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Yamareco

記録ID: 7771281
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

大寒波なのに雪少なくてびっくりした武奈ヶ岳

2025年02月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:21
距離
11.0km
登り
1,140m
下り
1,139m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:55
合計
9:21
距離 11.0km 登り 1,140m 下り 1,139m
7:23
9
スタート地点
7:45
7:46
53
8:39
8:46
34
9:20
9:21
2
9:38
9:39
50
10:29
35
11:04
11:20
24
11:44
11:46
13
11:59
12:05
28
12:33
12:35
10
12:45
6
12:58
13:00
31
13:31
13:38
82
15:00
15:01
3
15:04
15:05
37
15:42
15:48
38
16:26
16:27
10
16:44
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
正面谷で青ガレから金糞峠に登る場合、雪が少なければ車はトイレのある暮雪山多目的保安林駐車場まで上がれるが、この道は細く傾斜もあって低温や雪など天候の影響を受けやすく、一番酷いときは比良ランプからイン谷口への比良山線に曲がったところですでに積雪で前輪駆動2駆では上がれなく、シャベルで路肩整地して駐めたこともあったし、今回は暮雪山多目的保安林駐車場手前の坂が凍結していて先行車が滑って横になって動けなくなってしまって通れず、一歩手前の路肩の空き地に駐めた。
積雪期は無理せずちゃんと動けるところまでで駐めるのが大事と思う。
コース状況/
危険箇所等
今回はおそらく前の土日以降数日間ほとんど雪が降らなかったようで、降ったばかりだと大変なヨキトウゲ谷からワサビ平に下りてワサビ谷をワサビ峠に上るコースも前半のヨキトウゲ谷は冬のルートの上林新道の尾根道に上がらなくても谷コースにガッチリトレース付いてたし、一度ラッセルで苦労したワサビ谷も普通に上れたが、こんな恵まれた状況は珍しいと思うので、谷通しであるこの部分は積雪が多そうなときは通れるかどうか慎重な判断が必要。
何年前だったか、大雪警報が出てるときに湖岸道路から比良ランプで山側に入るところですでに積雪すごくて自分の車では上がらず、シャベルで路側の雪整理して駐めたことあったので、今回も少し警戒しながら来てみれば雪ほとんど無し。
こりゃ一番上のトイレのある暮雪山多目的保安林駐車場まで行けると上って行ったら男の方が手を振ってて話しかけてきて、この先の斜面が凍ってて車が滑って横になって動けず道を塞いでしまってるとのこと。
というわけで今回はここからスタート。
2025年02月06日 07:24撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 7:24
何年前だったか、大雪警報が出てるときに湖岸道路から比良ランプで山側に入るところですでに積雪すごくて自分の車では上がらず、シャベルで路側の雪整理して駐めたことあったので、今回も少し警戒しながら来てみれば雪ほとんど無し。
こりゃ一番上のトイレのある暮雪山多目的保安林駐車場まで行けると上って行ったら男の方が手を振ってて話しかけてきて、この先の斜面が凍ってて車が滑って横になって動けず道を塞いでしまってるとのこと。
というわけで今回はここからスタート。
大山口まで来てもまだほとんど雪無し。
これは大寒波とかではない例年のこの時期に比べても雪少ない。
この時期行きたい氷ノ山や大峰が大雪でやばそうなのでそれよりは少なそうなこちらに来たのは確かだが、さすがにこの少なさはいったいどうなってるのか。
2025年02月06日 07:45撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 7:45
大山口まで来てもまだほとんど雪無し。
これは大寒波とかではない例年のこの時期に比べても雪少ない。
この時期行きたい氷ノ山や大峰が大雪でやばそうなのでそれよりは少なそうなこちらに来たのは確かだが、さすがにこの少なさはいったいどうなってるのか。
雪が浅くて下が凍ってるところも現れてきて、さすがにツボでは滑るので青ガレ手前で12本歯装着。
今回は雪多いこと想定でスノーシューと12本だけでチェーンアイゼン持ってこなかったの後悔した。
結果的にこの日は全てチェーンアイゼンだけで歩けてその方が軽快で良かったかと思うが、こんな恵まれた日は滅多にないとも思う。
2025年02月06日 08:35撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 8:35
雪が浅くて下が凍ってるところも現れてきて、さすがにツボでは滑るので青ガレ手前で12本歯装着。
今回は雪多いこと想定でスノーシューと12本だけでチェーンアイゼン持ってこなかったの後悔した。
結果的にこの日は全てチェーンアイゼンだけで歩けてその方が軽快で良かったかと思うが、こんな恵まれた日は滅多にないとも思う。
雪少ない青ガレ。
12本場では完全にオーバースペックでアイゼントレのようで逆に怖い。
2025年02月06日 08:37撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 8:37
雪少ない青ガレ。
12本場では完全にオーバースペックでアイゼントレのようで逆に怖い。
さすがに途中からは少し雪も出てきたが、東向きの谷なので陽が当たってすぐ溶けそう。
2025年02月06日 09:05撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 9:05
さすがに途中からは少し雪も出てきたが、東向きの谷なので陽が当たってすぐ溶けそう。
金糞峠直下あたりは雪がクラストしてそこを多くの人が通ってグザグザ。
今回は一度はだいぶ降った後、土日以降数日はあまり降ってないよう。
2025年02月06日 09:20撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 9:20
金糞峠直下あたりは雪がクラストしてそこを多くの人が通ってグザグザ。
今回は一度はだいぶ降った後、土日以降数日はあまり降ってないよう。
ヨキトウゲ谷道と冬の尾根道上林新道への分岐。
この日出だしでお会いした北比良峠でテン泊の方は尾根道に、足の速いもうお一人は谷道に入られたよう。
