北九州 企救山地 砲台山・妙見山・足立山・戸ノ上山〜黒原から門司駅

2015年12月28日(月) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,086m
• 下り: 1,095m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:19

8:32 黒原一丁目バス停
8:50 8:54 妙見神社
9:49 9:55 砲台山
10:17 10:18 妙見神社（上宮）
10:19 10:20 妙見山
10:39 10:49 足立山（霧ヶ岳）
12:41 12:56 大台ケ原
13:21 13:33 戸ノ上山
14:29 14:33 戸ノ上神社
14:51 門司駅

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド39　福岡県の山「29　足立山・戸ノ上山」

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

鹿部→小倉　　　　　　　　　　JR鹿児島本線　1,110
小倉バスセンター→黒原一丁目　西鉄バス　　　260


起点：黒原一丁目バス停
終点：門司駅

門司→古賀　　　　　　　　　　JR鹿児島本線　1,110

コース状況／危険箇所等

・危険個所なし。
・登山口近辺は案内が不足気味だが、山に入ってしまえば道標は充実していて迷うところはなかった。
・足立山〜戸ノ上山間はアップダウンが多いので意外とキツい。

写真

12/28 8:08

小倉駅。
駅からモノレールが飛び出す。

12/28 8:10

小倉駅。
駅前のバスセンターへ。

12/28 8:32

駅からバスに乗って20分ほど、黒原一丁目で降りる。
黒原は「くろばる」と読む。
なぜか九州では「原」を「はる」と読むことが多い。

12/28 8:33

バス停から少し戻って、この碑があるところから入る。

12/28 8:39

ちょっと寄り道。
日露戦争の戦没者の墓。

12/28 8:49

まずは妙見神社にお参り。

12/28 8:50

妙見神社は狛犬ではなく狛猪。
ここでは猪は神の使い。

12/28 8:53

隣の稲荷社。

12/28 8:54

神社の境内は、新年に向けて大勢で清掃中。
部活の学生だろうか、顧問の先生らしき人に怒鳴られながら：

12/28 8:56

猪に乗った和気清麻呂公の像。
追手から逃れる際に足を負傷したが、猪に救われた、という伝説がある。
さらに、ここにある山の冷泉で足が治ったことから「足立山」になったのだとか。

