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Yamareco

記録ID: 7867583
全員に公開
山滑走
東北

会津駒ヶ岳BC/滝澤尾根

2025年02月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
1,290m
下り
1,291m

コースタイム

日帰り
山行
8:47
休憩
1:53
合計
10:40
3:06
3:11
46
9:48
9:53
22
10:15
11:48
88
13:16
13:21
12
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅尾瀬檜枝岐にて車中泊の上、檜枝岐村営グラウンド駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
前回訪れた2年前と比較にならない豊富な積雪です。
上部の雪質は良いですが、下部は重い悪雪でターンできませんでした。
ザラメ雪になるまで苦戦しそうです。
その他周辺情報 燧の湯にて温まりました。(大人1000円)
近隣の温泉と比較して料金は高めですが自分へのご褒美で選びました。
熱い内湯と温めの露天風呂で疲れが取れていくようでした。
2:53 檜枝岐村営グラウンド駐車場(920m)出発!

2年ぶりの冬の福島遠征。なかなかの冷え込みだけど奮い立たせていきます。
2:53 檜枝岐村営グラウンド駐車場(920m)出発!

2年ぶりの冬の福島遠征。なかなかの冷え込みだけど奮い立たせていきます。
3:06 会津駒ヶ岳・滝沢尾根登山口(930m)

看板がかなり低くなっています。
登山口からは比較的新しいスキーのトレースがあり、本当に有り難かったです。
3:06 会津駒ヶ岳・滝沢尾根登山口(930m)

看板がかなり低くなっています。
登山口からは比較的新しいスキーのトレースがあり、本当に有り難かったです。
3:57 林道駐車場付近(1080m)

2年前に苦労した記憶の急登も、登りやすいスキーのトレースのおかげで今回は順調でした。
3:57 林道駐車場付近(1080m)

2年前に苦労した記憶の急登も、登りやすいスキーのトレースのおかげで今回は順調でした。
5:16 トレースが無くなる(1380m)

登山口から2時間ほどお世話になったトレースがここで終わっていました。
何らかの事情で引き返されたのでしょう。ここからは自分がトレースを付けるしかないと腹を括りました。
5:16 トレースが無くなる(1380m)

登山口から2時間ほどお世話になったトレースがここで終わっていました。
何らかの事情で引き返されたのでしょう。ここからは自分がトレースを付けるしかないと腹を括りました。
6:22 急登の合間にご来光
6:22 急登の合間にご来光
急登は終わるものの果てしないと感じる樹林帯。
せめてもの救いはこのあとの傾斜は比較的緩いということ。
急登は終わるものの果てしないと感じる樹林帯。
せめてもの救いはこのあとの傾斜は比較的緩いということ。
道なんてのは自分が通った後に出来るもんだと頑張ってきたけどやっぱりしんどい。
道なんてのは自分が通った後に出来るもんだと頑張ってきたけどやっぱりしんどい。
燧岳を見て少し元気に。今年の夏こそは尾瀬に行ってみたい。
燧岳を見て少し元気に。今年の夏こそは尾瀬に行ってみたい。
9:04 ようやく山頂が近付いてくる(1970m)

遅くても脚さえ動かしていれば着くもので。ということで森林限界です。
幸いなことに上部の稜線は強風のために雪が飛ばされるようで、比較的楽に進めるようになりました。
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9:04 ようやく山頂が近付いてくる(1970m)

遅くても脚さえ動かしていれば着くもので。ということで森林限界です。
幸いなことに上部の稜線は強風のために雪が飛ばされるようで、比較的楽に進めるようになりました。
2年ぶりの会津駒山頂を見やりつつ黙々と進みます。
2年ぶりの会津駒山頂を見やりつつ黙々と進みます。
標高差的にはほぼ登り詰めました。
この先はシール滑降できそうな稜線へ乗り上げることにします。
標高差的にはほぼ登り詰めました。
この先はシール滑降できそうな稜線へ乗り上げることにします。
トレースの無い完全無垢な会津駒山頂がすぐそこに。
トレースの無い完全無垢な会津駒山頂がすぐそこに。
9:48 駒の小屋(2060m)

稜線に上がったところは駒の小屋前でした!
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9:48 駒の小屋(2060m)

稜線に上がったところは駒の小屋前でした!
苦労の甲斐あって絶景です!
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苦労の甲斐あって絶景です!
狙いどおりシール滑降である程度ペース回復したのち、いよいよ山頂へ向けて最後の登り。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
狙いどおりシール滑降である程度ペース回復したのち、いよいよ山頂へ向けて最後の登り。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:15 会津駒ヶ岳山頂(2133m)到着!!!

着きました!!
登りの所要7時間22分での登頂となりました。
でも自分だけではなく、麓近くの一番しんどい急登にトレースを付けてくださっていた前日の方との共同作業での登頂です。

2回目の会津駒だけど達成感としては今日のほうが大きい。
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10:15 会津駒ヶ岳山頂(2133m)到着!!!

着きました!!
登りの所要7時間22分での登頂となりました。
でも自分だけではなく、麓近くの一番しんどい急登にトレースを付けてくださっていた前日の方との共同作業での登頂です。

2回目の会津駒だけど達成感としては今日のほうが大きい。
2年前の遠征で登った三岩岳方面。
あちらも素晴らしかったので今回も再訪を考えていましたが、
諸々の事情で会津駒再訪となりました。またいずれ来るでしょう。
2年前の遠征で登った三岩岳方面。
あちらも素晴らしかったので今回も再訪を考えていましたが、
諸々の事情で会津駒再訪となりました。またいずれ来るでしょう。
風は穏やかで比較的過ごしやすい山頂でした。
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風は穏やかで比較的過ごしやすい山頂でした。
会津駒ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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会津駒ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
燧岳、至仏山を見やりつつ山頂を発つことにします。
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燧岳、至仏山を見やりつつ山頂を発つことにします。
11:48 滑降開始!

