蛭ヶ岳


- GPS
- 07:20
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,595m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:15
天候 | 晴れのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂までの登りは気温低く、木道に凍結や積雪があると滑落につながる。また、木道表面に蘚苔類の付着がある箇所は滑落に注意が必要。そのほか黍殻山尾根までの登りの最初は沢沿いのコースあり。今回乾季のため大きな問題は感じなかったが、多雨の時期は渡渉ポイント、上流の天候急変による鉄砲水は危険と思われた。また、砂防ダム付近に落石発生しやすいポイントあり。黍殻山尾根までの登山道はテーピングがあるが踏み跡がはっきりしない箇所もあり、道迷いには注意が必要。中級向けの印象でした。 |
その他周辺情報 | 青根の集落付近に宿が何件かありました。最も近いコンビニは、地元の商店が交差点のあたりにあります。最も近いセブンイレブンまでは、駐車場から5キロぐらい離れていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ストーブ
クッカー
燃料
無線機
|
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備考 | 笛など、非常時の備えをもう少し強化すべきと思っています。 |
感想
思いついたのが前日。計画書が相当適当です。いろいろごそごそと準備していたら寝るのが2時とかになってしまい、コース例を見ていると日帰り組としては遅刻しそうな予感がプンプン。現地を7:00スタートとか無理です。起きれません。
案の定6:30起床。標準的には遅刻です。とりあえず松屋で朝定食を掻き込み、バイクに乗って中央道八王子から八王子バイパスを経由、橋本付近から西に折れ、津久井方面へ進みます。途中コンビニにて、カップ麺、カップ豚汁、おにぎり等をゲット。バイクナビは最速で私を登山口へ導きます。つけててよかった!
道志みちでは朝早くからライダーがワインディングを楽しんでいます。すれ違うライダーから初めてのピースサイン!しっかえり返しました!絶好のツーリング日和でもありましたね。
青根の交差点を入っていくと林道へ。1100ccのオンロードバイクなので、枝が落ちまくっている林道は立ちゴケが不安になります。するとなんと、沢の水があふれて道路を横切っている箇所が!渋々バイクで渡渉します。。なんとか駐車場にたどり着いたのが9:30前。大丈夫か?今日は不安しかありません。
林道から登山道に入り黙々と登りますが、息が切れて、本当にきつかった。登り口から尾根まででハァハァ言っています。尾根まで上がってしまえば、姫次まではすんなりと気持ちよく歩けます。途中、ザックからこぼれたのであろう未開封のコーラが落ちていました。姫次は富士山がとても綺麗な眺望箇所です。ここで、おにぎり休憩。なんと同じザックの方と会いました。ZERO POINTのグラナイトパック40を使っているのですが、このザックは1気室でポケットなんてほとんど付いていません。でも、本体は軽いし、どっちのポケットにしまったか忘れるぐらいアホな私にはちょうど良いのです。その方もシンプルなのが良いとおっしゃっていて、仲間ー!と思いました。
姫次を後にし、アップダウンを繰り返しながら1時間弱で蛭ヶ岳の尾根に取り付きます。木道の苔が滑りそうだったり、凍っていたりするのも危険なのですが、8キロ歩いてきて最後の登りが本当につらい。もうボロボロで、何段か上がっては休み。途中あと0.4kmの標識が3回も出てきて、絶対100mは進んでるよ!というツッコミを入れながら、なんとか山頂に着きました。私が着いたときは穏やかに晴れていて、ストーブもクッカーも風に邪魔されることなく、おにぎりと豚汁で昼食です。
日帰りなので、おちおち休んで居られません。名残惜しいですが、さっさと下ります。太ももやふくらはぎを攣りながら、ひーひー言って帰ります。日暮れまであまり時間はありません。最低でも林道に出ないといけませんが、焦ると事故るので冷静さを失わないよう、しっかり歩きます。ふと、さっきのコーラを発見。このまま置いておいても誰も回収しないだろうなと思って処分のため持って帰りました。大分暗くなりましたが16:00頃林道に到着。真っ暗にはなるかもしれませんが、もう迷わないので安堵です。すごくお腹が空いたので、そこでカップ麺を食べてバイクに戻りました。
子鹿になるような筋肉痛が出るほど疲れましたが、単独なのでペースも速くできるし、休憩もちょこちょこで済むので、ソロも楽ではあると思いました。
都道府県最高峰踏破プロジェクト、神奈川県コンプリートです!
道具の余談:
GPS:eTrex20Jを使っています。パーティーのリーダー役が何度かあったため、万一の道迷いや事故発生時に、居場所を緯度経度という確実な情報でレスキューに伝えられるようにと思い導入したものです。そんな理由なので普段持っていてもあまり電源を入れず活用していなかったのですが、自分の辿ってきたルートをトレースしたり、ログを取ったりできるということも知ったので、予防で使ってみようということで今回はつけっぱなしにしてみました。予め予定コースを入れて表示させてたので、ルートは間違いようがありませんし、現在地の確認が素早くできるので、時間の短縮につながり、体力的、心理的、環境的(明るい時間に活動できる)な余裕を生むツールとなります。読図も大切ですが、こうした専門機も活用し、より多くの情報を得ることで、山行はより安全になると思いました。
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