記録ID: 7767372
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雪山ハイキング
金剛山・岩湧山
金剛山、妙見谷/雨とガス、残雪
2025年02月02日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 580m
- 下り
- 586m
コースタイム
天候 | 小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス 金剛登山口〜千早赤阪中学校前〜富田林駅:4市町村コミバス 近鉄電車とJRを乗り継いで帰宅 ※南海バスはいつも満員、旧金剛バスの路線を引き継いだ4市町村コミバスなら、余裕で座席に座れる。千早赤阪中学校前で1回乗り換えるが、乗り換え時間は10分くらい。料金も合わせて540円。南海バスが500円だから、大差ない。少し時間がかかることを我慢すれば、こっちの方がのんびり、ラクチンだ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●妙見ノ滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、左岸に巻き道あり。妙見ノ滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。 ●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。 ●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。 ●標高920mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。ここに目印のトラロープが張られていたが、今は切れて地面に落ちてしまっている。間違って、この谷を直進してはいけない。過去、ここで滑落死した人がいる。 ●右手を注意深く見ていると、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。 ●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。 ●冬季は、滝が凍結する可能性があり、水しぶきが飛び散る周囲の岩も氷が張りつき、アイゼンが必要。滝を巻くルートの要所に、古い残置ロープやワイヤーがあるが、これも氷って、岩に張り付いてしまうことがある。氷ったロープを岩から引き剥がしたり、適当な手掛かりがない時に、ピッケルが活躍するかもしれない |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
毛糸手袋
予備手袋
防寒着
レインウェア
折り畳み傘
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
前日までの寒気が、嘘のように緩んだ日曜日、山は朝から小雨が降りしきり、深いガスに蔽われていた。
雨とガスなのに、妙見谷にはうっすらと雪が残る・・不思議な風景だった。まるで梅雨時の、雨の山のように、深いガスに包まれているのに、冬枯れの景色なのだ。雨とガスは、冬枯れの森を、深い奥行きのある幻想的な風景に変えてしまう。
ガスの中をさ迷うように、たくさんの滝を乗り越え、谷を溯る。やがて、最後の詰めの谷に入ると、ガスの合い間に、明るい青空が見え始めた。金剛山の山頂付近だけが、深いガスの海から顔を出していたのだ。
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