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Yamareco

記録ID: 8446740
全員に公開
トレイルラン
奥秩父

【山ラン】笠取山→唐松尾山→将監峠→前飛竜→丹波山村【トレラン】

2025年07月20日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
08:43
距離
28.6km
登り
2,633m
下り
3,054m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
0:23
合計
8:34
距離 28.6km 登り 2,633m 下り 3,054m
9:30
7
11:22
11:30
6
11:37
11:41
4
11:45
14
11:59
12:00
7
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12:09
9
12:19
12:20
20
12:40
4
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15
13:01
14
13:29
13:35
15
14:08
4
14:12
14:13
6
14:19
64
15:23
29
15:53
5
15:58
15:59
23
16:22
37
17:00
20
17:20
29
17:50
24
18:14
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
駒沢大学5:50→渋谷→新宿
特急あずさ71号松本行き6:26→大月7:31→塩山8:14
塩山駅1番乗り場8:30西沢渓谷入口行き→新地平9:27
塩山駅発西沢渓谷行きのバスは臨時増発で2台になったので、ほぼ全員座れた。新地平で降りたのは自分を含めて3人。時間がないのですぐに出発するが、笠取山の登山口を示す道標はどこにもないので、ヤマレコの地図を頼りに林道に入る。先行していたハイカーさんに「この道で合ってますか?」と尋ねられたので、「合ってると思います」と答え、ロードの登りはできるだけ走ると決めてるので、抜き去る。
2025年07月20日 09:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 9:27
塩山駅発西沢渓谷行きのバスは臨時増発で2台になったので、ほぼ全員座れた。新地平で降りたのは自分を含めて3人。時間がないのですぐに出発するが、笠取山の登山口を示す道標はどこにもないので、ヤマレコの地図を頼りに林道に入る。先行していたハイカーさんに「この道で合ってますか?」と尋ねられたので、「合ってると思います」と答え、ロードの登りはできるだけ走ると決めてるので、抜き去る。
一度抜いたハイカーさんに抜き返されることは、昔はよくあったけど、最近はないので油断してたら、先ほどのハイカーさんに見事に抜き去られる。かなりのハイペースで、健脚ぶりに舌を巻く。
2025年07月20日 09:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 9:46
一度抜いたハイカーさんに抜き返されることは、昔はよくあったけど、最近はないので油断してたら、先ほどのハイカーさんに見事に抜き去られる。かなりのハイペースで、健脚ぶりに舌を巻く。
近くを沢が流れてる。
2025年07月20日 09:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 9:51
近くを沢が流れてる。
先ほど抜かれたハイカーさんが道を探してキョロキョロしてた。アプリで見ると川を渡るようには見えなかったのでそう伝えると、そのまま真っ直ぐ進んでいったが、すぐに振り返ってこの先道があるようには見えないという。ふと川の向こう岸に目をやると、さっきは見えなかったトレイルらしき道がある。すみません、やっぱり渡るみたいです、と言って戻ってもらったら、たしかにピンクテープがあった。ここですね、ということで2人ともコースに復帰。写真は渡ってから振り返って撮ったもの。渡った先は岩がゴツゴツしてるだけで、道もないし、ピンクテープも道標もないから、誰だって迷うだろう。
2025年07月20日 10:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 10:40
先ほど抜かれたハイカーさんが道を探してキョロキョロしてた。アプリで見ると川を渡るようには見えなかったのでそう伝えると、そのまま真っ直ぐ進んでいったが、すぐに振り返ってこの先道があるようには見えないという。ふと川の向こう岸に目をやると、さっきは見えなかったトレイルらしき道がある。すみません、やっぱり渡るみたいです、と言って戻ってもらったら、たしかにピンクテープがあった。ここですね、ということで2人ともコースに復帰。写真は渡ってから振り返って撮ったもの。渡った先は岩がゴツゴツしてるだけで、道もないし、ピンクテープも道標もないから、誰だって迷うだろう。
ペースの速いハイカーさんにはすぐに引き離されて後を追う。
2025年07月20日 10:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 10:45
ペースの速いハイカーさんにはすぐに引き離されて後を追う。
とにかくピンクテープだけが頼りだと思って目を凝らすが、沢の流れの中にそれを見たときは無視して一度行きかけた。が、よくよく目を凝らすと、渡った先にもピンクテープが! こりゃ迷うよなあと思って、シューズが濡れるのも構わず渡る。
2025年07月20日 10:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 10:46
とにかくピンクテープだけが頼りだと思って目を凝らすが、沢の流れの中にそれを見たときは無視して一度行きかけた。が、よくよく目を凝らすと、渡った先にもピンクテープが! こりゃ迷うよなあと思って、シューズが濡れるのも構わず渡る。
先行してたはずのハイカーさんにふたたび抜かれる。やっぱりあそこで見落として先に行っちゃったんだなと合点がいく。
2025年07月20日 10:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 10:47
先行してたはずのハイカーさんにふたたび抜かれる。やっぱりあそこで見落として先に行っちゃったんだなと合点がいく。
ようやく1つ目の道標を見つける。広瀬というのはどこかわからなかったが、雁峠に向かってるのは間違いないのでひと安心。
2025年07月20日 10:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 10:48
ようやく1つ目の道標を見つける。広瀬というのはどこかわからなかったが、雁峠に向かってるのは間違いないのでひと安心。
少し傾斜が急になってきた。
2025年07月20日 10:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 10:56
