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Yamareco

記録ID: 779688
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

初冬の蔵王山をわがままルートで独り占め!

2015年12月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
12.4km
登り
1,125m
下り
1,123m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
0:10
合計
6:28
7:47
93
9:20
9:21
49
10:10
10:10
13
10:23
10:24
18
10:42
10:42
29
11:11
11:13
10
11:23
11:23
31
11:54
11:54
1
11:55
11:56
15
12:11
12:11
15
12:26
12:30
21
12:51
12:52
83
14:15
行き当たりばったりのコース選択になってしまいました…
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蔵王温泉まで車で。一等地の中央ロープウェイ温泉駅前の駐車場もスキー場がまともに営業していないのでガラガラ。ちなみにシーズン中も平日は駐車料金無料です。
コース状況/
危険箇所等
夏道の登山コースは中途半端な積雪で、コース不明瞭で迷いやすい上に踏み抜き多数。あまりお勧めできません。どのみちスキー場がオープンしたらゲレンデも登れなくなるでしょうから、ゴンドラで地蔵山頂駅まで上るしかないのかも…
その他周辺情報 登山基地がモロに温泉街なので、下山後の立ち寄り湯はより取りみどりです♪
早朝の蔵王中央ロープウェイ温泉駅。スキー場の営業にかかわらず通年運航ですが、まだ始発前…
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早朝の蔵王中央ロープウェイ温泉駅。スキー場の営業にかかわらず通年運航ですが、まだ始発前…
夏道の登山口がどこか分からないので中森ゲレンデをよじ登ります。この積雪じゃスキーはできませんねぇ…
夏道の登山口がどこか分からないので中森ゲレンデをよじ登ります。この積雪じゃスキーはできませんねぇ…
かもしか大橋(オオハシって言うほどか?)を渡って、隣のゲレンデへ
かもしか大橋(オオハシって言うほどか?)を渡って、隣のゲレンデへ
サンライズゲレンデ。ここは結構雪がありますが、やはりまだ営業しておらず。雪もベチャベチャで、アイゼンいらず
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サンライズゲレンデ。ここは結構雪がありますが、やはりまだ営業しておらず。雪もベチャベチャで、アイゼンいらず
パラダイスゲレンデ方面への連絡路でもある太平コース。勾配が緩やかで気持ちよく歩けます
パラダイスゲレンデ方面への連絡路でもある太平コース。勾配が緩やかで気持ちよく歩けます
鳥兜山はまだ秋の雰囲気。雲が晴れてきました
鳥兜山はまだ秋の雰囲気。雲が晴れてきました
三宝荒神山が見えてくるころには快晴に!
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三宝荒神山が見えてくるころには快晴に!
パラダイスゲレンデ。かなり大規模なゲレンデですが、誰もいません。
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パラダイスゲレンデ。かなり大規模なゲレンデですが、誰もいません。
うーん、これだけ大規模なスキー場に雪が積もっててでも人の気配が全くないって、なんかフシギな感じです
うーん、これだけ大規模なスキー場に雪が積もっててでも人の気配が全くないって、なんかフシギな感じです
道程一番の急坂。ここでアイゼンを装着し、慎重によじ登ります
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道程一番の急坂。ここでアイゼンを装着し、慎重によじ登ります
一気に標高を稼ぎました
一気に標高を稼ぎました
続いてザンゲ坂。ここは所々雪面がハゲてます
続いてザンゲ坂。ここは所々雪面がハゲてます
ある意味先行者のトレース発見?
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ある意味先行者のトレース発見?
ロープウェイの山頂駅に到着!すでにロープウェイは運行が始まっており、軽装の観光客の方もちらほら
ロープウェイの山頂駅に到着!すでにロープウェイは運行が始まっており、軽装の観光客の方もちらほら
駅前に名物のお地蔵さまが。無事下山を祈願
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駅前に名物のお地蔵さまが。無事下山を祈願
山頂駅から地蔵岳は目と鼻の先ですが、雪道の直登になるので、これからの時期、もう軽装では登れませんね…
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山頂駅から地蔵岳は目と鼻の先ですが、雪道の直登になるので、これからの時期、もう軽装では登れませんね…
地蔵岳に到着!
蔵王連峰にかかる雲海が滝のように流れています。絶景!
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蔵王連峰にかかる雲海が滝のように流れています。絶景!
山形方面は見事な雲海
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山形方面は見事な雲海
飯豊山が雲海から真っ白な頂を覗かせています
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飯豊山が雲海から真っ白な頂を覗かせています
朝日岳はてっぺんがギリギリ見えるかな?