自分は例年この時期一回は谷道歩きたいし、ここ数日降ってないせいでトレースもガッチリなので予定通り谷道に。
2025年02月06日 09:34撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 9:34
ヨキトウゲ谷道と冬の尾根道上林新道への分岐。
この日出だしでお会いした北比良峠でテン泊の方は尾根道に、足の速いもうお一人は谷道に入られたよう。
自分は例年この時期一回は谷道歩きたいし、ここ数日降ってないせいでトレースもガッチリなので予定通り谷道に。
中峠からワサビ平への下りはさすがに陽の当たりにくい西から北西向きの斜面なのでトレースも消えて少し積もってたがそれでも足首程度。
テープも全て見通せるし先行の方の踏み跡もあるので雪深いときはスノーシューが気持ちいい斜面もアイゼンのままサクサクと下りて来れた。
2025年02月06日 10:43撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 10:43
中峠からワサビ平への下りはさすがに陽の当たりにくい西から北西向きの斜面なのでトレースも消えて少し積もってたがそれでも足首程度。
テープも全て見通せるし先行の方の踏み跡もあるので雪深いときはスノーシューが気持ちいい斜面もアイゼンのままサクサクと下りて来れた。
雪のワサビ平が好きで毎年来る場所で曲がった木の幹に腰掛けて飯。
2025年02月06日 11:05撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 11:05
雪のワサビ平が好きで毎年来る場所で曲がった木の幹に腰掛けて飯。
雪の多いときは苦労するワサビ峠への谷道に備えて飯の後スノーシューに履き替えて小さい谷に入ったらやはり雪少なくて記憶に無いくらい簡単に峠まで詰め上げる。
2025年02月06日 11:44撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 11:44
雪の多いときは苦労するワサビ峠への谷道に備えて飯の後スノーシューに履き替えて小さい谷に入ったらやはり雪少なくて記憶に無いくらい簡単に峠まで詰め上げる。
大寒波はどこにと思うくらい晴れて陽差しも暖かい西南稜。
風は冷たいけどこの日の気温は終始マイナス5度くらいだった。
2025年02月06日 12:27撮影 by  iPhone 12, Apple
1
2/6 12:27
大寒波はどこにと思うくらい晴れて陽差しも暖かい西南稜。
風は冷たいけどこの日の気温は終始マイナス5度くらいだった。
昔温暖化などと言われ出す以前、多いときは雪庇も出来ていた山頂。
もうここしばらくそんな光景も見てないが、それにしても大寒波が来てるとは思えない雪少ない山頂で来ましたよを1枚。
2025年02月06日 12:32撮影 by  iPhone 12, Apple
1
2/6 12:32
昔温暖化などと言われ出す以前、多いときは雪庇も出来ていた山頂。
もうここしばらくそんな光景も見てないが、それにしても大寒波が来てるとは思えない雪少ない山頂で来ましたよを1枚。
日本海近い方はやはり雲多いのか白山方向は見通せないが、琵琶湖はさんで真ん中が伊吹で右が霊仙か。
2025年02月06日 12:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/6 12:32
日本海近い方はやはり雲多いのか白山方向は見通せないが、琵琶湖はさんで真ん中が伊吹で右が霊仙か。
飯はワサビ平で食べたところなのでここでは写真数枚撮ってすぐ下る。
2025年02月06日 12:33撮影 by  iPhone 12, Apple
1
2/6 12:33
飯はワサビ平で食べたところなのでここでは写真数枚撮ってすぐ下る。
金糞峠への冬の道、上林新道をスノーシューでサクサク下るが、この日はさすがに雪少なすぎて西南稜でもスノーシューの踏み跡よりアイゼンの方が多かったのが、ここではもうアイゼンばかりでスノーシューの踏み跡は自分以外無かった。
2025年02月06日 13:33撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 13:33
金糞峠への冬の道、上林新道をスノーシューでサクサク下るが、この日はさすがに雪少なすぎて西南稜でもスノーシューの踏み跡よりアイゼンの方が多かったのが、ここではもうアイゼンばかりでスノーシューの踏み跡は自分以外無かった。
上林新道四辻からはもう一番楽な八雲平方向周りで金糞峠裏のテン泊地まで来たところでシェルター被ってこの日二回目の飯。
やはり椅子が使えないのは体勢しんどいし、狭くてバーナー使うのも神経使うので、もう少し高さのあるもの探した方がいいかも。
2025年02月06日 14:37撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 14:37
上林新道四辻からはもう一番楽な八雲平方向周りで金糞峠裏のテン泊地まで来たところでシェルター被ってこの日二回目の飯。
やはり椅子が使えないのは体勢しんどいし、狭くてバーナー使うのも神経使うので、もう少し高さのあるもの探した方がいいかも。
東向きで陽が当たらなくなった谷は午前中の陽差しで雪もだいぶ溶けてしまって半分近く地面が出たり岩が顔出したりといった状態だが、午後になって薄い溶けかけた雪がクラストしてきてるところもあり、アイゼントレみたいで怖いけど12本場をガリガリ言わせながら一歩一歩足の置き方見ながらゆっくり下る。
2025年02月06日 15:40撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 15:40
東向きで陽が当たらなくなった谷は午前中の陽差しで雪もだいぶ溶けてしまって半分近く地面が出たり岩が顔出したりといった状態だが、午後になって薄い溶けかけた雪がクラストしてきてるところもあり、アイゼントレみたいで怖いけど12本場をガリガリ言わせながら一歩一歩足の置き方見ながらゆっくり下る。
朝道が凍ってたところは水が流れてカチカチツルツルではなくなってたがやはり滑って自分の車では怖そうだった。
なのでこの日は上の駐車場から数分下りたところのこの場所に駐めるので正解だったと思う。
2025年02月06日 16:45撮影 by  iPhone 12, Apple
2/6 16:45
朝道が凍ってたところは水が流れてカチカチツルツルではなくなってたがやはり滑って自分の車では怖そうだった。
なのでこの日は上の駐車場から数分下りたところのこの場所に駐めるので正解だったと思う。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