少し傾斜が急になってきた。
と思ったら、目の前が一気に開けた。
2025年07月20日 11:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:19
と思ったら、目の前が一気に開けた。
この高原みたいなところが雁峠らしい。日差しがキツいが標高が高く、気持ちいい風も吹いているので、爽やかな気分。
2025年07月20日 11:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:22
この高原みたいなところが雁峠らしい。日差しがキツいが標高が高く、気持ちいい風も吹いているので、爽やかな気分。
というわけで、本日最初の燃料補給。おにぎり2個、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。エネもちとマグオンジュレは途中で歩きながら摂取した。
2025年07月20日 11:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:24
というわけで、本日最初の燃料補給。おにぎり2個、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。エネもちとマグオンジュレは途中で歩きながら摂取した。
笠取山を目指す。
2025年07月20日 11:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:29
笠取山を目指す。
気持ちいい!
2025年07月20日 11:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:37
気持ちいい!
富士川とあるのは分水嶺なんだろうか。ここで分岐して笠取山方面へ。
2025年07月20日 11:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:41
富士川とあるのは分水嶺なんだろうか。ここで分岐して笠取山方面へ。
ハイカーさんたちの会話に耳を傾けながら進んでいくと……
2025年07月20日 11:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 11:43
ハイカーさんたちの会話に耳を傾けながら進んでいくと……
おお!これを登るのか。逃げ場のない一直線の登り。笠取山、やるな!
2025年07月20日 11:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:44
おお!これを登るのか。逃げ場のない一直線の登り。笠取山、やるな!
登る途中で振り返ると絶景が広がっていた!
2025年07月20日 11:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:57
登る途中で振り返ると絶景が広がっていた!
やー!気持ちいいなー!
2025年07月20日 11:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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やー!気持ちいいなー!
だが急登はまだ続く。
2025年07月20日 11:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 11:59
だが急登はまだ続く。
だいぶ登ってきた。
2025年07月20日 12:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:01
だいぶ登ってきた。
ここを登れば……
2025年07月20日 12:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:05
ここを登れば……
着いた!笠取山。標高1953m。
2025年07月20日 12:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:05
着いた!笠取山。標高1953m。
いい天気すぎてテンションMAX!
2025年07月20日 12:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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いい天気すぎてテンションMAX!
岩場で軽く
2025年07月20日 12:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:06
岩場で軽く
燃料補給。アミノバイタルプロ、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、塩熱サプリ。
2025年07月20日 12:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:07
燃料補給。アミノバイタルプロ、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、塩熱サプリ。
山頂を過ぎたらしばらく降り基調のトレイルがつづくはず!
2025年07月20日 12:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:09
山頂を過ぎたらしばらく降り基調のトレイルがつづくはず!
なんだけど、背の低い笹?が邪魔して走れない。
2025年07月20日 12:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:20
なんだけど、背の低い笹?が邪魔して走れない。
コースを見失うほどではないけど、足元は全然見えない。
2025年07月20日 12:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:23
コースを見失うほどではないけど、足元は全然見えない。
たまに土が見えると安心する。
2025年07月20日 12:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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たまに土が見えると安心する。
笹の葉攻撃は終わったようだ。
2025年07月20日 12:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:48
笹の葉攻撃は終わったようだ。
道さえ見えれば、気持ちのいいトレイル。
2025年07月20日 12:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 12:53
道さえ見えれば、気持ちのいいトレイル。
岩場を登ると……
2025年07月20日 12:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:55