12/28 8:58

清麻呂公の背中側に登山口がある。

12/28 9:44

序盤に一気に高度を上げて、稜線に出る。
まずはすぐ近くにある砲台山へ。

12/28 9:46

道々に石垣とか建物跡が残っている。

12/28 9:49

分岐からわずか5分で砲台山の山頂。

12/28 9:50

山頂は広場になっていて、隣の足立山がよく見える。

12/28 9:54

が、展望は期待したほどなく、周防灘が少し見える程度。

12/28 9:55

あれは北九州空港への連絡橋だろうか。

12/28 10:00

分岐に戻って、今度は妙見山の方へ。

12/28 10:13

妙見神社への石段。

12/28 10:15

石段を登りきると、鳥居と狛犬。

12/28 10:17

そして、妙見神社。

12/28 10:17

ここの狛犬も変わっているようだが、一部欠けている。

12/28 10:17

妙見山の妙見神社。

12/28 10:19

社の裏手に回ってみる。
が、小さな社と、謎の石柱があるのみで、山頂の標示は見つからず。

12/28 10:20

さて、次は足立山へ。

12/28 10:29

道々にある境界標は、よく見ると防衛庁と書いてある。
足立山の北側斜面は自衛隊の敷地らしい。

12/28 10:31

足立山へは階段地獄。

12/28 10:36

階段地獄が終わると、防火帯からいい眺め。

12/28 10:40

足立山の山頂に到着。
一等三角点がある。

12/28 10:41

足立山の山頂から、広く小倉の市街。
天気予報は降水確率0%の晴れだったはずなのにな~

12/28 10:42

足立山の山頂。
テーブル2つと、北側の展望。

12/28 10:44

少しだけ関門橋。

12/28 10:45

あれは皿倉山。

12/28 10:47

こっちは、これから目指す戸ノ上山。

12/28 10:47

小倉の町に日が当たる。

12/28 11:06

足立山からは、急斜面を一気に下る。

12/28 11:28

登山コースは防火帯と平行した樹林帯で展望はない。
ときどき防火帯と接すると、いい眺め。
防火帯に道を作ってくれればいいのに。

12/28 11:50

不意に三角点のあるピーク。
三等三角点の谷山。

12/28 12:00

アップダウンを繰り返してけっこうキツい道。
時々景色を眺めて休憩。

12/28 12:01

向こうの岸は山口県。
ここは関門海峡の入口で、狭いところを大きな船が頻繁に通る。

12/28 12:23

僅かに残る紅葉。

12/28 12:32

足立山から2時間近く。
やっと戸ノ上山が見えてきた。

12/28 12:37

戸ノ上山。
さあ、もうひと息。

12/28 12:37

戸ノ上山が近くなると、眺めのいい笹道になる。

12/28 12:41

海が見える眺めのいい広場。
ここが大台ケ原。

12/28 12:41

大台ケ原からの戸ノ上山。

12/28 12:55

歩いてきた足立山からの稜線。

12/28 12:56

山頂まではもうひと息。

12/28 12:56

大台ケ原からの眺め。
晴れてきて海の色が青くなった。

12/28 13:04

大台ケ原から少し登って振り返ると、いい眺め。
山と街と海。

12/28 13:21

戸ノ上山の山頂に到着。

12/28 13:22

戸ノ上山からは、関門海峡の眺め。

12/28 13:23

山頂は芝生の広場。

12/28 13:24

戸ノ上山の眺望図。

12/28 13:26

関門橋は少しだけ。

12/28 13:26

下関にある海峡ゆめタワー。

12/28 13:26

あの巨大な船は何だろう。

12/28 13:26

武蔵と小次郎が決闘した巌流島。

12/28 13:27

海の難所の関門海峡。
大きな船が頻繁に通る。

12/28 13:29

関門海峡。
船が等間隔に整列して通行している。
船は右側通行らしい。

12/28 13:34

山頂近くにある戸ノ上山の山小屋。
よく見ると、日めくりカレンダーがあって、ちゃんと今日の日付になっている。
毎日訪れている人がいるのだろう。

12/28 13:34

山小屋の近くにある戸上神社。

12/28 13:36

急坂の多い山の山頂にあるにしては、けっこう立派な社。

12/28 14:11

急坂を一気に下ると、巨大なコース図と、風師山への分岐。

12/28 14:19

こんな場所に下りてくる。

12/28 14:21

これが登山口の案内。

12/28 14:26

麓から見る戸ノ上山。

12/28 14:29

麓にある戸上神社に寄る。

12/28 14:31

ここの狛犬は巨大。

12/28 14:32

戸上神社。
新年に備えて巨大な賽銭箱になっている。

12/28 14:33

神社の隣にたくさんの地蔵尊。

12/28 14:35

戸上神社の参道を、都市高速が横断している。

12/28 14:46

駅近くの商店街を通って・・・

12/28 14:51

門司駅。

12/28 14:58

電車の車窓から、今日歩いた山並み。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

今回は帰省中の福岡から。
父親と共に、北九州の企救山地、砲台山と妙見山に寄りつつ足立山から戸ノ上山の縦走路を歩いた。

砲台山は、名前からして海の眺めが良さそうな気がしていたが、広い山頂ではあるものの意外にも展望はほとんどなかった。
隣の妙見山も、山の上にしては立派な社があるけれど、展望はなし。
足立山の山頂からは、北面の街と海が広く見渡せるいい眺め。

そして、足立山から戸ノ上山までが意外とキツイ道。
標高差で200mほどを一気に下って、あとは短いアップダウンを何度も何度も繰り返す。
防火帯に沿った道ではあるが、樹林の中で展望もない。
ときどき防火帯に接していい景色が見えるのが救い。

笹が目立って多くなってくると、やっと目標の戸ノ上山が姿を現す。
戸ノ上山の肩にあたる大台ケ原という場所は、なかなかの絶景。
草原の台地になっていて、向かう戸ノ上山と歩いてきた足立山からの稜線、そして海も広く見渡せる。

大台ケ原から急坂をひと登り、その後は緩坂を行けば戸ノ上山の山頂に着く。
戸ノ上山の山頂はそこそこ広く、関門海峡が見渡せて、いい眺め。
山頂近くにブロック造りの山小屋と、山の上にしてはけっこう立派な戸上神社がある。
下りは急坂を一気に下って・・・というところだが、父親は膝が痛くなったようで、スローペースの下り。
それでも1時間もかからずに登山口に着いた。
あとは麓の戸上神社に寄りつつ、門司駅まで歩いて終了。

何度も休憩しながらでおおよそ6時間。
自分的には程よいコースだったが、父親にはかなりキツかったようで、この後数日筋肉痛に苦しむことになりそう；

途中の足立山から大台ケ原までの区間は長く面白みに欠けるが、その分足立山と大台ケ原からの眺めは絶景。
山と街と海。
関門海峡を行く船をぼーっと眺めていたくなる。
ここは足立山と妙見山と小文字山、大台ケ原と戸ノ上山、というように分けて歩くのもいいかもしれない。


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○すべての写真（googleフォト）
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