【六国見山】北鎌倉駅から周回(同窓生山行第二弾)
- GPS
- 03:08
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 254m
- 下り
- 260m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○傾斜のある住宅地を抜けて登山道へ入る ○登山道口が少し判り辛い、全体的に道標はあまり目立たない ※おそらく、住宅街を抜けるため、住人のかたへの配慮として、 あまり詳しく道標は出せないのかと思われる。 ○登山道は整備されて特に危険箇所は無し ○山頂は眺望もなく、やや地味な感じ、山頂表示も地面に直接、ブロックが置かれているだけのもの、標高表示147mを、麻雀パイの「イースーチ」で表されているのがユニーク。 ○山頂に近い、展望台からの眺望は最高 |
写真
装備
個人装備 |
カメラ
|
---|---|
備考 | 本日のカメラは入手たばかりで操作に不慣れであった。 GPSログは、カメラのGPS位置情報の記録ファイルデータを 【NMEA2KMZ】:フリーアプリでGPXに変換して利用。 |
感想
中学校時代の同窓生とのお山歩会、第二弾。
横浜駅北西口近くにある「権太」で16時から反省会というのが先ず決まる。
それでは、鎌倉アルプス辺りで鎌倉の紅葉ハイキングということになる。
ところが、中々、集合時間、集合場所が決まらずに連絡が来ない。
やきもきしていると、前日になり北鎌倉駅12時集合との連絡がLINEに入る。
北鎌倉駅を起点に「六国見山」コースを周回して、北鎌倉駅に戻り、
時間があれば、美術館とカフェに寄るという企画とのこと。
天気は良く、とても暖かなハイキング日より、
北鎌倉駅周辺は鎌倉散策の人達で大変な賑わいであった。
集合時間までにほぼ全員が集まったが、
きょうの企画リーダーのMさんが電車の乗換ミスで10分ほどの遅刻、
きょう初参加の二人は、ガラ系メールで「鎌倉散策」ということで、
山歩きは聞かされて無かったようで、普通の服装で来ていたところ、
遅れて来たMさんがすっかり登山者姿で来たのを見て、
「何、それ・・・、どこ行くの?」、
先行きがどうなるか、やや心配な状態となったが、
Mさんの持ってきたコースガイドを頼りに出発。
すると、直ぐにトラブル発生、
駅舎わきを進み、トンネルを抜けるコースであったが、
トンネルのところで通行止めのため、引返して迂回することになった。
遅刻を含め、この時点で予定時間の30分ほどのロスタイム。
気を取り直して、車道に出て迂回しながら、
踏切(権兵衛踏切)を渡ってコースガイドのルートに戻る。
コースガイドは、権兵衛踏切を渡ってから左折して、
いったん線路沿いに大船方面へ向かい、住宅地を潜り抜け、
途中で登山道へ入って行くようになっている。
道標もあまり見当たずに、ざっくりしたコースガイドを片手に
皆、不安気に歩く。
しかし、天気は素晴らしく良く、無風のポカポカ陽気で、
足取りは軽やか、同窓の昔話で盛り上がる。
話に夢中で気が付いたら、登山口へ向かうコースから外れて、
中学校に行き着いてしまった。
すると企画リーダーのMさんが、中学校に入り、
部活に来ている生徒さんから道の情報を入手。
中学校の裏手から山道に抜けるコースがあるということで、
中学校構内を横切らしてもらって、裏の山道に出た。
しかし、段々と笹薮細道になり、片側が切れ落ち、道が不明瞭となる。
しゃがんで、笹薮の下を覗くと、一応踏み跡は確認出来るが、
かなり頑丈な笹薮の藪漕ぎは強いられる、
おそらく、数ヵ月間は誰も踏み入った様子はない、
これは「危険」という判断で、バス通りに出て、再び住宅街へ降りる。
再びMさんが、バス通りから急な階段道のところで、
通行中の人に道を尋ねると、明確ではないが、
このまま登って歩いて行けば、なんとか行けそうとのことで、
階段を登り、起伏のある住宅街を歩き続けた。
それにしても、不思議なくらい道案内の道標が全く無い。
※おそらく、住宅街なので、住人の方々への配慮なのかも。
途中でジョギングをしている人にも道を尋ねるが、
方角だけを示されるが、コースガイドの目印が確認出来ずに、
不安のまま、どこで引き返すかという話題に変わり、
とうとう行き止まりに突き当たった。
ところが、足元に蒲鉾の板を一回り大きくしたくらいの
木製の手作り道標に、「致・六国見山」の文字を発見。
先導していたMさんは、確認のため真っ先に駆け上がり、
登山道の中へ消えていった。
登山道に入ると、あっけなく山頂にたどり着いた。
山頂の標識もコンクリートブロックを地面に直接置いてあるだけの
地味な山頂であった。
標高の147mを示すのに、何故か、
麻雀パイで「イー・スー・チー」のハイを並べたものであった。
麻雀好きの方の手作りなのか、ユニークなものであった。
展望台はそこから先に少し行ったところにあった。
展望台周辺には、そこそこの人出があった。
展望台からの眺望は、とても素晴らしいものであった。
先ず目に飛び込んで来たのは、西方面にドーンと富士山、
南には鎌倉海岸越しにキラキラ光る青い海原、
ちょっと左に目を向けると葉山マリーナ、右手には江の島。
東側は六国見山の森の木々で眺望はないが、
後ろを振り返る北側には、横浜の街並みがとても近くに見える。
ランドマークも手にとるよう、その奥手を良く見ると、
スカイツリーの姿も確認できる。
標高、わずか147mの地点でも素晴らしい展望台であった。
皆、道迷いの疲れも吹き飛んで大満足。
企画リーダーのMさんの株もあがり、Mさんも一安心。
下山は、展望台下の道標に従い、北鎌倉駅方面へ降りる。
整備された階段を降りて行くと、直ぐに住宅街が見え、
「六国見山森林公園」入口に降りてきた。
その入り口から駅に向かうコースも幾つかあるらしいのだが、
道案内版や道標もなく、結局、近くの住人らしき人に道を尋ね、
住宅街の舗装路を道なりに下り、途中から左に折れて階段道を
降りてゆくと、直ぐに踏切に出てきた。
そこはなんと、駅わきの行き止りのために車道に迂回して、
コースに戻るために渡った最初の踏切(権兵衛踏切)であった。
往きは、コースガイドに従い、踏切を渡って左折して行ったのだが、
そこを直進すれば、数十分であの展望台に着いたのであった。
何だかんだと、道迷いで、コースガイドでは
4〜5Kmの周回距離であったが、倍以上の10Kmの道のりとなった。
北鎌倉駅に着いたのは15時近く、美術館による時間も無くなり、
駅前のカフェで、電車の時間まで一息ついて、
反省会々場の横浜の「権太」へ向かった。
天気に恵まれたことが最大のポイントではあったが、
展望台での眺望は期待以上の景色であり、
皆、腰痛、ひざ痛なども再発せずに無事に下山できて何よりであった。
銘酒居酒屋「権太」では、美味しいお酒と豪華な料理で、
本日の道迷いの珍道中となったお山歩の話は盛り上がった。
16時から始まった反省会は、「権太」のご厚意に甘えて、
4時間以上も飲み放題で酒も話も尽きることはなかった。
思い起こせば、4,5年前にこの「権太」で同窓会を行ったのが
きっかけで、この山歩きの会も発足したのであった。
今年11月に、4年越しの企画で高尾山に行ったのが第一回目、
きょうがその第二回目となったのだ。
さて、三回目はいつになるのか判らないが、皆、健康に過ごし、
次回の再会を約束してお開きとなった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する