岩場を登ると……
天空の道が続いてた。
2025年07月20日 12:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 12:57
天空の道が続いてた。
山頂標識は見当たらなかった気がするが、このあたり、どこかの山頂ではないかと思う。
2025年07月20日 13:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 13:04
山頂標識は見当たらなかった気がするが、このあたり、どこかの山頂ではないかと思う。
本日のいでたち。
2025年07月20日 13:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 13:04
本日のいでたち。
ゴツゴツした岩を登らされること数回。
2025年07月20日 13:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 13:23
ゴツゴツした岩を登らされること数回。
じりじりと登っていくと……
2025年07月20日 13:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 13:26
じりじりと登っていくと……
唐突に現れる手書きの山頂標識。本日の最高峰の割に、えらくあっさりしてるな😎 唐松尾山。標高2109m。
2025年07月20日 13:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 13:29
唐突に現れる手書きの山頂標識。本日の最高峰の割に、えらくあっさりしてるな😎 唐松尾山。標高2109m。
3回目の燃料補給。エネもち、飲めるようかんANDO、アミノバイタルプロ。笠取山からだいぶ進んだ気がするのに、標高グラフを見ると、2つの突起の間のごく短い区間を歩いたに過ぎないと知る。というか。まだ全体の半分にも全然達してないじゃないか。ホントに間に合うのか?という疑念が生じる。
2025年07月20日 13:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 13:30
3回目の燃料補給。エネもち、飲めるようかんANDO、アミノバイタルプロ。笠取山からだいぶ進んだ気がするのに、標高グラフを見ると、2つの突起の間のごく短い区間を歩いたに過ぎないと知る。というか。まだ全体の半分にも全然達してないじゃないか。ホントに間に合うのか?という疑念が生じる。
唐松尾山から降りるルートがわからず、地図を見ながらあちこち動き回ってようやく見つけた「将監」の文字。次は将監峠を目指す。
2025年07月20日 13:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 13:36
唐松尾山から降りるルートがわからず、地図を見ながらあちこち動き回ってようやく見つけた「将監」の文字。次は将監峠を目指す。
眺めがいいことに救われる。
2025年07月20日 13:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 13:38
眺めがいいことに救われる。
ただ下り基調のトラバースもところどころに出てくる木の根に遮られて、気持ちよく走り続けることができないのがもどかしい。
2025年07月20日 13:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 13:48
ただ下り基調のトラバースもところどころに出てくる木の根に遮られて、気持ちよく走り続けることができないのがもどかしい。
ザレてきた。
2025年07月20日 14:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 14:00
ザレてきた。
ここだけ見るとわからないが……
2025年07月20日 14:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 14:01
ここだけ見るとわからないが……
下を見下ろすと、けっこう怖い。
2025年07月20日 14:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 14:01
下を見下ろすと、けっこう怖い。
山ノ神土の分岐。将監峠、雲取山、飛龍山方面へ。
2025年07月20日 14:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 14:08
山ノ神土の分岐。将監峠、雲取山、飛龍山方面へ。
しばらく行くと、
2025年07月20日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 14:11
しばらく行くと、
出た。将監峠。標高1883m。
2025年07月20日 14:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 14:19
出た。将監峠。標高1883m。
将監峠からの眺め。半分は越えたっぽいが、残り時間は3時間半。間に合うか?
2025年07月20日 14:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 14:19
将監峠からの眺め。半分は越えたっぽいが、残り時間は3時間半。間に合うか?
斜面のトラバースが続く。
2025年07月20日 15:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 15:10
斜面のトラバースが続く。
高低差はあまりないが、走れる感じでもない。
2025年07月20日 15:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 15:15
高低差はあまりないが、走れる感じでもない。
大ダル?
2025年07月20日 15:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 15:19
大ダル?
ここからの登り返しが心理的にキツかった。休みなく動き続けて疲れてきたのに、時計がどんどん進んでタイムリミット近づいてくる切迫感に押し潰されそうになる。どんなに遅くとも、この時間にはもう飛龍権現を通過してなきゃいけないはずなのに、行けども行けども分岐の道標が見えてこないツラさ。登りの途中で何度も心が折れかける。余裕がないから、写真もほとんど残ってない……
2025年07月20日 15:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 15:34
ここからの登り返しが心理的にキツかった。休みなく動き続けて疲れてきたのに、時計がどんどん進んでタイムリミット近づいてくる切迫感に押し潰されそうになる。どんなに遅くとも、この時間にはもう飛龍権現を通過してなきゃいけないはずなのに、行けども行けども分岐の道標が見えてこないツラさ。登りの途中で何度も心が折れかける。余裕がないから、写真もほとんど残ってない……
