ある晴れた冬の川苔山

2015年12月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,427m
• 下り: 1,490m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:55

8:55 川乗橋バス停
9:25 9:25 川乗山登山口
9:25 9:25 百尋ノ滝
10:10 10:15 百尋ノ滝山
11:05 11:05 足毛岩の肩
11:25 11:35 川苔山
11:55 11:55 舟井戸
11:55 11:55 大ダワ
12:45 12:45 コブタカ山(焼多亡山・疣高山・コブッタ)
13:00 13:00 本仁田山
13:55 13:55 安寺沢
14:10 14:10 氷川国際釣場
14:20 14:20 奥多摩駅
15:50 奥多摩駅

天候

晴れ、快晴！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR奥多摩駅から，川乗橋BSまでバス

コース状況／危険箇所等

◇危険部分
・沢沿いのトラバース路は狭く、注意しないと滑落一直線
・沢の遡上ルートで一部、分かりにくい部分あり
・急斜面の直登あり、九十九折あり
・舟井戸〜大ダワの尾根道はけっこうな岩場
・全体的に落ち葉が積もって、斜面やトラバース路が滑りやすい。

写真

12/20 8:24

奥多摩駅バス停。年の瀬押しせまったせいか、登山客は少なめ（増便が1本しかない）

12/20 8:55

バスで15分ほど。登山口の川乗橋BSへ

12/20 9:26

林道歩き30分ほどで山道への入口。トイレ掃除してました。

12/20 9:29

沢沿いなので所により道が狭い。落葉での滑り注意！

12/20 9:35

天然のウォータースライダーみたいな滝もありました

12/20 9:36

何度か木橋を渡ります

12/20 9:51

冬の沢も趣があってよいですね

12/20 10:02

左の小さな遭難碑が見えたら注意！それまで通り沢ぞいに直進できそうに見えますが、実はUターンして崖を登るような階段が正しいルート（右に小さく道標もあるんですけどね）

12/20 10:14

こちら名勝の百尋の滝。薄絹のような薄い幕みたいな感じ

12/20 10:14

滝つぼ近くまで寄れます。迫力の滝というより優雅さを感じます。

12/20 10:44

沢から離れて山腹を登ると分岐。左右どちらからも川苔山にいけます。今回は右の足毛岩コースへ。

12/20 10:59

けっこうゴツゴツした道

12/20 11:13

途中ようやく空が広がって頂上が望めるように

12/20 11:17

急坂。これを登りきったあそこが頂上だな、って思いきや

12/20 11:21

案の定、それはただの肩でホントの頂上はさらに上！

12/20 11:25

なんとか午前中に登頂できました

12/20 11:26

西側の山並み。雲取山だなあ

12/20 11:26

富士山は今日もハンサムでした。

12/20 11:28

北側は木々の合間から白い峰々が。方向的には赤城とか日光白根とかだけど・・・どうだろう？

12/20 12:27

山頂はそこそこに、本仁田山方面へ下山。
大ダワまでの尾根道はけっこうシビアだったので、岩が苦手な方は巻道をどうぞ

12/20 13:01

本仁田山。山頂標は私製？

12/20 13:02

ここは市街地の展望がいいところですよ。

12/20 13:54

さて下山。ん？乳房観音ってなんだろな、なんだか中学生男子が過剰反応しそうな名前だけれども。

12/20 13:56

イチョウの乳根に由来するもので、転じて母乳豊穣、乳癌除けのご利益だそうで、当たり前ですけど至極マジメ。

12/20 13:59

山道終了。個人宅の脇を通行して車道へ。

12/20 14:00

登山口はこんな感じ。

12/20 14:23

あとは車道を2kmちょっと歩いて奥多摩駅へ帰還。この季節は駅前でアユの塩焼き屋台でてないんですねー（残念）

撮影機器：

D5300 ニコン

感想

Casei

久しぶりに川苔山にいってみました。
夏に登ったことのある山も、冬だとまた違った表情ですからね、あと百尋の滝は見てなかったから見ておきたいな、と。

川乗橋からの沢コースは、常に流れが見える道ですから清々しい雰囲気です。日が差さないためちょっと肌寒いのが注意点。有名な百尋の滝のほかにも小さい滝や絵になる渓谷の風景が見られます。写真キャプションでも書きましたが、ちょっと道を見落としそうなところはありましたけどね。

川苔山への登りは、けっこうな急斜面なので、一気に上がろうとすると冬でも汗だくです。下りでは落ち葉で滑りやすい急勾配の悪路ですから、こちらは冷や汗ですね。なお、元・奥多摩山岳救助隊員の本によると、百尋の滝から登ってしばらくの一帯が「魔の場所」らしく滑落事故多発エリアだそうです。

本仁田山から奥多摩駅への下りもなかなか荒れて歩きにくいところ、滑りやすいところありましたから、最後だからと気を抜いてはいけません。