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記録ID: 77787
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

和佐又〜大普賢岳・七曜岳・行者還岳

2010年09月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:45
距離
12.6km
登り
1,586m
下り
1,580m

コースタイム

6:30和佐又ヒュッテ
6:50和佐又山
7:00和佐又のコル
8:45大普賢岳
10:15七曜岳
11:30行者還岳
12:20七曜岳下の分岐
13:25無双洞
15:00和佐又のコル
15:15和佐又ヒュッテ
天候
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐又ヒュッテ・・・有料駐車場3時間以上で1000円
コース状況/
危険箇所等
●和佐又ヒュッテ〜和佐又山〜大普賢岳〜七曜岳〜行者還岳〜和佐又ヒュッテ
(全行程 12.6km 所要時間 約8時間45分)休憩時間含む

分岐点には道標が設置されています。
梯子、鎖場が数箇所あります。
七曜岳から無双洞間の下り利用は露出した木の根が多く、非常に滑りやすい。
特に雨天時は要注意です。

●和佐又ヒュッテ〜和佐又山〜大普賢岳(所要時間 約2時間15分)

(ビューポイント)
石ノ鼻・・・小普賢岳下あたりにある出っ張った岩。看板あり。

(みどころ)
笙ノ窟・・・行場のひとつ。洞窟になっていて、今も断食や無言の行をする行者が籠もる。右奥に岩清水が落ち、水場にもなっている。


●大普賢岳〜七曜岳〜行者還岳(所要時間 約2時間45分)

(ビューポイント)
水太覗・・・周囲の木が切り払われ、見晴らしのよい覗から下を眺めると、水太谷から天ヶ瀬方面まで、すり鉢状になっているのがよくわかる。

(みどころ)
七つ池・・・大きなシダが覆い茂る窪地。

●行者還岳〜無双洞〜和佐又ヒュッテ(所要時間 約3時間45分)