もうダメだ、間に合わない……。何度も諦めかけたその先に、ようやく現れた見たことのある白い道標。この時点で当初予定より40分オーバー。ギリギリで見積もり直した時間からも25分遅れてる。
2025年07月20日 15:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 15:54
もうダメだ、間に合わない……。何度も諦めかけたその先に、ようやく現れた見たことのある白い道標。この時点で当初予定より40分オーバー。ギリギリで見積もり直した時間からも25分遅れてる。
バスには間に合わないだろうなと薄々わかっていたものの、疲れと度重なるストレスで思考能力が低下し、行くしかないんだから行くしかないだろ、と妙な割り切りまで出てきて、動き続けることはできた。
2025年07月20日 15:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 15:58
バスには間に合わないだろうなと薄々わかっていたものの、疲れと度重なるストレスで思考能力が低下し、行くしかないんだから行くしかないだろ、と妙な割り切りまで出てきて、動き続けることはできた。
前飛竜を通過。標高1954m。
2025年07月20日 16:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 16:22
前飛竜を通過。標高1954m。
とにかく焦ってたのと、ここはひと月前に通ったばかりの道でもあるので、写真はほとんど残ってない。
2025年07月20日 16:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 16:24
とにかく焦ってたのと、ここはひと月前に通ったばかりの道でもあるので、写真はほとんど残ってない。
順調に降り続けて熊倉山も通過。標高1624m。
2025年07月20日 16:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 16:59
順調に降り続けて熊倉山も通過。標高1624m。
サオラ峠。ここからの急坂の下りはどう頑張っても1時間はかかるはずだが、残された時間は30分もない。完全に詰んでるんだけど、降りないわけにもいかないから、限界のスピードで突っ込む。
2025年07月20日 17:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 17:20
サオラ峠。ここからの急坂の下りはどう頑張っても1時間はかかるはずだが、残された時間は30分もない。完全に詰んでるんだけど、降りないわけにもいかないから、限界のスピードで突っ込む。
脚力がないから決して速くはないんだけど、自分としてはリミッターを外して突っ込んだ結果、途中で何度も足を滑らせ、尻もちをつき、数回斜面をずり落ちそうになりながらもなんとか堪えて下ってきた。が、この時点ですでに最終バスの時間は過ぎてしまった。考えてもしかたないので、とにかく下界を目指す。
2025年07月20日 17:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 17:50
脚力がないから決して速くはないんだけど、自分としてはリミッターを外して突っ込んだ結果、途中で何度も足を滑らせ、尻もちをつき、数回斜面をずり落ちそうになりながらもなんとか堪えて下ってきた。が、この時点ですでに最終バスの時間は過ぎてしまった。考えてもしかたないので、とにかく下界を目指す。
バス停への近道の文字が空しい。
2025年07月20日 18:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/20 18:12
バス停への近道の文字が空しい。
やっと辿り着いた丹波村役場前のバス停。休日の最終便は16:46。30分遅れの到着。言っても詮ないことだけど、平日の最終便なら間に合ってた。ログはここで終了。間に合わなかったけど、明るいうちに無事下山できた自分を褒めてあげたい。おつかれさん!
2025年07月20日 18:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/20 18:14
やっと辿り着いた丹波村役場前のバス停。休日の最終便は16:46。30分遅れの到着。言っても詮ないことだけど、平日の最終便なら間に合ってた。ログはここで終了。間に合わなかったけど、明るいうちに無事下山できた自分を褒めてあげたい。おつかれさん!
だが、この日はこれで終われなかったのは感想欄で書いた通り。道の駅たばやまで着替えてから、あれこれ代替手段を模索したもののどれも空振りに終わり、万策尽きて一夜を過ごしたのがこちらのベンチ。翌朝、空が明るんできた早朝に撮影。
2025年07月21日 04:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 4:19
だが、この日はこれで終われなかったのは感想欄で書いた通り。道の駅たばやまで着替えてから、あれこれ代替手段を模索したもののどれも空振りに終わり、万策尽きて一夜を過ごしたのがこちらのベンチ。翌朝、空が明るんできた早朝に撮影。
缶コーヒーを飲みながら、山間の集落の夜明けをゆっくり堪能する。
2025年07月21日 04:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 4:19
缶コーヒーを飲みながら、山間の集落の夜明けをゆっくり堪能する。
一晩お世話になった道の駅に別れを告げ、7時台からバスのある鴨沢を目指して2時間弱の早朝ウォーキングに出発。
2025年07月21日 04:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 4:33
一晩お世話になった道の駅に別れを告げ、7時台からバスのある鴨沢を目指して2時間弱の早朝ウォーキングに出発。
朝の空気は気持ちいい。
2025年07月21日 04:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 4:45
朝の空気は気持ちいい。
いくつか短いトンネルを潜り抜け……
2025年07月21日 05:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/21 5:16
いくつか短いトンネルを潜り抜け……
見えてきました、鴨沢の集落。
2025年07月21日 06:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 6:15
見えてきました、鴨沢の集落。
7:21鴨沢発奥多摩駅行きのバスに乗り込み、帰路に着く。これでホントに、おつかれさん!
2025年07月21日 07:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/21 7:24
7:21鴨沢発奥多摩駅行きのバスに乗り込み、帰路に着く。これでホントに、おつかれさん!
撮影機器:

