みちのく潮風トレイル30（両石→平田）

2025年01月21日(火) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 21.4km
• 登り: 710m
• 下り: 741m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:28

距離 21.4km 登り 710m 下り 741m

9:13 両石駅
9:53 10:01 水海公園
11:34 11:37 鳥谷坂
12:16 12:18 釜石市役所
13:09 13:11 釜石駅
14:11 14:16 大平墓地公園
14:19 14:24 鉄の歴史館
15:41 平田駅

天候

晴れのち曇り　最後は小雨

アクセス

利用交通機関：

電車

In:三陸鉄道両石駅
Out:三陸鉄道平田駅　平田と釜石中心部の間は1時間に1本程度バスがありますので、三陸鉄道の時刻次第ではバスも便利です。

コース状況／危険箇所等

みちのく潮風トレイルは30回目になりました。

箱崎半島を終えると、みちのく潮風トレイルは、東西に横切る山岳部を峠で横切ることを繰り返すようになり、何度か藩政時代には三陸浜街道と呼ばれた古い街道をたどるようになります。
今回は箱崎半島の南側の両石から三陸浜街道である鳥谷坂を越えて釜石市街地へ。
釜石市街地では津波に想いを寄せます。
釜石市街地を抜けた後は大平の丘陵地帯を越えて、藩政時代には南部藩の三閉伊地方最南端の平田まで。

雑感です。

＜両石〜釜石＞
両石を出た後は、歩道のない国道をしばらくゆきますのでご注意。
鳥谷坂は、旧街道ですからそんなに急ではありません。
ただ、地盤が柔らかめで細い所がありますので、足元にご注意。

＜釜石市街地＞
釜石市が地はほとんどトレイルポストやテープがありません。
地図やGPSを参考に。
市役所の手前では、津波の際に何度も映像が流れた避難道路を通過します。
おもいのほか「え、ここ？？？」な場所にあります。

＜釜石〜平田＞
大平への丘陵地帯への登りは、ややきつい舗装路です。
大平を抜けた後の鉄の歴史観はぜひ立ち寄りたかったのですが、火曜日はお休みでした・・・
平田には、コンビニも駅のバス停も何でもあります。

その他周辺情報

コンビニは釜石市街地までありません。

トイレは、両石にはなく、水海公園が最初になりますが、冬季閉鎖です。
三陸鉄道内などでしっかり済ませておくことをお勧めします。
釜石市街地まで降りてくると、何か所か公衆トイレがあり、コンビニや駅のトイレが利用可能です。