(みどころ)
無双洞・・・洞窟から水が流れでている。
底無井戸・・・小石を井戸に落とすと、しばらく時を経て底の方で音がするから底無井戸と呼ばれている。今ではだいぶ浅くなった。
(1)登山基地、和佐又ヒュッテ。
2010年09月12日 06:27撮影 by  G600 , RICOH
9/12 6:27
(1)登山基地、和佐又ヒュッテ。
(2)まずは目の前の和佐又山を目指す。
2010年09月12日 06:27撮影 by  G600 , RICOH
9/12 6:27
(2)まずは目の前の和佐又山を目指す。
(3)登山口は広場奥。道標あり。
2010年09月12日 06:28撮影 by  G600 , RICOH
9/12 6:28
(3)登山口は広場奥。道標あり。
(4)和佐又山山頂。眺望はほとんどない。
2010年09月12日 06:52撮影 by  G600 , RICOH
9/12 6:52
(4)和佐又山山頂。眺望はほとんどない。
(5)和佐又のコル。大普賢岳方面、無双洞方面、和佐又山方面、和佐又ヒュッテ方面に分かれる。
2010年09月12日 07:02撮影 by  G600 , RICOH
9/12 7:02
(5)和佐又のコル。大普賢岳方面、無双洞方面、和佐又山方面、和佐又ヒュッテ方面に分かれる。
(6)指弾の窟。
2010年09月12日 07:32撮影 by  G600 , RICOH
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(6)指弾の窟。
(7)笙の窟。
2010年09月12日 07:41撮影 by  G600 , RICOH
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(7)笙の窟。
(8)鷲の窟。
2010年09月12日 07:43撮影 by  G600 , RICOH
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(8)鷲の窟。
(9)直進する。左は無双洞方面。
2010年09月12日 07:43撮影 by  G600 , RICOH
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(9)直進する。左は無双洞方面。
(10)日本岳のコル。
2010年09月12日 07:49撮影 by  G600 , RICOH
9/12 7:49
(10)日本岳のコル。
(11)梯子、鎖が数箇所あり。
2010年09月12日 07:57撮影 by  G600 , RICOH
9/12 7:57
(11)梯子、鎖が数箇所あり。
(12)石の鼻。ビューポイント。
2010年09月12日 08:02撮影 by  G600 , RICOH
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(12)石の鼻。ビューポイント。
(13)小普賢岳の肩。
2010年09月12日 08:12撮影 by  G600 , RICOH
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(13)小普賢岳の肩。
(14)奥駈道に合流。
2010年09月12日 08:41撮影 by  G600 , RICOH
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(14)奥駈道に合流。
(15)大普賢岳。
2010年09月12日 08:45撮影 by  G600 , RICOH
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(15)大普賢岳。
(16)大普賢岳からの眺望。まずまずのお天気で山上ヶ岳・稲村ヶ岳を望む。
2010年09月12日 08:46撮影 by  G600 , RICOH
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9/12 8:46
(16)大普賢岳からの眺望。まずまずのお天気で山上ヶ岳・稲村ヶ岳を望む。
(17)大普賢岳からの眺望。八経ヶ岳方面。
2010年09月12日 08:47撮影 by  G600 , RICOH
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(17)大普賢岳からの眺望。八経ヶ岳方面。
(18)水太覗。評判どうりの絶景。
2010年09月12日 09:04撮影 by  G600 , RICOH
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(18)水太覗。評判どうりの絶景。
(19)稚児泊。
2010年09月12日 09:49撮影 by  G600 , RICOH
9/12 9:49
(19)稚児泊。
(20)七つ池。不思議な窪地。
2010年09月12日 10:05撮影 by  G600 , RICOH
9/12 10:05
(20)七つ池。不思議な窪地。
(21)七曜岳山頂。
2010年09月12日 10:17撮影 by  G600 , RICOH
9/12 10:17
(21)七曜岳山頂。
(22)七曜岳南下にある分岐。直進して行者還岳を目指す。
2010年09月12日 10:25撮影 by  G600 , RICOH
9/12 10:25
(22)七曜岳南下にある分岐。直進して行者還岳を目指す。
(23)風通しの良い木陰があったので昼食にする。
2010年09月12日 10:38撮影 by  G600 , RICOH
9/12 10:38
(23)風通しの良い木陰があったので昼食にする。
(24)行者還岳頂上への道。
2010年09月12日 11:24撮影 by  G600 , RICOH
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(24)行者還岳頂上への道。
(25)行者還岳頂上。小休止の予定がハエの攻撃に遭い早々に退散。
2010年09月12日 11:33撮影 by  G600 , RICOH
9/12 11:33
(25)行者還岳頂上。小休止の予定がハエの攻撃に遭い早々に退散。
(26)七曜岳南下にある分岐に戻る。無双洞方面なので右手を下る。
2010年09月12日 12:22撮影 by  G600 , RICOH
9/12 12:22
(26)七曜岳南下にある分岐に戻る。無双洞方面なので右手を下る。
(27)無双洞まで激下りが続く。露出した木の根が危険。
2010年09月12日 12:38撮影 by  G600 , RICOH
9/12 12:38
(27)無双洞まで激下りが続く。露出した木の根が危険。
(28)無双洞に到着。冷たい「命の水」を頂く。
2010年09月12日 13:25撮影 by  G600 , RICOH
9/12 13:25
(28)無双洞に到着。冷たい「命の水」を頂く。
(29)和佐又へは直進。いよいよ有名な登り返しに挑む。
2010年09月12日 13:33撮影 by  G600 , RICOH
9/12 13:33
(29)和佐又へは直進。いよいよ有名な登り返しに挑む。
(30)鎖場。
2010年09月12日 14:07撮影 by  G600 , RICOH
9/12 14:07
(30)鎖場。
(31)底無井戸。穴にカメラを向けたかったが、落としそうなので・・・
2010年09月12日 14:16撮影 by  G600 , RICOH
9/12 14:16
(31)底無井戸。穴にカメラを向けたかったが、落としそうなので・・・
(32)ようやく和佐又のコルに到着。
2010年09月12日 15:01撮影 by  G600 , RICOH
9/12 15:01
(32)ようやく和佐又のコルに到着。
(33)和佐又ヒュッテに到着。氷の誘惑に負けそうでした・・・
2010年09月12日 15:18撮影 by  G600 , RICOH
9/12 15:18
(33)和佐又ヒュッテに到着。氷の誘惑に負けそうでした・・・
(34)上北山温泉で疲れを癒す。
2010年09月12日 15:47撮影 by  G600 , RICOH
9/12 15:47
(34)上北山温泉で疲れを癒す。
撮影機器:

感想

かねてから楽しみにしていた大峰山系の人気コース「大普賢岳・七曜岳・無双洞」を巡る。

午前4時、神戸の自宅を出発、休憩をはさみながら午前6時半に和佐又ヒュッテに到着。既に数台が駐車済み。現地気温は約20℃。
まずはウォーミングアップもかねて和佐又山を経て和佐又のコルを目指す。
いくつかの岩窟を過ぎたあたりから、とても心地良い冷風が通り抜ける。
先ごろまで猛暑が続く異常な夏ではあるが、いよいよ秋の到来か!と実感。
いたって順調に大普賢岳へ到着する。雲が多少あるものの、稲村ヶ岳・弥山・八経ヶ岳の眺めは圧巻だ。
大普賢岳を後にして七曜岳へと向かう途中に「水太覗」と呼ばれる見晴らしの良いところがある。覗きから下を眺めると大峰山系の山深さをしみじみと感じずにはいられない。
七曜岳を越えたところに無双洞への分岐がある。体調もよく、時間の余裕もあったので「行者還岳」を目指す。頂上の眺望はほとんどきかない。早々に腰を上げる。
分岐に戻り無双洞を目指す。急斜面の下りにむき出しの木の根がはびこる悪路が延々と続く。気温も上昇し無風状態。汗がしたたり落ちる。何度も滑りそうになりながらようやく無双洞に到着する。洞窟から流れ出る冷水がどれだけありがたかったか!
そして和佐又のコルに向かう。先ほどの激下りで脚の疲労が蓄積されていたのか、
鎖場の通過に難渋する。底無井戸以降の山腹の巻き道が妙に永く感じられた。

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コメント

genkinecoさん今晩は
大普賢岳は良かったでしょうか?
樹氷の時期に和佐又山から見る大普賢岳は荒々しく素晴らしいですよ。
行者還岳は大台ケ原から見ると左側にオーバーハングしている様に見え、一番興味をそそられる山です。
大普賢岳は大峰山脈で個人的に一番好きな山です。
2010/9/13 21:38
ゲスト
これからも大峰をどんどん歩きたいです
kidekiさん、こんばんは。

天候にも恵まれ、大普賢岳からの眺望もすばらしく満足のいく一日でした。
樹氷の時期に和佐又山や稲村ヶ岳から大普賢岳をみてみたいですね!
大峰の山域もまだまだ歩き始めたばかりで、
今後しばらくは何度か通うことになりそうですが、
そろそろ大台ケ原方面にも目を向けていこうと思っています。
2010/9/13 22:55
いい天気ですね
相当暑かったのでは
と思ってしまいました。

秋か冬にまた行ってみたいです。

水太覗の景色はいいですよね。
私もお気に入りです。
2010/9/14 2:23
ゲスト
やはり暑かったです
ho-chanさん、こんばんは。
昨晩からようやく涼しくなりましたね。
大峰の山々も一気に秋の気配に包まれそうですね。

おっしゃるとおり、当日はまだ夏日でした。
恐らく最高気温到達の頃、
ちょうど無双洞へと下るところだと思いますが、
暑さによる汗と滑りやすい道のためか緊張による冷や汗で、
どちらとも「いい汗」かきました

水太覗からの紅葉の風景も一度見てみたいですね!
次回行くなら、ho-chanさんのアドバイスどおりに、
林道からのスタートにしますhappy01
2010/9/14 22:31
大峰山脈
こんばんは

この日も摩耶山は暑かったですが、
大峰山脈は涼しそうですね

大普賢岳からの景色 いいですね
行って見たいです

大峰山脈 未だに行けてないので、
このコースを参考にいつか挑戦してみようと思います

山北山温泉 はどんな感じですか?
2010/9/14 22:47
ゲスト
大峰はいいところですよ
yutak25さん、こんばんは。

さすがに早朝の気温は神戸とは違い、とてもひんやりしていました。
それでも昼頃には随分と暑かったのですが、恐らく摩耶山などは
それ以上の暑さがあったのでは思います。

私自身、大峰は歩き始めたばかりなので、良し悪しを知るにはこれからなのですが、
歩きなれた方にも「大普賢岳」はとても人気のある山のようです。
よろしければいつでもご案内致します

温泉ですね・・・う〜ん・・・
湯船につかりながら、必死でふくらはぎや太腿をマッサージしていましたので・・・
2010/9/15 21:11
プロフィール画像
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