棒ノ折山(棒ノ嶺)


- GPS
- 04:33
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 846m
- 下り
- 845m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:33
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
土の流出による 丸太階段の損壊や 木の根が 剥き出しになっている箇所が多い。 トラバースが崩れた危険箇所有り。 |
その他周辺情報 | さわらびの湯(銭湯) Cafe&Shop;やませみ(食事も出来る) |
写真
感想
今回の一時帰国での最後の登山。
飯能市(旧名栗村地区)の『さわらびの湯』第3駐車場からの棒の折山。
途中の県道の朝の渋滞(踏切一時停止と道の合流のカオス)を甘く見てしまい50分遅れでの到着。かなりの台数が駐車可能ですが、冬の平日ということもあって駐車場はガラガラ。
駐車場を出てすぐの『ノーラ名栗』のトイレは とてもキレイです。
(ただし龍泉寺との境界だからかGPSログがバグる?)
しばらくは名栗湖(有間ダム)に向けて車道を登っていきますが、これが程よい準備運動になりました。
白谷沢登山口直下の駐車スペースには5台程。
序盤はとにかく木の根道と岩場の繰り返しで、所々 急な箇所もあります。
ストックは持ってきましたが登りでは使わず、グローブで岩や木の根を掴んで登る方が楽でした。
そしてお目当てのゴルジュ。
静かな森に 沢と滝の水音と 鳥の声とが心地良い。
ちょっと進んで角度が変わると 表情を変えるゴルジュの景観は 写真を撮っても撮っても飽き足らない。よってなかなか進まない。
コースもまた良い。
ロッククライミングもどき、ロープでの急斜面登り、沢の飛び石、鎖場。
大人のアスレチックですね。
距離は短いですが、色々な体験ができる。人気のコースという理由が解りました。
ゴルジュを超えると また山道へとなりますが、一箇所 急斜面のトラバースの道が崩れているところがありました。要注意。
この山で全般的に気になったのが土の崩れや流出。
表面の土が定着しにくい地質(サラサラ)のようで、トラバースの道が谷側に傾いてしまっている傾向がありました。
谷側に倒れそうな錯覚を覚えるので 慎重に!
丸太の階段なども土が流出してしまって丸太だけが残った状態や 丸太自体が傾いてしまった箇所が多々ありました。迂回用の道も足場が悪い。
木の根も大きくむき出しており、足を引っ掛けやすくなっています。
それらも含めて『大人のアスレチック』。
慎重に 且つ楽しんで登りました。
頂上は晴れてはいたのですが 霞かかっていて、残念ながら日光や谷川などの遠くの山々は見えませんでした。
目の前の 伊豆ヶ岳、その後ろの比企の山々、西の方に 武甲山、東の方には先日登った 日和田山などが見えました。
1方向しか眺望が開けていないので、山頂の景気重視の方には ちょっと残念かもしれません。
下山は 滝の平尾根を選択。
こちらは ほぼ木の根道をひたすら降りていくだけ。
途中で林道を3度 横切るが最初(1番上)の交差時、下り方向に案内板が無い。しかも下りではなく 岩場の登りで一瞬 分からなくなる。地図で確認。
木の根道で途中の危険箇所や迷う恐れのある箇所にはロープが張られたり指示書きがあるので、迷わずに進めるでしょう。
最後にお墓の裏側に出てきます。
「失礼いたします」と通り抜け、民家の脇まで下ると登山届ポストがありました。
駐車場までは舗装路の登りで、無事に山行終了。
眺望を楽しむというよりかは、ゴルジュをはじめとした変化に富んだ山道を楽しむのが 棒ノ折山の魅力ですね。
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