1時間半にわたる山頂滞在を終えて出発。
山頂直下はやや波打ってるけど、ほどよく締まった雪で爽快です!!
11:48 滑降開始!

1時間半にわたる山頂滞在を終えて出発。
山頂直下はやや波打ってるけど、ほどよく締まった雪で爽快です!!
源六郎沢へ滑っていきたいけど登り返しは躊躇してしまう。
ジレンマを感じる光景です。
源六郎沢へ滑っていきたいけど登り返しは躊躇してしまう。
ジレンマを感じる光景です。
基本的に登りのトレースに沿いつつ、できるだけ尾根から外れないように滑降。
基本的に登りのトレースに沿いつつ、できるだけ尾根から外れないように滑降。
登りは長かったけど、下りは本当にあっという間。気持ちの良い斜面です。
登りは長かったけど、下りは本当にあっという間。気持ちの良い斜面です。
見納めになる前に今一度、会津駒を振り返り。
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見納めになる前に今一度、会津駒を振り返り。
まもなく樹林帯へ。登りのトレースから付かず離れず下ります。
まもなく樹林帯へ。登りのトレースから付かず離れず下ります。
滝澤尾根は途中で北側にやや大きな支尾根が派生していることに注意。
この辺りから段々雪が重くなってきました…。
滝澤尾根は途中で北側にやや大きな支尾根が派生していることに注意。
この辺りから段々雪が重くなってきました…。
滝澤尾根は下るにつれて急斜面へ。
雪が重くて板をずらしたり回すのが難しく、斜滑降、キックターンで対処。
去年、木に接触して足首を骨折してるので、やはり樹林帯はトラウマというか気が張ってます。
滝澤尾根は下るにつれて急斜面へ。
雪が重くて板をずらしたり回すのが難しく、斜滑降、キックターンで対処。
去年、木に接触して足首を骨折してるので、やはり樹林帯はトラウマというか気が張ってます。
尾根を外すところを見逃さないように山腹へ。
雪はもう生コンみたいで、斜滑降してると足の間に雪が溜まってきます。
尾根を外すところを見逃さないように山腹へ。
雪はもう生コンみたいで、斜滑降してると足の間に雪が溜まってきます。
13:16 林道駐車場付近(1080m)

ここまで下りてくるとあと一息。麓は暖かくてすっかり春の気配でした。
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13:16 林道駐車場付近(1080m)

ここまで下りてくるとあと一息。麓は暖かくてすっかり春の気配でした。
2年前と同様に林道を選択。ちょうど先行の方のシュプールがあるので追いました。
でもスキーが全く走らないので、結局途中で林道を外しました。
2年前と同様に林道を選択。ちょうど先行の方のシュプールがあるので追いました。
でもスキーが全く走らないので、結局途中で林道を外しました。
日陰ではスキーが走ったので、あっという間にゴールです。
2年前は看板を見ることができたけど、今回はご覧のとおり。
日陰ではスキーが走ったので、あっという間にゴールです。
2年前は看板を見ることができたけど、今回はご覧のとおり。
13:33 会津駒ヶ岳・滝沢尾根登山口(930m)

着きました!!
山頂を出発してから1時間45分での下山でした。
7時間超の登りに対して、スキーの圧倒的な機動力を満喫しました!
13:33 会津駒ヶ岳・滝沢尾根登山口(930m)

着きました!!
山頂を出発してから1時間45分での下山でした。
7時間超の登りに対して、スキーの圧倒的な機動力を満喫しました!
お疲れさまでした!
お疲れさまでした!
登山口での積雪ですら軽く2mは越えています。
登山口での積雪ですら軽く2mは越えています。
13:46 檜枝岐村営グラウンド駐車場(920m)到着!!

車道を少しだけ歩いて、懐かしい駐車場へ戻ってきました!
初訪問時の2年前を遥かに上回る達成感、充実感でした。

下山後は近くの燧の湯へ直行!心ゆくまで温まりました。
そして翌日の西吾妻山に備え、前泊地の道の駅猪苗代へ向かうのでした。
13:46 檜枝岐村営グラウンド駐車場(920m)到着!!

車道を少しだけ歩いて、懐かしい駐車場へ戻ってきました!
初訪問時の2年前を遥かに上回る達成感、充実感でした。

下山後は近くの燧の湯へ直行!心ゆくまで温まりました。
そして翌日の西吾妻山に備え、前泊地の道の駅猪苗代へ向かうのでした。

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン マムート・アバランチビーコン Barryvox ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線従事者免許証 無線局免許状 発煙筒 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

2年ぶりに会津駒へ。
前回の積雪はさほど多くなく、下部の樹林帯はヤブの回避が大変だった記憶がありました。
今回は近年で稀な豪雪。檜枝岐にお住まいの方は雪かきが大変かと思いますが、豊富な積雪の会津駒を満喫できました。

登りの標高差で7割方、自分でトレースを付けて登れたことは良い経験になりましたし、
自分の脚力でもある程度自信を持って良いと励みになりました。
でも所要1時間増で登頂できたことは、登山口から標高1400mまでトレースを付けてくださっていた方のおかげでもあります。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

翌日は西吾妻山での山スキーを控えており、下山後に立ち寄った燧の湯でしっかり疲れを癒しました。
たいへん良い湯でだいぶ疲れが取れたように感じます。
檜枝岐は時折訪れたくなる良いところで、今後も再訪することがあるでしょう。

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ハイキング 尾瀬・奥利根 [日帰り]
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会津駒ヶ岳_駒ヶ岳登山口_往復
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