装備

個人装備
・サロモン ADVスキン12 ・サロモン ソフトリザーバー2l ・カリマー デュアルサコッシュ(帰り用) ・タフトポーチ(防水ポーチ) ・ファイントラック マルチ消臭スプレー ・ハッカ油スプレー(虫除け) ・スリムグラス(スマホ読書用) ・iPhone 14 Pro ・ANKER パワーバンク10000mAh (予備バッテリー) ・SUUNTO 9 PEAK ・Shokz オープンラン(ヤマレコ用) ・サロモン クロスキャップ ・SWANS E-NOX8 G2 ミラーレンズモデル ・チャオラス スポーツてぬぐい ・ハンズオングリップ Hobo HF ・Injinji トレイルミッドウェイトミニクルー ・ニューハレXテープ(捻挫予防) ・ホカ スピードゴート5 ・パタゴニア キャプリーンクールデイリー ・ファイントラック ドライレイヤークール ・パタゴニア マルチトレイルズショーツ ・ニューハイツ スポーツボクサーショーツ ・パタゴニア ストームレーサージャケット(雨用/防寒用) ・C3fit アームスリーブ(防寒用)

感想

新地平バス停→亀田林業林道→雁峠→笠取山→唐松尾山→山ノ神土→将監峠→飛龍権現→前飛竜→熊倉山→サオラ峠→丹波山村役場バス停

笠取山は公共交通機関利用者にはアプローチの難しい山の1つで、最も一般的なスタート/ゴール地点と思われる作場平には車でしか行けないため、西沢渓谷手前の新地平のバス停が、日帰りで登るためのほとんど唯一の現実的な選択肢ではないかと思う。

