新雪を堪能した絶景の日白山


- GPS
- 06:58
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:55
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
2025年初の雪山山行は、新潟県の湯沢町にある、冬季限定の山、日白山(にっぱくさん)へ。
日白山という名前も、冬季限定の山と言うことも、友人から教えてもらい初めて知る。
前日の夜出発で、道の駅で少し仮眠するものの、山に登る前は毎回神経が高ぶってしまってなかなか眠れず、毎度のことながらほぼ徹夜での登山になってしまう。
1番近い駐車場は満車だったので、二居Pに車を停めて少し歩いて登山口へ。前日に結構な量の雪が降っていたので、トレースがなかったらと心配していたが、幸いにして先行者のトレースがあって安心した。
最初はアイゼンを付けずに樹林帯の中を進む。なかなか雪が深く、踏み抜かないように慎重に歩く。この日の予報はお昼くらいから青空との事で、あまり急ぎすぎずのペースで。
いよいよ登山道に入る直前でアイゼンとワカンを付け、モフモフした雪の中を歩いていく。今年アイゼンを付けて歩くのは初めてだったので、やっぱり少し足が重たく感じるが、同行者から遅れないように必死に歩く。
アイゼンを付けて歩き始めてから1時間半ほどで一つ目のピーク東谷山へ到着。この頃には青空が見えてきて、周りの雪景色は目を見張るほど美しかった。そこからさらに一旦少し下ってまた登り返し、東谷山から1時間と少しで、この日二つ目のピーク、日白山頂上へ到着。
天気はすっかり良くなり、青空に映えた銀世界に感動するばかり。眼前には平標山、仙ノ倉山、谷川連邦、苗場山など、越後の雄大な山々の姿がそびえ、感動で声を失うほど。興奮しながらカメラに収める。
あたりには美しい雪庇や、シュカブラ(風紋)、霧氷なども見え、稜線の雪はまるで生クリームのよう。
ずっと山頂に居たいと思いながら、名残惜しくも下山。この日はピストンなので同じ道を戻った。再び登り返すのはしんどかったが、一面の銀世界は疲れを忘れさせてくれた。
颯爽と先を行く友人のウェアは少しオレンジがかった赤。それが真っ白の雪の上にポツンと映る様子は、とても美しい。この日は人も少なかったので、友人は一面の銀世界を独り占めしているかのようで、後ろから見惚れていた。私もあんな風に姿勢良く歩けたらと、憧れの眼差しで眺めながら、何度もシャッターを切る。
標高差約1000m、12km超、歩程7時間。久しぶりの本格的な雪山山行で、ちゃんと歩き切れるのか心配だったけれど、トラブルなく友人について行くことが出来て安心した。そしてやっぱり雪山は美しく、今期はどんな雪山に行けるのか楽しみになった。
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