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朝日岳はてっぺんがギリギリ見えるかな?
雲がもこっと盛り上がったように見えるのは月山でしょうか
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雲がもこっと盛り上がったように見えるのは月山でしょうか
熊野岳を目指します
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熊野岳を目指します
地蔵岳と熊野岳との鞍部にいるヤマンバ様。なんかめっちゃ笑顔が怖い!
地蔵岳と熊野岳との鞍部にいるヤマンバ様。なんかめっちゃ笑顔が怖い!
馬の背は立ち入り禁止。この近辺もほのかに硫黄臭がしています
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馬の背は立ち入り禁止。この近辺もほのかに硫黄臭がしています
途中、熊野岳への近道案内発見!
途中、熊野岳への近道案内発見!
しかし、その道筋は雪に埋もれてさっぱり分からず。とりあえず力任せに直登…
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しかし、その道筋は雪に埋もれてさっぱり分からず。とりあえず力任せに直登…
熊野岳着いた〜! ロープウェイ使えば1時間ほどの道程に、3時間以上かけてしまいました…
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熊野岳着いた〜! ロープウェイ使えば1時間ほどの道程に、3時間以上かけてしまいました…
雲海が凄い…なんかもう、陸の松島といった趣です
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雲海が凄い…なんかもう、陸の松島といった趣です
熊野神社にお参り
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熊野神社にお参り
次は御釜見物に。樹氷の時期なら絶景でしょうが、これはこれで雄大な景色です。しかも地蔵岳以降だれにも合わず、まさに世界的観光地である蔵王山の中枢を独り占め!
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次は御釜見物に。樹氷の時期なら絶景でしょうが、これはこれで雄大な景色です。しかも地蔵岳以降だれにも合わず、まさに世界的観光地である蔵王山の中枢を独り占め!
あっという間に御釜。迫力ありますね〜 変色してるところは凍ってるのかな?
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あっという間に御釜。迫力ありますね〜 変色してるところは凍ってるのかな?
馬の背方面。立ち入り禁止の看板も何もありませんが、とりあえず刈田嶺神社へ行くのは自重します
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馬の背方面。立ち入り禁止の看板も何もありませんが、とりあえず刈田嶺神社へ行くのは自重します
熊野岳避難小屋。ここでお昼ご飯にすることに
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熊野岳避難小屋。ここでお昼ご飯にすることに
鉄筋コンクリートの頑丈な避難小屋です。設備は古いですが、丁寧に使われている印象
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鉄筋コンクリートの頑丈な避難小屋です。設備は古いですが、丁寧に使われている印象
ストーブ、燃料の灯油、飲料水、ヘルメットなど、避難小屋と思えないほど設備が充実しています
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ストーブ、燃料の灯油、飲料水、ヘルメットなど、避難小屋と思えないほど設備が充実しています
ストーブの上を借りてお湯を沸かします。メニューはもちろんカレー飯(久々にまともに食べられた)
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ストーブの上を借りてお湯を沸かします。メニューはもちろんカレー飯(久々にまともに食べられた)
一部ガラスが割れて、少し雪が吹き込んでいました。ガムテープでもあれば補修できたのですが…
一部ガラスが割れて、少し雪が吹き込んでいました。ガムテープでもあれば補修できたのですが…
お腹もいっぱいになったので下山します!
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お腹もいっぱいになったので下山します!
地蔵岳は巻き道で登り返しを回避。ここも雪に埋もれていましたが、かわいいトレースを辿ります
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地蔵岳は巻き道で登り返しを回避。ここも雪に埋もれていましたが、かわいいトレースを辿ります
下りはロープウェイに乗る誘惑にもかられましたが、まぁ雪のあるスキー場を駆け下りるだけなら楽だろうと、見栄を張ったのが失敗の始まり…
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下りはロープウェイに乗る誘惑にもかられましたが、まぁ雪のあるスキー場を駆け下りるだけなら楽だろうと、見栄を張ったのが失敗の始まり…
行きとは違うルートを使おうと、菖蒲沼ゲレンデを降りてしまったのですが…
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行きとは違うルートを使おうと、菖蒲沼ゲレンデを降りてしまったのですが…
このゲレンデ、下まで降りると他のゲレンデまでの連絡路が無く、ドン詰まり…もちろんリフトも動いていない…
