三ノ沢岳(撤退)


- GPS
- 03:49
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 282m
- 下り
- 284m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
三ノ沢岳に挑戦しましたが、見事に撤退となりました。
前日の午後11時ごろに菅の台バスセンター 駐車場到着。車中泊で朝一8:15のバス乗車の予定。駐車場は24時間料金なので日を跨いでも800円でした。朝は6時ごろからバスの順番待ちでリックがバス停に並びます。7:55に臨時バスが突然到着して乗車が始まりました。30分程度でロープウェイ駅に到着。そのまま千畳敷まで上がります。
バスもロープウェイも満員です。
当日の予定は千畳敷駅からサギタル尾根左側の稜線に向けて直登して三ノ沢岳に向かうルートです。帰りのロープウェイの最終時間を考えると12時が引き返しの判断としました。ホテル千畳敷を出て左前に見える駒ヶ岳神社に向けて歩き始めますが、大勢いた登山者のほとんどが八丁坂経由の木曽駒ケ岳方面の様です。
トレースのない真っ白な急登、ラッセル開始です。週末に大量の雪が降ったせいで常に膝から腰辺りの深いラッセルが続きます。一番深かった場所では胸ほどありました。後方からは数名の登山者が登ってきましたが、結局私以外の登山者以外は全員サギダル尾根に行きました。
2時間ほどかけてようやく稜線に到着。美しい青空と素晴らしい展望に迎えられてしばし風景を堪能。しかし風が非常に強く気温もかなり低い状況。三ノ沢岳に向う稜線の取り付きまで踏み抜きに苦労しながら向かうもタイムリミットの12時となってしまいます。痩せ尾根に付いた雪が見事なナイフリッジとなって挑戦を待っています。ドキドキしながら歩いて登頂したいと思う気持ちとタイムリミットで撤退となりホッとしている気持ちと何か複雑な気持ちのまま戻ることにしました。(また来ます)
時間的にはかなり余裕があったので宝剣岳方面に少し足を踏み入れたのですが、大きな間違いでした。雪と岩のミックスでナイフリッジや崖っぷちが続きます。すぐに場違いなことに気づいてここも撤退。素直に下山することにしました。
短い距離の山行でしたが、色々な意味で中身の濃い経験ができました。雪がなくなる前に是非登頂(三ノ沢岳)したいと思います。
そうそう、すぐ目の前の宝剣岳に人影が見えたので『行けるかな?』と思い足を踏み込んだのですが場違いでした。短いナイフエッジを過ぎた後の大きく一旦下るコルのところでルートが判らず撤退です。
『見事なラッセルでした!』とっても嬉しいです。有難うございます。
宝剣までの道はやせ尾根ですよね。その先は鎖があるのですが、もしかすると雪に埋まっててわからなかったのかもですね。
我々もリベンジします。
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