ダイラ彷徨は断念【深雪のラッセルに疲労困憊】


- GPS
- 05:37
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 505m
- 下り
- 505m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 【気温】阿蘇橋:3℃ P597:0℃ ダイラ:0℃ 阿蘇橋:3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
阿蘇橋上流の路肩スペースに駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【積雪状態】トレースはありません。 阿蘇谷左岸尾根取り付き:新雪が40cm〜 阿蘇谷左岸尾根P597、ダイラ周辺:新雪が60〜80cm。 |
写真
装備
個人装備 |
ワカン:左岸尾根取り付き〜ダイラ〜阿蘇橋の駐車地まで装着。
アイゼン:使用せず
|
---|
感想
最強寒波は鈴鹿のお山だけでなく、麓にもアクセスの支障が出るほどの
雪を供給してくれたようだ。
先月は御池、雨乞、竜とメジャーな山が多かったので今回は雪のダイラを歩いてこよう。
路肩に除雪の雪溜りができるほど時山の集落にも雪が降ったようだ。
なんとか阿蘇橋上流の路肩に駐車し、朝食のパンをかじっている間に
小雪が止んだので、阿蘇谷左岸尾根の急登を考えワカンを選択して
出発する。
駐車地から雪溜りを越えて阿蘇橋を渡ると靴がすっぽりと埋まるほどの
雪だった。堪らず鹿除けネットをくぐった阿蘇谷入口で早速ワカンを
着けて阿蘇谷左岸尾根に取り付く。
トレースが無いのは予想通りだが、積雪量は予想以上だった。
降雪後2日程しかたっていないためワカンの効果も定かではないが
急登に加え単独のラッセルは厳しいものだ。
明確な尾根筋の急登から広尾根を捲くように高度を稼ぐようになると
コースが怪しくなるが、なんとなく道型に見える凹面を気にしながら
尾根芯に戻ると視界の先にリボンが揺れ、高みへ攀じると東側の展望が
開けた二次林の伐採地に張り巡らされた鹿除けネットに合流する。
ここまでくれば一安心だが深い雪の単独ラッセッルにもう疲労困憊だ。
コースタイムの倍以上かかってP597に到着したときはダイラ往復の
気持ちが揺らいでいたがまだ撤退する時間ではないので、ダイラ北口に
戻る時間を11時と決めてP597からダイラへ向かう。
「ダイラ越え」と言われる鞍部から尾根下を捲くように南下するうちに
派生する支尾根を間違えて下っていた。いつまでも現れない植林帯に
気付きGPSで確認したら一本早く南東方面へ下る尾根を下っていた。
急尾根を登り返し予定したルートに復帰してダイラに入る事ができたが
結局この時間が響いてダイラの北側に到着しただけでダイラの彷徨を
断念して戻る事にしよう。
【せっかくたっぷりの雪に恵まれたダイラを彷徨する機会に恵まれたが
単独ラッセルの疲れとルート間違いで満喫する気持ちが薄れてしまった。
又次の機会を捉えてダイラのスノーハイクを計画しよう。】
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