんですね。。。
東京都水道局がものすごくお金かけてるんですね。。。
ここからも、雲取山に行けるようです。(地図上では点線ですが、使えそうです)
ここからも、雲取山に行けるようです。(地図上では点線ですが、使えそうです)
この道標を右に入るようです。(今回は三条の湯へ向かうので行きません。)奥多摩小屋の水場の道に出るんだろうと思います。
この道標を右に入るようです。(今回は三条の湯へ向かうので行きません。)奥多摩小屋の水場の道に出るんだろうと思います。
塩沢橋です。
崖くづれ対策の工事車両が入っていました。
崖くづれ対策の工事車両が入っていました。
ゲートが開いていました。。。工事があるからかな。
ゲートが開いていました。。。工事があるからかな。
天気が良くてよかった。
天気が良くてよかった。
林道の突き当たりです。
林道の突き当たりです。
此処は車が方向転換するための広場です。
此処は車が方向転換するための広場です。
此処からは、登山道です。
此処からは、登山道です。
巨木もあります。
巨木もあります。
Z型に登っていきます。
Z型に登っていきます。
三条の湯が見えました。
三条の湯が見えました。
テント場です。この日は誰もいなかった。
テント場です。この日は誰もいなかった。
三条の湯に到着です。
三条の湯に到着です。
三条小屋は大部屋です。20人くらいが宿泊しました。
三条小屋は大部屋です。20人くらいが宿泊しました。
日が暮れるのが早いですね。
日が暮れるのが早いですね。
三条の湯の夜ご飯です。鹿肉のほか野菜もあります。ご飯は、この日は竈焚きご飯でした。(いつもではないという話なので、それを期待しないでね。)
2
三条の湯の夜ご飯です。鹿肉のほか野菜もあります。ご飯は、この日は竈焚きご飯でした。(いつもではないという話なので、それを期待しないでね。)
三条の湯の朝ごはんです。卵は生です。
2
三条の湯の朝ごはんです。卵は生です。
食後に、朝のコーヒーをいただきました。400円です。
食後に、朝のコーヒーをいただきました。400円です。
山に囲まれているので、朝は暗いです。
山に囲まれているので、朝は暗いです。
サオラ峠へ
このような梯子がかかっているところがあります。
このような梯子がかかっているところがあります。
こんな川も渡っていきます。
こんな川も渡っていきます。
このような道標がところどころに有ります。
このような道標がところどころに有ります。
左の谷が深いです。
左の谷が深いです。
朝日が上がってきました。
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朝日が上がってきました。
これは水場?岩から水が噴き出してます。
これは水場?岩から水が噴き出してます。
作業道があるところは書いてあります。
作業道があるところは書いてあります。
わさび田の跡かな?落石で相当破壊されていますが。。。。
わさび田の跡かな?落石で相当破壊されていますが。。。。
日陰には、霜柱がたくさんありますし寒いです。
日陰には、霜柱がたくさんありますし寒いです。
日向は、暖かいです。
日向は、暖かいです。
日陰には、つららもあります。
日陰には、つららもあります。
一度は雪が降ったようです。
一度は雪が降ったようです。
サオラ峠から富士山です。
サオラ峠から富士山です。
サオラ峠にある、中川神社です。
サオラ峠にある、中川神社です。
ここを登れば飛龍山です。サヲウラ峠?
ここを登れば飛龍山です。サヲウラ峠?
こんな感じの尾根道を進みます。気持ちいいです。
こんな感じの尾根道を進みます。気持ちいいです。
丹波天平?はこんな感じで開けています。
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丹波天平?はこんな感じで開けています。
丹波天平は、のどかです。
丹波天平は、のどかです。
気持ちいいです。
気持ちいいです。
丹波天平(たばでんでいろ)の看板です。まっすぐ行くと親川へ
丹波天平(たばでんでいろ)の看板です。まっすぐ行くと親川へ
スマホのアンテナかと思ったけど、電波は届きませんでした。
スマホのアンテナかと思ったけど、電波は届きませんでした。
こんなリボンを目安に進んでいきます。
こんなリボンを目安に進んでいきます。
こんな感じなので踏み跡分かり難いです。
こんな感じなので踏み跡分かり難いです。
集落跡です。
いつ頃まで住んでいたのでしょうか?わかりませんが、相当古いです。
いつ頃まで住んでいたのでしょうか?わかりませんが、相当古いです。
これ、たぶん設計間違いだと思います。親川バス停が裏に書かれています。この後、細い、岩落ちてきそうなところを進みます。
これ、たぶん設計間違いだと思います。親川バス停が裏に書かれています。この後、細い、岩落ちてきそうなところを進みます。
コンクリートの道でほぼ終了です。家の裏に出てきます。
コンクリートの道でほぼ終了です。家の裏に出てきます。
親川(おやがわ)バス停です。
親川(おやがわ)バス停です。
予想より1時間以上早く着いたので、ここで1時間半ほど待つことに。。。
予想より1時間以上早く着いたので、ここで1時間半ほど待つことに。。。
この景色を見ながら待っていました。。。いろんな車にバイクが。。。奥多摩に住むのって大変ですね。(週末ごとに走行音があるわけですね。。。)
この景色を見ながら待っていました。。。いろんな車にバイクが。。。奥多摩に住むのって大変ですね。(週末ごとに走行音があるわけですね。。。)

装備

備考 熊鈴が必要だったかな。。。

感想

三条の湯、サオラ峠、丹波天平のあたりは、素晴らしく楽しい道でした。
もっとメジャーになってもいいと思います。

三条の湯へ向かうのは林道ではありますが、意外に景色もいいです。崖くづれや、落石はここの方がリスクはあるとは思いますが、このルートは意外にガシガシ歩きたい方には、本当にいいと思います。悪路ではないので、歩きやすいですし、ノルディックウォーキング的に歩きたい方にはちょうどいいと思います。

次の日に、丹波に下りようとサオラ峠へ向かいましたが、このルート、急な登りはほとんどなく、ほぼ水平な感じで緩やかに進んでいきます。左側は急峻な谷ですので杖の突きそびれには注意がいると思いますが、日陰になったり、日向になったり、しながら雲取山、飛龍山などが見えています。意外に楽しめました。

今回、小屋を6時台に出発したので、途中はなかなか誰とも出会いません。また道には熊の糞が何個か見られます。そのうち、谷側でガサガサっと何かが動きました。熊でしょうか?わかりませんが。。。そこから鈴を忘れているので、Yahooを連呼しながら進みました。(怖がりですね)

サオラ峠の周りは広葉樹の森で、この時期は葉が落ちきっています。富士山も綺麗に見えますし、南側にある大菩薩方面の山々も見えます。また、北側には雲取山、七ツ石山なども綺麗に見えます。

丹波天平へは、気持ちのいい尾根道を進んでいきます。ここは広葉樹の尾根が好きな方なら間違いなく気にいると思います。丹波天平通りは、大変見晴らしも良く、落ち葉を踏みながら歩くのは、本当に気持ちいい、歩くのが好きになる感じの通りです。

丹波から奥多摩に戻る時、親川でたまにバスに乗る方は、ここを通っていたのかと理解しました。このルート結構、面白いですよ。

追記:::::::::
来年GW頃に、三条の湯でテン泊したいな。。。

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