初登りは台高山脈最南端の高峰山
三重県
yamaaruki108
- GPS
- 05:18
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 626m
- 下り
- 620m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・林道終点登山口から先は沢沿いの道と左岸斜面沿いの道がある。私は登りは沢沿い、下りは左岸斜面沿いの道を歩いたが、斜面沿いの道の方が歩きやすかった。左岸斜面沿いの道の取り付きは分かりにくいが、付近の木に高峰山と書かれた黄色いテープが巻かれている。 ・危険個所は特にありません。 |
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午前8時55分に駐車地を出発。古川沿いの川原木屋林道を約1時間歩いて行きます。高峰山を源流とする古川はこのあと坂本貯水池で大台ヶ原を源流とする東ノ川と合流してから池原ダムを経て北山川となり、さらに十津川と合流して熊野川となって太平洋に流れ出ているようです。
高峰山を源流とする古川はこのあと坂本貯水池で大台ヶ原を源流とする東ノ川と合流してから池原ダムを経て北山川となり、さらに十津川と合流して熊野川となって太平洋に流れ出ているようです。
長い退屈な林道歩きの途中で唯一”城山女王滝”という名勝がありました。しかし女王の名のとおり残念ながらその全貌を伺うことは叶いませんでした。
林業は現在も盛んに行われているようです。所々に林道の支線も敷設されていました。
対岸の道がどのようなものか分からないが、帰りはそちらで戻ることにします。
ほどなくして緩やかになります。左手の木々の間から遠くの白い山が見えていました。多分大峰山脈だと思います。山頂からの展望が楽しみです。
左手の木々の間から遠くの白い山が見えていました。多分大峰山脈だと思います。山頂からの展望が楽しみです。
午前11時35分に山頂に着きました。予定より30分ほどの遅れ。山頂に着いたときに最初に感じたのは、大峰山脈が思ったよりも近くに大きく見えたことでした。
山頂に着いたときに最初に感じたのは、大峰山脈が思ったよりも近くに大きく見えたことでした。
一息ついてから山岳展望を始めます。まず北の大台ヶ原。右に日出ヶ岳や正木嶺。左に大蛇�堯�その左に経ヶ峰。
左端に昨年登った竜辻山や中ノ嶺、細又谷ノ頭が見えています。
まず北の大台ヶ原。右に日出ヶ岳や正木嶺。左に大蛇�堯�その左に経ヶ峰。
左端に昨年登った竜辻山や中ノ嶺、細又谷ノ頭が見えています。
マブシ嶺から南に見える三連山。左から中ノ嶺、細又谷ノ頭、竜辻山。竜辻山から左に下っている稜線が出口峠やアゲグチ峠を経てこの高峰山まで続いている。
竜辻山から左に下っている稜線が出口峠やアゲグチ峠を経てこの高峰山まで続いている。
さらに左には大峰山脈から分かれて背後の八人山へ続く稜線と左端に八人山の一部。
左から加茂助谷ノ頭、迷岳、仙千代ヶ峰。右端遠くに局ヶ岳が小さく見える。
登りでは目線が沢の方の赤テープに向いてしまい、巻き道の方の印に気がつかなかった。
大きな岩が階段状になった沢。往路では物珍しさがあってまわりをキョロキョロ見ながら歩いたが、帰りに気がついたのはこの小沢程度で、あとはひたすら黙々と歩き続けました。
往路では物珍しさがあってまわりをキョロキョロ見ながら歩いたが、帰りに気がついたのはこの小沢程度で、あとはひたすら黙々と歩き続けました。
感想
台高山脈は一般的に北の高見山から南の大台ヶ原までを指すが、その稜線は大台ヶ原以南も続いて堂倉山やマブシ嶺、竜辻山などのピークを起こして行く。そうした中で果たして竜辻山以降はどうなっているのかが最近気になっていた。
地図で複雑に枝分かれしながら続く稜線を見て、多分出口峠やアゲグチ峠を経て、国道425号の八幡トンネルを越えて高峰山に至るものが台高主稜線の続きではないかと思った。高峰山以降も稜線は矢ノ川峠を経て枝分かれして続くが、もうどれが主稜線かは分からず、千メートルを越す山も今のところ見当たらない。
と言うことで、高峰山は北の高見山と対峙する台高山脈最南端の山と断定して今年の初山歩きに出かけることにしました。高峰山には往復4時間ほどで登ることができるようですが、駐車地の国道425号八幡トンネル西口までの距離は自宅から高速道路利用で200kmあり、往復400kmを7時間ほどかけて行く必要がある非常に効率の悪い山歩きとなります。
絶好の好天気となるとの予報の18日の早朝5時15分に自宅を出発。費用よりも対時間・疲労効果を重視して大迂回となる高速道路で尾鷲に向かいました。途中、紀北PAで休憩して朝食を済ませてから尾鷲北ICを出て国道425号に入る。酷道と言う呼称もあり曲がりくねった離合困難な道が続くが、幸い対向車はなく、8時35分に目的地に到着した。
今日は休日で時間が遅いせいもあるためか、駐車地には先着の車が1台止まっていた。早速支度をして8時55分に大峰山脈の展望を期待して出発しました。
長い林道歩きのあと登山道に入ったが、沢沿いの道は踏み跡も明瞭ではなく予定以上の時間をかけて川原木屋分岐に到着。そのあとははっきりとした道を登って山頂に達し、大峰や大台の山々を心行くまで眺めました。期待以上の大展望を満喫した今年の登り初め山行でした。
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