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このゲレンデ、下まで降りると他のゲレンデまでの連絡路が無く、ドン詰まり…もちろんリフトも動いていない…
この坂を上り返す気力はなく、地図を見ていると、夏用の車道が近くにあるのを発見したので、そっちにエスケープすることに
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この坂を上り返す気力はなく、地図を見ていると、夏用の車道が近くにあるのを発見したので、そっちにエスケープすることに
舗装路までの直線距離は短いんですが、藪漕ぎや沢超えもあり、意外に大変…
舗装路までの直線距離は短いんですが、藪漕ぎや沢超えもあり、意外に大変…
よーやく車道のコーナーミラーが見えました
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よーやく車道のコーナーミラーが見えました
なんとか車道に。でもトレースもなくプチラッセル状態、しかも地図を見るとスタート地点までかなり遠回りになるようで、憂鬱な気分に。スノーシュー持ってくればよかったな…
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なんとか車道に。でもトレースもなくプチラッセル状態、しかも地図を見るとスタート地点までかなり遠回りになるようで、憂鬱な気分に。スノーシュー持ってくればよかったな…
ところがしばらく歩いていると、思いがけず夏道との分岐に遭遇。距離で言えばこっち経由の方がかなり短いので、思わず飛び込んでしまったのですが…
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ところがしばらく歩いていると、思いがけず夏道との分岐に遭遇。距離で言えばこっち経由の方がかなり短いので、思わず飛び込んでしまったのですが…
はい、こっちも当然同じレベルの積雪で、しかも道が雪にうもれて不明瞭で迷いまくり!
はい、こっちも当然同じレベルの積雪で、しかも道が雪にうもれて不明瞭で迷いまくり!
分かるところは道とわかるのですが…
分かるところは道とわかるのですが…
ここはどこだ、道はどこだ状態の場所も多数。GPSなかったら本気で遭難してたかも…
ここはどこだ、道はどこだ状態の場所も多数。GPSなかったら本気で遭難してたかも…
1時間近くひぃひぃ言いながらようやくゲレンデの近くの橋まで戻ってきました
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1時間近くひぃひぃ言いながらようやくゲレンデの近くの橋まで戻ってきました
橋の下を流れる川には湯の花が。温泉地なんだなぁと実感
橋の下を流れる川には湯の花が。温泉地なんだなぁと実感
なんとか中森ゲレンデに帰ってきました
なんとか中森ゲレンデに帰ってきました
こんなところに夏山の登山口あったのね…(ゲレンデ挟んだ反対側まで車で入れた)
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こんなところに夏山の登山口あったのね…(ゲレンデ挟んだ反対側まで車で入れた)
ともかくゴール。ああ疲れた!下りも素直に登りと同じコース辿れば楽な下山になったろうに…
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ともかくゴール。ああ疲れた!下りも素直に登りと同じコース辿れば楽な下山になったろうに…
早速ロープウェイ駅目の前の日帰り温泉、新左衛門の湯へ
早速ロープウェイ駅目の前の日帰り温泉、新左衛門の湯へ
設備も綺麗で、かけ流しはもちろん、酸性度の高い源泉を水で割ったマイルドな温泉や、源泉でヒリヒリした肌を癒せる弱アルカリの内湯もあって満足♪
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設備も綺麗で、かけ流しはもちろん、酸性度の高い源泉を水で割ったマイルドな温泉や、源泉でヒリヒリした肌を癒せる弱アルカリの内湯もあって満足♪
隣の売店でもう一つのお楽しみ、スイーツ! 山形特産ラフランスソフト! こちらもさわやかな酸味で疲れが癒えます…
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隣の売店でもう一つのお楽しみ、スイーツ! 山形特産ラフランスソフト! こちらもさわやかな酸味で疲れが癒えます…
おまけ。仕事や遊びで山形に来たときはいつも食べている、三津屋(駅前店)のざるそば。コシとソバの香りが豊かで、とても美味しいお蕎麦です♪
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おまけ。仕事や遊びで山形に来たときはいつも食べている、三津屋(駅前店)のざるそば。コシとソバの香りが豊かで、とても美味しいお蕎麦です♪

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

11月の赤岳で負った凍傷がようやく癒えてきたので、また雪山に挑戦することに。

全国的に暖冬で雪が少ないそうなのですが、さすがに12月に入ってからの苗場山にはチャレンジする勇気はなく、多少雪はあるが、樹氷シーズン前、かつスキー場もオープン前という微妙なタイミングで空いていそうな蔵王に行くことに。

天気が不安だったのですが、結果的に青空の下、無人のゲレンデのど真ん中をアイゼンでよじ登り、蔵王山という超メジャーな山をほぼ独り占めできるという、かなり贅沢な山行になりました。

下山時は下調べ不足からやや迷走しましたが、天気にも恵まれなんとか無事下山できました。ロープウェイを使えば厳冬期でも気軽に雪山ハイキングを楽しめる山ですが、油断は禁物ですね…

全体的に、残雪期の山行っぽい雰囲気でした。

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体力レベル
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