1月まるまる出かけられなかったので、10年に一度の大寒波とのことでニュースでは不要不急の外出は控えろなんて話もある中どこか行きたいなと。
しかしさすがに氷ノ山や大峰は大変かともう少し雪少なそうな所として武奈ヶ岳に行くことに。
いずれにしても好きな雪のワサビ平見に毎冬一回は行ってるし、そこまでの雪のヨキトウゲ谷もトレース無くてもスノーシューで歩くの好き。
なのでこの季節の定番である坊村からより正面谷から登る方が多いし今回もそのコースで。
ただ一つ心配なのは以前同じように大寒波の時行ったら湖岸道路からイン谷口に入る比良ランプの交差点から雪積もりすぎて自分の車では上がれず、交差点のすぐ横の路肩をシャベルで整地して駐めたことがあり、今回もそうならないか。
ところが行ってみれば雪が無い。
比良ランプどころかイン谷口でもまだ雪ほとんど無し。
これは一番上のトイレのある暮雪山多目的保安林駐車場まで行けるかと上って行くと駐車場手前で電話してる男の人が。
こちらに来るので窓開けるとなんとこの先の坂が凍結していて車が滑って横になってしまい、動かせずに道塞いでしまってるとのこと。
雪ではなく氷だったかと坂の下の路肩の小さい空き地に駐車。
青ガレまでの林道も雪少なく地面や石が出てるのでツボのままだが、少し雪が厚くなってきて石が露出しなくなるとまだ陽が当たらないところは氷ってたりして危なっかしく。
ところがこの日はもっと雪が多いと思っててチェーンアイゼン持たずに12本場とスノーシューだけ。
やむなく12本歯履くが大げさ感半端ない。
おそらくしばらく前にたっぷり降り、土日にだいぶ人が入った以降あまり降っておらず、そのトレースがガッチリ残ってるところが多くて結局この日はほとんどチェーンアイゼンで歩けた感じ。
まあ持ってこなかったものは仕方ないので12本歯とスノーシュー半々くらいで歩いたが、根雪から上が浅くせいぜい足首上くらいなので危ない所も無く、想定外に晴れて尾根で風に吹かれると寒いけど気温は終始マイナス5度くらいと、このコースに来てこんな恵まれてるのも珍しい条件の中、もう少しスノーシュー活用出来るくらいは雪あったらななどとちょっと欲求不満を残すくらいのんびりした一日になりました。
それにしても10年に一度の大寒波って、武奈ヶ岳周辺だけ避けて通ったなんてあるんやろうか。
もしかすると天気予報的に大寒波と大雪警報って違うもので、大寒波で必ずしも雪が降るとは限らんのやろうか。

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