だが、自分は行き帰りで同じルートを辿るピストン登山にあまり興味はなく、行ったことのないところに行きたい、見たことのない景色が見たい欲が強いので、できるだけ行ったら行きっぱなしの縦走登山がしたい。同じ場所に戻るにしても周回コースで登りたいタチなので、そうなると、どう考えても飛龍山方面に繋いで丹波山村に降りてくるしかなさそうだ。ところが、バスの関係で新地平のスタート時刻が9時半と遅いこと、丹波山発の最終バスが17時40分台と早いこと、にもかかわらず距離が30キロ近くもあることがネックとなって、正直諦めかけていた。

だが、最近は多少は脚力がついたのか、コースタイムの0.6がけで計画を立てても、安定してそれを上回るスピードで走破できるようになった。新地平から笠取山、将監峠、前飛竜を繋いで丹波山村に降りてくるルートは、まさにコースタイムの0.6がけでギリギリ間に合う計画で、ここはあえてチャレンジすべきではないか。いまなら行けるはずだ、場合によっては予定より30分くらい早く降りてきて、のめこい湯♨️で汗を流す余裕もあったりして、などと思ってしまったのが運の尽き。自分は野望に燃え、意気揚々と新地平のバス停に降り立った。

笠取山への登りは林道に始まり、途中から併行して流れる沢の渡渉を何度も繰り返すが、沢沿いということでもわかるように、傾斜はずっとゆるやかで本来登りやすいルートのはず。ところが、なにしろ道標がなく(雁峠に着くまでに確認できたのは1つだけ)、渡渉が始まってからはピンクテープだけが頼りで、コースロストのリスクがかなり高い。今回同じハイカーさんに3度抜かれるという激レアな体験をしたが(そもそも最近はハイカーさんに抜かれることもほとんどなくなったが、その方は登りのペースが明らかに自分よりも速かった)、それというのも、先行するハイカーさんが渡渉ポイントを見逃して先まで行って戻ってきたからだ。

渡渉ポイントも水量がそこそこあり、シューズがびしょ濡れになって、足指にマメができないといいけどなあと心配になる。実際ふやけた指に摩擦がかかり続けた結果、右足親指に水ぶくれができて、気づいたときには破れてた。ようやく視界が開けて雁峠に着くと、見晴らしのいい高原になっていて、気分が上がる。直後に笠取山への垂直の登りを見たときは「え?あれ登るの?」となったが、まだまだ元気なので、えいやで登り切る。途中で、すでに山頂に登って戻ってきた例のハイカーさんとすれ違ったときは笑ってしまった。積んでるエンジンが違いすぎる😎

いったん笠取山に登ってしまえば、奥秩父主脈縦走路の東端にあたる笠取山→唐松尾山→将監峠から雲取山方面に向かうルートは、想像していた通り、比較的穏やかで緑豊かなトレイルで、気持ちよく駆け抜けられる、はずだった。予想と違ったのは、

①高低差の少ないフラットなトレイルは、人の往来が少ないためか、背の低い笹?が伸び放題に伸びていて、道が覆い隠されてたこと。足を踏み入れてみれば、葉っぱの下のほうはトレイルが残っているので、コースロストするほどではないが、確認しながら進むのでちっとも走れない&こちとら短パンにくるぶし丈のソックスというトレランスタイルなので、葉っぱに邪魔されて脚のあちこちに擦り傷ができた。

②思ってたのよりだいぶ長い。そして、細かなアップダウンが続いてペースが上がらない。笠取山からこの日の最高峰、唐松尾山までは比較的スムーズに辿り着いたのだけど、ここまで来ても全行程の半分に満たないと気づいて焦り始める。ここまで4時間、残り4時間強。間に合うか??? いったん気になり出すとそればかりが気になって、休憩もろくにとらずにひたすら足を動かすが、ここは走れそうというトラバースも、途中にある木の根っこが邪魔して、いちいち上り下りしなければならず、脚が削られる。走れそうなのに走れないストレスが余計に焦りを生み、心理的に追い詰められた。