自販機は、両石で国道に復帰するときに、そのまま国道を横切り先に行くとあります。
そのあとは、釜石市街地までありません。

写真

1/21 9:17

両石駅からスタートです。

1/21 9:18

国道でトレイルに復帰します。
トレイルは右折ですが、直進方向には自販機があります。

1/21 9:20

ここは交通量が多いのです。
みちのく潮風トレイルで歩行者が通りますが、このあと歩道がなくなるんです。

1/21 9:22

鮭・とど供養碑
左側のとど供養碑は、三陸沿岸ただ一つ、だそうです。
この先歩道がなくなります。

1/21 9:29

水海大橋、水海トンネルと試練が続きます。
旧道が残っているみたいですから、そちら整備して歩かせてほしいなぁ。

1/21 9:32

トンネルの出口に乳神様。

1/21 9:38

釜石両石IC入口で左下に。
水海総合公園方面へ。

1/21 9:42

この上に月読神社があります。
鳥居があったんでしょうね。

1/21 9:52

花ノ井というホテルがあったようです。

1/21 9:54

水海公園
トイレがありますが、冬季閉鎖でした。

1/21 9:55

反対側は箱崎半島。
桑ノ下の集落が見えています。

1/21 10:10

希少植物　イヌブナ（クロブナ）
　

1/21 10:10

と書いてあるのですよ。

1/21 10:12

ここから土道です。
みちのく潮風トレイルおなじみのクマ看板です。

1/21 10:17

命名「トレイル君」

1/21 10:44

ここで林道を離れて鳥谷坂とりつきます。
右手に上がっていきます。

1/21 10:45

いきなり倒木の洗礼

1/21 10:48

あと400mで尾根

1/21 10:48

急ではないですが、柔らかめで細い場所があるので、ちょっと注意を要します

1/21 10:53

尾根まで200m。

1/21 10:54

ささってる‼

1/21 10:57

もうすぐ尾根に上がります。

1/21 10:58

尾根に上がりました。
左手山頂方面に進みます。

1/21 11:06

尾根に上がると尾根道をゆるゆる上がっていきます。

1/21 11:08

展望所まであと1000m。

1/21 11:25

ここは三陸浜街道という藩政時代の道です。
参勤交代などには使われていないのですが、巡視などには使われていたんじゃないかと。

1/21 11:25

武田家の領地です。

1/21 11:34

鳥谷坂の峠に到着しました。
地蔵様は、天明の大飢饉の餓死者供養のものです。

1/21 11:34

釜石の製鉄所の煙が見えます

1/21 11:44

やっと釜石が見えるようになりました。

1/21 11:45

製鉄所の煙は釜石のシンボルですね。

1/21 11:47

ほこら。

1/21 11:52

釜石大観音。

1/21 11:54

ここはVの字に曲がります。
トレイルテープがこれでもかというくらい貼ってあります

1/21 11:54

V字に曲がれと書いてあります。

1/21 11:59

降りきりました。
史跡浜街道鳥谷坂登り口。

1/21 12:00

ここを下がります。

1/21 12:04

蔵を取り込んだおうち。

1/21 12:04

右手前方へ。

1/21 12:07

ここで右。
電柱を支えるケーブルにトレイルテープが貼ってあります。

1/21 12:09

この先が、震災の時に津波で市民が避難した所です。

1/21 12:10

三陸は津波とは離れられない運命にあるんだなと思います。

1/21 12:11

ここが、TVでよく流れた場所ですかね。
普通に街のすぐ裏です。

1/21 12:14

こんな看板が残されています。

1/21 12:21

震災の時にダッシュで逃げた、ということを忘れないようにというイベントのようです。

1/21 12:24

左に曲がってすぐ右へ。
右手の墓地にトイレがあります。

1/21 12:27

右斜め前方へ。

1/21 12:32

テルマルエの前で左折し、すぐ右折して甲子川を渡ります。

1/21 12:34

川を渡る前に昼ごはん。
工藤精肉店食堂部。

1/21 12:42

ミニカツどんのセット。
精肉店ですから、もっと「肉！」なものにすればよかったかな。

1/21 13:05

甲子川を渡ります。

1/21 13:07

釜石市マンホール。

1/21 13:14

甲子川は鮭がさかのぼるそうです。

1/21 13:17

釜石駅ってのは、市民のための駅ではなく、製鉄所のための駅だったんだなぁ、と思います。

1/21 13:19

過保護なトレイルポスト。

1/21 13:31

運がいいと開いているそうです。
ご飯食べちゃったよ。残念。

1/21 13:34

ここで右手前方へ。

1/21 13:49

嬉石簡易郵便局

1/21 13:58

盲腸のような細い谷にいえいえば密集しています。

1/21 14:00

釜石漁業用海岸局
お仕事お疲れ様です。
本来は、船舶との無線を行う施設ですが、東日本大震災の際には、地上と交信を行い、情報の共有や発信を行い、非常に重要な活動をした局です。

1/21 14:05

で、海岸局まで行ったら行きすぎでした。
手前で右上方へ。

1/21 14:09

ここから大平墓地に上がります。

1/21 14:13

釜石湾

1/21 14:13

GPS波浪計陸上局舎

1/21 14:18

鉄の歴史館は休館日でした。無念。

1/21 14:22

ここで右下の国道に降ります。

1/21 14:25

鞍部が、次の難関石塚峠です。

1/21 14:33

一里塚などがあるようですが、今回はパス。

1/21 14:34

6度。
小雨が降っており寒いのです。

1/21 14:54

ここまでにしました。
右手に行くと平田駅です。

1/21 15:00

平田駅。
ここまでです。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

faroe

みちのく潮風トレイルは、これまでと様相が変わり、峠越えの連続になります。
今回は、鳥谷坂。お地蔵様や掘りくぼんだ道などに歴史を思います。
南部藩最南端の平田まで来ました。
次回は伊達藩領へ入ります。