清内路から富士見台 絶景スノーハイク

2025年02月21日(金) [日帰り]

• GPS: 10:53
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,123m
• 下り: 1,123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:50

距離 14.9km 登り 1,123m 下り 1,123m

6:28 尾根コース登山口
7:08 尾根分岐
7:53 中間地点
7:57 8:10 沢コース分岐点
9:04 9:21 南沢山
10:05 10:09 横川山
10:43 10:44 P1578
12:38 12:52 富士見台高原
14:18 P1578
14:59 15:00 横川山
15:30 15:41 南沢山
16:20 16:21 沢コース分岐点
16:26 中間地点
16:51 尾根分岐
17:18 尾根コース登山口

天候

晴れのち時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯田山本インターより
登山口駐車場までの道と駐車場は、除雪されており（スタッドレス要）、5〜6台程度駐車可。

コース状況／危険箇所等

横川山までは、踏み固められたトレースが残っており、快適。ここまでは、登山者がかなり多いのではないかと思いました。

横川山からも、しっかりしたトレースあり。
富士見台への登りは、直登のトレースがつけられていて、使わせていただきました。
但し、西風があたる斜面でモナカ状になっており、膝上程度の踏み抜きあり、ワカン使用（それでも時折踏み抜く）。

【登山口〜南沢山】
樹林帯の緩やかな尾根筋の登りが連続します。途中沢コース分岐手前が唯一の下りになります。
【南沢山〜横川山】
緩やかな広い尾根を一旦下って登り返します。
【横川山〜富士見台】
最初はトラバース状に下り、小ピークを通過し、次に登り返したピークがp1578で、湯舟沢山の標識がありました。さらに鞍部に下ったあと、富士見台に向けて直登していくトレースがあり、使用させていただきました。上部は遮るものの無い、展望の広い斜面の登りでした。

写真

2/21 6:25

南沢山登山口です。今日は、駒ヶ岳SAで車中泊し、6時ころやってきました。3台目でした。平日ながら人気のコースなのですね。

2/21 7:16

スタートから1時間ほど。だいぶん登ってきました。登山道はよく締まったトレースが続いていて、ゆっくりした登りが続いています。とても歩きやすいです。

2/21 7:58

少々下って、沢コース分岐に到着。良く見えませんが、沢コースは通行できないのかな？

2/21 8:45

さらに緩やかな登りが続きます。樹間から南の方の山が見えました。あれが目指す方向ですか？遠いですが、期待大です。恵那山みたいな山も見えていますね。

2/21 8:45

道の方は変わらず素晴らしいトレースです。

2/21 9:00

南沢山に到着です。素晴らしい光景が広がります。北には、中央アルプスの山々。この方向から見るのは初めてかもしれません。

2/21 9:00

広く見てみると、奥に木曽駒と宝剣岳、手前に三ノ沢岳。右手に檜尾岳から空木岳という感じでしょうか？

2/21 9:01

そして、南側は、これから歩く稜線と、恵那山が見えています。

2/21 9:01

あの一番奥に白い頂が、富士見台なのでしょうか？遠いですね（笑）。

2/21 9:04

南沢山の標識がありました。

2/21 9:07

周辺では、元モンスターたちが、雪を落としています。

2/21 9:32

南沢山から下って、広々とした稜線を進みます。正面には次の横川山が高くなってきました。この稜線では富士見台に次いで高いのですね。

2/21 9:33

周辺の雪原の様子です。

2/21 9:47

横川山の手前のピークに登りつつ、展望を楽しみます。御嶽山の山頂付近には、ずっと雲がかかっていました。

2/21 9:48

南アルプスの北部の山々。仙丈ケ岳から白根三山ですね。

2/21 9:51

中央アルプスの稜線。北部の高い山々です。

2/21 9:52

手前に見えているのは南木曽岳でしょうか？

2/21 9:53

中央アルプスの山々。何度見ても見飽きません。

2/21 10:04

横川山の山頂付近までやってきました。高度が少し上がると、モンスターも少し形を保っています。

2/21 10:04

形はいろいろで、背景は南アルプス南部の巨人たち。

2/21 10:04

白根三山を背景に。

2/21 10:06

南アルプス南部。あのあたりは登ったことが無いので、是非登りたい。

2/21 10:07

御岳山。やはりこの方向は雲があるようで。

2/21 10:10

横川山山頂です。帽子の忘れ物？？

2/21 10:10

恵那山が大きくなってきました。

2/21 10:24

さて、横川山を出発して、富士見台に向かいます。

2/21 10:24

恵那山は立派ですね。

2/21 10:44

途中の1587mのピークには湯舟沢山という標識がかかっていました。

2/21 11:13

富士見台への登りに備えて休憩しつつ、湯舟沢山を振り返ったところ。

2/21 11:33

少しづつ高度を上げていくと、木々についているエビのシッポが残っています。梅か桜の花みたいになっています。

2/21 11:35

僅かではありますが、青空があると綺麗です。

2/21 11:36

いっぱいあると、庭園のようでもあり…。

2/21 12:10

山頂まであと少し。このあたり、雪の表面が凍ってモナカになっていて、ワカンでも時々踏み抜きます。

2/21 12:41

着きました。時間が遅いので、誰もいないですね。ここはちょっと風が強かったです。

2/21 12:46

いやぁ…ここは超級の展望台なのですね。南アルプスが北から南まで、全部一望できるというのは、なかなか無いのでは！

2/21 12:46

こちらは中央アルプス。すごいです。

さて、いつまでも見ていたいところですが、時間が押しているので、頑張って帰ります。

2/21 15:32

途中から天気は下り坂に向かっているようで、風がかなり強くなる中で、南沢山まで戻ってきました。一安心です。夕景が近づいてきます。今日も終わりという寂しさが出てきます。

2/21 15:32

歩いてきた稜線。この景色ともお別れ。

2/21 16:47

長い下りを降りていきます。途中にあった、3種類の木が複雑に絡み合った幹。どうしてこうなった？

2/21 17:19

下山しました。

2/21 17:19

駐車場から見える山も夕焼けでした。長い一日でした。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル 防寒着 タイツ ズボン オーバーズボン 着替え一式 靴下 インナーグローブ グローブ アウター手袋 予備手袋一式 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 ザック（笛付き） 輪カン アイゼン 行動食 非常食 飲料 テルモス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 タッチペン ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯（GPS/時計/カメラ/地図/コンパスを兼ねる） サングラス ツェルト ストック

感想

泥助

山友さんから、雪山ハイクへ行こうというお誘いをいただき、当初は上越国境方面を考えていましたが、寒波襲来でこれは難しく、それでは…と、ちょっと行ってみたかった富士見台高原に行くことにしました。東京からはちょっと…というか、かなり遠いのですが、このあたりの天候は比較的安定しているのと、今回の寒波の、少々中休み的な日にあたり、期待して出かけました。

期待に違わず素晴らしい展望ハイク。平日なのでトレースなど少し心配しましたが、そのまま素晴らしいトレースが残っており、快適に歩くことができました。そして、平日でも早朝から駐車場は盛況のようでしたので、このルートの人気のほどがうかがえます。良くレコでみる霧氷は、この日は条件が合わず残念でしたが、それを補って余りある展望でした。

朝から登って、夕方下山して、そのまま帰って、自宅に戻ったのは23時頃と、かなり疲れましたが、これほどの展望が見られるなんて、なかなか得難い体験ができたので、とても良かったと思います。

No.555 2025-14
富士見台：続・展望の山旅（56/72）