③将監峠の先、大ダルから前飛竜への登り返しが思いのほか長く、ツラい。高低差はわずか100mくらいのはずなんだけど、焦って休みなく動き続けているせいか、かなり長く感じた。飛龍権現から先は前に通ったことがあるが、2時間30分以上かかるはず。とすると、逆算して15時15分、遅くとも15時30分くらいには飛龍権現に着かなければいけない計算だが、行けども行けども辿り着かない。疲れもあって途中で何度か心が折れかけるが、そのたびになにくそと思って無理やりテンションを上げるが、ようやく飛龍権現が見えたときはすでに16時近かった。

半ば絶望しながら、それでもわずかな可能性に縋って無理やり足を動かし続ける。前飛竜を通過したらあとは下るだけだと知っていたので、少しでも時間を稼ごうと自分としてはハイペースで進むが、サオラ峠から先は疲労もピークの達して脚のコントロールが効きにくくなっていたにもかかわらず、傾斜が急なところにペースを落とさず突っ込んでいったので、何度も足を滑らせて転ぶ。全行程を通じて10回以上は尻もちをつき、3度ほどルートから足を踏み外して滑落しそうになった(落ちたとしても崖から落ちるわけではなく、斜面を数メートル滑り落ちる程度だが)。

まあ、わかってはいたものの、やっぱり最終バスには間に合わず、丹波山村役場に着いたときには、バスが走り去って30分くらい経っていた。といってもまだ18時台。外は十分明るいし、他に手段があるはずだと思いながら、とりあえず道の駅たばやまを目指す。併設されている温泉のめこい湯♨️は最終受付18時で入れないのはわかっていたが、道の駅のトイレで泥々になったウェアを着替え、さっぱりしてから考えようと。あと最後は水切れになって身体が水分を欲していたので、自販機がたくさん並ぶ道の駅に行くこと以外、考えられなくなっていた。

結論から言うと、代替手段はなかった。近くの旅館は満室、タクシーアプリも山梨県の奥深い山の中ではサービス圏外で、丹波山村民タクシーも受付は17時まで。奥さんにLINEをするも、もうお酒を飲んじゃったので運転できないという。完全に詰んだ。さて、どうするか。もうここで夜を明かすしかない。というわけで、道の駅のベンチを借りて寝ていたのは私です。すみません。。。

酔っ払って路上で寝てしまったのははるか昔の話で、この年になってこんなことする羽目に陥るとは思わなかったが、思わぬ発見もあって、意外と楽しかった。まず星空がきれい。テント泊も小屋泊も経験なしの日帰りランナーにとっては、山間の村から見上げる夜空も、徐々に周囲が白くなっていく明け方の景色も新鮮で、感動した。あと夜中の道の駅にはひっきりなしに人がやってくるのも発見で、気づけば昼間はいなかったキャンピングカーがずらりと勢揃いしてた。駐車料金もかからないし、トイレも水もあるから根城にもってこい、ということなのかな。ただ硬いベンチで寝るのはやっぱり難儀で、昼間の疲労もあって、姿勢を変えるたびに足が攣りそうになって弱った。

翌朝は夜明けの時間を堪能したあと、9:45丹波山始発のバスよりも早く帰るため、鴨沢バス停までゆっくり2時間弱歩いて早朝の空気を味わい尽くす。7:21鴨沢発奥多摩駅行きのバスに乗り込み無事帰宅。日帰り温泉はどこも10時スタートらしく、温泉に入れなかったのだけが唯一の心残りだが、総じて満足度の高い週末だった。ただ、バスの時間ギリギリで計画を立てるのは控えたいと思う。真夏だから野宿できたけど、ちょっとでも寒かったら危ないよね💦

追記:
獲得標高が思いのほかデカいのと、ペースがビックリするほど速いのは、とくに最後にGPSを見失い、低地から高地まで瞬間ジャンプしたように誤認していたからだとあとから気づく。そもそも標準コースタイムの0.4倍で走ったならばバスの時間に間に合ってるんだって😎

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